2005年12月18日(日)
コハ・ラ・スマートです。
当サイトを閲覧していただき有難うございます。
”ダイアリー”などと銘打ってはいますが、無意味な戯言・うわ言を掲載していきます。




昨日、大衆色満開の商店街を歩いていると、『〜いらなくなったテレビ、パソコン、アンプを無料にて〜』と、若干富山なまりの女性の声と共に廃品回収のトラックがのんびりと走行していました。
私の3歩後方を歩いていた初老の紳士(マクレガーのバッタもんブルゾン着用)がそれを聞くなり、


『いらなくなった女房はどうすりゃいいんだよ、、、、、つってね、、


つってね、、』に、妻へのほのかな愛情が感じられます。

2005年12月25日(日)
横浜、クリスマス。
街ゆく人々の笑顔からウキウキ気分が伝わってきます。
クレイジーケンバンドのクリスマスィーなディナーショウを観覧し、高揚した気分を抑えつつ駅を闊歩していると突然、足元がヌルっとすくわれ(何故”ヌルッ”なのかはお察しがつくであろう、、ヒント:様々な食品で構成されたゲル状の物質)、私の体は宇宙駒のごとく猛スピン。
『俺、浅田真央!?』

氷上スターを夢見た、ときめきの瞬間。
これは、北欧のサンタが私にくれたビッグクリスマスプレゼントなのかもしれない。

2006年1月1日(日)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

2006年1月20日(金)
最近、夢中になって聴いてる音楽があります。
それは、人が奏でる『鼻歌』。

世の中に溢れる”歌”の中でも、もっとも感情がストレートに混入されている歌、『鼻歌』。
『鼻歌』の一般的なイメージは、

鼻歌=のんきな人(もしくは、少々上機嫌な人)


彼らが奏でる鼻歌のジャンルは、ジャズ、フュージョン、サルサからオルタナティブ・ロックに至るまで様々。
銭湯などで鼻歌を奏でられると、ナチュラル・リバーブと演者の恍惚とした表情が相まって、ついつい乗せられてしまいます。

しかしこのご時世、なかなかのんきな方には遭遇出来ません。
鼻歌奏者率が高い場所といえば銭湯、愛妻弁当作成中のキッチン、業績好調の営業主任デスク周辺、もしくはセサミストリートのマペット達の小部屋ぐらいしかありません。

身近に”ちょい幸福”な方を発見したら、「もっと のんきに なあれ!」と念じましょう。
さすれば鼻歌を視聴出来るかもしれません。

2006年2月1日(水)
先日、劇映画伴奏音楽(ドラマ・アニメ等も含むBGMのこと)のレコーディングに行ってきました。
この劇映画伴奏音楽を作曲者した友人も才能溢れる方で、すばらしい曲を書き上げていました。
著名なミュージシャンの方々がこぞって参加しての生演奏は、それはそれは迫力満点。
そんなレコーディングの最後に私のハーモニカを収録、となったのですが、今回の収録では、私、ハーモニカ以外に語り&叫びも担当させていただきました。(どちらかといえばハーモニカよりも語りがメイン)
友人の依頼は、『粋なムッシュがマドモアゼルに、優しく、時には激しく、それでいてスイーツな言葉で誘惑してるような語り、、勿論フランス語でヨロピク』というものでした。
フランス語などしゃべったことのない私は、過去に聞いたフィルムノワール映画のセリフやゲンズブールのおしゃべりの中からおフランスィーなフレーズをありったけ引用することでレコーディングをなんとなく乗り切ることが出来ました。
インチキでたらめフランス語なのはいうまでもないですが、変にリアルにしゃべった為、曲に載せられた私の語りはこんな仕上がりになっていると思われます。


♪〜『お前が警察の犬か、、、消さなきゃならない画家を目指して13歳、、キスの色は一番が白で、2番じゃねえかボス、、やっちまったぜ愛を焦がすワインが丸腰、、ウ、ウウ〜ム、ウィ〜、、、』〜♪

2006年2月17日(金)
明日2月18日(土)より、Sky PerfecTV フジテレビ721にて、チャンネル北野eX『原宿ゴスロリパーク』という番組が放映されます。
この番組のうたい文句は、

毎週末、原宿は神宮橋に大挙として押し寄せる少女たち、ゴスロリ。ド派手な衣装に身を包み、街行く人々の注目を一身に集めるゴスロリちゃん達だが、その実態を知る者はあまりにも少ない…。
そこで!!そんな彼女達の聖地=原宿を舞台に、そのビジュアルからは想像もつかない、ゴスロリの隠れた一面やリアルな想いを露にする企画、それが「原宿ゴスロリPARK」!!
一般的に暗いイメージで語られがちなゴスロリちゃんと、代々木公園で元気に青空遊び。
さらには、ゴスロリちゃんたちが素の表情で語り合うガチンコ会談「ゴスロリサミット2006!」などなど、各コーナーともゴスロリの今がてんこ盛り!

天使と悪魔の表情が入り混じるゴスロリちゃん。今まで誰も暴くことのできなかった小悪魔少女たちの真の姿に迫ります!」。

何故このダイアリーでこのような番組をお知らせする必要があるのか?
それは、私が番組中にさりげなく司会進行を行っているからなのです。
世界に通用する日本のネオ・モダニズム・ファッション、『ゴシック&ロリータ』を徹底解剖するファッションリーディングな番組とあって、正直、ひかえめな出演となっています。
興味のある方は是非ご覧下さい。

2006年3月24日(金)
当ホームページ閲覧&掲示板への書き込み有難うございます。
ダイアリーなどと言いつつ前回の書き込みから一ヶ月以上経ってしまいました。
久しぶりに何か書いてみましょう。

さてみなさん。最近、嬉しすぎてスキップもしくは小走りした事はありますか?
先日、ある大物ロックグループのコンサートに行ってきたのですが、とてもゴキゲンなライブだった為、見終わった後、スキップには至らなかったものの小走りしました。
残念ながら仕事の為、ライブは最後まで観られなかったのですが、何故だかスカッとさわやかな気分になったのでした。
理屈ぬきに楽しいモノには、体が勝手に反応してしまいます。

ちなみに私、植木等さんの映画「日本一のゴマすり男」を観た後、映画館を勢いよく飛び出し、思う存分スキップ(スタンダードなスキップではなく”等スキップ”)した覚えがあります。


2006年5月29日(月)
昨日、大阪最新ヤング・カルチャー発信地でお馴染みのアメリカ村にあるライブハウス、CLUB DROPで小野瀬雅生ショウの公演が行われました。
私はゲスト・ハーモニカプレイヤーとして参加したのですが、とても気持ちのいい演奏が出来ました。
音を楽しむお客様と小野瀬雅生ショウのメンバー。全ての人がゴキゲンでしたね。
演奏終了後、大阪に生息する私の友人が楽屋を訪ねてきてくれました。
「いやぁ〜よかったでぇー!」
小野瀬雅生ショウの演奏に興奮覚めやらぬといったご様子の友人の名は、大阪・寝屋川市を中心に活動するシンガーソングライター、ヒラタアキヒロ氏。
久しぶりの再会に近況報告など交わした後、
「実はな、、こんなCD作ってもぉーたわー!」
押しつけられたシングルCDタイトルは『エコのうた』。
「ど〜やぁ〜、、、どや、どや、、、ええ〜やろ〜」
いかがわしい写真を青少年に売りつけるパチモン商人のような口調についぞ踊らされ、
「い、、いいっす、、ね、、ハハッ、、、」
「絶対聴いてやぁ〜、ほな帰るわ。 グッナ〜イ」

東京に帰ってきて渋々CDを聴いてみました。
”自然を大切にし、町をきれいにしょう”というメッセージを、お子チャマがのんびり歌っている素朴な曲、、、、、

、、、実にいい。

最近聴いたマイルス・デイビスの『On The Corner』以来の衝撃。
マストアイテムです。

2006年6月26日(月)
先日、クレイジーケンバンドのギターリスト、小野瀬雅生氏のインストア・ライブにゲスト出演する為、名古屋に行ってきました。
天むす、きしめん、味噌煮込みうどん、ういろに味噌かつ、あんかけスパ等、つまみにはならない完結系の名産で有名な名古屋。
インストア・ライブは15時に終了、完結系の名産をほおばるにはまだ時間も早いので、喫茶店に入るべく名古屋駅地下街へ。
巨大な地下街には数多くの喫茶店がありましたが、どこも満席。
しかも、どの店の客も
異様に盛り上がっている。
何に対しての盛り上がりなのか定かではないが、底知れぬパッションが各喫茶店で花火を上げていました。
名古屋の人々は、熱い。

私が学生の頃、映画を観に名古屋へ行ったことがあります。
小津安二郎監督特集「長屋紳士録」「彼岸花」を上映するというので行ってみると、
『お兄ぃちゃん、小津安二郎監督特集はレイトショーやでねぇ〜、まだ時間早いわぁ〜、、よかったら入っとってもええよ。』とモギリのおじさん。
館内に入ってみると
”アア〜ン、、ウウ〜ン”という悶え声が響き渡る中、新東宝ピンク映画「もぎたてギャル 明子」が堂々のロードショウ。
欲情と人情をたっぷり味わいました。

とにかく、名古屋は熱い。

2006年8月17日(木)
先日、銭湯で窃盗にあいました。
みなさんご存知の通り、私は無類の銭湯好き。
一日の疲れと汚れを落とし、風呂上りには各種牛乳系飲料水で至福の一時を獲得出来るローカルな憩いの場所・銭湯での犯罪に大ショック。
私のサイフからはお札のみが抜き取られ、残っていたのはお札といっしょに入れてあった
『世田谷文学館/不滅のヒーロー ウルトラマン展』の半券が一枚。
盗んだ人間はお札を抜き取る際、この半券も見たはず。
お金を取られたのもショックですが、私の住む近所に人のモノを盗む”悲しい大人”が居る事の方がもっとショックでした。

2006年10月3日(火)
先日、川崎市岡本太郎美術館で岡本氏の作品にザップリ陶酔、『太陽の搭』が無性に観たくなり、ぶらり大阪一人旅に行ってきました。
最初に訪れた地は、太陽の搭がいる大阪万博記念公園ではなく、寝屋川市でした。
ここは、大阪の友人、ヒラタアキヒロ氏の故郷.。
到着したのは夕暮れ時で、街はとても穏やかであたたかい感じでした。
食事に誘われ向かった先は、うどん屋。
店の売りは、『名物・天ぷらカレーうどん』
これがビックリするほど美味しい!
まろやかでコクのあるスープ、口の中で弾む麺、カレースープに絡んだ天ぷらが甘味と香ばしいを醸し出す、たまらない美味さでした。
大満足、お腹いっぱい。
カレーうどんをたいらげ、至福感に包まれているとヒラタ氏が

「コハラちゃん、次、行くでぇ〜!」

訪れたのは寿司屋。
「この店、ネタがごっつぅデカイねん。」
鼻息荒くコメントを添えてくれた直後、出てきた寿司に驚愕。
通常の寿司ネタの4倍はある大きさの”とろ”が、しゃりの上に鎮座していました。
例えるならば、アンドレ・ザ・ジャイアントが星野貫太郎にジャイアントプレスを浴びせてる状態。
ビールを飲みながら2〜3品注文し、ジャンボリーな寿司に舌鼓を打っていると、

「おっちゃ〜ん! このシール、店に貼らせてもらうでぇ〜!」
ヒラタ氏プロデュースのCD 『エコのうた』のキャンペーン・シールだ。
店の入り口にビシッと貼り付け、

「コハラちゃん、次、行くでぇ〜!」

訪れたのはBar。
ヒラタ氏のキャラクターからは想像しにくい程、綺麗な店。
お酒をたしなみつつ、ヒラタ氏の漫談を聞いていたら随分酔いがまわってきて、
「いやぁ〜今日は色々ご馳走になり、ほんと、ありがと、、」
「コハラちゃん、次、行くでぇ〜!」

訪れたのは健康ランド。
「締めはココ。温泉につかって、スカーっとしようや!」
深夜1時というのに、たくさんのお客で賑わっていました。
湯船につかり、ふわ〜とした爽快感に包まれていると
「はあ〜気持ちええなぁ〜、ええやろ、ここ。」
エネルギッシュでゴキゲンなヒラタ氏を見て、なんて気持ちのいい男なんだ、と思いました。
風呂上り、脱衣所で体を拭いていると、脱衣所に響き渡る声で
「コハラちゃ〜ん!ここや、ここ!」

自販機の前で半裸体のヒラタ氏が手にしていたのはフルーツ牛乳。
何十年ぶりかで飲むその味は、カレーうどんも、ジャンボリー寿司も忘れてしまう程の美味しさでした。
40を越えた半裸体の男二人が発する『フルーツ』というフレッシュなワードが、脱衣所に大きく響き渡っていました。

つづく。

2006年10月16日(月)
大阪2日目。
大阪万博記念公園に行きました。
太陽の搭、、36年ぶりの再会です。
やはり凄いです。
気がついたら3時間、ずっと眺めていました。
太陽の搭後方には当時の”おまつり広場”があり、日本を代表する建築家・丹下健三氏設計の空中テーマ館の一部が残されていました。
そしてもう一つ、当時、音楽(映像)ホールとして建てられた「鉄鋼館」がありました。
その日は『マニアエキスポ2006』という、字面からしてラッキーなイベントが鉄鋼館で行われており、プチ・エキスポマニアの私も勿論参加。
<音楽トークショー「EXPO’70と電子音楽」>と題したそのイベントは、パビリオンで実際に使用された貴重な音楽を聴きながらのトークショーでした。
当時、各パビリオンでは未来チックな前衛電子音楽が炸裂し、入場者に不思議体験を提供。
しかし、それを一日中聴かされるコンパニオンのお姉さまたちは著しく気分が悪くなり、早退者が続出したという。
よってこのトークショーでも、「♪キュイ〜ン、キュピピィビョー、、グオッ、、ブボボ・シュイ〜ン、ヌチャッ♪」といった前衛電子音楽が連続炸裂し、物珍しさで集まった家族連れの方々は早々に退席されてました。


日本万国博覧会の前衛電子音楽には、<不思議体験をさせつつ館内に客を溜めない>という、2重の旨みがあったのです。

2006年12月10日(日)
8日のニッポン放送公開収録ライブ「有楽町音楽室 コハラ・スマート・オン・ステージ」、沢山のお客様にご来場して頂きました。有難うございました。
抽選にハズれてご来場出来なかったみなさん、スンマセン。
次回ライブは確実に観ていただけるように致します。

スマートソウルコネクション初のライブでしたが、皆様の戸惑いつつも暖かい眼差しに支えられ、ゴキゲンに演奏出来ました事、感謝しています。
今後とも、ご支援宜しくお願い致します!


2007年1月8日(月)
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


近くの小学校で子供たちが凧揚げをしていました。
凧揚げは、風を巧みにコントロールしながら己のイマジネーションを大空に描く、アーティスティックかつストイックなウィンタースポーツです。
書初めで「飛翔」という文字が多いことでもわかるように、年初めというのは皆、飛びたい気分満載。

私は、ゲイラカイト(’74年製 ヒラメ)で杉並の空に飛んでみようと思います。


2007年3月21日(水)
今日、下北沢のOFF・OFFシアターでモッカモッカのコントライブ「バッタが邪魔で乳首が見えない」を観てきました。
私好みの笑いがちりばめられていて、とてもグーなコントでした。
舞台デザイン(装置)も素敵な装いで感動です。
なんだかカッコよく、クールに観えたモッカモッカ・コントライブ。
次回の公演が楽しみです。

※モッカモッカの実像に関して詳しく知りたい方は、メニューの”Watch”をご覧下さい。

2007年4月6日(金)
先日、映画の試写会に行ってきました。
映画のタイトルは、『図鑑に載ってない虫』。
出演は、伊勢谷友介さん、松尾スズキさん、菊池凛子さん、岩松了さん、そして私が個人的に好きな女優・ふせえりさん。
これは、映画「イン・ザ・プール」「亀は意外と速く泳ぐ」「ダメジン」TVドラマ「時効警察」を手懸けた三木聡監督による下腹部ヒクヒク娯楽映画です。
公開は、6月下旬予定。
みんなで観に行こう。

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