2024年5月24日金曜日

Steve Albini、硬質の録音魂に献杯。


Bandcampの特集ページが素晴らしかったので、共有。
この記事によると、関わった作品は2000に及ぶ、と。
無クレジット、変名などもあるかららしい。
(Chromeの翻訳機能使えばそこそこ読めます)
もう全貌を把握するのは無理かもしれないが、
その一端をつまんで新たな発見をさせてもらうには恰好のテキストです。
上記は米ケンタッキー州ルイヴィルのバンド、Crainの1st(1992)。
オリジナル・リリースではCDフォーマットがなかったらしく、
2005年に初CD化。全然知らなかった。めちゃくちゃかっこいいな。
以上。

2024年5月21日火曜日

Nick Piunti & The Complicated Men、三つ子の魂百まで。


米国デトロイトのオールドタイミーなパワー・ポッパー、ニック・ピウンティの新曲。
ギターアンプのキャビネットが震えているのが見えるような、
典型的なアメリカン・ロックで気持ち良し。今秋出るらしい新作アルバムからの先行曲。
バンドキャンプにはもう1曲あって、そちらも◎です。

で、このニック・ピウンティさん、70年代にはDwarfというバンドをやっていて、
YouTubeにその貴重な音源が1曲だけありました(I Won't Be Back / Dwarf)。
歌声がまだ変声期前。子供ですよ!
キャリア50年。渋くなったら負け。
不滅のロック魂に敬服であります。

Bandcamp:Nick Piunti & The Complicated Men→こちら

2024年5月20日月曜日

Brainstory、オープン・マインド、オープン・ブレイン。


乾いたレトロなソウル・ミュージックを奏でる、マーティン兄弟を中核とする米国西海岸のトリオ・バンド、ブレインストーリー。
2nd『Sounds Good』からのMV。
マニー・マークが頭角を現したあの時代から連綿と続くこのクールなヴィンテージ感。
かっこいいです。土地柄ですかね。
アルバム30分位しかないので何度もリピートしてしまう。

Bandcamp:Brainstory→こちら
昨年の来日公演の様子→こちら

2024年5月19日日曜日

The Avett Brothers、11作目にしてセルフ・タイトル作。


先週発売になった5年振りの新作に合わせて出てきたMV。
プロデュースはお馴染みのリック・ルービン。
派手さとは無縁の、地に足の着いた良い作品でした。
アヴェット兄弟も40代なので、当然と言えば当然か。
ついでに、過去の記事でもどうぞ→こちら

2024年5月18日土曜日

Oso Oso、アニーは銃を構え僕に狙いを定めた。


6年前にも取り上げた(→こちら)米NYロングビーチ出身のジェイド・リリトリ率いるOsoOso。
EMO新世代もいつしか立派な中堅です。
3年前にギタリストが亡くなったりして辛抱の時期もあったようだが、
基本的にいい曲を書くジェイドさんなので、大丈夫みたいです。
歌詞は女に銃で撃たれて「all of my love、all of my life」と呟くみたいな内容。
曲調が快活なんで、ハッピーに聞こえます。
活動をやめちゃう人が散見されるシーンの中、こういう才人は辞めるという選択肢など最初からあろう筈もなく、ずっと続いていくんでしょうな。
5枚目となるニュー・アルバム『Life Til Bones』が予定されているとのこと。

2024年5月15日水曜日

Rebounder、さて、どっちなんでしょう。


おしゃれなのか、ださいのか、ギリギリの線上にいる感じだが、
一旦売れてしまえばFoster The Peopleみたいにどかんと行きそうな、
米国ニューヨーク/ブルックリン発インディ・ポップバンドの新曲。
デビューして5年ほど経つが、いまだアルバムの発表はない模様。
アルバムで何かを表現したいというより、サブスク上で気軽に自分達を更新していきたいのか。
それとも、虎視眈々と機を窺っているのか。
さて、どっちなんでしょう。
サビがキャッチーです。

2024年5月14日火曜日

King Hannah、これはクセになる。


英国リヴァプールのデュオ、King Hannah。
2nd『Big Swimmer』が今月末リリース予定。
B・スプリングスティーンの、スーサイドの影響下にある楽曲「State Trooper」を陰鬱にカヴァーしていたりと、勝手に禍々しいイメージを持っていたのだが、なんだか上記先行曲はガレージなアプローチで新鮮だった。エコーも少なめ。
ま、しっかりと曇天が似合う燻んだサウンドではあるんだけど。
アルバムがどんな感じになってるのか、気になります。

Bandcamp:King Hannah→こちら