本日、TOKYO15のメンバーで『よのなか科』の視察を行いました。
私の最寄り駅が東京メトロの中野新橋駅、よのなか科の和田中学校は、隣の隣駅方南町駅。
実に近い場所にある、とっても魅力的な学校です。
生きる力の学びの場『よのなか科』と、コミュニティ・スクールの取り組み『土曜寺子屋』の相互作用を活かした、藤原校長の取り組みに注目しています。公立の学校再建の手がかりになりそうです。
本日は、イギリスのリバプールで1993年に起きた「バルガー事件」
を題材に「少年法を考える」というテーマの一回目。(来週完結です。来週も、町田の市議、
新井よしなお君と行こうと思ってます。今回行けなかったメンバーのみなさーん!
見といて損はないと思います!よかったら、来週行きましょう!)
授業の進め方はグループに分かれて、ミニディベートを重ねていく手法。
ディベートの論点は、以下の通りです。
■判断基準
関与 :あり↓;なし⇒無罪
責任能力(判断力):あり↓;なし⇒無罪
意図 :あり⇒障害致死罪
:なし⇒死刑、無期懲役、懲役×年
結論として、厳罰、保護の2種類が考えられるが、
今回は厳罰メイン、理性的に裁く方法。
次回は、模擬法廷で保護の観点メインで行います。
放送型⇒ネットワーク型の学習(そこここのコミュニケーションの渦の中での学習)
■放送時間
NHKの取材がたまたま入っており、奥田けんじも取材を受けました。
11/4(土)10時から11時30分「ETVスペシャル」放送予定です。よろしかったら、ご覧くださいませ。
「いろんな学生さんたちとふれあって。」(HPトップページ「TODAY」より)
久しぶりに投稿させていただきます。
6月13日の朝日新聞夕刊に面白い記事がありました。就活を題材にした卒論執筆のため、就職サイトに異なる難易度の大学名で登録したところ、送られてきたダイレクトメールが最多で「メール330、資料31」、最少で「メール166、資料3」だったそうです。「企業は実際には選考で学校名を重視しても表には出さず、それを学生は能力本意ととらえる。企業にとってはイメージを損ねることなく、採否の責任を学生に負わせることで効率的安全な採用活動をしているのではないか」
私の持論ですが、学力と仕事の能力には、相関関係はあるものの因果関係はないと思っています(つまり、「勉強出来ること」と「仕事が出来ること」は、大体はあたっていても、確実ではないということです)。なのに、企業はこだわってるんですね。
就活に来た学生の適正・個性をふるいにかけることの難しさはわからないではありません。しかし、言ってることとやってることとがこれほど違う(先ほどのメール・資料の数のこと)と、「学歴不問・人物重視」って何だろうと思わざるを得ません。
議員インターンシップ団体であるドットジェイピーとお付き合いをするようになって5年半。この間、いろいろな学生さんたちと接して参りました。その中には未だにお付き合いのある方もたくさんいます。それ以外のお付き合いのある方も何人もおります。 その中で、ある意味「濃い」間柄になりますと、大切なのは個性を見抜くことであると身をもってわかるようになります。仕事の能力や社会人としての活動ぶりをお聞きしていると、学歴はほんの参考にしかなりません。
それよりも、問題に感じるのは、夢とか志とかをなかなか持つにいたらないことなのかなと最近思い始めています。今読んでいる『他人を見下す若者たち』の一節によると、それは「大人側の責任」だそうです。
「子どもや若者たちが大きな志を抱こうにも、周りに大人になるモデルが存在しない…現在の大人たちはそれ(※自分たちの感動体験)を伝える責任を放棄したり、回避したりしているのかもしれない」(P.62)
学生さんたちには、等身大の私を見てもらいます。悩みも苦しみも喜びも伝え、時には共有することで、「一人の人間である政治家が政治を作っていく」ことを感じてもらいたいというものです。
気がつくと、大学生とは一回り違う年齢となってしまいました(ヒゲのあるころは、父親と間違えられたことも…)。若手政治家として、更に若い世代に伝えなくてはいけないことがあると思っています。この夏も、一緒に考え・笑い・怒り・泣き・感動を共有できるインターンにしたいと思ってます。
国分寺市議会議員 みかつら敦志
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ, ジェリー・I. ポラス, James C. Collins, Jerry I. Porras, 山岡 洋一
「ビジョナリー」。本書での定義は「ビジョンを持っている、未来志向である、先見的である、業界で卓越した存在である」等とされています。
対象が「個人」ではなく、「組織」であることも重要な点です。
さて、ではビジョナリーな組織に必要な要素とはなんでしょうか?
本書から簡単にまとめた箇所をp370から引用いたします。
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1 時を告げる預言者になるな。時計をつくる設計者になれ。
2 「ANDの才能」を重視しよう。
3 基本理念を維持し、進歩を促す。
4 一貫性を追求しよう。
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政治の世界に例えるなら以下のような感じでしょうか。
1 カリスマ的な党首に依存する組織ではなく、時計が自動的に時を刻むように、組織のすべてのメンバーが、進むべき方向を自ら発見できる仕組みを持つ。
2 「財務の健全化」と「サービスの質の向上」のように、一見両立しない内容を妥協無く追い求める。
3 例えば「持続可能な社会を実現する」といった基本理念でしょうか。
4 組織のあり方、政策内容、活動指針等が理念と一貫しているかどうか。
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民主党も今まさに「時計をつくる設計者」たる意識を持って
一貫した理念に基づいた組織作りを再構築する必要があります。
本書では、あくまでビジョナリーであることと長期にわたって成功を続けることとの相関関係が示されているものであることに注意が必要ではありますが、学ぶべき点は多くあります。
では、実際に目指すとするならどういったプロセスになるでしょうか。
前例のないケースを考える必要がありますから、
仮説検証モデルが有効でしょう。
つまり、理想とする姿を組織のビジョンとして、共有する。
実現するための、具体的な方法を仮説として立ち上げ実行する。
ビジョンとのズレがないか、期待するだけの成果が上がったかを検証し、課題があれば、修正する。
それを、改善のサイクルで磨き続ける。
それは民主党が政権交代を本気で目指す受け皿作りと言ってもいいかもしれません。
本日発売の東京スポーツ(3/10付)の社会面に、いま注目「話題の人」という特集記事に、奥田けんじを取り上げていただきました。
「タッグ?!」に関しては”?”のほうです。杉村太蔵さんとは面識もありません。
ただ、「政治の参入障壁を下げたい!」という私の一貫した思いは変わりません。フリーター、ニートと呼ばれる立場の方を含め、国民あるいは市民であるなら、だれもが政治の当事者なんだという当たり前のことを、当たり前に感じられる世の中にしていきたいのです。
目指すのは、だれもが当事者として、当たり前に国や地域のルールやお金の配分の決定に関わる世の中です。
当然、代表として直接の政治の場で意思決定する機会が得られるかどうかは、同じ当事者である有権者の方がお決めになることですし、直接参加(政治家になる事)が困難な状況を抱えている場合もあると思います。
しかし、少なくとも本来なら自分たちの国や地域のルールやお金の配分に関して、直接関わることが当たり前の世の中になってくれば、きっと代表者を選ぶ時の態度も変わってくると思います。
自分が本来やるべきことを代理の人にお願いする訳ですから、「自分の考えと同じであるか?」あるいは、「本当に自分の思いを受け止めてくれるか?」真剣に考えるようになると思うのです。当然投票率も劇的に向上するはずです。
「選挙権」の行使の前に「被選挙権」の行使が当然の選択肢として入って来る環境作り。
当事者意識の醸成と参入障壁を下げること。
これが、私の政治改革ボトムアップ戦略です。
皆さんこんにちは、調布市の井上耕志(いのうえこうし)です。平成18年を迎え3週間ほどが経過しておりますが、いかがお過ごしでしょうか。昨年はなかなか更新がままならなかったこのブログでありますが、本年はしっかりと情報発信がしていけるように努めていきたいと思います。
このブログを開設して再来月でちょうど1年を迎えることとなります。更新を行う際にも、どのようなテーマを持って更新をしていくのか、あるいはそれぞれのつれづれなるままに記述をしていくのかということで昨年はさまざまな議論になったわけであります。こうしたブログという不特定多数の方々に見ていただくツールを集団で持つということは、ある一定のルールのもとで投稿をしていかなくてはならず、自身の判断基準では「投稿しづらい」という問題点があるのではないかと考えます。
しかしながら、このブログを読むことによってさまざまな自治体において各議員がどのような活動を行っているのかという情報を、個々のホームページに行くことなく理解してもらいたいという当初の目的を遂行する上では、非常に有意義なツールであるとは確信しています。
昨年は選挙が続き、このTokyo15の仲間もさまざまな状況に身をおいている現状ではありますが、少なくとも今年の目標として、まずは皆様方にわれわれがどんな想いを持って今を考え、捉えているのかについてを各々の感覚で情報発信できるようにルールなどの整備をしっかりと行っていきたいと思います。よろしくお願いいたします。