おすすめ同人紹介
はじめに  おすすめ  期待の同人ソフト  感想その他  全作品リスト(同人ソフト完成版リスト体験版その他リスト、同人誌漫画・小説リスト・雑談)  ご当地同人ソフト  リンク  twitter

同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー発表 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 一覧  「悪の教科書」のDLはこちら 「二十四季Pilot 2」等のDLはこちら 「親愛なる孤独と苦悩へ」のDLはこちら 葉露大会一覧はこちら

おすすめ同人紹介による同人ゲーム・オブ・ザ・イヤー2023ノミネート作品中間発表公開しました(2023/12/24)


過去のトップページコメント及び紹介・感想以外の更新履歴はこちら(2023/12/31)
web拍手のお返事はこちら(2024/4/8)

最新の更新(2024/4/17)

2024年同人ソフト作品感想

(完成版)

#推シ月間〜私たちに出来る2つのこと〜/nalumille(フリーソフト)

書店員の雪代(ゆきしろ)シズクは推しの「美少女が美少女ゲームを作る」作品のアニメ化フェアに合わせて美少女ゲームを制作することを決める。
先輩書店員の櫻井優菜(さくらいゆうな)、朝戸風(あさとかぜ)を巻き込んで、はたして作品は完成するのだろうか……?


選択肢あり、ゲーム制作、推し、二十五分ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はフェアのスチルが感慨深かったです。

推し作品フェアに間に合うよう一か月で美少女ゲームを完成させようとします。
エンディングは三種類。
実際にも「美少女が美少女ゲームを作る」作品のフェアを沖縄の書店で行ったようで、
それとリンクするような内容となっています。
さらに過去作「『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように」の主人公が主要キャラで登場し、
今後制作予定の「MET@OUT」に繋がるようなルートもあり、
本作の中だけで終わらない、作品間や現実との関わりがたくさん盛り込まれていました。

過去の作品感想:『IF』がユメであるように、夢がゆめであるように
(2024/4/17)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

ジュブナイル・イクリプス/フリーゲームエディション:Ver1.1(15推)/Lirues Lab.(フリーソフト)

2035年、世界の裏では保守派「組織」と革命派「集団」が争っていた。
高坂柾木(こうさかまさき)は組織に所属する父親の意向で、男に性転換して「集団」の攻撃を防衛する仕事をしていた。
ある日、クラスメイトでいつも好意を隠さず絡んでくる橘秀樹(たちばなひでき)が「集団」により女に性転換させられたのを保護するのだった。


選択肢あり、恋愛、性転換、七時間ほどで読み終わりました。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵はフリー立ち絵素材使用。

大人の事情により性転換しパワードスーツで敵と戦い、
現在では学園生なのに管理職になるも相変わらず性転換したまま働く主人公が、
恋愛するなかで自分のことを見つめなおします。
ルートはクラスメイトで主人公とは逆に男から女になった橘秀樹(たちばなひでき)、
男になった状態の主人公と許嫁の綾観雫(あやみしずく)、
「組織」のエンジニア高梨美由美(たかなしみゆみ)の三つと、グランドルートですが、
分岐ではなくルートの時期が異なるだけで、それぞれのルートを全て通ったままグランドルートになります。
また、主人公とくっつくのは秀樹固定。

世界を二分する裏組織、「集団」から転送されてくる化物、それを倒すためのパワードスーツと序盤はバトルものの導入ですが、
実際に主要人物がパワードスーツで闘うような場面はなく、恋愛を始めとした人間関係や自分の内面との葛藤がメイン。
テキストが読みやすくてするすると読み進めることができました。
そんな中に主人公と秀樹の相手のことを好きという気持ちがたくさん入っていて、
さらに主人公が男で秀樹が女のときと、その男女逆のときで二倍のイチャイチャを味わえました。
グランドルートはそんなにイチャイチャしておいてなに一人で悩んでるんだ! とやきもきしましたが……!
お気に入りは雫が今度は間違えないために街をうろつくシーン。
彼女がヒロインになれないことが確定しながらも、主人公を大切にするために健気に行動していて愛情を感じられました。
(2024/4/16)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

悪役令嬢はワンマップで婚約破棄を回避したい ver.1.13/N/P PROJECT(フリーソフト)

レイ・ジョゼ=ニスキーナ・アクヤーク侯爵令嬢はダン・ザイード=ザマーノ・ワンマップ王太子殿下から婚約破棄を突き付けられてしまう。
諦めて家に帰ろうとするが、結界で閉じ込められ、罪を償えと言われてしまう。
脱出するためにはカギが必要。しかしそのカギは、己の悪行の証拠らしかった。


選択肢あり、悪役令嬢、コメディ、一時間四十五分ほどで読み終わりました。
システムはマップ探索では基本的にキーボードを使いますが、
マウスを使う必要がある場面もあってどちらかで全部できるといいなと思えました。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は大部分がRPG風のドット絵キャラとマップ。
ハッピーエンド系の演出が華やかでした。

婚約破棄させられる罠を回避しながらカギを集め、さらに断罪を回避して婚約破棄撤回を目指していきます。
エンディングはバッドエンド含め十九種類。
ノーヒントでコンプリートするのは(少なくとも私には)無理でしたが、
ゲーム中のおまけにに全エンドの攻略情報あり。
主人公が豪快な性格で、婚約破棄の原因を論破していくのが格好良かったですし、
他の登場人物もそれぞれに良いところがあって……特に意地悪聖女の真実と、酒に詳しい召使がお気に入りです。
周回もしやすく、一気にコンプリートまで突き進むことができる作品でした。

過去の作品感想:今日は恋するひなまつり肉まん葉集 〜例えばこんな桃太郎のお話〜温泉彼氏 リメイク版彼と彼女の怖い話魔法少女試験に落ちたら家業を継ぎます。
(2024/4/15)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

片桐さんは僕に冷たい。 ver1.3(18禁)/プラスカゼットDL販売660円(DL版の購入はこちら)

主人公が目を覚ますと見知らぬ場所にいた。傍らには、秘かに憧れていた美人でスタイルもいい同級生の片桐さん。
二人は出口を求めて探索を始める。
しかし片桐さんは主人公を見下し、こき使って感謝もない、傍若無人な性格だった。


選択肢あり、探索、凌辱、二時間ほどで読み終わりました。
主人公名前変更可。
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。
絵は普段生意気な片桐さんがエロい目に遭うのが興奮しました。

仕掛けを解いて脱出を目指す中で、片桐さんがエロい目に遭います。
エンディングは一種類。
片桐さんがとにかく主人公をアゴで使ったり、キモがったりしてくるので、
躊躇なくエロい目に遭う行動を取らせることができました。
強気だけれども強くはないのでわりとあっさり取り乱すのも良かったです。
そんな中でも二人で行動していくうち、片桐さんにもほんの少し感謝の心が芽生えていくので終盤はちょっといい話じゃないか……と思えました。
まあそうなっても片桐さんをエロイベントに突っ込ませるんですけどね!

過去の作品感想:バレンタイン@ビタープラスはろーウオーン!はろプチーン!きみをあいしているはろーウオサマー!ラーシェと生贄の村戦姫ルルカ浅沼さやかは家に帰りたい
(2024/4/14)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

ネタバレが激しすぎるRPG―最後の敵の正体は勇者の父― Version2.01/KSBゲームス(フリーソフト)

勇者ハロルド・ケンジャノッチは国王クロマークから、国民が失踪しスライムが増加している現象の調査を命じられる。
魔王ユウ・シャノチーチが黒幕ではないかと国王クロマークに言われた勇者ハロルド・ケンジャノッチは、
仲間として集められた魔道士マーシャ・ウラギール、剣士テレーゼ・マトハズレイ、僧侶ルキウス・スグシヌヨンと共に、魔王ユウ・シャノチーチを倒す旅に出るのだった。
あと開始5分で仲間がひとり脱落するらしかった。


選択肢あり、ネタバレ、RPG、ボイスあり、二時間半ほどで終わりました。
システムはRPGツクールMV。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は最後の一枚絵が感慨深かったです。
ボイスはユウ・シャノチーチの声が格好良くて、テレーゼ・マトハズレイの声も単純な言動と合っていました。

国民が失踪しスライムが増加している事件を解決しようとしていきますが、
様々なネタバレがされます(ゲーム中の登場人物はネタバレに気付いていません)
戦闘でも相手の重要な攻撃はあらかじめ知らされ、さらにどのような効果の技なのかも技名でわかるため、ストーリー中はあまり苦戦しません。
クリア後コンテンツは、ストーリー中でボーナス行動だったものが嫌らしい攻撃になっていて歯ごたえがありました。

ストーリーは、登場人物の名前等によるネタバレが全てその通りで、出オチ的な可笑しさが随所にありましたし、
テレーゼ・マトハズレイの的外れな言動に抱いた気持ち通りにハロルドやマーシャがツッコんでくれるのも笑えました。
しかしそれだけではなく、重要なネタバレをどこで回収するかでしっかり意表を突かれます。
コメディと思った出来事にちゃんと理由があることも多かったです。
ネタバレに甘えてどうせこうなるんだろうなと油断していたので、
悲しい展開や盛り上がる展開を無防備に喰らって……悔しいけれど面白かったです!

過去の作品感想:無駄が多すぎるRPG虚無すぎるRPG
(2024/4/13)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

無駄が多すぎるRPG Version1.04/KSBゲームス(フリーソフト)

王様に魔王を痛めつけろと言われた。


選択肢あり、無駄、RPG、一部ボイスあり、四十五分ほどで終わりました。
システムはRPGツクールMV。
音楽は無駄に壮大でした。EDに歌あり。
マップには無駄に多くの宝箱や兵士がいたりします。

無駄に壮大なプロローグ、無駄に長い王様の話や主人公のモノローグ、
無駄なことをしてくる村人、無駄に遠回りさせられるマップなど無駄がたくさん存在します。
しかし無駄になり過ぎないように同じことの繰り返し系はしっかり省略されるという配慮(?)があるので、
プレイを投げ出してしまうほどの無駄はない調整がされていました。それでも無駄! と叫びたくなりますが。
無駄に長い村と魔王城をショートカットさせてくれるテレポートばあさんが神に思えます。
話は最後急展開を迎えますが、「無駄もなくなると困る」っぽく見せかけて、「搾取できる存在がなくなると困る」ですよね!?

虚無すぎるRPG Version1.07/KSBゲームス(フリーソフト)

別に魔王復活してないから冒険に出なくていいよ。


選択肢あり、無駄、RPG、一部ボイスあり、四十五分ほどで終わりました。
システムはRPGツクールMV。
音楽は特に合わないような箇所なし。
絵は途中の虚無が怖かったです。

特に何もしなくてもいいと言われます。
あと村の外には何もないとも。
城と村以外に行くことができずに眠ってエンディングを迎えるしかない……という所から、
怪しいところを調べたりすると変なことになります。
最初の何もなさから打って変わって重たい展開でびっくりさせられました。
そしてアブドーラ大将達普通に勝つだけでもかなり苦戦します。
でもそんな強者だからこそ認めあえて……最後はやっぱり虚無ながら、達成感を抱くことができました。
(2024/4/12)

2024年同人ソフト作品感想 

(完成版)

とつげきスパッツァー(12推)/鳥ピウイ(フリーソフト)

スパッツバトルティーンズ大会に優勝するも、燃え尽き症候群でスパッツバトルを引退した御手洗ハヤト。
七年後、教師となった彼の前に、かつて助けた火羽(ひばね)つばさが転入してくる。
スパッツバトラーを目指す彼女のコーチとなった主人公。彼らの前に無敗のスパッツバトラーお嬢様、氷条(ひょうじょう)メルトが現れるのだった。


選択肢あり、スパッツバトル、恋愛、一部ボイスあり。三時間十五分ほどで読み終わりました。
主人公等名前変更可。
「ときめきスパッツァー」の感想はこちら
システム、音楽は特に不便や合わないような箇所なし。EDに歌二曲あり。
絵はダメージで服が破れる場面がえっちでした。あと巨乳も。
あと序盤一瞬だけ出る主人公の服装がインパクトありました。一枚絵は十三枚+差分。

スパッツバトル大会での勝利を目指す中でつばさ、メルトに関わっていき、それぞれの親の秘密が明かされたりします。
エンディングは二種類+バッドエンド複数。
下ネタやパロディ多め。
スパッツバトル大会のルール上仕方ない部分もありますが、
同点や棄権での決着が多くバトル面ではやや物足りなさがありました。
とはいえスパッツを愛する者がスパ魂をスパワーに変えて異能力を使うというはちゃめちゃな設定が可笑しかったですし、
つばさもメルトも良い娘なので、最後にどちらかを選ばなければならないのが悩みました。
ストーリー的にはつばさでしょうが二人の関係も微笑ましかったので……!

過去の作品感想:ときめきスパッツァー
(2024/4/11)

2024年同人ソフト作品感想 

 

 

 

 

 

 

 

こんなジャンルの作品で良いものはありませんか?とか
○○という作品の感想はありますか?などの質問も受け付けております。お気軽にどうぞ。

拍手コメントへの返信不要や掲載不可という方はその旨併記ください。


疑問・質問・感想・忠告・お叱りなどはこちらまで
minamisoutherncross.sakura.ne.jp(●を@に変えてください)


2005/5/8開設
このサイト内の文章・画像等で各サークルさんによるものは無断転載・配布等を禁止します。