宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (15:11)
今日、M2.0の中規模フレアが発生しました。
また、M3.6の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/25 10:43 M1.0
10:11 C8.7
07:54 M2.0
07:14 M1.1
04:55 C7.9
04:15 C4.0
02:58 C4.0
4/24 23:02 C9.4
21:07 M1.4
19:22 C5.7
18:30 C5.0
16:36 C6.9
15:31 C4.2
13:35 C7.4
13:00 C6.2
12:33 C4.7
11:33 M1.8
09:16 M1.7
07:50 C6.2
06:32 C6.8
06:01 C7.4
03:34 C8.9
02:33 M2.9
4/23 22:37 C7.8
21:40 C5.0
18:45 C4.6
17:10 M3.0
16:34 C5.4
16:00 C3.5
12:09 M3.6
07:49 C8.1
07:09 C6.3
06:10 M1.6
04:58 C4.9
04:14 C4.8
03:38 C4.4
01:26 M1.0
00:42 M2.8
00:12 M1.6

黒点  4/25 (NOAA)
磁場 フレア
3638 6 β M3
3639 4 β ---
3643 16 βγ ---
3644 2 α ---
3645 15 βγ M1
3646 12 β M2
3647 12 β ---
3648 11 βγ C5
3650 2 β C6
3652 5 β ---
3653 1 α ---
3654 18 β M4
3655 5 β ---
3656 5 β M3
3657 7 β M1
3658 2 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:06 328 +0.2
-2 h 332 +1.2
-4 h 327 +2.5
-6 h 331 +1.9
-8 h 342 +1.3
-10 h 350 +0.7
-12 h 354 +1.3

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
14:30 6 -/ -
-2 h 1 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
4/25 0.3 1x10^3
4/24 0.3 2x10^3
4/23 0.2 2x10^3
4/22 0.2 2x10^3
4/21 0.2 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/20 09:37 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。
2024/ 4/21 12:54 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まっています。
2024/ 4/22 14:15 磁気圏は穏やかになっています。Mフレアが3回発生しました。
2024/ 4/23 13:26 Mクラスのフレアが頻繁に発生しています。
2024/ 4/24 12:40 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。

2024/ 4/25 12:20 更新
フレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

太陽では、フレアの発生が続いています。

南西の端(右下)に近付いた3645黒点群では、
C6.9、M1.4、M2.0などの小、中規模フレアが発生し、
北西側(右上)の3648群では、
C5.7、C4.0などの小規模フレアが発生しています。

全体として、西側の領域が活発で、
この後、これらが西の端に沈んで行くと、
太陽は穏やかになりそうです。

もうしばらく注目してください。


太陽風は、速度が330km/秒へ下がり、
更に低速になっています。
磁場強度は、3〜4nTとやや弱くなっています。

磁場の南北成分は、弱い北寄りになっています。
速度が下がっていることもあり、磁気圏は穏やかで、
AE指数は変化のない状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、
注目していたコロナホールが西側に進んでいます。
広がりが小さいですが、
太陽風に影響は見られるでしょうか。

変化がなければ、
太陽風は、低速の穏やかな状態がしばらく続きそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。