Joe Cocker released With A Little Help From My Friends, April 23, 1969.
— Classic Rock In Pics (@crockpics) April 23, 2024
What would you do if I sang out of tune?
Would you stand up and walk out on me?
Lend me your ears, then I'll sing you a song
I will try not to sing out of key, yeah
Oh, baby I get by
(By with a little help… pic.twitter.com/k5C4aMEFCM
ある日の私のXのタイムラインに現れた、ジョー・コッカーの1969年リリースの1stアルバム『With a Little Help from My Friends(邦題:心の友)』のド迫力の顔アップジャケット。ビートルズのカヴァーでジョー・コッカー自身の代名詞のようであった曲名をアルバムタイトルに戴いた名作。
1990年代の初め頃だったと思うが、手ごろな値段の付いたLPレコード(輸入盤)を中古盤屋で見つけて、1960年代後半から70年代前半あたりの英米のロックを愛好する者のひとりとしてこれを機にジョー・コッカーも聴いておこうか...くらいの気持ちで購入したら、当時の私には大当たりで、以後しばらくの間夢中になって聴いていた記憶がある。自作のオリジナル曲という形に執着せず、良い曲があるなら積極的に取り上げ、己の歌手としての魅力で調理して聞かせるというアーティストとしてのスタンスも当時の私にとっては新鮮であった。
私にとって、中古盤屋で良きアーティスト、良き作品に出会う醍醐味のようなものを教わった忘れられない1枚である。