偕楽園血圧日記
 このごろアフィリエイトのためのアクセス数増しを狙った読者登録申請がよく来ますが、僭越ながらそのようなものは申請されても認めませんのであしからず。 また、記事とは関係なく自己サイトへの誘導を目的としたコメントも消させていただきます。
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自分の頭の中の案山子と格闘して(ため息)

 突然寒くなった。
 こたつをしまっておかなくてよかったよ。
 令和ちゃん……。


 X(旧ツィッター)で、こんなのを見かけた。


https://twitter.com/usacofuwa2/status/1782010737646583941

 どこの国の方かわからないが、大変だなぁ。
 プロフィールに「地震火山国」と書いているからインドネシアの人だろうか。あの国は政治家への賄賂や裏金もひどいと聞くし。

 そこにくると我が日本国は、家電量販店には空気清浄機コーナーができ、テレビでもコマーシャルがどんどん流されてバンバン売れたし、感染しても療養費は無料。当時はホテル隔離も無料になっていたし、家から出られない人には自治体が無料で食料を届けてくれたりもした。
 ワクチン接種も無料。パキロビッドやゾコーパなどの抗ウイルス剤もコロナ禍の間は無料処方されたし、PCR検査など「国民の声」を聴いて規制を緩めた結果「街中検査スポット」が林立。「旅行に行くからその前に検査」という人がぞろぞろ現れた。
 そして国会議員は与野党関係なく感染者を出し、閣僚は「早期発見早期治療が可能な与党議員貴族達」どころか普通に自宅療養しながらリモート勤務を続けた。

 まったく。
(2023/12/31の記事、君らが住むのはどの「世界」?)で書いた「国民は肉も食えない」といっていたヤフコメといい、こういう人間はどういう妄想で社会を見ているのだろう

 こういう人間たちを煽ろうと、(2023/08/01の記事、メディアの劣化がシャレにならない)で取り上げたような「国民は海外旅行もできない!」という政治家まで出てくる。

 小沢さん、「海外旅行もできない!」どころか、このゴールデンウイークの旅行需要は、

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 コロナ5類後初のGW予約、ハワイ・アジア好調続く

 全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空11社は4月19日、ゴールデンウイークの予約状況を発表した。対象期間は4月27日から5月6日までの10日間。新型コロナの5類移行後、初のゴールデンウイークとなることで堅調に推移し、国際線の予約・提供座席数はFSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)でいずれも増加した。特にANAとJALの大手2社は、年末年始に続きハワイ方面とアジア路線の予約が好調だ。
 11社の発表値を合計すると、
予約数は国際線が前年同期比22.0%増の49万4293人、国内線は1.3%増の261万5074人。提供座席数は国際線が17.9%増の67万6374席で、国内線は0.9%増の404万4788席となった。11社平均の予約率は国際線が2.4ポイント上昇し73.1%、国内線は0.3ポイント上昇し64.7%となっている。
(後略)
 Aviation Wire 4/19(金) 20:19

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 コロナ明けで需要が伸びている。

 蓮舫議員もそうだが、政治をしたいのならばまず事実の認識をしっかりしないと。空想を元に法律など作られてはたまらない。


 ところで、ゴールデンウイークの旅行といえば、

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 GWの旅行先、福井県が急浮上 新幹線延伸、伸び率ランキング1位


(写真、朝日新聞デジタルより。動く恐竜の前で写真を撮る人たち=2024年4月13日午後2時11分、JR福井駅西口、永井啓子氏撮影)

 北陸新幹線延伸の効果はてきめん、ゴールデンウィーク(GW)の旅行先で、福井県が急浮上――。近畿日本ツーリストを運営するKNT―CTホールディングスが16日に発表したGW期間中の国内旅行先の伸び率ランキングで、福井県が前年比3.4倍でダントツ1位となった。
 ランキングは近畿日本ツーリストがGW期間中の4月26日発~5月6日着の旅行商品の販売高(4月1日時点)を前年同期と比べ、都道府県別で集計した。
 発表によると、福井県は前年同期比338%で圧倒的な伸びを見せた。2位は東京都で同193%、3位は滋賀県で同174%。富山県が同151%で9位に入った。
 福井県は、販売高による人気旅行先ランキングでも、前年の40位から27位に順位を上げた。一方、石川県は前年の9位から33位に後退した。富山県は36位(前年39位)だった。
 広報担当者は「能登半島地震の影響で石川県は(人気旅行先ランキングの)順位を落としたが、新幹線延伸を受けて北陸エリア全体の注目度は高まっている」としている。
 朝日新聞デジタル 4/19(金) 16:30

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 福井県の人気がランクアップをしているという。
 北陸新幹線神苑の時にマスメディアが盛んに「実は在来線の乗り継ぎの方が安い」とネガキャン張っていたが、「乗り換えなし」というのは旅行者にとってはかなりの負担軽減になるのでね。

 この福井を含めた被災地への旅行では、

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 北陸応援割、5月7日から第2弾 7月末まで、最大半額

 石川県は18日、能登半島地震からの観光復興支援策「北陸応援割」第2弾を、5月7日に始めると発表した。4月19日から宿泊の予約を受け付ける。宿泊旅行の場合、7月31日までの宿泊代金が最大半額となる。4月26日宿泊分までの第1弾は新潟、富山、福井3県への旅行も対象だが、第2弾は石川県内の旅館・ホテルへの宿泊が対象。
 応援割は宿泊の場合、1人1泊2万円が割引の上限。同一県内で2泊以上するツアーは3万円、2県以上で宿泊するツアーは3万5千円となる。旅行代理店や宿泊施設に割り当てられた予算がなくなり次第終了する。ビジネスでの宿泊は対象外。
 共同通信 4/18(木) 15:51

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 いわゆる「GoToトラベル」と同じ仕組みが適用されているのだか……期間がなんだか中途半端だなぁ。
 なぜゴールデンウイークを避けているのだろう?
 人が出過ぎないようにというのだろうか? この頃やたらに「オーバーツーリズムがー」といわれるし。

 なにかまたくだらないいちゃもんつけるやつが出てきそうだ。


「いまさら」というか「また」というか「まだ」というか、(2024/03/23の記事、人を思いやるということ)ですでに週刊誌が指摘している「倒壊家屋の撤去と個人の権利」の話を、

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 進まぬ公費解体、復興に影 申請、いまだ3割 能登地震


(写真、時事通信より。重機による解体、撤去が始まった被災家屋=17日、石川県穴水町)

 能登半島地震による被災家屋の公費解体を巡り、住民からの申請は約6900棟で、石川県が推計する総数の3割にとどまっていることが分かった。
 被害が甚大で今月から受け付けを開始した自治体があるほか、遠方に避難していて手続きが進めにくいなどの事情が影響しているという。
(中略)
 個人財産を行政が処分する公費解体では、所有者の特定と意向確認に厳格な手続きが求められる。ただ、奥能登地方のように過疎化が進む地域では、何代にもわたって相続登記がなされず、権利関係の確認が困難な事例が少なくない。
(中略)
 県は公費解体を来年10月までに終える計画だが、各自治体とも手探り状態が続く。大規模火災で多くの建物が焼けた輪島市の観光名所「朝市通り」について、坂口茂市長は「周辺の公費解体を進めないと、心情的に復旧、復興が進んでいないと言われる」と心配する。 
 時事通信 4/22(月) 7:04

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 取り上げる通信社があるのだが、こういう記事には、お定まりのように、

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制度も、費用も、業者も、何もかもが足りないんだろうな。なのに岸田はアメリカに豪遊に行って石川の事は忘れ去っている。なので天皇陛下が気を遣って二度目の石川入り。どうなっているんだろうね。日本愚民は行動を起こさないし、良くわからないデモがあったようだけどお祭り騒ぎみたいだしさ。

 上記記事コメント欄より

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 こんなことを書く人間も出てくる。
 

 やれやれ。そのコメントを書き込んでいる機械でこの通信社の記事をちょっと調べてみたら、

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 能登地震支援へ1389億円 仮設住宅やインフラ、予備費で 政府

 政府は22日、能登半島地震の被災地を支援するため、2024年度予算の予備費から1389億円程度を支出する方針を固めた。
 仮設住宅の建設や公共インフラの復旧費用などの財源に充てる。予備費を使った被災地支援の第4弾となり、23日の閣議で決定する見通し。
 今回の予備費支出では、応急仮設住宅の建設などに683億円、公共施設や土木施設の復旧に647億円、農林漁業者支援に44億円、福祉・介護サービス提供体制の整備事業に16億円を充てる。
 政府は1月の能登地震発生以降、23年度予算の予備費などから3回に分けて、計2767億円を支出した。今回分を加えると、支援額は4000億円を超える。
 被災地支援を巡っては、石川県の馳浩知事が今月17日に首相官邸を訪問し、インフラなどの早期復旧を求める要望書を提出していた。政府は地震発生を受け、24年度一般会計予算の予備費について当初予定から倍増させ、1兆円を計上した。 
 時事通信 4/22(月) 18:20

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 こういう記事もヒットするだろうに。

 いったいどこを見て「岸田はアメリカに豪遊に行って石川の事は忘れ去っている」などといっているのだろう。
「日本愚民」という単語が日本語としては不自然なのが気になるが、本当にこの手の「自分の空想で決めつけて人を罵る」のはいい加減にやめないと


 もっとも、この手の「空想」を生んでいるのは、

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 GW、6割超が物価高影響 民間調査、国内・海外旅行伸びず


グラフ、共同通信より。(物価高や円安がGWに影響を及ぼす程度)

 調査会社インテージ(東京)が23日発表したゴールデンウイーク(GW)に関する意識調査で、6割超が物価高や円安で予算を減らしたり、行動を控えたりといった影響があると答えた。平均予算額は2万7857円と昨年調査から横ばい。国内、海外旅行に行く人の割合の伸びもわずかで、担当者は「春闘で高水準の賃上げが話題になったが、物価高が影を落とす大型連休になりそうだ」と話している。
 調査は3月27日~4月1日にインターネットで実施し、全国の15~79歳の男女計5千人から回答を得た。物価高と円安がどの程度影響するかについては「かなり」が16.8%、「やや」は46.6%だった
 共同通信 4/23(火) 11:00

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 この手の印象操作をやっているメディアのおかげでもある。

 航空会社という「実際の運営会社」が「前年比20パーセント海外旅行の予約が増えている」というデータを出しているのに、どういう対象を選んだのか、実際に行くかどうかもわからないような人間の「意見」を聞いて「海外旅行に行く人の割合の伸びもわずか」とやって「円安がー」という印象刷り込みに励むメディアの!


 本日のさっぱり。

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 ポテトチップスとかっぱえびせんに大分県産「完熟かぼす味」…セブン―イレブンで全国販売


(写真、読売新聞オンラインより。完熟カボスを使った商品)

 コンビニ大手「セブン―イレブン・ジャパン」(東京都)が、大分県産の完熟カボスを使ったスナック菓子とアルコール飲料を県内の店舗で販売している。菓子は22日から全国で、飲料は23日から九州や関西の一部で、販売する。
 商品は果汁パウダーを使った「カルビーポテトチップス完熟かぼす味」と「カルビーかっぱえびせん完熟かぼす味」、果汁入りアルコール飲料「県産完熟かぼす&サンクイーンサワー」(アルコール度数4%)の340ミリ・リットル入りと500ミリ・リットル入り。税抜き152~270円で、在庫がなくなり次第終了する。
 カボスは通常、緑色の状態で出荷するが、生産者の高齢化で収穫しきる前に黄色に熟してしまう課題があった。ただ、甘みが増し、酸味がまろやかになることから、2011年に県と地域活性化への貢献などを盛り込んだ包括連携協定を結んでいるセブン―イレブン・ジャパンが商品開発に取り組んでいた。
 18日、同社の矢島弘樹執行役員らが県庁を訪れ、商品をPR。味わった佐藤知事は「爽やかな酸味がとても調和している」と話した。
 同席したJAおおいたカボス部会の藤原輝幸部会長は「青果として取り扱えなかった完熟カボスに注目してもらえ、生産意欲が湧く」と語った。
 読売新聞オンライン 4/23(火) 12:31

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 ポテトチップスなのにタベルト柑橘の味がするのか。脳がバグりそうだ。

 カボスならば、フラノクマリンの心配をしないで食べられかな?

 このポテチとえびせんは全国で売るという。
 うん。販路拡大のプロモーションを兼ねているならば、そうするべきだ。
 何度も書いているように、「その地の名物を取り入れた商品」をその地で売っても観光客相手のお土産ぐらいにしかならないのだし。

 カボスサワーの方も全国販売しないかな。


 

携帯から一言

肌寒い一日だった。

胸が痛くなってきたので、今日は更新休んで横にならせていただきます。

 

 

 

妨害を正当化してきたのは誰だ?

 NHKニュース7で衆院補選のニュースを流していて、その中に立民の泉代表が「県民の声のうねりで組織団体票の自民に勝つことがどうたら」と言っているシーンがあった。
 よくもまあそんなことが言えたものだ。

 自分たちも、

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 連合会長、立民候補への共産支援「容認できぬ」 東京15区補選巡り苦言、自主投票に

 連合の芳野友子会長は18日の記者会見で、衆院3補欠選挙(28日投開票)の一つである東京15区補選に言及し、立憲民主党新人が共産党から支援を受ける構図に関して「連合としては容認できないと判断する」と表明した。共産との選挙協力を否定する連合は、支援先の立民、国民民主両党に対し一貫して「共産切り」を促しており、改めてくぎを刺した形だ。15区は立民と国民民主が議席を争う関係となっており、連合は対応に腐心している。
(後略)
 産経新聞 4/18(木) 20:21

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 という「組織票」でもっているというのに。

 かつて年金記録の不備が問題視された参院選でも、彼らの前身である民主党は自分たちの比例候補1位に「自治労候補」を据えていることをひた隠しにし、テレビ局に候補者インタビューを流さないよう圧力をかけ、「年金記録がー自民がー」とやって勝利した。
 それで生まれた衆参のねじれが、あの民主党政権を作ることにつながることになる。
「その夢よもう一度」とやっているのだろうが、本当いいけずうずうしい「嘘つき」だ。


 さて、その東京15区補選だが、ずいぶんひどいことになっているようで。

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 小池都知事「経験ない選挙妨害が発生、憤り感じる」 衆院補選

 東京都の小池百合子知事は19日の定例記者会見で、衆院東京15区補選(28日投開票)について「これまで経験したことがない選挙妨害が発生している。非常に憤りを感じている」と述べた。
 小池氏は同補選で無所属候補を支援している。小池氏は、この候補の街宣車の前に他候補の街宣車が入り込み「選挙スタッフが命の危険を感じる場面があった」と指摘。18日には選挙区外にある小池氏の自宅前に他候補が押しかけてきたことを明かした上で「住宅街で大音量で罵倒するようなことを言っており、近所にも迷惑がかかっている。選挙活動を逸脱している。法律の枠内で何ができるかを精査してもらっている」と述べた。
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 毎日新聞 4/19(金) 18:16


 東京15区補選、維新・吉村氏の街頭演説に他陣営が乱入 「演説続けて」と声を挙げた理由

 日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)は20日、商業施設「ららぽーと豊洲」(江東区)前に衆院東京15区補欠選挙に擁立した新人の金沢結衣氏(33)=教育推薦=の応援演説で駆け付けた。吉村氏が教育格差の是正の必要性などを訴えた後、他陣営が現れて「税金ドロボー」などと大声を挙げた。既に演説会は終了していたというが、音喜多駿政調会長が選挙カーに上がって>演説を再開し、声を張り上げる場面があった。
(中略)
 音喜多氏が選挙カー上に上がって「金沢氏は現在1位の候補を猛追中。皆さんの1票で結果が変わる大激戦になっている。改革政党の維新に1票を」などとマイクを握って話し出すと、同補選に出馬している諸派新人の根本良輔氏(29)がタスキ姿で現れた。根本氏は音喜多氏に対して紙を向けていたが、すぐにその場を駆け足で離れていった。
 吉村氏と金沢氏は周辺で練り歩きを始めており、根本氏も吉村氏がいる方角に向かっていく。ただ、吉村氏に近づこうとしても、維新のスタッフが体でブロックし続けている。
 音喜多氏が突然演説を始めたのは、妨害活動に屈した姿勢を示さないためだという。

■互いの主張の機会確保すべき
 現場にいた維新の小野泰輔衆院議員は産経新聞の取材に「相手陣営を前に誹謗(ひぼう)中傷するなんて、そんな話はない。これまでお互いに時間も場所も調整してやってきた。演説機会を双方確保するためだ。それを関係なしにやっているのはちょっと許せない」と述べ、「相手が主張する機会を許容して、自分たちも主張するのが民主主義の基本。そうでないと選挙は成り立たない。民主主義を破壊するようなことにつながりかねない」と語った。
 根本氏を巡っては、同補選で他の候補が演説している場所に押しかけ、大音量で声を張り上げるといった妨害行為が確認されている。
 小野氏は「裏金事件(=自民派閥のパーティー収入不記載事件)で政治家に対する信頼が低くなり、政治家には何してもいいという風潮につながっていると感じる。(根本氏ら)彼らがどうのこうのというつもりはない」とも語った。

■立民陣営は「帰れ」コール
 練り歩きを行う吉村氏ら維新陣営が進む先には立憲民主党新人の酒井菜摘氏(37)が街頭演説会を行っていた。吉村氏は根本氏を立民陣営に引き合わせないように、手前で道を曲がって、しばらく歩くと車で立ち去ったが、根本氏は酒井氏陣営に向かうと、また大声をあげ出した。立民陣営は「かーえーれー」とコールしていた。
(後略)
(奥原慎平)
 産経新聞 4/20(土) 18:37


 立民・大串博志選対委員長、選挙妨害に遭う 30分間のカーチェイス「威嚇とんでもない」

 立憲民主党の大串博志選対委員長は19日、国会内で開かれた代議士会で、衆院東京15区(江東区)補欠選挙で立民新人の応援のため江東区入りした際、他陣営から選挙妨害に遭ったと明かした。大串氏は「威嚇して選挙をおかしくしようとする狙いがあるならとんでもない」と憤りをあらわにした。
 大串氏は19日朝に選挙カーに乗って街宣活動をしている際、妨害を受けたという。「ちょっと私が名前を知らない党の街宣車が私たちの車を見つけた瞬間、急速にUターンして30分間カーチェイスされた。大きなマイクで『立憲民主党は公務員と教員から支援を受けているので違法だから、説明せよ』と言われた」と振り返った。
「私は過激なことには慣れているが、後ろのスタッフは威嚇的な言葉を投げられて非常に怖がっていた」と述べ、「このようなことは前にもあったようだ。私たちの主張をしていくためにも国会議員の皆さんにはぜひ回ってほしい」と呼びかけた。(奥原慎平)
 産経新聞 4/19(金) 18:06

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 誹謗中傷合戦から暴力的妨害まで。もはやまともな選挙活動ではない。

 特定候補が「自分は候補者だから妨害は罪にならない」と思って暴れているようだが、そういう土壌を作ってきたのは、(2017/07/02の記事、今のマスコミは2009年よりひどい)で取り上げた安倍総理(当時)の都議選応援演説を団体で妨害した勢力であり、それを指して「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」といった安倍氏の言葉を「安倍が国民を『こんな人たち』扱いした!」と歪曲して拡散したマスメディアである。
 彼らは(2019/07/19の記事、「こんな人たち」の鉄砲玉か?)の「アーベやーめろ!」連呼者の排除を「言論弾圧だ!」と非難し,そんな人間が逆に賠償を求めた裁判で勝訴した時には拍手で迎えた(2022/03/28の記事、「民主主義の邪魔をするな!(怒)」参照)。
 これらの事件が起きるたびに、拙ブログでは「こんなことを許しているとどんどんエスカレートする」と忠告したのだが、彼らの自己正当化はやまず。
 その結果が安倍氏の襲撃と殺害であり、岸田総理への爆弾テロであり、この東京15区の体たらくなのだ。

(2019/07/19の記事、「こんな人たち」の鉄砲玉か?)の時に演説妨害者を排除した北海道警に「申し入れ」という圧力をかけておきながら、

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 立民蓮舫氏も選挙妨害被害「対応が遅くて怖かった」 東京15区補選「でも、負けない」

 立憲民主党の蓮舫参院議員は22日、衆院東京15区補欠選挙(28日投開票)で立民新人の応援のため21日に選挙カーで活動した際、他陣営の選挙カーに追いかけられたと、X(旧ツイッター)で振り返った。
「警察署前で車を止め、スタッフが警察署に駆け込み相談をしている間に車の窓を叩かれ暴言を浴びせられ、動画を撮られていました」と投稿した。
 
蓮舫氏は「警察の対応が遅くて怖かったです」と苦言を呈した上で、「でも、負けない」と書き込んだ。
(後略)
 産経新聞 4/22(月) 18:47

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 自分たちがやられたら「警察は何をしている!」と噛みつく。

 なにを甘えているのだろう?
「割れ窓理論」とは言いたくないが、はじめにちょこちょこ妨害行為がされているうちに「相手が誰でもそういう行為はいけない」という社会常識を作っておかなくてはならなかった
 それを「俺が敵とみなしている相手への妨害は正義」と吹かしていたから、自分の側にもそれが返ってくるし、全体がめちゃくちゃになる。
 それで「自分たちは守れ」? プーチン露大統領と考え方が同じだ。

 まったく、身勝手な「俺正義」ほど社会に害をなすものはない。


 おまけ。

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<独自>「ご飯論法」神谷氏にブログ削除要求 共産福岡県委 言論封殺の懸念も

 共産党福岡県委員会が2月に開いた県党会議で、流行語大賞で入賞した「ご飯論法」の発案者の党員で漫画評論家の神谷貴行氏に対し、党側が規約違反と認定したブログの削除を求めていたことが18日までに分かった。産経新聞が関係者から入手したメモでは「ブログを削除し、自己批判すべきだ」などと幹部が迫っており、言論封殺と批判される可能性がある。産経新聞は党側に事実関係>の確認などを求めたが、同日までに回答はなかった。
 神谷氏は党首公選制を訴えて除名されたジャーナリストの松竹伸幸氏の処分見直しを県委員会内で主張。その議事内容をブログで公表したことが規約違反に当たるとして、2月の県党会議で神谷氏を役員である県委員に再任しなかった。
 県党会議では、内田裕県委員長による活動報告後に討論が行われ、神谷氏にも発言機会が与えられた。神谷氏は、ブログへの投稿を規約違反とした党側の決定は「虚偽決定」と反論。内田氏ら県党三役から「除名」をほのめかす文書を示されながら「自己批判を強要された」などと主張した。自らへの調査が(2月時点で)8カ月にも及ぶにもかかわらず、「調査の結論が出ていないのは証拠がなく規約違反ではないためだ」とも述べ、その不当性を訴えた。
 こうした神谷氏の主張に複数の幹部が反論。最初に発言した幹部は「神谷氏の規約違反の根拠はブログにあるが、いまだに削除されていない。規約違反を認めて素直に自己批判した方がいい」と要求。別の幹部は「神谷氏の行為を喜ぶのは支配勢力や、共産党の解体を願う勢力である。ブログを削除し、自己批判すべきだ」と非難した。
 一連のやりとりを引き取った内田氏は「神谷氏は党内議論を勝手にブログで公表し、党会合で彼を批判した県委員の発言も勝手に公表した」と指摘し、「規約違反」との決定を変えなかった。一方、神谷氏が討論の機会を与えられたことについて、内田氏は「少数意見でも議論した点で、民主集中制が発揮できた」と評価した。(千田恒弥)
 産経新聞 4/18(木) 13:07

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 あれ? 「ご飯論法」というのはどこかの女性学者ライターが使いだしたものじゃなかったっけ? 自分が論点をすり替えておきながら相手に「すり替えている」という非難をぶつける詭弁の論法。わかりやすくいえば「ひっかけ質問と揚げ足取り」。

 それを使ってさんざん安倍氏を「嘘つき嘘つき」と罵っていたのに、役目が終わったら内部分裂か。左巻きらしい(苦笑)。

「こんな人たち」に政治を振り回されているのがここ数年なのだから、なんと馬鹿らしいのだろう。


 本日のこいのぼり。

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「ブリのぼり」春風に泳ぐ ハマチ養殖発祥地PR 香川県東かがわ市


(写真、朝日新聞デジタルより。安戸池のいけすの上を泳ぐブリのぼり=2024年4月20日午後0時9分、香川県東かがわ市引田、福家司氏撮影)

 世界で初めてハマチ養殖の事業化に成功した香川県東かがわ市引田の「安戸池」に、ブリのこいのぼり「ブリのぼり」がお目見えした。5月末まで池の上を泳ぐ。
 市がハマチ養殖発祥の地と特産の「ひけた鰤(ぶり)」をPRするため、2021年から毎年、端午の節句の前後に掲揚している。「出世魚」のブリに ちなんで体長1.2〜1.5メートルのブリ、ハマチ、ツバスの3匹が、観光施設「体験学習館マーレリッコ」が池に出している、ハマチのえさやり体験や釣り 用のいけすの上を元気に泳いでいる。
 徳島県上板町から小学生の長男と訪れた会社経営の近松征徳さんは「ここは安全に釣りを楽しめるのがいい。ブリのぼりとはおもしろいですね」と話し、親子でタイを釣り上げていた。
 観光施設の六車庄一所長は「ひけた鰤は25年の大阪・関西万博の弁当の食材にも採用された。大型連休には多くの人に訪れてもらいたい」と期待していた。(福家司)
 朝日新聞デジタル 2024/04/21 10:30

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 もうこいのぼりが泳ぐ時期になったか。
 そしてあちこちでいろんな魚も泳ぐ。

(2014/04/15の記事、死者に敬意をはらえない国は、生者を弾圧しても平気である)で取り上げた「キンメダイ」に続いて、今度は「ブリ」が出てきた。
(2021/04/23の記事、「人に言われたからやる」ではちゃんとした社会人になれないぞ)の「ダイオウグソクムシ」のぼりよりはおいしそうだな。

 どこかの地方では「アユノボリ」を上げているところもあったけど……もう「鯉が滝を登り上がると龍になる」というストリーリーはすっかり忘れられてしまっているような。
 鰤は出世魚だから、まだ名残りはあるのかな? ちゃんと出世しているし。

 


 ちなみに今は水戸駅前も、

 

 

 こいのぼり一杯だ!


 

 

「フェイクニュース」って誰が流すんだっけ、NHKさん?

 今日は「あおぞらクラフトいち」の2日目だが、お約束のように曇っていて天気が良くない。
 昨日見に行っておいてよかった。

 だがあちこち顔を出してちょっと無理したのか、おかげで朝から胸が痛い。
 今日は簡単に。

(2024/03/29の記事、「自然」は必ずしも体にいいものではない)で取り上げた小林製薬のサプリの事案、(2024/04/09の記事、化学者だって知らないんだから)で書いたように、素人が「プベルル酸! プベルル酸!」と騒いでいるのだが、

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 プベルル酸以外に複数化合物 紅麹サプリ、通常含まれず 厚労省など

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを摂取した人から健康被害の訴えが相次いでいる問題で、厚生労働省と国立医薬品食品衛生研究所(川崎市)は19日、原料サンプルを分析した結果、「プベルル酸」の他に複数の化合物が一部に含まれていたと明らかにした。
 同サプリに通常は含まれていないという。
 小林製薬の検査では青カビ由来の天然化合物プベルル酸が検出されていた。プベルル酸は抗生物質としての特性がある一方で、毒性が強く、サプリには通常含まれない。
 厚労省は、同社から過去3年分の紅麹原料のサンプルの提供を受け、健康被害の報告のあった昨年6~8月に製造されたサンプルを同研究所で分析していた。その結果プベルル酸のほか、少なくとも二つの化合物が確認された。同省などは、健康被害の原因解明を急ぐ。
 時事通信 4/19(金) 17:50

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「別の物質」も出てきたぞ。

 だから「化学も医学も知識がない人間」は騒ぐなといっているのに。

 当たり前だが、この「二つの物質」もまだどういうものかは分かっていない。もう一度書くが、「スタートレック」に出てくるトリコーダーのような便利なものは21世紀にはまだ発明されていないのだし。
 そしてこの二つの物質が特定されてもいないのだから、それが人体にどういう作用をするものかも、今はまだわからない。
 もちろん、それがどういう経路で入ったのかもわからない。

 マスメディアが「すでに廃止した工場を大阪府が視察した様子」を流すものだから、

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プベルル酸が産生されるような不衛生な生産体制生産環境で作っていたから死亡者がでたのではないか?。プベルル酸の毒性が強かろうが弱かろうが特定のものを摂取したひとに問題がでた。紅麹を生産してるのは小林製薬だけではない。他のところではなぜ問題がおこらないのか?。小林製薬の工場が汚いからだろ?。薬のなかにはなぜ効果があるのかよくわからないものって結構あるし昔からある薬なのに新しい副作用が最近わかったなんてのもある。「影響は不明」だから~といっていい話ではない。
小林製薬は最初の報告がはいってから1カ月放置していたというのも問題だ。

 毎日新聞4/19(金) 20:47配信「紅麹サプリから検出『プベルル酸』とは 人体への影響は不明」コメント欄より

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 勝手に「不衛生な工場」と空想を膨らませる人も出てくるが、たとえば原料である米に「これらの物質だけ」が入っていた場合、小林製薬としては認知のしようがない。「カビ毒」は「カビ」とは違い目に見えないのだから。

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「紅麹」サプリ摂取後に死亡した3人、前立腺がんなどの持病…患者95人中3人が重い腎障害

 小林製薬(大阪市)の「紅麹(べにこうじ)」成分入りサプリメントを巡る健康被害問題で、厚生労働省と日本腎臓学会は9日、記者会見を開き、サプリ摂取後に死亡した5人のうち3人に前立腺がんなどの持病があったことを明らかにした。同学会は、健康被害を訴えている患者95人の症状などの調査結果も公表し、3人が重い腎障害のため人工透析を受けていたことがわかった。
 死亡した5人の情報は同社が厚労省に報告したもので、年齢は70歳代が3人、90歳代が1人、不明が1人だった。性別は女性3人、男性2人だった。
 うち3人は持病が明らかになり、それぞれ▽前立腺がん▽血液がんの一つである悪性リンパ腫▽高血圧・高脂血症・リウマチだった。死因は明らかになっていない。残る2人の持病の情報は不明だという。
(後略)
 読売新聞オンライン 4/9(火) 16:47

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 こういう情報もあるのだから、とにかく今は「原因究明」に全力を尽くすべき時で、「正義感満たしのバッシング」をしている場合ではない。

 だというのに、せっかく症状などできちんとした報道をしている読売新聞は、

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 読売新聞記者が談話捏造 紅麹関連記事巡り

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)製品取引先の反応などを扱った記事で、原稿をまとめた読売新聞大阪本社社会部主任(48)が、談話を捏造(ねつぞう)していたことが17日、分かった。

 記事を取材・執筆した岡山支局の記者(53)も、取材先が発言していない内容と知りながら談話の修正や削除を求めなかったという。読売新聞社は同日付夕刊で「重大な記者倫理違反であり、関係者、読者の皆様におわび致します」とし、関係者を処分する方針を明らかにした。
 同社によると、捏造があったのは6日付夕刊の「紅麹使用事業者 憤り」と題した記事。小林製薬の取引先企業の社長の発言として「突然『危険性がある』と言われて驚いた」「補償について小林製薬から明確な連絡はなく、早く説明してほしい」と記載したが、実際には発言していなかった。社長の写真説明にも誤りがあった。
 社会部主任は「
岡山支局から届いた原稿のトーンが、(小林製薬への憤りという)自分がイメージしていたものと違った」と説明し、支局記者も「社会部が求めるトーンに合わせたいと思った」と再取材をしなかったという。 
 時事通信 4/17(水) 17:22

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 こんなことをやってしまうとは。

 読売新聞は令和六年能登半島地震の際にも「自販機破壊が~」という記事を書き、「あれは許可を受けて緊急避難的に行われたものだ」と指摘されたことがある。
 その時に「誤報でした」と謝った記事を見た覚えがないのだが……「そういう体質がまた」というところだろうか。

 とはいえ、この手の「小林製薬に憤慨する関係者というストーリー」は読売一社が書くものではなく、

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 紅こうじ原料、使用企業が苦境 風評被害に苦慮、小林製薬問題

 小林製薬(大阪市)の紅こうじ原料を使用した企業が、商品の自主回収や製造停止を余儀なくされるなど苦境に立たされている。原料を使用する173社などから健康被害の報告はなかったが、企業側は紅こうじ自体に対する風評被害対応に苦慮。公表が遅れた小林製薬の姿勢に不満も上がる。

 健康食品の製造、販売を手がける「ZERO PLUS」(福岡市)は、小林製薬の原料を使用した新商品のせんべいを3月に発売したが、直後に一連の問題が発覚。市場に出たほとんどの商品を自主回収した。
 小林製薬は1月に健康被害を把握しており、担当者は「もう少し早く情報共有してくれていれば、発売前に対応することができた」と、公表の遅さに苦言を呈する。
 伝統食品にも影響が出ている。沖縄の発酵食品「豆腐よう」をつくる「海洋食品」(沖縄県浦添市)も、小林製薬の原料を使用しており生産を取りやめた。
 別の紅こうじを使えば最低3~4カ月で再販できるが、消費者からは紅こうじ自体を懸念する声も聞かれ、再販のめどは立っていない。
 共同通信 4/17(水) 15:38

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 他社も同様で。

小林製薬は1月に健康被害を把握しており、担当者は『もう少し早く情報共有してくれていれば、発売前に対応することができた』」といわれても、因果関係が分からない時点で動くのは「死んだ人は全員米を食べていた」レベルの話で、さすがにそれは無理筋過ぎる。
 今なら「原因究明のために流通を停めておくべきだ」といえるが、その時点ではあまりに情報が少なすぎる。イギリスで起きたアフラトキシンによる七面鳥の大量死のようにことがあればともかく、一月ごろには医者でもまだ、他の食品との兼ね合いも考えて「とりあえずサプリを停めて様子を見ましょう」ぐらいしか言えない、

 まったく。こうやってマスメディアがバッシングするよう方向で誘導しようとするから、(2024/04/09の記事、化学者だって知らないんだから)の橋下氏のようなアジテーターが出てきて世間を煽り、それで頭を沸騰させる人間が出てくる。
 それは原因解明の時には一番邪魔になるのだ。余談に凝り固まった人間はたとえ事実が明らかになっても、自分が作り上げたストーリーに合致しないと、よく聞く「疑惑は深まった」という言葉を口にするようになるばかりで。


 ところで、衛星放送を見ていると、この「機能性表示食品」の通販コマーシャルがやたらと入る。
 曰く「~が報告されています」。
 私はこのナレーションを聞くたびに「誰がどこに報告したんだよ」と突っ込んでしまうのだが、さて、

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 機能性表示食品見直しへ消費者庁が初会合 報告ルール整備など焦点に

 小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」入りサプリメントの健康被害問題を受け、消費者庁は19日、サプリを届け出ていた機能性表示食品制度の見直しに向けた検討会の初会合を開いた。構成員の意見などから健康被害情報の報告ルールの整備などが焦点となりそうだ。
 消費者安全調査委員会の委員長も務める中川丈久・神戸大教授が座長に選出された。制度導入時に検討会の委員だった合田幸広・国立医薬品食品衛生研究所名誉所長や神村裕子・日本医師会常任理事らも参加した。
 機能性表示食品は、食品表示法に基づき2015年に導入された制度。事業者が食品の安全性と機能性に関する科学的根拠などを届け出れば健康効果を表示できる。合田氏は「機能性表示食品制度は事業者の性善説に基づいて作られた」と指摘。健康被害情報を把握した小林製薬の公表が2カ月ずれ込んだ点を鑑みて「食品でトラブルが起きた時に情報提供があまりにも遅く、国に届け出ないことも多い」と報告体制の不備に言及した。
 品質管理体制の確保についても意見が相次いだ。機能性表示食品制度のガイドラインでは「適正な品質管理の規範(GMP)」の認証を推奨していたが、小林製薬の大阪工場は取得しておらず、神村氏は「GMPにきちんと入っていれば途中で成分がおかしいということは把握できたはずだ」との私見を述べた。
 消費者庁は検討会の意見を踏まえ、5月末をめどに見直し案をまとめる。

 厚生労働省も食品の安全確保を定める食品衛生法の観点から新たなルール作りを検討する。武見敬三厚労相は3日の衆院厚労委員会で「新たなルール化が必要だ。食品衛生法において、いかなる施策が必要か検討したい」と述べている。
 焦点になるのは、サプリの位置づけだ。医薬品では、重大な副作用を製薬企業が把握した場合、国への報告が医薬品医療機器法で義務付けられているが、食品全般を対象とする食品衛生法に義務規定はない。
 与党幹部は「新たに健康食品といった枠組みを作ることが考えられる」と指摘。被害発生時の報告義務や服用に関する制限なども焦点となりそうだが、法的な規制となれば見直しに時間がかかる可能性がある。【阿部絢美、肥沼直寛、宇多川はるか】
 毎日新聞 4/19(金) 19:48

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 政府がこういう方向で動き出している中、あまりにバッシングをし続けると、クロスオーナーシップでつながっているテレビ局が大口スポンサーを失ってしまう可能性もあるのだが。どうする新聞メディア?

 そしてそういうコマーシャルで稼いでいるタレントたち?


 本日の「秘密基地」。

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「中銀カプセル」内に入れる催し 大型連休、和歌山県立近代美術館で


(写真、朝日新聞デジタルより。カプセル内の様子。2023年9月12日、和歌山市吹上1丁目、榊原織和氏撮影)

 建築家の故黒川紀章氏が設計し、老朽化のため解体された「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」の居室カプセルを展示する和歌山県立近代美術館が、大型連休中に2日間、居室内を公開する。21日から予約を受け付ける。
 カプセルタワーは東京・銀座に1972年に建てられた。直方体の居室カプセル140個を積み重ねたような形で、奇抜な外観や設計思想が注目を集めた。黒川氏が設計した県立近代美術館はカプセルの一つを譲り受け、昨夏から展示してきた。
>10平方メートルほどのカプセル内には、ベッドやエアコン、ユニットバスなど最小限の生活必需品を備える。来館者はこれまで窓から中をのぞけるだけだったが、大型連休中の29日と5月5日は中に入って見学できる。
 公開に際し、来館者への解説を担当する井上芳子学芸課長は「狭いような、居心地のいい茶室のような空間。黒川建築の現物に触れられる貴重な機会」と呼びかける。
 公開は各日とも午前10時〜正午と午後1〜4時。4人程度までの1組ずつ案内し、制限時間は10分。定員は各日20組(先着順)。無料。名前、住 所、電話番号、希望日時、人数を伝え、電話(073・436・8690)かメール(press@momaw.jp)で申し込む。
 27日〜6月30日には、かつてカプセルタワーに住んでいたタレントでDJの「コスプレ声ちゃん」による、タワー解体とカプセル再生の様子を記録した写真展も開催される。(榊原織和)
 朝日新聞デジタル 2024/04/19 10:15

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 いいなぁ、楽しそうだなぁ。
 こういうものは「男のロマン」をくすぐってくれて、子供でなくともわくわくする。

「変な形のビル」といえば、不忍池から見えるところにも「変な形のビル」が建っていた覚えがある。
 調べてみると「ソフィテル東京」という名のホテルだったらしい。
 これも「中銀カプセルタワービル」と同じく「メタボリズム」の旗手、菊竹清訓氏の設計だという。
 氏はあのエキスポタワーの設計者ということで、なるほどあのタワーも「変な形」をしていたな。
 この「ソフィテル東京」の方は2007年にもう解体されてしまったというが、ニュースを見た覚えがない。今ならどう扱われただろう。


 そういえば水戸芸術館のシンボルタワーも「変な形のビル」といえばいえるのだが、これを設計した礒崎新氏は、ウィキペディアによると「一九六二年頃の私の思考を整理してみると、私はメタボリズムと明瞭に逢遇している」と言っていたらしい。
 なるほど。


 

携帯から一言

今日は明利酒類で蔵開き。

 
 

コロナ禍で中止になって以来、四年ぶりである。

皆期待していたのか、すごい人出。開場前には別春館の敷地を取り巻く列ができていた。

 

 

ご老公一行も駆けつけてくれたぞ(笑)。

今年は今までの蔵開きから一カ月遅いせいか、

 

 

敷地内の桜ももうすっかり葉桜になっているのがちょっと残念。

明利の蔵である別春館には、

 

 

ウイスキーの樽が!

二階には、

 

 

アニメコラボのスペースもできていた(汗)。

蔵開きでしか買えない酒も手に入れて、呑むのが楽しみだ。


午後からは芸術館の「あおぞらクラフト市」へ。

 

 

今回は金工系の作家さんが少ないようだ。


気温が上がってきて、ちょっとへばってしまったよ。




 

 

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