宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (05:31)
今日、C4.9の小規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/27 04:29 C4.9
4/26 16:41 C3.9
15:31 C6.6
10:00 C3.5
09:01 C5.1
03:02 C9.4
02:07 M1.3
01:28 C3.2
4/25 23:26 C3.7
22:03 M1.0
21:30 C4.3
10:43 M1.0
10:11 C8.7
07:54 M2.0
07:14 M1.1
04:55 C7.9
04:15 C4.0
02:58 C4.0

黒点  4/26 (NOAA)
磁場 フレア
3639 2 β C7
3643 5 β C3
3644 2 α ---
3645 12 β M1
3646 9 β ---
3647 8 β M1
3648 8 βγ C5
3652 1 α ---
3654 12 βγ ---
3655 4 β ---
3656 1 α ---
3657 3 β ---
3658 3 β ---
3659 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
05:26 320 -7.1
-2 h 323 -4.1
-4 h 319 +0.6
-6 h 336 -9.3
-8 h 324 -6.3
-10 h 328 -6.2
-12 h 347 -5.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
04:30 -41 -/ -
-2 h -52 -/ -
-4 h -45 -/ -
-6 h -37 -/ -
-8 h -35 -/ -
-10 h -29 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^1
4/27 0.3 1x10^2
4/26 0.3 2x10^3
4/25 0.3 2x10^3
4/24 0.3 2x10^3
4/23 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/21 12:54 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が強まっています。
2024/ 4/22 14:15 磁気圏は穏やかになっています。Mフレアが3回発生しました。
2024/ 4/23 13:26 Mクラスのフレアが頻繁に発生しています。
2024/ 4/24 12:40 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2024/ 4/25 12:20 フレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。

2024/ 4/26 15:38 更新
太陽は穏やかになっています。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽は、南西の端(右下)に達した3638黒点群で、
昨夜、25日22時(世界時25日13時)にM1.0、
今日未明、26日2時(世界時25日17時)にM1.3の
中規模フレアが発生しましたが、
以降は、C5.1、C3.5の小規模フレアが発生した程度で、
X線グラフの変化は少なくなっています。

3638群は西の端に沈んで見えなくなっているので、
この後の太陽は穏やかになりそうです。


太陽風は、300〜350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態でしたが、
グラフの最後で10nTへ強まる変化が発生しています。
ここで磁場が南向きに大きくなり、
-8nT程度の変化が発生しています。

しかし、速度が下がっているため影響は限定的で、
AE指数は、300nTくらいの
小規模の変化が起きている程度です。

磁場の南向きの強まりはどのくらい続くでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。