昔、九州地区協取材を担当していた。
これは九州のホール組合が各県持ち回りで毎年開催するものだった。
総会が終わってから担当県が本領を発揮するのが懇親会だった。
九州各県から来ている組合員をもてなす意味でも、余興が腕の見せ所だった。開催権ならでは出し物で酒宴を盛り上げた。
和歌山県議の川畑哲哉が、昨年11月、自民党近畿ブロックの若手議員の会議が和歌山で開かれ、懇親会で外人ダンサーによるセクシーダンスを企画したことが大問題になった。
川畑はこのセクシーダンスを「多様性、ダイバシティー、その中でいろんな生き方、政治の目が届いていないことを問題提起したかった」と弁明した。
自分の趣味・嗜好を宴会の席で企画して、スケベな人間に喜んでもらいたかった、と本当のことを言えば大問題にもならなかったはず。
多様性やダイバシティーという言葉を使って言い訳したから、火に油を注いでしまった。
このバカ、8年前も和歌山の青年会議所の宴席で同じダンスチームを呼んで顰蹙を買った過去がある。
ロキソニンの副作用から肺炎で入院した還暦さんのその後だ。
再入院した病院ではエクモなどの高度治療設備がないために転院してからも、重篤な状況が続いている。
気力を振り絞ってLINEで今の様子を送ってくる。それによると、左肺は真っ白。右肺は水が溜まり、自力で呼吸ができない状態。右肺に溜まった水を背中から抜く治療が続いている。
パルスオキシメーターの数字は87。90以下は呼吸不全を起こしている数値である。1時間に5リッターの酸素吸入で97の正常値を維持している。
それが辛くて苦しい日々であることは言うまでもない。
息をするのがやっとで、点滴を受けている。
栄養を摂るために食事しなければならないが、これが本人曰く「重労働」。
こんな状態だからかなり弱気になっている。
ここ最近の3月の天気はずっと雨で、1日中晴れ渡ることがほとんどない。健康な人間でも雨ばかり続けば気持ちは塞ぎがちになる。
4月になると晴れた日が続き、気温も上昇する。
ちょっと足を延ばして遠出でもしてみようという気分になる。
病室の窓の外には大木が生い茂っている。これが桜だったら気分もちょっとは変るところだが、花見の頃には退院してもらいたい。
iPhone15Proで映画が撮れる時代だ。
それ以外でも空撮はドローンカメラの映像を多用している時代に、テレビ局の使っているカメラはなんであそこまでデカさが必要なのかと常々思う。そもそも重たいから肩で担ぐしかない。機動力も悪い。
値段だって1500万円ほど、とバカ高い。
思うに、これってテレビ局の特権意識をひけらかすための道具になっているような気がする。俺様はテレビ局だ、という権威付けの象徴がこの業務用カメラなのだろう。
これがハンディーになると格落ちでサブカメラ的で、素人が使っているカメラと一緒、とバカにされるのを嫌っているのかとも思える。
1500万円の業務用カメラでなくても、スマホのカメラでもテレビ映像なら十分耐えられる。
最近は動画撮影はムービーカメラよりも、一眼レフカメラで撮影する時代でもある。そっちの方がむしろプロっぽく見える。
テレビ局はいつまで肩に担いでいるつもりなのだ。
晩飯のレシピは以前ならキューピー3分クッキングを参考にするために、チャンネルを合わせていた。
理由は冷蔵庫にある食材で、ネットでレシピ検索すれば、それ相応の料理が作れるから。
今晩、作った青梗菜と椎茸のとろみ炒めがまさにそう。
冷蔵庫で余っていた青梗菜と椎茸。さらには人参の4分の1カット。
料理サイトでは肉を使わなくてもオイシイ、と紹介されていたが、我流で冷凍庫で出番を待っていたエビとイカを加えてみた。
独り者には、業務スーパーは安いけど量が多いのが難点だが、冷凍できるものは冷凍して、安い食材を適当に買い込んでいても、レシピサイトが食材を無駄にすることなく、アレンジ料理を紹介してくれる。
おにクルのCDコーナーは、もはやCDの時代ではないこともあって古いCDしか置いていない。
その中で目に付いた1枚がこれ。
ケース自体が新しい。おにクルのCDコーナーは中条図書館が所蔵していたものを移籍させているのが大半なのだが、これはおにクルの所蔵なので新しいことも分かった。
ネットで調べてみると発売は2023年5月24日。
NHKの朝ドラ「ブギウギ」が放送開始されたのは2023年10月2日から。
つまり、発売元の日本コロムビアは、ブギウギの放送で笠置シズ子が再注目されると読んで「ブギのリズムと昭和モダンに魅せられて」を発売した、と推察できる。
収録曲に「ラッパと娘」が入っているのがその証拠だ。
「東京ブギウギ」や「買い物ブギー」は同世代ではないが、知っている。
しかし、ラッパと娘は朝ドラを見ていなければ、知らなかった曲だ。朝ドラの中でもこの曲の歌唱シーンが一番流れたこともあるが、改めて名曲であることを知ることになる。