「幻影の書庫」掲示板

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「消失!」を読みました。 - ズベ公

2016/04/01 (Fri) 17:52:40
貴殿のサイトで存在を知り、読みました。
いや、おもしろかったです。
レビューを参考させて貰ってます。
どうもありがとう。

Re: 「消失!」を読みました。 - 月田@管理人

2016/04/21 (Thu) 07:52:41
おお、二年半ぶりの書き込み、どうもありがとうございます!

20日間も書き込みに気付かず失礼いたしました。

数ヶ月ぶりに開いてみて、書き込みあったことに驚いてしまいました。

なんだかすごく嬉しいです。

良きミステリはまだまだたくさん埋まってますので、素晴らしき作品との出会いがもっとありますように!

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無題 - おたくさん

2013/10/24 (Thu) 20:32:50
こんにちは。
自分はSF小説が好きなのですが、先日あるラジオを聴いていたら東浩紀さんが「SFは20世紀にいろいろやってネタがつきてきた、だからルールのうえで展開するミステリというジャンルに人がうつった」みたいなことを言っててミステリの見方が変わりました。

推理小説というジャンルがルールや文脈にのっとったゲームだと考えると昔よりも俄然ミステリに興味がわいてきました。(ミステリも多少は読んでますが)

SFもそうですがミステリも情報サイトがあまりないみたいですね。
個人的にはこのサイトを参考にしてSFの情報サイトもいつか作りたいななどと妄想してます。
一読者として応援しております。

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2013/10/26 (Sat) 06:38:03
書き込みありがとうございます!

私も勿論SFも大好きです。
ただ現代のものを追いかけて読んではいないんですけどね。イーガンの手の上で踊ってる作品も多いし、なんだか小難しくなってて、ちょっと疲れます。

ミステリはジャンル性というよりも、比較的平易に一般の人にも受け入れられる書き手が増えたから、というような気もします。
東野圭吾を代表とするような。東山くんが流行になっちゃうくらいですし。

ブログ形式が主流になって、それに馴染まないため、情報サイトみたいのは少なくなってるんですかねぇ。
私もすっかり更新止めてしまってて申しわけないです。

基調になると思いますので、SFの情報サイト、是非実現してくださいね!

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2013/10/26 (Sat) 06:43:24
基調(基板調整) -> 貴重 です。
電気屋なので、仕事上こちらが先に変換されてしまうという(笑)

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宇野利泰氏について - 秦 範仁

2013/08/31 (Sat) 22:45:15
ご無沙汰しております。

クラシックものを読んでいる内に、翻訳家の宇野氏について、関心を持ちました。
格調があるですが、それ以外にも、文章のリズムやインパクトにも配慮をしているようで、読んでいて心地良さを感じます。
積読にも、月田さんの海外ミステリ百選でご紹介いただいた『はなれわざ』をはじめ、氏が関わった作品が数多くあることに最近になって気付いて、それらを読むのがますます楽しみになりました。

先日、『Yの悲劇』を再読したくなって本屋に行った折、角川版、新潮版、ハヤカワ版、創元版のどれにしようかと読み比べてみたのですが、宇野訳のハヤカワ版が最も気に入りました。
只の好みと言えばそれまでですが、「某所で注射器を発見した後のレーンの行動」が、最も劇的に訳されていたので。
他の3冊の該当箇所の訳が、どれも比較的似ていて、原文に忠実に訳していると思われるのに対して、宇野氏はそれを大胆に再構成して訳していました。

先日、これも氏が関わった『陸橋殺人事件』を読了したのですが、黄金期の雰囲気がたっぷりで、楽しめました。
エピローグを読んでいて「おいおい…」と笑わされたり、ノックスのユーモアを感じることが出来ました。

Re: 宇野利泰氏について - 月田@管理人 URL

2013/09/08 (Sun) 09:37:24
申しわけありません、ここのチェックをすっかり怠ってました。

あまり訳者は意識したことはないのですが、翻訳物の読みやすさは
大きく左右してくれますよね。

大手だとあまりないとは思いますが、マイナーな出版社の場合だと、
質のコントロールされてない学生バイトだろうと容易に想像できるような、
ひどすぎる翻訳にぶちあたることもありますものね。

好きな訳者、自分と合う訳者を見つけて、それを軸に読む本を選んでみる
なんて、たしかに読書の指針の一つとして面白いですね。

ミステリの場合はそんなにはないかもしれないけど、SFの場合だと
翻訳者=発掘者という場合も多く、この人が訳した作品は自分の好みに合う
(あるいは逆も)という、事前の予測が結構立てられたりもしますし。
翻訳とは若干観点は違いますけど、アンソロジーは編者が誰かによって、
大きく違いが出ますしよね。

同じ作品で出版社を選ぶ際には、個人的には活字で選ぶことになるかも。
フォントの好みもありますが、特に昔の文庫とかだと、活字が小さすぎて
手を伸ばさないと読めなくなってます(老化現象、ハハハ)。

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無題 - kora

2013/08/21 (Wed) 13:26:56
はじめまして。QED証明終了の感想を興味深く拝見し書き込みをさせて頂きます。
加藤元浩氏の「ロケットマン」という作品はご存知でしょうか?
個人的にこちらの作品もQEDと同じくらい気に入っているので、もしよろしければ読んで頂けたらと思います。

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2013/09/08 (Sun) 09:36:47
申しわけありません、ここのチェックをすっかり怠ってました。

「ロケットマン」持ってます(ってのがいっぱいあるんですけど)。
ちゃんと全巻揃いで。
多分私以外の家族は全員読んでる。

本ならともかく、漫画読む時間くらいいくらでもありそうなのに、
どうして未読はほとんど減っていかないんでしょう?
(自分が漫画読むスピードが遅いってのもあるんですけど)

オススメもされたことだし、読んでみますね。

といっても、まずは探すところから始めないと。
書斎の本棚、階段下収納、屋根裏収納……
どこだろう?

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無題 - Son of the ditched

2013/08/17 (Sat) 07:17:07
麻耶雄嵩氏の「鴉」の書評から貴サイトをうろうろさせていただき、
殊能将之氏の「ハサミ男」を褒めつつもピシャリと批判(と言い切っていいのでしょうか笑)されていた点に共感し、書き込みをした次第です。

もう更新はなさらないのでしょうか?
映画などまで幅広く「ミステリ」を扱われ、なおかつそのどれも考察のレベルが高い貴サイトの更新復活を願ってやみません。

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2013/09/08 (Sun) 09:36:02
申しわけありません、ここのチェックをすっかり怠ってました。

過分なお褒めの言葉をありがとうございます。

絶対に更新再開するつもりだったんですけど、くじけきってます。
使ってたHTMLエディタが使えなくなって、色々と替わりになるもの探したけど挫折。
テキストで書くのは辛い!
携帯ゲームにはまってしまった(ドリランドがぁ~)。
仕事も忙しすぎて、精神的にも追われまくってる。
そんなもろもろで。

15年以上やってきたサイトなので、自分自身も愛着があるのですけど。
休止のつもりではいるんですけど、今は難しいとこです。
ブログの方で、細々と短評書きだけやってます。

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無題 - いちプロ

2013/01/22 (Tue) 19:36:12
飯田さんの「クリプキ」を読んで いただいた
ようで 恐縮です。ああいうのが英米系の
今の哲学です。パズルを解くように哲学の
問題を解いてみよう、そういう軽やかな
スタンスが英米の哲学の主流なのです。
この本も難しい部分は有るけれども
ヨーロッパの哲学書のようにシリアスで
重厚なところは感じられないでしょう。
実際、英米の哲学者にはミステリ・SF好きの
人が多いんですよ。

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2013/01/23 (Wed) 21:44:37
たしかにパズルっぽい感触はありますね。
クイーン後期問題もつきつめれば哲学になるんでしょうね。

この本を読んで感じた非証明性は、自分の見ている世界と他人が見ている世界が全く同じかどうか、本当には確認しようがないということにも繋がるように感じました。

最近TVで四色型色覚と二色型色覚の夫婦と、正常な三色型色覚と変則三色型色覚の子供という四人家族を見ました。
これは明らかに一家四人別々の世界を見ているわけですね。
非証明性とは別の話にはなりますが、なんだか凄いなぁと。

脈略のない話で申しわけありません。

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今年もよろしくお願いします - 秦 範仁

2013/01/13 (Sun) 21:07:33
本格にハマったきっかけは、清涼院流水(汗)の『ジョーカー』にて、三大奇書や「匣」、矢吹駆シリーズの存在を知ったことでした。
それからしばらく国内作品を読んだ後、海外に関心が向いて、近頃ようやくクラシックの魅力が分かるようになってきました。

最近読了したクラシックものでは、『ルルージュ事件』や『トレント最後の事件』が楽しめました。
ルルージュは翻訳が大変素晴らしいものでしたし、トレントは「これは『赤毛のレドメイン』じゃないのか」と舐めていたら見事に騙されて…(苦笑)。

今は『矢の家』を読んでいるのですが、この後に積読の麻耶雄嵩(『メルカトルと美袋のための殺人』が一番好きです)の本とか読んだら疲れそうだな…などと、ちょっと気後れしております。

Re: 今年もよろしくお願いします - 月田@管理人 URL

2013/01/20 (Sun) 10:07:33
大変遅くなってしまいましたが、
こちらこそ本年もよろしくお願いいたします。

最近は古典を読まれる人はほとんど見受けられないですよね。
昔はそれこそ読む物がそれくらいしかなかった(本格というジャンルが衰退していた)ので、みんな通ってきた道なんですけど。

二階堂黎人氏のように、“読むべし”と声高々には言いませんが、ジャンルを把握する面では、読書体験として取り入れておきたいものだと思います。

秦さんのようにそれを楽しまれれば、ベストですよねぇ。

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はじめましてです - てんま

2012/12/09 (Sun) 22:05:26
十角館を読みミステリー小説にハマりました。いろいろ参考にさせていただいています。これからも宜しくお願いします。

Re: はじめましてです - 月田@管理人 URL

2012/12/11 (Tue) 12:33:14
どうも初めまして!
半年も更新が滞ってて申しわけありません。

「十角館」からというのは、比較的最近の王道パターンですよね。
無尽蔵のミステリ世界をどうぞご堪能ください。

Re: Re: はじめましてです - てんま

2012/12/11 (Tue) 23:49:10
返信ありがとうございます。最近は泡坂妻夫にはまってます。11枚のトランプ、乱れからくり、しあわせの書…どの作品もよかったです。恐るべし泡坂マジック!
次はベスト30から選んで見ます。(ほぼ未読なので)
ああ、時間がたりない(笑)

Re: はじめましてです - 月田@管理人 URL

2012/12/29 (Sat) 06:53:13
ごめんなさい、お返事し損ねてました。
泡坂さん、ホントいいですよね。
本職らしくマジックをまさに文章でも実現させてしまう、その技術の巧みさは天下一品ですよね。
 
ベスト30の次は百選も待ってますよ(笑)

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はじめまして - いちプロ

2012/11/20 (Tue) 16:05:58
最近、またミステリを読み出しまして、
好きな作家はカーター・ブラウン、
ディクスン・カー、クレイグ・ライスなどです。

さて、ミステリ以外でもミステリ的な面白さを
味わえる分野は あります。
ある種の哲学書などはミステリ的な
面白さを味わえます。
お薦めは飯田隆「クリプキ」NHK出版
です。クリプキ氏は現代アメリカの
哲学者で、その「ウィトゲンシュタインの
パラドクス」産業図書
は、実に面白い本で、飯田氏の本は
その、明快な解説書です。クリプキの
オリジナルには、奇怪な主張をする
「懐疑主義者」が登場して、読者を混乱
させますが、誰も彼を論破できません。
どこかチェスタトンを思わせる本ですが、
「ウィトゲンシュタインのパラドクス」も翻訳は
有りますが、やや難しいので、飯田さんの
本をお薦めします。

現代哲学に大きな影響を与えた本である
と同時に、チェスタトンとルイス・キャロル
とエラリー・クイーンを合わせたような
面白さです。
ちなみに飯田隆さんは、京極さんや
中井英夫さんの愛読者です。

Re: はじめまして - 月田@管理人 URL

2012/11/27 (Tue) 21:14:58
申しわけありません、大変お返事遅くなりました。

ご紹介どうもありがとうございます。

チェスタトンとルイス・キャロルとエラリー・クイーンを合わせたような、というのは凄いですね。

ぼんくら頭には難しすぎるかもしれませんが、読んでみますね。

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無題 - sugo

2012/10/25 (Thu) 20:34:35
いつも本を選ぶ参考にさせてもらってます。完全恋愛もベストにはいりませんか?

Re: 無題 - 月田@管理人 URL

2012/10/28 (Sun) 06:11:17
どうもありがとうございます。

完全恋愛は、実は私の評価は相当低いです。
たまたまわかってしまって残念だったというより、わかるべくしてわかったという、ベタな手法だったと思うので。
(何故みんな怪しまない?という方が逆に不思議)

その他は、装飾を剥がせば、いつもの辻真先作品。いかにも氏らしい、誤魔化しの膨らませ方。
みんな装飾に目が眩んでる?

ごめんなさい、お好きな作品なのに。
でも、自分観点では上記の評価なんです。