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ジャケパン
毎日25度を超え夏日が続いていますがそこまで湿度がないので心地よく日陰に入るだけで涼しく快適です。
今が一番レジャーを楽しめる陽気でしょうか。
私も先日はほんの少しの時間ですが京都の宇治に出かけておりました。
田舎なので人はそこまで多くなかったのですが外国の方がいっぱい。
観光名所がある場所はインバウンドでどこも潤っているようです。
ジャケットにカバートパンツのお気に入りの組み合わせ。
カバートは色違いで何本も持っています。
ジャケットとパンツの色味に差があるとカジュアル度が増しやすいので気軽に着こなしには最適です。
差し色にチーフを挿していますが見えないのはご愛敬(笑)
季節の素材を使用したジャケットを選ぶのがおすすめですが、長い期間着用できる万能なフレスコやホップサックジャケットは1着用意しておきたいですね。
ジャケットを着こなせる男性は格が上がるといわれています。
何となく着ている方は多くても着こなしている方は少ないですから目立ちます。
似ているようでも仕立てやディティールが違い全体の雰囲気に影響を及ぼす。
生地もかなり大事ですが生地だけではいけない。
皆様のクローゼットにはどのようなジャケットがかけられていますか?
summer is coming.
今日お客様とお話ししていたときにふと出てきた話で思い当たることが。
SPiCAで長らくスーツをお仕立てくださっているお客様は成功されている方が多い。
元々順調に歩まれていた方が更なる飛躍を遂げられる方が多い。
これは大袈裟でなく本当の話です。
お仕事だけでなく人生においてもうまくいっている方が本当に多い。
まあうち云々ではなく身だしなみを整えようと意識されること自体がその素質があるということなのでしょうが。
またエビスという私の名字を縁起がいいとおっしゃってくださりました。
これも他の大成功されている社長さんにもよく言われること。
縁起や験を担ぐ方が多いのも共通点。
皆様ご存じか分かりませんが、スーツに付いているSPiCAの織りネームはお客様が幸せになるように祈りが込められています。
数種類あるのですがとあるネームはパワーが溢れるほど強力です。
本日お客様が選ばれたウールリネンが届きました。
これからの季節ピッタリの生地です。
リネン混といってもリネンは20%以下なのでウールの柔らかさを持ちつつリネンの涼しさや風合いが表れる使いやすい生地。
さり気なく入るネップもいい感じです。
ジャケットやパンツでの人気が高いですが今回はスーツでのオーダー。
実は以前オーダーくださりとても気に入ったとのことで再度オーダーいただきました。
夏スーツは素材が重要です。
リネンやモヘアetc。
夏にスーツをパリッと着こなす方は成功するんですよ。
相手への思いやりも込めて涼しく清潔感がある雰囲気で。
嘘だと思うかもしれませんがすべては意識なんです。
小技が光る!大人のカントリースタイル
様々な受賞歴がありイタリアなどでご活躍中のオペラ歌手・井上大聞氏がお客様のご親戚であることが分かりました。
たまたまクラシックなどの話をしていたときにお客様に教えていただいたのですがこれはすごいことですよね。
ご存じのとおり音楽で、しかもクラシックなどの世界でやっていくことは本当に厳しいうえオペラとなるとさらに狭き門。
努力と才能と情熱がなければたどり着けないのではと思っています。
オペラはNHKの特集や動画のみで生で見たことはありません。
大体がイタリア語なので何を言っているか分かりませんが、それでも感動するのですから心に響く何かがあるのでしょうね。
機会があればぜひ観に行ってみたいと思います。
お客様と今秋におすすめについて話し合っていたところ候補のひとつにガンクラブチェックジャケットがあがりました。
いや、間違いないですね。
ガンクラブチェックはカントリーやクラシックスタイルの絶対定番、ファッショニスタが必ず愛用しているマストアイテムです。
とにかく合わせやすいのでカジュアル、スマートカジュアル、レイヤードスタイルetcどのような着こなしでも万能に着まわせます。
複雑な色の組み合わせの割に着れば落ち着いて見えとてもしっくりくる。
完成されたチェック柄のひとつです。
下の写真は以前お客様がご来店時の時に撮らせていただいたもの。
ガンクラブジャケットといえば真っ先に名の上がるPORTER & HARDINGにニットを合わせられています。
他のアイテムをシンプルにまとめジャケットのチェック柄が活きていますが、そこまで前面に出るチェックではないのでどこか物足りない部分をさり気ないストライプの靴下やチーフなど小物で補っている洗練された大人のスタイルです。
まだ服の種類が少なく何を買ったらいいか分からないという場合は、質が良く定番のものを選べばいいと思います。
経験が浅いと合わせにくいモノや特徴が出過ぎるものを買ってしまう場合がありますが、結局合わせられずタンスの肥やしになることも。
無地が揃ったらガンクラブチェックなども本当におすすめですよ。
TPO
5月8日に愛知県芸術劇場コンサートホールで公演された「オックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団 with HIMARI」のクラシックコンサートに行ってきました。
はっきり言って最高でした。
これぞプロという極上の音色。
大きなコンサートホールは初めてだったのですが音の響きなどもさすがですね。
まだいけるか分からなかった友人の分までチケットを取っていたのですが、文句も言わず一緒に楽しんでくれる友人にも感謝です(笑)
規模にもよりますがヨーロッパなどのクラシックコンサートではフォーマルな装いが一般的。
特別なニューイヤーコンサートやオペラなどはタキシードや着物、ドレスなど格式高いフォーマルウェアがマナーです。
クラシック発祥の地という歴史と伝統があり社交の場でもあるので一定の服装規範を守るようなドレスコードが存在します。
日本のコンサートというとカジュアルな服装が多いです。
よっぽどのコンサートでないとフォーマルすぎる服装は逆に浮いてしまいます。
仕事帰りに寄れるような服装も多い印象でしょうか。
ただしカジュアルすぎる格好はNGです。
当日の服装はホップサックのネイビージャケット、コットンリネンシャツ、カバートのトラウザーズにレザースニーカー。
スマートカジュアル寄りですね。
長距離移動を踏まえたコーディネート。
軽く折りたたんでもシワになりにくい柔らかなホップサックジャケットに抜群の耐久性を誇るカバートクロスのトラウザーズ。
出張にもおすすめですよ。
観客の年齢層は小さいお子様連れや若い方も見受けられましたが大半は50~60代の方で占められていたと思います。
服装はというとカジュアルといった方はかなり少なくて、男性はスーツやジャケット、シャツなどで、女性もジャケットやワンピースなどがほとんど。
気軽な感じでかしこまってはいないけどきれいめで清潔感あふれるスタイル。
当然ですがマナー違反なども見受けられませんでした。
流石ですね。
雰囲気というのはその場にいる全員で作るもの。
そして人は同じような雰囲気の場所や人に集まりますので、場違いな格好で行くと恥ずかしい思いをしたり迷惑になることもあります。
TPOはマナー。
よく高級レストランなどで、お金を払っているんだからと場にそぐわない服装や言動でトラブルになる話がありますが、お店や主催者側が出したルールがあるのであればそれを守るべきだと思います。
時、場所、場合を考えた服装を考えることはとても大切なことだと思います。
ヨレシワ感がたまりません
円安厳しいですね。
アメリカの高金利が原因なので来年も円安が続く予想。
本来賃金上昇による高経済のインフレなら嬉しいのですが実質賃金が下がっているので大変になるばかり。
海外の生地が中心なので仕入れ価格がすごい上昇です。
このままやっていけるのか。
国産生地に期待ですが国内のメーカーも結局原材料を輸入しているので大変そうです。
ジャケットが活躍の時期ですがこちらはスポーツジャケット。
シワシワでフニャ感がそそりませんか。
アンコンのような仕立てなので背中の裏地も付いておらず肩周りもかなり薄めの芯地のみで柔らかいため着心地は軽く見た目はヨレッとした感じになります。
かっちり見えませんし仕立て映えもしません(笑)
もちろんTPOは考えますが、夏はそれがいいんです。
リネンなど特有の風合い。
暑苦しく見えずさらりと羽織れば清涼感を感じさせます。
襟付きのジャケットなのできっちりは見えますし季節感を選ぶセンスを感じます。
シワ感って難しく、質によって見え方が180度変わります。
粗悪な生地で適当に仕立てた大量生産のジャケットだと安っぽくなりますが、上質な生地で本場イタリア仕立てになるとこなれた雰囲気に。
逆に作りたくても作れなかったり。
南イタリアのシワ感やヨレ感のあるジャケットはかっこいいものが多い。
暖かみを感じ生きている感じがしませんか?
育っていくんです。
私も若いころにはその意味が分かりませんでしたが経験を積むと段々見えてきます。
それを理解すると雰囲気を持つ大人になっていくのかもしれませんね。