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珍鳥シマアジのペア

珍鳥シマアジのペア 旅の途中で和歌山・田辺に
https://www.agara.co.jp/article/365656

旅の途中に日本へ立ち寄る珍鳥シマアジ(カモ科)のペアが15日、和歌山県田辺市下万呂の天王池に飛来した。日本野鳥の会支部会員は「県内で目撃されるのは珍しい。紀南ではほとんど確認されていない」と話している。

当地ではシマアジコガモなどの群れに混ざることがときどきあり、見つけると嬉しいけれど、それほど珍鳥というわけでもない。記事中の写真のオスのように繁殖羽であれば非常に目立つ目の上の白ラインで間違えようはないが、メスや、オスでも繁殖期を過ぎたエクリプスは地味なので、他のカモの群れに混ざっているとなかなか見つけにくい。ちなみに私は、2年前の夏、コガモの群れが飛んでいると思って撮った写真が、あとで見るとそのうちの一羽がシマアジだったので、これは詳しい人に会ったときに見てもらおうと思っていつも携帯している"ほぼ日手帳"のカバーに入れておいたのだが、今でもなんとなくそのままになっている。

珍鳥アオハクガン飛来 浦幌で厚岸の奥泉さん撮影

珍鳥アオハクガン飛来 浦幌で厚岸の◯◯さん撮影
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1001019/

渡り鳥ハクガンの同種の青色型(アオハクガン)が今月上旬、十勝管内浦幌町内で撮影された。

これは記事中にもあるとおり、異なる種や亜種とかではなく、同種で色彩の異なる個体ということである。ネットで検索するとかなりの珍鳥扱いを受けているが、カミさんに聞いたところ、ハクガンの群れにはときどき混ざる、そんなに珍しくない、と軽くあしらわれてしまった。

五島に珍鳥・シベリアムクドリ

五島に珍鳥・シベリアムクドリ ◯◯さん撮影 予期せぬ出合い喜ぶ 長崎
https://nordot.app/1154613702186320436?c=39546741839462401

極東の狭い地域に分布する渡り鳥で、主に東南アジア方面で越冬する。頭頂部の黒斑と羽の白いラインが特徴という。国内、県内でも観察記録が少なく、五島市内で確認されたのは初めて。

写真を見た瞬間、強い既視感を覚えたのだけれど、こんな珍しい鳥を見たことあるはずなんかない。冷静になって考えてみた結果、その既視感の正体はコムクドリなのだろうという結論に至った。ネットで写真を比較してみると、たしかにコムクドリを白黒に近づけた感じだ。ただ、単純にモノクロにしたのではなく、頭から腹にかけてのグレー、羽の黒と白いライン、これらのバランスが絶妙で、ただ彩度を落としただけとは異なる美しさを感じる。

迷鳥?いえ、春の使者です…南さつまにクロウタドリなど珍鳥飛来

迷鳥?いえ、春の使者です…南さつまにクロウタドリなど珍鳥飛来
https://373news.com/_news/storyid/191984/

春の訪れを告げる珍しい旅鳥が鹿児島県南さつま市の草地などに飛来している。ヤツガシラ、クロウタドリホオジロハクセキレイなどで、野鳥愛好家は「役者がそろった」と喜んでいる。


前回に引き続き、またまた鹿児島のヤツガシラ、鹿児島県ではもはや珍鳥ではないのかも。前回のは下甑島でかなり離れているし、撮影者も異なる。だが、渡り鳥なので同一個体の可能性は否定できないかなとも思ったが、写真を見るとどうも羽の模様が違うようだ。


白黒のセキレイといえば、よく見るのはハクセキレイセグロセキレイなんだけど、僕はこいつらの命名は失敗だと考えている。だって、どっちも背中が黒いんだから、ハクセキレイだってセグロセキレイだ。両者の違いは頬の部分が白いか黒いかなんだから、ホオジロセキレイとホオグロセキレイにすればよかったのだ。ところが、ホオジロハクセキレイって鳥はすでにいるんだな。こいつは、ハクセキレイにある黒い目線がなくて顔全体は白い。だから、たしかにハクセキレイよりもホオジロなので、ホジロハクセキレイだ。何を言ってるのは自分でもわからなくなってきたが、まあ要するに珍鳥なんだろうけど、なんとも微妙な珍鳥で、ベテランじゃないとわからないだろうな。ハクセキレイか、って見逃す可能性大だ。


クロウタドリは、ビートルズのブラックバードとして有名だ。僕は見たことないけど、ロックファンとしては生きてるうちに一度は見てみたいものだ。

おめぇ強そうだな…“春告げ鳥”ヤツガシラが鹿児島・甑島に飛来

おめぇ強そうだな…“春告げ鳥”ヤツガシラが鹿児島・甑島に飛来
https://373news.com/_news/storyid/191532/

鹿児島県薩摩川内市下甑町手打の海岸近くに春の使者として知られる旅鳥のヤツガシラが飛来し、島民らの目を楽しませている。<中略>◯◯さんは「ヤツガシラの姿を見ると春が来たと実感する。かわいらしくずっと見ていても飽きない」と話した。

久しぶりにヤツガシラのニュースを拾ったよ。珍鳥の中の珍鳥っていうか、ザ珍鳥っていうか、珍鳥といえばヤツガシラっていうか、まあ毎年毎年どっかこっかで目撃されて、見た目もアレなもんで「ばえる」から、すぐニュースになるよ。というわけで、10年くらい前まではだいたい必ずヤツガシラのニュースも拾ってたんだけど、途中からもういいや、はいはいヤツガシラね、ってかんじになっちゃって拾うのやめちゃってたってわけさ。実際、今月は島根でもニュースになってたよ⇛https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/539773
つまり、珍鳥の中の珍鳥、ザ珍鳥、といっても、めちゃくちゃレアって意味じゃない。って、偉そうに言ってみたけど、実は僕、まだ見たことないんだな。鹿児島だと春になれば見れるようなこと書いてあるけど、基本的に迷鳥なんで、いつどこで出会えるか予想がつかないしね。僕の鳥友で釣りも趣味の人がいるんだけど、その人はぜんぜん鳥見じゃなくて思いっきり釣り目的で行ったところで目の前に現れて初めて見たってゆってた。だから、まあ僕も生きている間にはきっとどこかで偶然出会うんじゃないかな、って思っているよ。

「鶴居のマナカナ」まもなく旅立ち

「鶴居のマナカナ」まもなく旅立ち SNSでも親しまれ 北海道
https://article.auone.jp/detail/1/2/2/101_2_r_20240301_1709269281530379

国の特別天然記念物のタンチョウが多く飛来する北海道鶴居村。今冬、話題になったのは給餌場に定着したマナヅル1羽とカナダヅル1羽だ。名前の2文字から「マナちゃん」「カナちゃん」としてSNS(ネット交流サービス)を中心に親しまれ、「鶴居のマナカナ」として観光客や愛好家らに人気を集めている。(中略)今も給餌時間によく見られる「マナカナ」は、「今年限定の風景だろう」と鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの原田修チーフレンジャーは話す。「3月中旬に給餌が終われば、餌や相手を求めて旅立つと思います。仲間がいる本来の場所で幸せになってほしい」と語った。

鶴居にマナヅルとカナダヅル来てたんだ。SNSで話題とあるけど、全く知らなかったよ。最初、マナカナってなんだ?って思ったけど、マナヅルとカナダヅルならそりゃマナカナだよな。まあでも、寒そうだし同じ道内とはいえ札幌からだとほぼ外国なので(東京で例えると名古屋か新潟か仙台に行くようなもんだぜ)行く気はぜんぜん起きんよ。あと、個人的な感想になるけど、原田さんいま鶴居にいるんだ、へえーって思ったよ。

うちの田んぼにコウノトリ…じゃない? 珍鳥見つけた夫婦の農法

うちの田んぼにコウノトリ…じゃない? 珍鳥見つけた夫婦の農法
https://www.asahi.com/articles/ASS2M5CHGS27PISC01K.html

福井県鯖江市の水田で越冬している希少なツル「ソデグロヅル」を見つけたのは、水田で作業していた米農家の◯◯さんだった。<中略>「(コウノトリが多い)武生から飛んできたのかな」と思った。

ソデグルヅルにはびっくりだけど、むしろ「コウノトリかな」と、コウノトリがすっかり普通の鳥になってしまっていることのほうが感慨深い。
2008-06-29 コウノトリの郷の楽しみ方 - SuemeSublog

夏鳥コマドリが越冬? 野鳥の会「冬場は珍しい」

夏鳥コマドリが越冬? 野鳥の会「冬場は珍しい」 高知県四万十市で確認
https://www.kochinews.co.jp/article/detail/721083

春に飛来し夏場を日本で過ごす夏鳥コマドリ1羽がこのほど、四万十市勝間の山中にいるのが見つかった。通常は、冬は中国南部など暖かい場所で越冬。日本野鳥の会高知支部は「冬場に見られるのは大変珍しい」としている。

たしかに冬にいるのは珍しい。てゆーか、夏でも珍しいぞ。毎年声は聞くけど、どこで鳴いてるのか見つけられないんだよ~(;_;)

珍客ホシガラス 帯広川河川敷

珍客ホシガラス 帯広川河川敷
https://hokkaido-nl.jp/article/32501

ホシガラスという名前は黒い体(羽毛)の中に白い斑点があることから、それを「星」に見立てたことに由来する。九州以北の亜高山帯から高山帯で繁殖し、秋から冬にかけて平地に飛来することがあり、過去には浦幌町豊頃町の海岸線付近でも観察された。

たしかに平地に出てくることは珍しいと思いますが、北海道の昨夏はけっこう当たり年で、あちこちで見られたようですよ。僕は見てないけど…
参考→平地にホシガラス | 認定NPO法人サロベツ・エコ・ネットワーク

ネオパークに珍客 アカハシハジロ

ネオパークに珍客 アカハシハジロ
https://www.fnn.jp/articles/-/642282

ネオパークオキナワの池に飛来したのは、赤いくちばしが特徴の”アカハシハジロ”です。ヨーロッパから中央アジアなどに生息する鴨の仲間で、越冬のため飛来したようですが…群れではなく、1羽だけ。

こんな鳥知らねーぞ、っと思ったら、2014年に栃木県に飛来したニュース拾ってた。いやあ、我ながら役に立つなあ、このブログ。
羽田沼に珍鳥「アカハシハジロ」飛来 大田原 - SuemeSublog
羽田沼ってどこよ、大田原って何県よ、って改めてググったのは内緒にしといてくれ。