一般な長所と短所
太陽光発電は一般に、下記のような長所、及び短所を有しています。
太陽光発電の利点、特徴
@装置に可動部分が無いものが殆どで機械的にメンテナンスフリーである
メンテナンスフリーということは、維持費としてはそのコストが高くつかない、ということになります。
A基本的に分散型電源であるため、災害等の有事における影響範囲を小さく抑える事ができ、非常用電源となる
病院等が非常用の電源を備えていることが知られていますが、太陽光発電もこのような非常用の電源としての性格を備えています。
B輸出産業として経済・産業面での利益が見込まれる
現在日本の産業界が環境に優しい技術を開発して海外に輸出し、それが日本の新しい成長産業となりつつあります。
太陽光発電もその流れに沿って日本の新しい産業の柱の一つとなり得ると言っていいかもしれません。
C構成材料の大部分がリサイクル可能で、原子力発電のように放射性廃棄物になるらない
現在日本の発電方式には原子力発電もよく知られていますが、原子力発電の場合その放射性廃棄物を如何に処理するかが問題となります。
太陽光発電の場合はそうした問題が無く、その点でも環境に優しいと言えます。
どうでしょうか、多少は太陽光発電の特徴を知ってもらえたと思います。
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太陽光発電と膨大な光エネルギー
太陽光発電は言い換えれば太陽による恩恵をエネルギーとして活用するものです。
太陽から地球全体に照射されている光エネルギーは膨大な量になります。
そのすべてがエネルギーとして利用できるものではありませんが、地球に降り注ぐ太陽光エネルギーのうち地上で実際に利用可能な量だけでも世界のエネルギー消費量の何と約50倍ともいわれています。
皆さんはこの数字をきけば、具体的にどれだけ太陽光発電に期待がもてるか理解できるのではないでしょうか。
もしもこの太陽光を存分にエネルギーとして利用することができたならば、資源やエネルギーの問題は過去のこととなるでしょう。
太陽光によるエネルギーは無限と言ってもよいのです。
ではその太陽光エネルギーのものすごさを知っていただきたく、別の話を御紹介しましょう。
皆さんは世界最大の砂漠はどこの砂漠かをご存知だと思います。
それはアフリカ大陸に広がるゴビ砂漠です。
このゴビ砂漠に現在市販されている太陽電池を敷き詰めれば、全人類のエネルギー需要量に匹敵する発電量が得られる計算になるとも言われています。
砂漠と言えば現在の地球規模で砂漠化が広がっており、本来砂漠においては人類の生産活動は期待できません。
ですがこのようにゴビ砂漠を活用して全人類のエネルギー需要が賄えてしまう…何だか夢のような話です。
勿論現在の段階では現実的ではなく、いささか荒唐無稽な話にも思えるでしょうが、太陽光発電のその凄まじさ、無限さを知っていただくには十分なエピソードかと思います。
それでは同じような話で日本に置き換えて考えて見ましょう。
国土面積約38万平方キロメートルの日本に、同じように太陽電池を敷き詰めたら、日本のエネルギー需要はこれで十分に賄える計算になります。
日本のエネルギー需要が賄えるどころか、十二分にお釣りが来ると言ってもいいでしょう。
現在エネルギーの多くを石油等海外から輸入する資源に頼っている日本ですから、この話しが実現すれば不況などを吹き飛ばす材料になりえるはずです。
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