本日の日記

大安

2024年4月17日(水曜日)

今日は大安です。今月は23日と29日も大安です。
いつものように大安の日って好きなのですよ。
介護でお疲れの方も、子育てでお疲れの方も、心に悩みを抱えておられる方も、大安の日くらい一息付いてください。
私ね、今までの人生において、にっちもさっちもいかない出来事が起きるとね、暦を見るのです。
そして、その日が大安だったら自分に言うのです。「今日は考えるのをやめる休日だ」と。するとね、今日は考えなくてもいいのだと思えて来てね、心さんが楽になるのですよ。

松原照子印

本日の世見

親と子は

2024年4月17日(水曜日)

「おかたさん」と書いても、ご存知の方も少なくなったことでしょうね。
紙で作った着せ替え人形があってね、本の付録に付いていてね、この着せ替え人形のことを「おかたさん」と呼んでいたのですが、この言葉の意味はわかりません。
私の子供の頃は、大人になったら「可愛いお嫁さん」と女の子は言っていました。
きっと当時の絵本には花嫁さんが描かれていたからだと思います。
今は時代の変化からか、“女の子が大人になったらなりたいナンバーワン”に「花嫁さん」とは誰も答えなくなりました。
ところで、あなたは子供の頃に、大きくなったらどんな人になりたいと思われましたか? 私ね、今思い出してもあまり深く考えていませんでした。
親御さんはご自分のお子さんの将来を心配されますが、ご自分は幾つの時、ご自分の将来の仕事について考えられましたか?
今のお子さん達は、私の子供の頃とは違い、仕事の選択も親の影響を受けやすい時代になった気がします。
親の願望が強すぎると、いい子達は親の喜ぶ顔見たさに塾に行ったり、習い事も親の希望と申しますか、親がやりたかったからか、子の望むこととは違うことを押し付けたりしますが、親は子のためと思い込んでおられる方の多いこと。
子供が成長していく過程で、親が一番気付かなくてはいけないのは、子供は親の私物ではないということです。
きっと、私物とはお気付きになられずに、ひたすら自分の気の向くままに“愛”と思い込み、押し付けてしまっているのかもしれません。
親と子の歳は同じです。5歳のお子さんと向き合う時は、ご自分が5歳の時を思い出してみられると、大切なお子様の気持ちがわかります。
親というのは子と出会えて親になれます。
子が十歳なら、親になって十歳です。
お子様の気持ちがわからなくなられたら、自分が“その子の親になって何歳か”、先ずはお考えになってみられると気付くことが出て来ます。
愛しい子故に、思い込みは双方が疲れます。

松原照子印
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