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2024年 03月 25日

さくら開花

近くの公園で、私が勝手に標準木に指定しているソメイヨシノが、昨日は2輪程度だったけど今朝は10輪以上咲いていて、ついに開花。もっとも今週はいまいち天気がよくなさそうで、足踏みしそうな気も。
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ここ何年か、開花がはやかったので、今年もはやばやと花見を決めた人がいたようで、昨日はブルーシートを広げている人たちがいた。わりとあたたかかったから、花見じゃなくておしゃべりにはマルだったかも。

けさは雨模様。
上池では、名前を忘れちゃったけど、薄紅色のサクラがきれい。
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アオジもあちこちで見かけたよ。最後の1枚はオス。実に濃い顔をしてた。隈取りが広いほうがメスにモテるのかな?
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# by sustena | 2024-03-25 11:24 | 小さな自然 | Comments(1)
2024年 03月 20日

村上隆 もののけ 京都

京セラ美術館では、京都市美術館開館90周年記念展の「村上隆 もののけ 京都」展をやっていて、当初これまで見たこともないほどの行列というので行くのをやめようかと思ってたんだけど、先着5万名に進呈されるという「COLLECTIBLE TRADING CARD」の配布が終了したとたん、平常に戻ったというので、私設図書館の「鈍行」に行く前に立ち寄ることにしたのだった。
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会場に入るや目に飛び込んでくるのが、全長13mの「洛中洛外図」。岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風(舟木本)」をスキャンし、村上のキャラクターを加え、かつ金雲の中に髑髏を埋め込み仕上げたもの。
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続いて、120cmの円内に、金色をふんだんに使って描いた《尾形光琳の花》《琳派のお花と抽象的図像》などが並ぶ。
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暗い部屋に入ると、中央に六角螺旋堂があり、東西南北を青龍、白虎、朱雀、玄武の四神に囲まれた今様平安京が登場する。
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辻惟雄との対談で「たまには自分で描いたらどうなの?」と言われて描いた《雲竜赤変図》(印刷物では見たことがあったけど、近くで見るのは初めて。勢いがあるなぁ)。俵屋宗達の《風神雷神図屏風》に触発された作品はいかにも令和版といった趣でユーモラス。
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こんなふうに新作が多い。海外から作品を運ぶのは費用がかかるからできるだけ新作でとムチャぶりされたから、まだ全部はできてないのだ・・・みたいな愚痴ともなんともつかぬ言い訳メッセージがあちこちにあったけれど、五百羅漢展以来の充実ぶり。
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制作途中の指示を見ると、あっけらかーんと見えて、細部までしっかりチェックしていることがうかがえる。
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それにしても、完成作品のキレイさ、そのテクニックはすごいなー。(もちろんどーだかなーって作品もあるんだけど)


# by sustena | 2024-03-20 16:39 | Art/Museum | Comments(1)
2024年 03月 09日

鈍考のこと

2月に1泊で大阪に出張に行ったとき、ほんとは2日目は大阪で過ごす予定だったのだけれど、京セラ美術館でやってる村上隆のトレーディングカード目当ての入場待ちの行列がなくなったことと、前から行ってみたかった私設図書館の予約が取れたので、予定を変更し、京都に行くことにした。

「鈍考」はブックディレクターの幅 允孝さんが主宰する「BACH」の京都分室として、建築家の堀部安嗣さんが設計。さまざまなジャンルの3000冊の書籍を90分間、自由に閲覧できる。完全予約制で、1回の定員は6名まで。1日3回の入れ替え制。

23年5月のオープン当初は出張のついでに・・・なんてとうてい予約がとれなかったのだけれど、今回は前日にふと思い立ってwebサイトをチェックしたら空いていたので
出向いたのだった。

叡山鉄道の三宅八幡駅から徒歩10分。スマホの道案内を時折確認しながら緩やかな坂道をのぼっていくと、静かなたたずまいの外観。
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あらかじめ教わっているキーナンバーを入力するとドアがあく。荷物はロッカー内に入れて、喫茶芳のカウンターにすわると、あたたかいお湯が出てくる。
内部もとても気持ちいい空間。最初に簡単な注意事項を聞いてから、あとは、縁側でも、カウンターでも畳張りのところでも、庭に面したガラス戸前の椅子でも、どこに陣取ってもOK。
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ころあいをみて、ネルドリップの深煎りコーヒーが供される。

ゆったりと本に向き合う時間。90分があっという間だった。
終了後は写真撮影はOK。とはいえ、すぐに戻らないと新幹線に間に合わないので、本棚を数枚撮って駅に急いだのだった。
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# by sustena | 2024-03-09 14:44 | | Comments(0)
2024年 03月 03日

大阪芸術大学へ

はやいもので、うかうかとしているうちにもう3月、ひな祭りである。
2月下旬は、確定申告のための立替処理について青色申告会に質問に行ったら、過去2年教わった売掛金と預金の処理で、補助項目を立てる必要がないといわれ、過去2年間までさかのぼって修正する羽目に…(涙)
かててくわえて、インタビュイーの動画に写っているボトル缶を消すようにという指示が出て、細かいマスク処理をしなくてはならず、疲労困憊したのだった。

で、今頃になって、2月に出向いた大阪・京都の話をアップすることに。

ひとつめは、大阪芸術大学の卒業制作展に行ったこと。学生の作品を見たいわけじゃなくて、こういうことでもないと妹島和世の設計した2017年にできたアートサイエンス学科の新校舎が見られないからなのだった。SANAAのロレックス・ラーニング・センターを思わせる、ゆるやかな傾斜で打ちと外がつながっているような、ちょっとメビウスの輪を思わせる建築だ。
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この大学は、いろんな時期に建てられた、いかつい感じの建築や、ポストモダンっぽいもの、どこかのテーマパークみたいなものとか、いろんな建築があって、歩くだけで楽しい。
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夜は、日本橋の島之内一陽へ。
ひとり呑みなので、コースを予約したんだけど、通っておらず、単品を注文。

つき出しはフグ皮を使ってサラダ。お造り盛り合わせは、のれそれ、甘エビ醤油漬け、マグロ、天然のタイ。
海老とフキノトウ揚げ、水ダコの一味醤油焼き、豆乳饅頭の蟹あんがボリュームたっぷりで、おなかがいっぱいに。
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# by sustena | 2024-03-03 17:53 | | Comments(2)
2024年 02月 22日

「スプーンフェイス・スタインバーグ」

先日、KAATで「スプーンフェイス・スタインバーグ」を観た。片桐はいり版。いくらなんでも7歳の少女役は…と思ってだけど、どんどん幼く見えてしまう。役者ってすごい。紙飛行機が目の前に飛んできた。ちゃんと子供が描いたような絵がクレヨンで。しみじみしちゃった。1階には春節のランタンオブジェ。

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# by sustena | 2024-02-22 07:49 | Theatre/Cinema/Music | Comments(0)