うさペンの館

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宇宙一幸せでキラやば~☆な時間をありがとう! スタプリ感謝祭レポート&感想 

宇宙一幸せでキラやば~☆な時間をありがとう!スタプリ感謝祭レポート&感想

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スタプリ感謝祭全8公演行ってきましたので、その感想とレポートを書いてきます。
想いがこもりすぎて見にくいとこあるかもしれませんが、それを消すようなことはしません。
理性で好きを語っても伝わらないこともあると思うので。
ネタバレも含みますのでその点はご注意を。

 

ファミリー公演

ファミリー公演開演
プリキュア登場と共に『キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア』が。
東京では北川さんの生歌を聞けました。
ライブの時に参加できなかったり、愛知で聞いた時以外は聞けてなかったのでステージの上で聞けたの嬉しかったですね。やっぱこの歌あってこそのスタプリなので。

 

キャラクターショー開始
OPが終了、それから語りがあってからキャラクターショー開始。
キャラクターショーは41.5話にあたる話。(トウィンクルイマジネーションは残り二つなので)45話のアバンにてユニの部屋が完成、そこですべてがつながっていきます。
物語の内容はララがひかる達と離れてしまうことにさびしいと感じる気持ちをメインに扱われており、ユニのきずかい、ララの想い、ひかるの想い、星座のようにそれぞれ輝き立ち向かう姿、そのどれもに感動して泣けたなぁ。
特にひかるとララがおにぎりを一緒に食べるシーンから、
オリオン座をみつめ「星座のようにつながりあえる」とひかるが言うシーンまでは、
さびしさと決意の連続で感情が目まぐるしく動いて涙が止まらなかった。
仲良くなった原点をみせつつ、みんなに宇宙人だと疑われて逃げ出した夕空の図書館の出来事が回想として流れる。
ララもひかるも一番離れたくないと思ったのはあの図書館でひかるがララのことをぎゅっと抱きしめた瞬間なんだよね。
それでもひかるはそれぞれの道へと進んでいくために星座のようにつながりあうことができると伝えてくれる。
それはララにとっても救いであったであろうし、そうあれるからこそ輝いていける。
スタプリの大好きな部分が濃縮されているのが本当に最高だった。

また離れたくないと想いは劇中だけのものではなく、自分にとってもそうだったので感情移入をしやすかった状態だったというのもあります。
あのオリオンの星座をみつめたとき、スタプリと離れたくないと自然と思えてきてしまって。
こんなにも大好きなのに離れるのは辛いって同じように思えた。
でもひかるが、みんなが、それぞれに星座のようにつながっている姿をみて勇気をもらえたことがすごく嬉しくて泣けたなぁ。

物語だけでなく、モニターで流れるエフェクトや映像によるダイナミックな必殺技の表現、アクターさんによるアニメらしい演技の数々、全体通してアニメリスペクトなショーになっていたのも素晴らしかった。
ミルキーがコスモにスターカラーペンを渡してパフュームを放つシーン、ライトの光と効果音でペンが渡されていることを表現している細かな部分もひじょうに気に入っています。
日常シーンの演技でも、落ちこんだり、心配したり、想いをこめたり、感情表現のしかたが上手かった。
逆にアニメではないキャラショーらしさが光る、セレーネカッパード、ソレイユテンジョウ、コスモノットレイのシーンは面白くてめちゃわらったし、めちゃすみぺノットレイ可愛かったなぁ。
メインでしゃべっていない時の演技なんかも注目で、ユニの部屋を考えている時ひかる達は本当に考えているようにふるまってるとこは特に好き。アニメだったら画面外でみれないようなとこもキャラショーならみられるの幸せでした。

 

ロケットのカウントダウン
キャラクターショー終了後は最終回、ロケットのカウントダウンから最後にひかるが出会えたことに嬉し涙を流すシーンが会場で流れました。
ロケットがあればいつだって会いにいける。それが今回のキャラショーの終幕。
最終回のシーンをもってくることで、キャラショーとつながっている点が上手い。
さらに会場ならではなのですが、ファミリーのときは大阪二日目(お子さんが少し声を出してくれてた)、プレミアム公演は全てでカウントダウンを会場のみんなで行うことができました。
1だけ合わないとこはそこだけ間が空くからですが(溜めをつくることで気持ちの強さを表現するの好き)、最終日になるにつれて段々とタイミング合ってくの良かったなぁ。
最終回の日にテレビの前でカウントダウンシーンが放映された時に自分は作中の登場人物達と同じようにカウントダウンをしていました。自分も同じように想いをつなげたい、同じようにカウントダウンしている人がいるのかも想いながらね。
そしてその最終回後、アニメージュ3月号のインタビューで宮本監督がスタッフ40名ほどでカウントダウンを撮影した(一部抜き取りの方もいましたが)というエピソードを知って、あの時言えて良かったってめちゃ嬉しくなりました。
そういった経緯もあり感謝祭でカウントダウンのシーンが流れたとき、あの時間をみんなで共有できるんだってすごいテンションあがりました。
さらにプレミアム公演ではみんなでカウントダウンできて、想像していた光景が現実になって、みんなでいえるのが特別で、その特別はこの感謝祭がなきゃできていないことですごく涙が溢れでてきてた。
みんなのつながりがひかるを宇宙へと羽ばたかせていく。それってすごくキラやば~☆です。

ロケットのカウントダウンのシーンが終わり、
吉武さんの『教えて...!トゥインクル☆』の歌で盛り上がってから休憩。
OPからはじまり、EDへとつながっていく。アニメリスペクト最高だった。

 

プリキュアとお話をしよう

休憩後はプリキュアとお話をしようのコーナーへ。
「お名前を教えてくれませんか?」
「どこに住んでるのかな?」
「好きなプリキュアは誰ですか?」
この三つの質問をしていくことがメイン。
プリキュアが子どもたちにマイクを向けて中継をつなぎ、それを裏でキャスト達が質問に答えていく。
今まで応援してきてくれた子供たちとやりとりするキャスト達も嬉しい感情がすごくにじみててて、こっちまで嬉しくなれた。。
そんな姿をみてきたからか、東京公演の頃からは自分は子ども達がプリキュア達とふれあっている姿をみて泣いていた。
この姿をみれるのも最後なんだ、最後まで好きでいてくれてありがとう、いろいろな事を考えたけど、あの幸せを感じられる空間にいさせてもらえた、そのことに感謝していたっていうのが一番大きかったのかな。

公演ごとの違いが若干あって
大阪一日目は来てくれたプリキュアの「みんな~」という方もいましたが、大半は来てくれたプリキャアを好きだという娘がすごく多かった。
大阪2日目は来てくれたプリキュアとは違う名前を言う娘もいてくれて、素直な娘が多い。
東京一日目も素直に好きという娘多め、ただどこに住んでいるかという質問の時に「おうち」と答える娘がかなりいた。
二日目も同様です。
大阪はソレイユ、東京はコスモが好きという娘が若干多くて地域差も多少感じましたが、満遍なく全員好きでいてくれて、子どもたち目線からもバランスの良いチームだったんだなぁと改めて。
この娘達も次のプリキュア達へをまた好きになっていくんだろうけど、プリキュアと話せたことは絶対忘れないんだろうなぁ。

 

Twinkle Stars&バトンタッチ

プリキュアとお話しようのコーナが終わってからは
「映画をみてくれたかな?」という質問がされ、
『Twinkle Stars』が歌われた。
劇中でユーマと共に歌う歌は様々な意味合いを持っている歌であるのだけど、その中に別れもテーマに含まれている。

「だから離れても、ずっと一緒大丈夫」
「さよならはさよならじゃない」
この歌をスタプリ感謝祭で聞いた時、自分達のためにも歌ってくれているのかなぁと思えた。
スタプリ感謝祭はスタプリとのお別れでもあって、でもそれはお別れじゃない。
希望が満ちていて、勇気をもらえて、だからたくさん泣いた。
メッセージ性のある作品と歌、そしてお別れという題材。とってもとっても素敵な時間だった。

歌い終わり、「さよならじゃないルン」ってララが言うとこもずるい。そりゃあ泣くよ!
そしてこの未来へとつながる別れの歌から、バトンはつながりスタプリからヒープリへつながっていく。
『ヒーリングっど♥プリキュア Touch!!』
『ミラクルっと♥Link Ring!』
をヒープリチームが披露。実際にみれるのめちゃテンションあげれた。
自分はスタプリが一番好きなアニメになったので、もっとヒープリのことを複雑な感情でみてしまうのではないかと身構えてたけど、全然そういったものも少なく前向きにみられた。
それはスタプリのみんながそれぞれに離れていても頑張れることを肯定してくれていたからで、作品の力とステージの内容、その両面に支えられたからなんだろうなぁ。

ちなみにヒープリチームがヒープリ見てね、よろしくねと紹介している時、
ララが手を双眼鏡のような形にして前後に動かすことで見るアピールしているのが面白かったです。

ヒープリチームが退場し、キャスト達が登場。
それぞれにあいさつをし終えてから、
『パペピプ☆ロマンチック』
『キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア
を歌っていただきました。

ファミリー公演はキラキラなエネルギーを浴びすぎて、心がピカピカしたね。
子供達の力ってすごい!
それと同時にそれを引き出してしまえるプリキュアの力もすごいと思えたね。
子供だけではなく、大人もみんな輝いていられる。とっても素敵な空間でした。

 

プレミアム公演

すげぇ語り尽くしたようなきがするけど、まだプレミアム公演がありますね。
ファミリーがきらめきだとするならば、プレミアムは想いのうねりがうねり回っていた公演でした。

プレミアム公演はキャスト達変身シーンからスタート。
ファミリー公演との決定的な違いは、中の人の露出度の高さ。
キャスト達の挨拶もおまえら解ってんだろ、盛り上がっていくぜ! みたいなノリでめちゃオタクイベントって感じなスタートでした。

 

朗読劇&キャラクターショー

そこからロケットのカウントダウンシーンをみんなでして、朗読劇のスタート。
女子会か、どんな感じだろうな~
と、はじまるまではまだ純粋でいられたけど、はじまってからがすごかった。

まどかさんは叫びまくるし、
ひかるはけんさんになるし、
ナージャはでてくるし、
すげぇやりたい放題してましたね。
他作品まで広げたのやりすぎじゃね? って感じた部分はありますが、めちゃ突っ込み所満載で楽しかったです。
また公演を重ねるごとに立ち位置から離れて詰め寄っていったり、アドリブが変化したりと、基本は変わらないけど面白くなっていっていき、ふざけてるんだけどすごいお客さんの方がみえていて、一緒にもっと楽しんでもらいたいって気持ちも感じました。

イチオシなシーンは酔ってるみんなの新規絵をみながら、飲み会のテンションの『スターカラーペンダント!カラーチャージ! 』を歌ってるシーン。
大人になってもみんなめちゃ仲良しで、それがすげぇ幸せ。
ノリノリのひかるがぎゅっとララ抱きしめてるやばくて、
心の中で「ひかららぁあああああああああ、俺も酒飲みてぇ!」って叫んでました。
公演後同じように夜道で歌ってるとき、ひかる達も自分と同じようにバカ騒ぎできるようになったんだなぁと思いもしてたっけ。

この朗読劇、単純にとらえると突っ込み所満載はみんなで盛り上がれるお話なんですけど、この朗読劇があったことでひかる達のその後の想像がより自分は膨らんだ。

ひかるは勉強めちゃ頑張って、宇宙飛行士に質問するイベントではめちゃ質問してそうだし
ララはめちゃ大きな図書館や学校をつくろうとしているだろうし、
えれなは留学先のホームスティ先でまた違う家族の魅力にきずいて
まどかは宇宙のことをより詳しくなるためにひかると一緒に勉強してる。
ユニはアイワーンの研究費稼ぎのために、アン刑事の手伝いをしてるのかも。
そんな15年間のことを、15年後みんなで出会ってはじめていく旅行で話してたんだろうなぁ。
てな感じでね。想像ってやっぱすげぇ楽しいな!
アフターを最初から求めてるってわけじゃなかったんだけど、やってくれちゃうとやっぱ見たくなっちゃうんだよね。スタプリ好きの方は特にそう思ってそう。
でもあの時間でやれることは限られてるし、想像の余地を残すという意味でも公式が楽しくはっちゃけて良かったです。
あ、でも何年後か公式がちゃっかりしっかりしたのやってくれたいいなぁと思ってますよ。そこは強欲に望んでおきましょう。
それまではたくさんひかる達のようにキラやば~な世界を描いてみつつ、楽しみに待ってようかな。


朗読劇後はキャラショーが。
突っ込みどころが増えるように台詞が少し変わっていた程度で大まかな変更はなかったです。


キャラショー終了後はプリキュア達とキャスト達が並んでのメッセージ。
プリキュアとキャストが同じモニター内に収まる形で感謝を伝えてくれた感動で涙が。
プリキュア達とキャストは一心同体、それを感じさせる演出素晴らかったです。

メッセージ後は吉武さんが歌う『教えて...!トゥインクル☆』で第一幕終了。
プレミアムはより一体感をもって楽しんでもらおうって意思をより強く感じて、ファミリーとはまた違う感じで楽しめたなぁ。

 

ソロライブ

一区切りがついてからは、ソロライブがスタート、
それぞれのプリキャアと一緒にキャストが歌い、キャラらしさが伝わる振りつけもあり最高でした。
でもそれだけではありません。ステージで共演できていることに心を動かされた。
正直言うと、プリキャア達と一緒に踊る姿を最初は特別すごいだとは思っていませんでした。嬉しいとは思ってはいたのですが……
でも段々と公演を見ていく中でその考えが変わった。
キャストとプリキュアの共演が特別だって思えたのは、アクターさんは演技で、キャストは声で、キャラに魂を込めてみんなに夢や感動や楽しさを与えてきた。その集大成がこのステージで、このステージで共演することで魂は一つとなり重なりあうのと同じ。想いを重ねあうことでプリキュアはいつだって強いパワーをみんなに届けてきた。そんな強いパワーをあのステージでも感じられたっていうのがあったからです。
魂と魂の共演で送るステージ、それは後のプリキュアにも引き継がれていくはず。
その時自分はどう想いながらそのステージをみるのか、想像するだけでわくわくしちゃいますね。

 

トークコーナー

各キャラのソロライブが終わってからはトークコーナーへ。
トークコーナは日によって違いました。

 

大阪一日目、募集した質問にお答え

まずは大阪一日目、ツイッター上で募集した質問に答えていくというもの。
その中で特に印象に残っているのが、
変身シーンのどこが一番好きか
ひかるとララがサマーン語でしゃべるとこです。

まず変身シーンのこだわり
スターは振り向いたときの背中とツインテール
ミルキーは素足にスターカラーペンでソックスを描くとこ
ソレイユは金髪がなびくとこ、
セレーネひとみのアップ
コスモは舌をペロッとだすとこ
こだわりを語るのを聞いて、「そこぉおおお、自分も好き」ってめちゃなってました。
ララのペンで描くとこは面白そうだからやったということを聞けたり、どうしてそうなったのか聞けたりしたのも美味しかったです。

ひかるとララのサマーン語での会話はめちゃ可愛かった。
ひかるがめちゃ勉強してきたサマーン語を一所懸命話してるの想像するだけで、うわぁあああってなってるとこに、ひかららで意気投合。
ステージのそでに消えていくというのもあって、めちゃ脳内とろけてました。

 

 

大阪2日目、プリキュア事件簿
えいたそ
27話 「海の星!人魚になってスーイスイ☆」がうまく言えない。
笑いのツボにはいって、わらってしまって何度も取り直し。


ここちゃん
機材が収録中に壊れて、青ざめるスタッフを横目に吉野さんがちゃかしてた。


きよのん
かえでママ結婚、あやひーの結婚祝いをした。

 

みかこし
えいたそからヲタ芸しこみ。

 

すみぺ
ここちゃんが広いアフレコスタジオの廊下を収録後に走るの目撃。一番やべぇやつ発言。
実際の会場内で同じようにここちゃん達が走って、それをすみぺはユニのように眺めてたけど最終的にはその輪に加わっていた。
すみぺが最初のりきじゃないとこ含めてユニだったなぁ。

といった感じに、五人が裏事情をたくさん話してくださいました。
みんなで走ってくの、キャスト同士の仲の良さを感じれてほっこり。
聞いててすごく楽しい内容ばかりでした。

 

 

東京1日目、実は◯◯役でオーディション受けてました
なに受けたのか答えてからそれを実演。さらに当時それを聞いたときの監督のコメントを聞くことができました。

えいたそ
ソレイユを実は受けていた。でんぱでは黄色カラーなので。
監督はそれを聞いてお姉さんぽさを感じなかったのだけど、これはひかるだと感じ取り運命的な出会いを果たす。
アニメージュ3月号にも載っていたことの実演っていった感じで、すべてのはじまりをみさせてもらえたのめちゃ嬉しかったです。


ここちゃん
スターを実は受けていた。ルンってなに? って感じだったというのもあったので。
隠しきれないポンコツ感。大人になれない感じがララぽかった。
事務所の方にもアホの娘多いねと言われ放題。そんなここちゃんだからミルキーと巡り会えたのは運命だったんだろうね。


きよのん
実はセレーネを受けていた。
まどかははまりすぎて逆になんか違う。えれなは優しいお姉さんらしがにじみててて、えれなしかないと思った。
事務所はセレーネで応募してたけど、ソレイユのキャラの概要を知ってソレイユの方にもボイスをこっそりだしてたも。自分にあってるって直感で感じとったんだろうなぁ。
実演する前にみかこしさんがもっと近くで聞こうと寄っていくとみんなも近くによっていき、
きよのんが実演中の時に後ろでみかこしさんがセレーネのポーズとってるのも面白かったです。


みかこし
実はソレイユを受けていた。
えれなでは少し強すぎるイメージ、まどかはそれが抑えめになり、綱渡りしている感じがぴったりだった。
実演中に仕返しと言わんばかりに、きよのんがみかこしに寄って聞いていて、えれまど的に美味し一幕。二人がそれぞれ違うの受けてたのも運命だよなぁ。


すみぺ
実はコスモを受けていた。初期はレインボーだった。
ということですみぺはコスモが最初からはまり役。すみぺ自身もそう感じてた。
ブルーキャット、マオ、ユニ、台本がコスモの時だけ分厚かったとも。
実演はコスモではなく、キュアミルキーをすみぺが演じることに。
すみぺのキュアミルキーを聞こうと全員が近くに寄ってから実演。
ここちゃんが完璧じゃんってなるほど、とっても上手くてかわいいミルキーでした。
ポンコツって感じがなくて、かわいらしさ全快なのがすみぺぽかったすね。

といった感じで裏情報と実演までしてくれて、バライティ豊かでした。
めちゃくちゃ貴重なものみさせてもらって最高。
それぞれのキャストが運命的な出会いを果たしていたという点も素敵だった。

 

 

東京2日目、最後に〇〇〇に言っておきたい事

最初このお題を観た時はぶちゃけトーク展開するのかもと思ってましたが、聞いてるだけで幸せすぎて涙が溢れてくる内容に。

すみぺ
追加戦士としてみんなが仲良くなった後での参入。
まだ距離感がある中でここちゃんがそろっと近づいて、仲良くしてくれようとしてくれたことにありがとうを伝える。ここちゃんがプレゼントしてくれた指輪もしてくれていた。
「すみぺはヤバいよ」
初共演となるここちゃんがなんとか仲良くなろうと奮闘してる話も聞けて、みんなでつながろうとしてくれたから幸せなチームになれたんだと思うと泣けてしまった。

 

きよのん
ソレイユぽい服をみかこしからプレゼントされたことに感謝を伝える。
みかこしが日常生活の中でもソレイユぽいもの探して、WEBでみつけたものもブクマ。
劇中外でもえれなのことを考えてることに感動して泣けてしまった。


みかこし
指輪をプレゼントしてくれたきよのんに感謝を伝える。
ソレイユはソレイユでセレーネのこと考えてるの、たまらなく好きで泣けてしまった。


ここちゃん
アイドルとして活躍していた、いわば違う宇宙から来てくれたえいたそに感謝を伝える。
えいたそ好きすぎる気持ちが溢れ出てて、それを見てるだけでも幸せで涙が。
えいたそはひかるみたいにいつも元気で、そのパワーにすごい好きになったのかもと想像しちゃうね。本当に素敵な巡り合いに感謝です。


えいたそ
声優経験がほぼない中で、好きでたまらないプリキュアの主役。
いろいろと不安で悩んでいるところに、みかこしさんが心配しアドバイスしてくれたことについてありがとうを伝えていた。アフレコ現場でもおねぇさんしてたの泣ける。
そしてここちゃんと出会って仲良くできたことにもありがとうを伝えあう。
いろいろな現場やラジオ、たくさんの時間を共有してきて、そんな二人がお互いに感謝しあつている姿は素敵すぎて泣くしかなかった。

最後はみんなで沖縄旅行いきたいと、チーム全体で別れを惜しむ感じになっていくとこにも泣いていた。
このトークコーナを聞いてる時、すごい暖かい空気が会場全体に流れたの幸せだったし、みんながみんなありがとうを伝えてく姿に涙が溢れでていた。
こんなにも暖かいキャスト達が演じてくれたことに感謝してもしきれない。
スタプリが好きで本当に良かったと、再び思った瞬間でもあったなぁ。
このトークコーナーの後に生アフレコに移っていくのだけど、暖かさが残った幸せな空気は会場でしか味わえないものでした。

 

生アフレコ

大阪一日目、東京一日目
大阪一日目、東京一日目の生アフレコは
26話「ナゾの侵入者!?恐怖のパジャマパーティ☆」
Bパートのはじまり少し経ってからの
「わたしさ、はじめてなんだよね。パジャマパーティどころかさ、友達するの」
というひかるの語りから、
「みんなで新しい世界を知ったりとかさ、とっても、とっても、キラやば~なんだよね」
星の影からロケットが飛び出し、真っ白な輝かしい世界の中でひかるがキラキラと目を輝かせる場面まで。
この時だけの再編集版。回想部分とかカットされてました。
仲良くわきあいあいするだけでなくて、内なる秘めてたものをさらけだしてキラキラと輝いていく姿が本編観ていた時から好きでした。
ひかるに共感してみたきたっていうのもあって、ここの台詞聞くだけでも泣けてしまうのに、それを目の前で演じていただいて、聞いてる時幸せすぎて涙が止まらなかったです。


大阪二日目、東京二日目

大阪二日目、東京二日目の生アフレコは
48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」
より、ララたちとお別れシーンを演じていただきました。
たくさんの人が泣いたであろうシーンの生アフレコ。
想いの込め方がやっぱり違ってて、一年分の想いがぎゅっと詰まったお別れの場にいさせてもらえたことが嬉しくてずっと泣いていた。
感謝祭というのは別れの場でもあり、それを意識してしまって泣いた一面もあった。
素敵な作品の素敵なお別れ、演技を終えるとキャスト達も会場もしんみりして、心地よい静寂が素敵な空間を生まれてました。

 

 

 

サプライズ映像&さいごのあいさつ
生アフレコ終了後はサプライズ映像が流れ、最後のあいさつをしていく。

 

大阪一日目、フワ役の木野日菜さんのビデオメッセージ
ひなさんがめちゃ涙流しながら話してくださって、想いの強さ感じた。
最後だから、最後だからって思ってくれ、それが涙となって溢れてたんだろうね。
ふわはプリキュア達5人を結びつけてくれた。
プリキュアだけじゃない、ふわがいたからみんなつながれた。
そんなふわの涙と感謝の気持ちがとっても嬉しくて、自分も涙が自然とでてた。
そんな感動を誘うフワのメッセージの後のあいさつは少しだけしんみりしてたかな。
でもまだ公演一日目。これからもこれからもってまだ続きがあるという形のあいさつが中心でした。


大阪公演二日目、えいたその誕生日を会場のみんなと一緒にでお祝い!
スタプリメンバーみんなが描かれたケーキも運ばれて、えいたそだけではなくひかるとしても祝うことができました。
自分はひかるが好きです。
観てきたアニメの中で一番好きなキャラは誰ですか? って質問されたら「星奈ひかる」って答えるくらいにはひかるが好きです。
その好きな気持ちもあってか作品をみてるときはひかるはひかるであって欲しい、そうするべきだって思っていたのでスタプリに関するインタビューと普段のラジオではどんな感じかを少し見る程度におさめて、えいたその想いを知りすぎないようにするようにつとめてました。
(放映後は見てないぶんをみたけどね)
ひかるの好きとえいたその好きを混同したくなかったし、純粋な気持ちで作品と向き合いたかったっていうのもあったのかな。
めんどくさいオタクこじらせてたけど、たぶんそれをしてなかったら、ひかるのことをえいたそとして好きになりすぎてしまっていたなぁと思います。直感で相性良いの解りきってたしね。
そんなひかるの中の人、えいたその誕生日を祝う時にどんな感情になるのか楽しみにして一面はあります。自分自身のことをもっと知りたいなって気持ちもありました。

そんな気持ちを抱えながら迎えた運命の瞬間、嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかった。
自分の大好きなキャラを演じてくれた人のことを祝える喜び、しかも作品の集大成である場でです。それは特別なことでもう二度と出会うことはないと思います。
祝われているえいたそは頭が真っ白になってる瞬間があって、それがすごい印象に残っている。
笑顔でいなきゃいけないアイドルの顔と、ひかるとしての顔、そんなすべてが今はなくてただ純粋に気持ちを受け止めきれないでいる。ああ、受け止めきれない幸せをみんなで届けることができたんだと思えました。
涙ながらに祝われたことへの感謝や嬉しさを言葉としても伝えてくれて、その言葉を聞いてるときはずっと泣いていた。
ひかるがえいたそで良かった。ひかるを演じてくれてありがとう。
「えいたそ誕生日おめでとう!」
ありがとうを想いをのせて、祝福できたことがなによりの幸せでした。

祝った後にOPがあって公演が終了。その後自分でもなんでか解らなくなるくらい涙が止まらなくて、すげぇ泣いていた。
その時きずけたんですよね、えいたそとひかるがようやく俺の中で一人の存在になっていたことを。
だから今はえいたそもひかるも大好きです。
ひかるの第二の誕生日、そう思えるくらいに心に刻み込まれた瞬間でした。

後、このときの客層はえいたそファンだなぁと思える人もちらほらいました。
推しの誕生日だから当然といえば当然なんですけど、えいたそをずっと支えてきてくれたのはえいたそファンです。そのファン達の存在がいなければ、今ここにえいたそはいないかもしれないし、自分もこんな形でえいたそを祝うことができなかった。
公演後にそのことにきずいて、勝ってながらめちゃ感謝してます。ありがとう!

 


東京一日目、プルンス役吉野さんのビデオメッセージ。
今までのめちゃ感動する流れからはだいぶ違って、おらおら系で笑ってしまった。
みかこしさんにプリキュアくらい余裕だったんじゃいの? とか、
ここちゃんにあの指輪捨てたからとか冗談言うのとかね。
アフレコ現場でもこんな感じにふるまってそうで、めちゃフリーダムな人だなぁて。
そこ含めてプルンスって感じなコメントでした。

 

東京二日目、メインスタッフ&関係者による現場での花束贈呈
東京二日目ラストのサプライズはなんと、
フワ役 木野日菜さん
シリーズディレクター 宮元宏彰さん
シリーズ構成・脚本 村山功さん
キャラクターデザイン 高橋晃さん
プロデューサー
柳川あかりさん(東映アニメーション
田中昂さん(ABCアニメーション)
矢﨑史さん(ADKエモーションズ)
が現地にて花束を贈呈、スタプリに関わってくださったスタッフが感謝を伝えにきていただけました。

 

 https://twitter.com/y_akari/status/1231900661240848384

 

自分はアニメが好きで、普段から観終わった作品に対してはありがとうっていう心からの言葉を直接届けたいと心の奥底でずっと思っきました。
でもそれはきっと叶わないと思ってたし、気にいった作品のイベントなんかいっても期間が空きすぎて、最終回を迎えたときのありがとうではなくまた出会えたことにありがとうに変わっていってしまって、純粋な作品に対するありがとうではありません。ありがとうを伝えられることは嬉しかったんですけれどもね。
でも今回のイベントでは、最終回から遠く離れているほどでもなく、イベント自体がとっても素晴らしいもので、作品とすっかり結びついた状態でありがとうを伝える場を迎えることができた。
だからこそキャストだけではなくスタッフにもありがとうを伝えられることに感激して涙が溢れでていた。
自分の一番好きな作品を作ってくれた方々にも思いを届けることができる。
だからずっとずっとありがとうを伝えていた。泣きながらね。

この時は会場中からもありがとうの嵐で、感謝祭は感謝をしあう場所へと色濃く変わっていき、支えていったファン達の想いも感じとれたことも幸せでした。

サプライズ後のキャスト達のあいさつは幸せの余韻が消えない状態で続いていって、みんながみんな泣いてました。

ひなさん作品に対する熱い想い離れたくない想いを
吉武さんと北川さんは曲に対する想いを語ってくれた。
唯一泣かないかもと思ってたすみぺは、スタプリチームをめちゃ
みかこしも

ここちゃんは作品対する想いもそうだけど、えいたそに対する想い入れをすごく感じさせてくれた。めちゃ長く長く話そうとして、終わりたくないなって気持ちもすげぇ伝わってきた。

そしてすべてを引き受けるえいたそは涙で溢れ出てた。
みかこしさんがティシュを持ってきて、拭いてあげるとこすごく暖かいやりとりだ。
プリキャアがずっと好きでそんなプリキュアになれたこと。
不安だった気持ち、大好きな気持ち、スタプリチームへの想い、作品に対する想いを語り、感謝をみんなに届けてくれた。
終わりたくないって思って、別れたくない、みんなの
でもえいたそはひかるで、ひかるのようにそれぞれの道へ進むことを決断してくれる。
作品の力がみんなを前向きにしてくれた。だから自分もすごく泣いて別れたくないと思えてたけど、すごく前向きになることができた。

 

キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア&終演

感謝をみんなでし終えた後は、最後に「キラリ☆彡スター☆トゥインクルプリキュア」をプリキュア達と共に歌いきり、お別れとなりました。
手をふりながら最後までありがとうを伝えられた瞬間は、自分の人生にとってかけがえのない瞬間になっていくんだろうなぁ。


それからEDが流れ、この感謝祭を作ってくださったスタッフに感謝をし公演が終了。
公演終了後の会場にて「Starry Story」が流れました。
「時を越えて、距離を超えて、ひとつなんだひとりじゃない」
そんなことを夢みながら会場をされるというのも至福でした。

会場を出て見上げた先にはきれいな星空が。そこにはオリオン座も輝いてました。
あの時見えたオリオン座は特別なものになっていく。
一年後、はたまた数年後またオリオン座をみた時、きっとこのイベントを思い返しながら変化を楽しめるといいな、なんてことを想像していましたね。


締めはしますが、特にまとめらしいまとめはしません。
もう散々長いこと語りつくしたし、ここまで見てくれた方には充分に想いは伝わってるはず。
自分が一番好きなキャラクターである星奈ひかると
自分が一番好きな作品である「スター☆トゥインクルプリキュア」に感謝できたこと、
それは宇宙一幸せでキラやば~☆な出来事です。
関わっていただいたスタッフと、今までスタプリを観てきてくれた皆様方、
素晴らしい作品と素晴らしい感謝祭にしてくださり、ありがとうございました!

スター☆トゥインクルプリキュア 41話から49話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 41話から49話までの感想

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第41話「月よ輝け☆まどかの一歩!」

一番の笑顔でいられるわたしが決めるわたしの道、まどかの決断に心震える回でした。
今までずっとお父様のいう通りにしてきたことは、けして自分を成長させてこなかったわけではないし、嫌々やってきたというわけでもない。
生徒会での引き継ぎで感謝されたこと、その話をいれることで具体的にまどかの感じていることが実感できた。なにかと習いごとという形でいろいろやってはいるのですが、誰かの感謝っていうのが一番解りやすいものであり、そういった意味でも意味のあるシーンだったと思う。
父はというと、まどかとは違って上のいうとおりにしてきたことを明かしていく。
わりと自分の場合はまどかの父はなにかしらの信念をもって動いているタイプにみせていくのかぁと思っていたので、このカミングアウトはけっこう以外だったかな。
まどかや街を守るためにということでもなく、中央のために仕事をこなす父。
それがまどかとの大きな対比になって描かれていたなぁ。
父が示す道に対してどうするべきか迷うまどかではあるものの、月のように自分自身の笑顔では輝けないとはっきりと自分の道をきめる事が最初はできずにいた。
それは単純なまどかの思い込みであるものの、そう思い込んでしまうのは自分でなにかなしてきたという実感があまりにもなかったから。すべては父のおかげだと言い切れてしまうゆえだったのだと思う。
父を尊敬するあまりっていう所がまどかでもあるんだけど、ひかる達との出会いで違う自分を知ってしまった。
湖に映るまどかは自分自身のことを知りたいというのと同時に、自分らしくもっとありたいと言っているかのようだったなぁ。
そんな迷えるまどかの道標になったのはえれな。
「そうかなぁ、まぶしいけどねまどかの笑顔」
「生徒会長のまどか、家族といるときのまどか、ひかるたちといるときのまどか、どれが一番の笑顔になれるかで進む道を決めればいいんじゃないかな」
自分自身がもっとも笑顔で輝ける道を大事にすればいいとアドバイス
まどかの笑顔をみてきて、えれな自身も笑顔を大切にしてきた。笑顔を大切にするえれなだからこそのアドバイスでもあったなぁ。
まどかと共に湖に映し出されるのは同じ世界のいるという証。
湖に波紋ができたのはえれなの言葉を聞いたまどかの心。
映像においても感情溢れる表現ができていて、アニメとしてもすごくかっちりと決まったシーンになっていた。
ガルオウガとの戦闘では、自分を捨て力を得たガルオウガに苦戦をする。
自分を捨てることで力を得ることはできる。まどかの父との共通点でもあり、ガルオウガとの戦いは父親との戦いでもあるともいえるのかもしれないですね。
自分を捨て強くなった、それに対してまどかは自分を捨てることなく強くなる。
「わたくしはみんなといっしょに笑顔でいたい。だからわたくしはもう自分にうそはつかない」
今までは父親のことを否定はしなかったのですが、ここでは自分の考えを通すために否定をしている。
尊敬し父の高みにいくまどかではなく、みんなの笑顔を大切にすることで自分のいきたい道をいく。
高みにいくことが成長ではなく、自分自身の道を決めることこそが成長。
まだ解らない世界にまどかに飛び込んでいく、その姿にはこころ震えたなぁ、
「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとってはおおきな飛躍である」
そして最後にこの言葉をもってきたのが、本当に素晴らしかった。
父親の言うとおりにしてきたお嬢様が自分自身の道を決める。
これってかなり他の作品でもやってきてることなんですけど、スタプリがそれらとはまったく違うといえるのは、これまでの道のりがあり、宇宙を通してそれを感じさせてくれたからだ。
偉大なる先駆者の言葉で、まどかの飛躍を表現する。
宇宙と壮大な成長を感じさせる、本当に完璧な締め方でした。

 

 

第42話「笑顔の迷い、えれなの迷い」

通訳関係のお仕事に興味をあるものの、家族の笑顔を守るためにえれなは自分のことを優先できずにいる。
えれなの悩み自分の守るべき家族の笑顔を壊してしまうかもしれない。そういった想いを無意識に感じているからこそ、友や家族にも隠してしまえていたのかな。
まどかはそんなえれなに対して、えれながしてくれたように困っていたら頼ってほしいと伝え本心をききだす。
まどかの話でえれなが手を差し伸べたからこそというのは、二人の関係をより印象づけるものに変えてくれたし、えれまどとしての絆っていうのを感じることができたなぁ。
プリキュアになってから価値観の違う人にであった。それを無駄にしたくない」
「無駄にしたくないと思うのは、もっと新しい経験をしたいと思うから」
二人のやりとりの中で一番印象に残ったのはやはりこの部分。
今まで異星人とあってきたことがけして無駄ではないというのは、作品トータルの話としてもかなりプラス。進路において自分達の世界や友達関係にとどまらない、それはこの作品でもっともやってほしいことだったから。
それをしっかりとやってくれて、ああぁ~やっぱ最高やなぁスタプリは! っていいながらみてました。
そしてそれに続くまどかの言葉は自分的にもかなり響いた言葉。
あ、そうか、無駄にしたくないって思うのは新しい経験をしたいからなんだぁ、えれなと同じようにまどかの言葉を聞けてたなぁ。
無駄にしたくないって想い自体が、過去に向けてではなく未来へとつながることば。
自分でも知らない価値観にきずかせてくれて、スタプリほんまありがとう。
母親と対峙してからのえれなは、自分の笑顔のせいで母をこんなめにあわせてしまったことを悔やみショックを受ける。
えれなが人一倍そう思えるのは、家族の笑顔を守りたいからと思っているからで、最初変身もできないほどにまでっていうのは、えれなのショックの強さを物語るものだった。
「みんなの笑顔をまもる、だから負けるわけにはいかないんだぁああ」
えれなは家族の笑顔を守るために力をだして母を救うも、まだえれな自身の本当の笑顔をみせてはいない。
笑顔をみせないのは、まだ自分自身のやりたいと思うことで笑顔にさせる決意ができていないから。
誰かの笑顔を守り、誰かを笑顔に変えていく。次回のえれなはそんな感じになっていきそうですね。はたしてどうなるのか楽しみ。

 

第43話「笑顔への想い☆テンジョウVS(たい)えれな!」

グーテン星に到着した一行はテンジョウと対峙。
グーテン星は鼻が高くなければ認めてもらえず、笑顔の仮面の下で人をあざ笑う。
鼻が小さいテンジョウはみための違いによって差別を受けてきた過去があかされる。
えれなも人とみためが違うから差別されてきたという共通点があるのですが、テンジョウの場合はそこから救いだしてくれる人がいまだにいなかった。
仮面で小さな鼻を隠し長い鼻にしているのは、見下されたくないという思いがあるからだろう。
ノットレイダーを今回つれていかなかったのも、過去の自分をみられるのが怖いからで、そこから救いださなければ本当の笑顔になることはない。
駒ちゃん達と人をこき使うようにみくだしていたのも、人を見下すことで自分が安心したかっからなのかもしれない。
仮面をつけていた理由、そしてキャラの性格づけ。テンジョウというキャラクターの核にあるものが今回みれて、キャラとして深みが増したなぁ。
笑顔なんて仮面
自分をノットレイダー化して本心をさらすテンジョウに対し、えれなは笑顔になれない今の自分自身に思い悩む。自分も本当の笑顔にえがおになれないことを母親はきずいていて、それが足かせとなることで、テンジョウの言葉を否定できない所に強い葛藤が生まれている。
笑顔にしたいって簡単にいえない部分に、しっかりと理由があって、悩める笑顔を描いてくれた。笑顔が軽いものではないって伝わる話で、この重たさが物語りとしては心地良いね。
自分自身の笑顔に迷うえれなに対し救いの手を差しのべたのはまどか。
「えれな大丈夫、自分を信じて」
わたしを信じてくれた笑顔を信じるまどか。前回の回から引き続き、以前助けられたまどかがえれなの救いになる。この部分はテンジョウが言うところの綺麗事なんですが、この綺麗事が言えるからこそスタプリだし、友や仲間がいる意味が増す。
自分を信じることっていうのは難しい。難しいからこそ誰かのつながりが必要になる。スタプリのこういうつながりってすげぇ好き。何回もやってくれるから、なおさらね。
まどかの言葉でえれなは自分を信じ、立ち上がる勇気をもらう。
「あなたを笑顔にしたい」
「笑顔をみるのが大好き。みんなの笑顔がわたしの笑顔になる」
笑顔にすることでまわりまわってみんなを幸せにしていく。
笑顔を守りたいから笑顔に変えていくっていうのは予想していた展開通りで、胸熱でしたね。
待ってたぞその言葉って感じで、テンション高くえれなのやりとりを聞いていた。
みんなの笑顔がわたしの笑顔になる。笑顔になることで笑顔にしていくのではなく、笑顔に変えることで笑顔になっていく。相手に与えるのではなく与えてもらうって所に、今までのえれなとの違いを感じるのも素敵だった。
決意を抱き、テンジョウに勝利するもまだテンジョウを救うことはできない。
簡単には改心させず相互理解は難しいことだと伝えるところが、スタプリだなぁ。
「人を笑顔にできるってすごいこと」
「人のために泣けるのはもっとすごい」
それでも母親に本心をさらすことで、涙を流せるえれなのすごさを伝える。
現実問題と向き合い涙できたからこその言葉。
問題の解決だけが人を成長させるのではなく、悩むこともまた人の成長である。
スタプリの成長というのはただ子供が大人になるというのではなく、自分自身の信じる道を極めること。そのうえで大切なことを伝えるのではなく、訴えかけるからこそ深い感動が生まれた。すげぇよ、本当にえれなは。
そして少女は通訳を仕事にしたいと、自分の夢へ一歩踏み出す。
過去と現実、夢と葛藤、そして信じる心と笑顔。
えれなの人としての成長を伝えてくれて、本当にありがとう。

 

 

第44話「サプラ~イズ☆サンタさんは宇宙人!?」

ノリの良いサンター星人のプレゼントを配るお手伝い。
プリキュアからのクリスマスプレゼントは嬉しいもんやね。
メリークリスマスだにゃん、というユニかわいいかったなぁ。
と、クリスマスシーズン部分はかなり和気あいあいとしていたのですが、
えれなが進路を決めたことを話すシーンから胸が痛いシーンが続く。
別れを意識してみんな会話していて、でもフワのワープがあるから大丈夫だと安堵する。
すぐに逢えると思っていたものが、逢えなくなるものに変わったら辛すぎる。
特にひかるは笑顔でみんなのことを応援しているけど、内心は辛いよね。
お母さんを支えようとしていた漫画回の時もそうだけど、自分の好きよりも相手の好きを優先させることができる賢い娘であり、そこがすごい好きだけど今回ばかりは素直になっていいんだよって言ってあげたくなってしまった。
簡単に逢うことができない、でもみんなそれぞれに道を進み歩みだしていく。
ちゃくちゃくとその方向へと進みだしていると思うと、終わりをどうしても意識してしまうね。
悲しいけど、みんなが未来を決めていく姿は素敵で、その歩みをとめないでほしい。
突如現れたダークネスト様戦は、その力をいかんなく発揮。
「器なんかじゃない、ふわはふわだよ」
そんなダークネストに対抗するひかるは、ふわはふわだと良い守る。
個々を大事にし守っていく。それを大事にしているのかなぁと思ってみていた。
雲の中での戦闘、AIが助けにはいったりと、戦闘シーンもいつもと違う空気感を感じるしかけが多かった。
ダークネストだと思っていた敵の正体はノットレイが鎧をかぶった偽物。
これまで以上の強敵感が増し増しで、さらに熱くなれそうだ。
次回はひかる回。予告だけで期待値あがりすぎて、ニヤニヤしっぱなし。早くみてぇ。

 

第45話「輝くキラキラ星☆ひかるのイマジネーション!」

アバンではユニの部屋ができたというやりとり、明るい雰囲気なんだけどみている側としてはそれだけじゃあいられなかった。それぞれの道を歩もうと動きはじめている中でのできことであり、だけどまだ友達としての距離感を縮めようとしている。
あの遠かったユニが近づいているのに、もう離れなければならない。
そう思うと、こころがすごいえぐられた。
天井をみつめひとり考えるひかるというのもすごい共感できる。悩んでいる時、ただじっとみつめたい時ってあるよね。
ララとクラスメイトのやりとりは、異星人だということを公開して未来の理想の姿を映し出したかのようだった。この光景をみているひかるはとてもうれしそうで、みているこっちまで嬉しくなる。誰かと誰かが解りあえること、それをもっと広げたいと考えていたんだろうなぁ。
もしもこれがかつてのひかるだったらキラやば~っと言ってるだけで、その先のことまでは考えられていなかったんだろうけど、いろいろなことを知ったひかるはその先のことを考える。
友達をふりますでも空回りするでも相談するでもなく、もやもやとして感情を抱きながら天文台へといくのは、変わろうとしている中でひかるは変わらずにあり続けていられるからだろうなぁ。ララ達は友達の力を借りてだったけど、ひかるは友達の力を借りないのはひかるらしいし、それがすごい自分は好きですね。
信用していないとかじゃなくて、友達の力を借りちゃいけないことだと解っている。
客観的に冷静に、そして自分自身のことを信用していたいからじゃないのかな。
天文台で遼じいに対しては悩みをうちあげる。
自分が楽しければ、ひとりでもじゅうぶんだったこと。
今はララ達のことがすごくきになること。
ひとりだけとりのこされること
わたしおかしいんだってこと。
悩みを話すのは解決法をみいだしていほしいからじゃなくて、悩みを聞いてもらったうえでその悩みと向き合いたいからだと思う。
プラネタリウムの星空の下で星と対話しているからこそ、自分はもっと自分であれる。
かつてもそうしてきたことをすることが、ひかるの向き合いかただ。
自分もかなりなにかと向き合うときはぼやっと考えることが多く、ひかるの言葉ひとつひとつに感情移入していた。これほど波長があうキャラは他にいないので、なんかすごい泣けた。
別にどうこうしたいわけじゃないんだけど、もやっとしたものがあるのがなんか嫌。
でもそれが自分であって、そんな自分が嫌いでもあり好きでもある。こういうめんどくさいとこ話してくれるから、スタプリもひかるも大好きなんだよなぁ。
それに対して遼じいは、時のうつろおうともデネブは変わらずに輝き続けることを語りきかせる。遠く離れようともアルタイルとデネブのように変わらずにいるひかる達の家族。それと同じようにララ達との関係が変わっていっても、友達であることは変わることはない。
歳月をかさねてきた遼じいだからこその説得力ある言葉で、今のひかるに刺さる言葉だった。
それと同時にスタプリの別れとも密接にかかわる話しでもあるのかなと自分では思っている。
時間や場所が離れていても変わらずに輝いてる、ひかるやこの作品との別れはもうすぐ来るのだけど、自分にとっても変わらないでもあって欲しいね。
VSカッパード戦はカッパードは自らのゆがんだイマジネーションを武器に戦いを挑む。
人はゆがむ、人はかわる。
カッパードのいう恐怖は今のひかるが感じてる恐怖そのもので、その圧倒的な力にスターは押されていく。どうしようもなくカッパードが敵として感情をむき出しにしていく姿はいつだって敵として持っていて欲しいものもっていて、それが今回はさらにひかるを追い詰めるものになっていた。
カッパードは友好的だと思っていたものがやがては友好的ではなくなったことに、増悪している。ひかるのことを綺麗事だと言い続けてきたのもその現実を知っていたから。
なぜそれほどまにっていうのが解るカッパードの過去話も展開されて、さらに敵として深みがでていたなぁ。
カッパードの猛攻に対してひかるは強くでれないのは、まだ変わっていくことに恐怖することに向き合いきれてはいないからで、表情芝居のみで伝えるところに生々しさがある。
ハイライトが消えるっていう演出をひかるが絶望的な演出のときにされることが多いのだけど、
今回それがなかったからこそ無力さと悔しさにじみでている画づくりだった。
ひかるの感情にあわせて、なにをどう伝えたいのかが伝わるっていうのはすげぇ良かった。
そんな悔しさと無力さを感じるひかるを守ったのはララ。
「わたしらしくしてても理解しあえるとひかるは教えてくれた」
変わらないことに迷うひかるの悩みを打ち払うのではなく、変えていったことを伝えることで今のひかるを肯定する。
「ひかるはひかるルン」
過去や未来ではなく、今のひかるがあるからこそひかるはひかるでいられる。
ララはララだよ、と言ったアンサーであり、変わらないままでいることの象徴。
スタプリはスタプリであるからこそ、大好きが大好きなままでいてくれる。
変わらないからこそすげぇ感動できた。本当好きだよ、スタプリのこと。
ララの言葉をうけ、デネブのように変わらない輝きを胸に、ひかるはスターとなりトウィンクルイマジネーションを輝かせる。
「わたししりたい、宇宙のこと、みんなのことをしりたい」
「それにあなたのことも知りたい」
「あなたの輝きを知りたいの」
「わたしのことを知ってほしい。こわがらないでほしい」
未知なるものへと探究心そのものが救いの手になっていく。
怖さを超えた先で知ることこそが解り合う道となる。
みんなではなく一人でゆがんだものを受け入れて戦う姿に、ひかるがひかるのやるべきことをやっているんだと圧倒されながらみていた。
プリキュアとして仲間と一緒に、そうしないのはいつも一緒とはかぎらないから。
一人で向き合う強さ、そして自分が自ら望むことを恐れない姿に感動したなぁ。
戦いが終わり、手を差しのべるひかる。
解り得えずぶつかりあった相手と解りあうための第一歩、自分から手をにぎるのではなく握ってもらうことにいみがある。強引ではなく相手が理解を示したうえでの一歩が重要なのだから。
ひかるがひかるでいること、この作品がこの作品らしくあること、そのすべてが詰まっており、変わらずに好きなままでいさせてくれる、そんな好きを超えた感情を与えてくれた回でした。

 

第46話「ダークネスト降臨!スターパレスの攻防」

VSノットレイダー総力戦。
儀式を行うふわとプリンセスを守り戦うプリキュアと星空連合、
力を制御できず歪んだイマジネーションを増幅させて戦うノットレイダー。
お互いに戦いあう中でプリキュア達はトウィンクルイマジネーションを輝かせることで宇宙すらも自由に駆け回る部分がまず印象的。
宇宙とは不自由な場所でそれゆえに身動きがとれないはずなのに、想像力があるから宇宙すらも味方にしてしまう。戦い方のスタイルまでも変えてしまうってところまでいけていて、意味合いとしてもアクションシーンとしてもすげぇ楽しめたし感心した場面だった。
対するノットレイダーはというと、力を星制御できずのみこまれていく。
力に頼るばかりに不自由になっていくのがプリキュアとは対照的。
想像ではなく幻想だとプリキュアにいいながらも、とらわれている自分達の力そものが幻想であって、みてて痛々しく感じたなぁ。
敵に対して感情移入してしまうのは否定的な部分だけをみせるのではなく、どうしようもなさをみせつけてくれたからだと思う。敵っていうのとはなんか違う、ひかる達と同じ目線になれるとこがすげぇ良かった。
激闘は続く中で戦いの中にわって入るひかる。
「みんなもうやめて」
戦いを仲裁するという部分はすごくプリキャアらしさをだしつつも、その主張はひかるのひかるだけの主張だ。
宇宙をわたさないとか、宇宙を守るとかそんなのおかしいよ
宇宙にはいろいろな人達がいるんだ
みんなそれぞれ想いや考え方も全然違う
そんな人たちがたくさん、たくさん、いるんだよ
この宇宙は誰かの宇宙じゃない
みんなの宇宙でしょう
このひかるの言葉を聞いて、嬉しくてすごい泣けてしまった。
ひかるとわたしは別の世界の人で、アニメのキャラクターといういちづけていて、でもそれが違うんだよって言ってくれたから。
すごい拡大解釈だとは思うけど、それぞれの違いを認めてくれて、認めてくれたからその場所にいられる、そんなきがした。
作品内のひかるの主張としても、これまで出会ってきた出会いそのものが武器になっていて、みんなの宇宙っていう言葉こそがひかるの目指すべき世界なんだろうね。
倒すじゃなくて、それぞれの違いを認めることで立場も主張もこえていける。
多様性があるからこそ、自由に広がっていくってとこがスタプリらしいなぁ。
ダークネストの正体が判明って流れで、13番めのプリンセスつうのは予想してないというか、予想しうるような情報がなかったので、ここで要素を追加していくことにどんな意味があるかをまずは考えた。
プリンセス側は今までほぼ描写されていないブラックボックスなんだけど、とりあえずこの世界を想像した人たちだということが今回判明している。
そのなかで蛇使い座のプリンセスだけは、想像力が忌々しいものだと思い、宇宙すらも消しさろうとしている。
 予想としては想像力があるから争いがうまれる。だから消すって感じなのかな。
 自分が存在してはいけない13星座っていうのもあって、はみだしものってとこもきになる。
 まぁ最終的にはその相手のことを認めて、みんなで宇宙を想像していくって感じにはなってきそう。
 ここに来てまた新たな要素、そして一致団結しなければいけない状況。まだまだ先がきになるスタプリ。ほんとうすげぇ楽しみ。
 ああ~でもちょっとお別れのことも考えないといけない。怖いけど、怖くない。たぶんそう思えているはずだから。

 

第47話「フワを救え!消えゆく宇宙と大いなる闇!」

ノットレイダーとの共闘、そして明かされる真実。
怒涛の展開にうならされた回でした。
今まで戦ってきたノットレイダーとの共闘、カッパードはひかるとララがつくるおにぎりを食べ、テンジョウはえれなにお礼を、アイワーンはユニといちゃつき、ガルオウガはまどかになぜ許したかを問う。
それぞれの協力の関係のありかた、それをみているだけでもほっこりできてしまう。
ぶつかりあってきたからこそ今があって、共に歩める。
ただ前を向いて歩きたい、
まどかがガルオウガに応えた言葉どおりの世界がそこにはあった。
いやぁしかし、カッパードはまじでうらやま。ひかるにおにぎり食べさせてもらえるなんてよぉおおお。あ、でもいい、それでいい、それがいい。
めちゃ仲良くなってて、めちゃ嬉しかった。
宇宙空間の戦闘では、プリキュアを送り出すためにノットレイダー達が奮闘。
仲間達とよべる間がらになれたこと、それこそが宝物ように感じられた。
さて、それとは別に展開される、うつわとふわ、プリンセスと創生の物語。
へび使い座のプリンセスが悪者! って感じだけではおさまらず、
正義を行使する12星座がわにも異議を唱えたくなるものにもなっていた。
ふわを道具じゃない、ずっとひかるが言ってきた言葉。
それをぐちゃぐちゃにひねりつぶしてくるのが、味方であるはずの12星座のプリンセス。
宇宙を救うためなら、ひとりの命はどうでもいいんで。
みたいな感じだったのはさすがに腹がたつし、ひかると同じようにきょとんとしていた。
でもさ、それってすげぇことでもあるんだよね。
味方だろうがなんだろうが、悪いことは悪いとちゃんと表現できている。まったくそこに逃げがなかった。それはララのクラスメイトの時と似ているね。
逃げなかった、今回それを改めて感じられてこの作品のことを好きでいてよかったと心底思えたな。普通の作品逃げて、とりあえず気持ちいいとこおさまるもんで。
めちゃやりたいことがあって、それぞれにそれぞれの正義がある。
12星座のプリンセスも歪んだ正義だけど、けしてそれは間違いでもない。宇宙を救うことも大切だから。
でも、でも、ふわがあまりにもかわいそすぎた。
こういう感動のさせかたは卑怯だよ。
守ると決めたのに守れない姿をみてめちゃ泣いた。
道具ではなく一人の生命としてみんなを守ってくれたふわ。
でも犠牲のうえになりたつ平和なんてもんはいらない。
プリキャア、ひかる達、まじで頑張れ。頑張って救ってくれ。
次回、どうなるのかきになる。すげぇ楽しみ。ああ~終わってほしくないよ!

 

第48話「想いを重ねて!闇を照らす希望の星☆」

スタプリ、大好きだぁアアアアアアアアアアアア。
めちゃ感動したし、すげぇやって欲しいことをやりきってくれた回だった。
みんなのイマジネーションが奇跡を起こし、今まで体験してきた出来事が支えになっている。
今までスタプリで観てきたものの一つ一つが星座のようにつながっていくのをみるだけですげぇ高揚した。
孤独の中でふわを守れなかったことを悔やむひかるのもとに集まるみんなのシーンは、泣くしかないって感じだった。変身シーンの歌を歌うとこもやばくて、映画を思い出すシーンでもある。
いっしょになって応援して、みんなで想いを重ねれる。
あそこに自分もいていいって訴えかけてくれて、本当に嬉しかった。この歌もまた忘れられないものになっていくだろうね。
プリキュアになるための歌でイマジネーションを輝かせてなりたい自分になる。
それは奇跡ではなく、自分の想像力でなりたい自分を描いていくということ。
蛇使い座のプリンセスとの戦いのなかで、プリンセス達から与えられたものでも、今は自分達のイマジネーションとして成長させてきた。
そう言いきれるのは今までの出来事があってからで、みんながみんな輝けていたからこそ想いをぶつけられたんだと思う。
みんなそれぞれ違うっていうのがすごい自分は好きなので、それをここまで肯定してくれるってだけですごい嬉しくなる。今までもずっとそうだったけど、今回はよりそれぞれの想いをぶつけてくれた。それがなにより嬉しかった。
蛇使い座のプリンセスのイマジネーションをみていみたいと言ってくれたとこ、あああああああスタプリだぁアアアアアアアアって叫んでた。
知りたい、みてみたい、そうやっていつもたくさんのことに触れてきた。
それがたとえ敵同士でも、宇宙を滅ぼそうとしても変わらない。わかりあうために、わたしたちは変わらない。それこそがスタプリだもんあ。
「イマジネーションは消すよりも、星みたくたくさん輝いていたほうがキラやば~っだよ」
そしてなんといっても、きらヤバ~っだよ、ってひかるがいうとこすげぇかわいいかった。やさしげな声音なのがすげぇいいし、もっと前向きになれる言葉だった。
みんなみんな星のようにイマジネーションを輝かせて欲しい、それがひかるのこたえで、それはいつだって変わらないんだろうね。だから自分はひかるのことをいつまでも好きでいつづけられるんだろうな。
儀式により戦いは集結。倒すことでもなく、闇を消し、蛇使い座のプリンセスは生かす。
ここで蛇使い座のプリンセスが簡単に改心しなかったとこにすげぇ意味があると思う。
蛇使い座のプリンセスの闇っていうのは、人間や他の宇宙人達がもっている闇が根源となっていた。それって簡単に消せるもんでもないし、たぶん消していいものでもない。向き合って乗り越えていくものだから。
だからこそ、蛇使い座のプリンセスはそこにいる。そしてずっと見守っている。
それが蛇使い座のイマジネーションなのかな。闇をかかえているからこそ星は輝けるので。そのありかたもすごい好きだ。
そしてふわが戻ってきてくれて、本当に良かった。
道具として生み出されたふわだけど、命をもち、そしてイマジネーションを輝かせたからこそ新しい命となって蘇ることができた。
素敵な奇跡は、みんなの想いが重ねることができたから。
奇跡の力で出会わせてくれたふわを、今度は育み育てるために力を使う。それも素敵な奇跡です。奇跡を否定するのではなく、肯定しているとも捉えることができた。
ララとユニのお別れのシーンは、涙でいっぱいに。
別れたくないって想いはぎゅっと拳を握るひかるが一番思っていることで、
それでもその手でララを抱きしめることなく、涙をうかべながら自分の力だけで宇宙へ行くこと誓う。
ずっといたい気持ちではなく、自分達の力で出会うことこそを優先する。
その姿に前向きにさせてもらえたし、そんな決意をしてくれたことが嬉しかった。
最後の最後まで、スタプリはいつだってスタプリ。本当に素晴らしい回をありがとう。
残すは最終回、お別れしたくないけど、お別れはしっかりできそう。
だってひかるたちがしてきたことだ。前をむいて、自分のイマジネーションを輝かせ、最後を見届けます。

 

 

第49話「宇宙に描こう!ワタシだけのイマジネーション☆」

変化と成長を経て、会いたい気持ちが星座にようにつながっていく。
新時代へのプリキュアへのバトンタッチと感動のエピローグがつむぐ、最高の最終回でした。
まずは夢パートから。ここは主に最後のプリキュアとしての戦いと新時代へのバトンタッチとなっていくわけですが、プリキュアになれないことがなかったことになったりと都合の良い世界で構成されている。みんなといることが幸せ、そんな夢の世界なのですが嬉しくなりきれないのはこれまで苦しんで道を歩んできた彼女たちをみてきたからだ。
こんな楽しい世界があってもいいかもしれない。けどそれは夢の出来事。
ひかるの中にある思い、この夢をひさしぶりにみたということは、それだけ会いたいという気持ちを強くもって15年間生きてきた証でもある。
15年、その期間本当にあえるか解らない人のことを思い続けるのってどんなに苦しかったのだろう。それを思うだけで、すごい泣けてしまった。
のどかとの出会いも次なる未来へと託されるプリキュアの伝統で、はなからひかるへ引き継がれた時のことを思い出して、ああ、成長したんだってすごい思えた。
プリキャアになれるって夢のような出来事だけど、その夢も大切なもので、その夢が引き継がれていくことはすごく感慨深いね。
エピローグパートは、サマーン星にキラやば~☆が流行ったりおにぎりが朝食ででてたり、ララパートはひかるの与えた影響がメインになっている。ひかるがいたからいろいろなものが変わった。決めつけの自由な世界へ、いいよね、それもキラやば~☆世界で。
あの頃のロケットを大切に使っていたりと、ひかる達との思い出を大切にしてきている描写もひかると同じだよね。ひかるのような髪型は言わずもがな。
こんなに遠く離れていても思いあえる、本当に素敵な関係だなぁ。
アイワーンとレインボー星人が和解、オリーフィオの復活、ユニパートはアイワーンの原罪が許され、ともに歩んでいく姿をみせてくれた。
ともに発明してい自分たちの力で星をより良い方向へ。あれだけいがみあっていた二人は親友とはまた違うパートナーの形になっている。
ノットレイダーたちの星にさくらが咲き水が湧き出る姿になっていることも、たとえ悪意をかつて放っていたとしても、やりなおすことができる象徴になっているように感じた。
ひかるが目指したみんなの宇宙。その夢が叶えられていったんだなぁ。
そして地球に残ったえれな、まどか、ひかるは。
あの時会う誓うを果たすためにそれぞれの道へ。
ロケットを飛ばすプロジェクトを進め、通訳でそれをみんなに伝えていく。
ひかるをささえるえれなとまどかは、支える側であって、そういった人たちがいるからころ夢は叶えることができる。誰もがいてもいい、そこにみんながいるのいいよね。
えれなの父が総理になったりと、まどかに感化されているてんもみのがせない。
天宮ファミリーが変わっていないのもいいよね。変化のなさもまたその人なりの生き方だから。
そしてひかるは宇宙飛行士のパイロットに。
観星高校で同好会でのみんなへの寄せ書き、たくさん友達ができてたくさん好きを語りあったと想像するだけですごく幸せになれる。自分の好きに向かい合ってくれる人をみつけられることって幸せなことだから。
学業も頑張って大学もでて、すごい努力したことを感じれるのもいい。
だけどあの時のひかるも残っていて、それが夢にでてきた。
えれなとまどかに、みんなといる絵を送っているとこ。あの時の想いはずっと変わらないことを伝えているようでもある。
そして会いたいと、遠く離れて想いあう。
それぞれ遠く離れていても想いは一つ。それは奇跡じゃない。必然だと思えるほどに。
発射シークエンスは一緒になって叫んだ。かつてかかわった人たちも参加してくれて、みんながいるからここまでつながっている。それが最高に嬉しくて嬉しくて泣けた。
宇宙空間に飛び出し、ふわの声をきく。
ひかるだけが知っているこの声、その光のさきのみらいはキラやばー☆な世界のはじまり。
夢を自分たちの力でなしとげ、そして星座となりつながる。
みてきて良かった。ここまで幸せな気持ちにさせてくれてありがとう。
制作に携わったスタッフの方々、たくさんの価値観を教えてくれたスタプリチーム、
そしてたくさんの想像力を与えてくれた大好きなひかる、
今まで本当にありがとうございました。

スター☆トゥインクルプリキュア 31話から40話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 31話から40話までの感想

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31話「守り抜け!最後のプリンセスのペン☆」

力を持つべきものの責任問うトッパーとガルオーガ戦、厳しい選択と戦いにひきこまれる回でした。
星空連合のトッパーは強行手段はとらずに、対話によるやりとりからというのはこれまでの相手とはまた違う。
チームよりも個人個人で活動をしたいユニ、家でやることがあるえれなやまどか、彼女たちの意思を尊重しているわけではなく強引に引き止めはしませんでした。
対話からというのはひかる達が主にきりだすのが普通だったのですが、それをトッパー達がすることで相手のことを理解しようとしているのだという意思表示につながっている。
けして相手のことを考えない相手とは違う、それはノットレイダー達とは違うよとしっかり伝える意味でも重要なやりとりだったと思う。
ただトッパー達は相手の意思をききいれるが、自分達の意思を聞いてもらいたいとは思っており、ひかるを通じてプリキュアの責任を問うていく。
力あるものの責任、かなりやって欲しいと思っていたテーマがぐぐっとやってくれて、みてた時はおお~やっぱやってくれるのかって感じでうきうきしてましたね。
この問いかけに対しては今回はしっかりと返してはおらず保留という形になっていますが、いずれは応えなければいけないこと。
トッパーの守れなかったという言葉もすごい意味があるもので、より責任を問うものへとなっている。
プリキュアとしてどう守りたいのか、そして自分たちがどうありたいんか。
個人個人を尊重することも大事だけど、全体のことも考えて動かなければいけない。今後どう進展していくのか早くみたいですね。
いろいろと協力関係になったら胸熱だけど、どうなるのかなぁ。
ガルオーガ戦は最初はスター一人で立ち向かい、ワープを駆使して戦うガルオーガに苦戦しながらも戦うスターがかっこよかったな。
カッパードがみまもる中っていうのも激アツ要素。因縁の相手との戦いを見守るって、いろいろ勘ぐってしまいますね。言葉にはだしてないけど、あの場で戦いたいと思ってそうなそぶりもあったし、ひかるとの関わりもぎゅっといれてるのがええわ。
弱い力でなにを守るかということを問うてくるガルオーガ自身は、ダークネスト様の力がなければ宇宙で呼吸できない弱さというものをあって、弱さを自覚しているからこそ強さにひれ伏している感じが。誰かに頼っていかなければ生きていけないのはガルオーガも同じ。
そんなガルオーガに対してみんなの力で立ち向かい撃退っていうのは、そういったガルオーガ側の視点としてもみても意味があるものだったと思います。
みんなの力で協力する、それがより広い輪となっていくのは解らないけど、とりあえずはこれでプリンセスの力はすべて救い出し、ふわもユニコーンに進化。
プリンセスが食べ物をうながして進化するっていうのはシュールだったなぁ。
来週は新たなる力をゲットってことで、またまた熱い戦いになりそうやね。

 

32話「重なる想い☆新たなイマジネーションの力」

守りたい気持ち重なりし時、新たなる力が覚醒する。
新必殺技おひろめとなった熱い回でした。
ふわの変身にきずかず、はかったな! とキレるおちゃめなガルオウガさまでくすりとさせつつも、だいたいはガチバトル。
力なきものにはなにも守れない、ガルオウガのその想いは星を失ったものから。
それゆえに力あるダークネストをあがめるし、自分勝手に守りたいといっているプリキュア達に怒りをぶつける。
ガルオウガの行動は孤独から起因しているもので、そこへはまだ向き合っていないけど、宇宙でも孤独ではなく誰とでもつながりあえるっていうことが最終的な目標になるのかな。
色々とガルオウガは責任を感じて自分の過ちをみとめられるし、ふわとのいっけんで勘違いしてしまうおちゃめな一面もある。いろいろと救われて欲しいっていう感じがでてるキャラで今回も活躍でしたね。
それに対してのプリキャア達はというとふわを守りたい気持ちをぶつけていくことで対抗。
星を失ったことを理由にダークネストに頼っているだけという、あるいみでガルオウガと似た立場にいるコスモは相手の心に切り込んでいくのも、かっこいいよね。
コスモがいるとひきしまるっていうか、いろいろと相手の立場になれるというのがいい。
ミルキー、ソレイユ、セレーネ、はそれぞれ違う言いまわしであるけれど、ふわの守りたい気持ちをぶつけていくのは王道って感じだった。

なんでもできるってちょぴり思ってた
宇宙って広い、いろんな考えがある
あなたのこともめちゃく怖い
だけどふわを守りたい、あの気持ちだけは変わらない、変えられない
だからわたしはふわを守る

スターはというと、宇宙で色々な考えにふれたけど、ふわを守りたいという気持ちに変わっていない、不変さを主張していた。
多様な考えがあって、それぞれに想いがあるのも知っている。
それでも変えちゃいけないものがあるし、変えられないものある。
どこにいようがなにをしていようが、わたしの想いは変わらない。
それは個性はどんなに変えようとしても変わらないよと訴えているようで、スターはこの作品を牽引している台詞をぶつけてくれて大満足でした。さすが!
ふわはそれに呼応するかのように、プリキャアを守りたいという。
コスモの時と同じように、いや、今回はプリキャア達と想いを重ねることで新たなる力に覚醒するっていうが胸熱でした。
それぞれ個々に想いがあるあるけど、それを重ね合わせることだってできる。
仲間といても個性は死なない、それ以上に強く輝くことができる。
今回は守るって共通な想いだけど、それはどんなものでも同じなのかもしれないね。
作品が大事にしたいものをさらに飛躍させて、新たなる力に覚醒をする。見事でした。
今後はトウィンクルイマジネーションを集めるということが目的に。
今度は自分たちでみつけなければいけず、手探りなのが面白いところだな~
トッパー達、星空連合についてはそんなにガチにやらずに、おおめにみてもらう感じに。
もうちょいきっちり気持ちを表明して欲しさもあるけど、まぁ今の今の形でもええかな。
とりあえず落ち着くべき所に落ち着いてよかったです。
次回はふわ君がんばるぞいなお話。色々な表情がみれそうだ。

 

 

33話「フワの決意!お手伝い大作戦☆」

役にたちたいふわ~! 今回はガンガンいけいけ転移しまくるふわが中心なお話。
トウィンクルイマージネションを探すという使命を背負って、相手の事情を考えないで押せ押せなふわ。まだまだあかちゃんの頃から変わらずという所で精神年齢があがったわけではないといった感じだったね。
ひかる達は宿題をやったり、生徒会、家の手伝いと、忙しくふわと一緒に捜索活動をできない。
各々に事情があるというのは何度か描写されており、今回もそれが浮き彫りになった形。
まどか、えれなについては3年ということもあってさらに忙しくなっていき、進路という話も更に現実味がましていた。
そんな中でふわくんの頑張りは空回りするわけなんですが、ひかるとララは宿題で忙しいといいつもふわを探しにいく所は守らなきゃという使命感を感じた。
何度も何度も人のいうことをきかないで転移は使い放題する相手にそこまでしてあげれるのは、けして邪険にあつかいたいわけではないというのが伝わる。
あくまで事情があるからというのは伝わる形になっていた。
カッパードとの戦いの最中、ふわの事情を察せられなかっというけれど、ふわのことを考えていないわけではないという所が大事にしたいポイントですね。
ふわにしてもスターを助けたいと思うのは大切にしてくれているからで、その気持ちがあるかないかでワープを成功につながったというのは良い話の落とし所だった。
次回はえれなとサボテン星人との交流。星間交流めちゃ楽しみ!

 

 

第34話「つながるキモチ☆えれなとサボテン星人!」

理解しようとする心こそが本当の友情を生み出す蕾となる、
えれなとサボローの言葉のないコミニュケーションにじんわりと感動できる完成度の高いお話でした。完璧、理想以上って終わった声をあげるほどの完成度はまじでえらい。
地球の視察員にくるサボローをお出迎えする形ではじまることになった今回のお話なのですが、まず特徴的だったのは言葉が通じない所でした。
いつもはスターカラーペンの力と使って翻訳してもらっているのに、それができないという展開は驚いたし、それにともなる理由が植物だからというのも理にかなっている。
なぜどうしてそうなるのかが設定と展開にしっかりと盛り込まれており、それが解り合うテーマともマッチしていたなぁ。
植物と会話ってやっぱりできないんだけど、その気持ちはわかるよね。
言葉は伝わらずとも伝わるものがある。えれながサボローの隣に座って、いっしょに太陽をあび水に足をつけるというのはえれなのシーンにはぐっとくるものがありました。
えれなの守りたいってひかるのような強く守りたいではなく、陽だまりのようにぽかぽかと見守るもの。その違いがわかりやすくでた場面でもあった。
サボローとのふれあいを経た後は街を案内することになるのだけど、花を売っていることにサボローは怒ってしまう。
意図していないことで無自覚に傷つけていることがる。
このコミニュケーションのいきちがいっていうのは日本人同志では起こりにくいもので、海外の人と関わるときおこりうるものを彷彿とさせるものだった。
個人の思想の違いって別に言葉だけじゃないものっていうのが深くて、そこを掘りさげるっていうのが本当にすごいと思った。
サボローを傷つけて落ちこむえれなに対してはお母さんがサポート。
「笑顔も大事だけど、もっと大事なことは理解しようとすること」
ここで笑顔よりも大事なことがあるといのが、理屈が通っていてすごい好き。
いつもにこにこしているだけでは解決できない問題がある。
その現実的な側面と向き合うっていうのがよりリアリティのある物語にしてくれていた。
話の中心となったえれなの花屋と通訳という設定が生かされてる。このあたりでもうすげぇ今回はしっかりしているなって感じてましたね。
サボローとの戦闘になってからは想いをぶつける番。
「たしかに言葉は届かないかもしれない、わかりあえない相手もいるからかもしれない
わからないからなんにもしないなんてわたしは嫌だ」
えれなのこの言葉に心揺り動かされましたね。
基本的にはプリキュアは言葉をぶつければたいては届いて解決しちゃう物語で、それが基本的な物語のセオリーです。
でも今回はそのセオリーをあえて捨てることでより気持ち伝えることができる。解りあうということを強く強く感じさせてくれる。
解りあうって理屈だけじゃなくて、まずは相手と解りあいたい気持ち。その物語の流れが本当に素敵だった。
最後はプリキュアらしく友達になりたいも最高でしたね。
戦闘が終わり、サボローを向き合うとえれなは涙を流しながら謝る。
ここで涙を流せるっていうのはそれだけサボローのことを考えてのことだし、自分の無力さを一番に感じているからだろうね。
そんなえれなに対してサボローは花を咲かせ、えれなにプレゼント。
つまはじきにされてきたサボローだけど、心に違いはなくやさしいきずかいができる。
最初みる前まではえれなが誰かを笑顔にしていくっていうのがセオリーだと思っていたけど、サボロー、いや助けてあげた人が逆に笑顔を与えるっていうのが予想以上の出来事でした。
誰かを笑顔にさせあうことでお互いがお互いを想いあい友達となる。
本当の素晴らしい話かつ、えれなであることの意味が存分に発揮された回、最高でした。

 

 

35話「ひかるが生徒会長!?キラやば選挙バトル☆」

夢中で頑張る彼女輝きにすべてを託す、伝えることが苦手で誤解されがちな姫ノ城さんと、そんな彼女の魅力にきずいて行動できるひかるに感動できる素晴らし物語でした。
生徒会長へ立候補して欲しいというまどかのお願いから決まったひかるの会長選挙。
新しい可能性にきずけて、プリキュアとしてみんなを自然とまとめあげる力もある。
ひかるに対するまどか、ひいいてはプリキュアとして活動している仲間達はひかるのことを高く評価しているのですが、周りの生徒達は違っていて、宇宙学校と交友関係という理想をかかげてもいまいちな反応。
ひかる達は宇宙でたくさんの人達と出会っているのですが、学校のみんなはそうじゃない。その認識の違いというのが描かれたいたのが面白かったです。
ひかりの理想っていうのはわたし個人としてはすごい好きなんですけど、それだけじゃだめだっていうのが本筋で、そこにもわかりあうことの難しさがあるんだろうね。
誰もが多くのことを知っていたり受け入れているわけではない。
ひかるの良いと所なんですが、反応の薄さにきずいて考え方を改められるって所はすごい素敵。
なにがだめで、だからこそ自分で考えて良い方向にいこうと努力する。
まどかみたいになりたいっていうのは物語の流れとしててはだめだよっていう話の方向性なんですが、まどかみたいになりたいと思ったことじたいは悪いことではないと思っています。
まどかの良さにきずくっていうことは絶対に大切なことだと思うので。
ただそれだけじゃだめだというのは今回の話であって、そこに火をつけたのは姫ノ城さん。
彼女またひかると同じですげぇ他人から理解されずらい存在だったのがすごい特徴的でしたね。
姫ノ城の部屋とか姫ノ城のお茶会とか最初聞いた時は、こいつは伝えることが下手くそすぎぞって感じでしたね。
なんだかんだ待ちプレイが好きというか、自分から動いているんだけど、認められ時は相手からがいい。見栄っぱりな部分が彼女をそうさせてしまっている。
かなりのめんどくさい女の子、それが姫ノ城さんなんですが、彼女の良さという部分はすごい心をうたれるものでした。
普通の生徒がきずかない部分にもきずき、桜子の部屋で生徒からの相談を設けたい、桜子のお茶会で気軽に話せるように、部活のような生徒会というのはすごくよいと思えるものです。
生徒からの相談をされる部屋とか専用でつくる所は彼女が人と話すことが苦手な部分があるのかなと思えるものでもあって、人ずきあい苦手な感じもぐっとくる。
だからこそ夢中になって、誰かのためにあろうとする。本当そういうとこが大好きです。
またひかるのポスタをはがそうとしてしまう、人間味がある部分。彼女も彼女なりに傷つくしひがみもする。この娘もすごい抱えている部分があるっていう部分も心をうたれる場面でした。
すごい最初は理解できない娘だけど、最後は共感味をだして歩み寄れる。脚本の構成もすごい上手かったなぁ。
戦闘に入ってからはまたもやひかるのターン。
「わたしもっと知りたい、彼女のことを」
「わたしはわたしのことも知ってほしい」
ひかるの願いというのは姫ノ城さんのことを知ったからこそのもので、自分できずけないことにきずける彼女をすごいと思えているからなんだろうね。
ここで面白いのは自分のことも解って欲しいと言っていることで、きっと普通の人には理解してもらえなかった宇宙学校との交友関係を良くしたいってことを話したいんだろうなぁと。
わかりあうためという作品全体のテーマを支えるだけでなく、キャラクター達の想いすごく大事にしている話でもある。だからこそわたしはすごくこのやりとり、このひかるの言葉が大好きです。
カッパードの返しもキレがあって、やっぱこいつがいると締まるわぁ。強い武器でうきうきなの良かったねぇって言ってあげたくなちゃうね。
戦闘終了後は選挙スタート。
ここでひかりは姫ノ城さん応援演説を展開。
まずは姫ノ城さんのことを解ってもらうためにすぐ行動するのは、まどかさんも言ってたけどすごいひかるらしいよね。こういうとこ本当大好き。わたしもひかるちゃんにいろいろ知って欲しいなぁておもちゃうもんね。
最後はひかるは
「姫ノ城さんは自分のやりかたでやろうとしていた。夢中になっていた」
と伝える。
夢中になれう大切さを知っているからこそ、夢中になって誰かのためになろうとする姫ノ城さんに託すことができる。夢中な誰かのためにっていうのが本当大好きな部分です。
「あなたは観星中の銀河におなりなさい」
姫ノ城さんはひかるのことを銀河というのが、ひかるのこと認めているって感じがする。
二人とも夢中になれることがあって人からきずかれない部分で頑張っている。
友達としての距離感でなくても、お互いに頑張っているからこそ励ましあっていける。
これからの二人の関係をおもうだけできらヤバ~☆な終わり方でした。

 

第36話「ブルーキャット再び!虹色のココロ☆」

誰かを想いやるからこそ、本当の輝きが生まれる。
2つの相反する想いという大人な物語でありながら、ひかユニてんこもりすぎて百合的にもかなりヒートアップした回になっていました。
「どっちも本当の気持ちだよ。反対するのも心配するのも」
ひかるのこの想いっていうのはどっちもという欲張りな想いなんですけど、けして子供のわがままじみた想いではない所にリアリティを感じることができる。
ひかるって別段これが正義だから! これがプリキュアとしてだから! ってわけじゃなくて、ただただユニが心配でだからこそ悪事に手を染めてほしくないだけで……だからこそ心がぎゅっとなったんだろうな。
ユニもユニで本当は自分を偽り悪事を働くのは嫌なんですけど、それを隠せてしまうのがブルーキャット。サングラスで目を隠したりというのは以前の回からやっていたことでもあり、これをみるとすごいブルーキャットだなぁと感じることができる良い演出やカットだなぁと思います。
ひかユニポイント的にも喧嘩している部分がキラやば~すぎて、もう最初からぐいぐいでしたね。みつめあいながら喧嘩する、いいすっなぁ~
ブルーキャットがお仕事開始してからは、本格的にアン警部補がかかわってくる。
匂いを嗅ぎ分けブルーキャットをあばけてしまうところまでは有能さんなんですが、マフィアの前で正体をばらして捕まるのは抜け抜けすぎてて、銭形臭がぷんぷんしましたね。銭形と同じくユーモアあってやりとりが明るくプリキュアの雰囲気にもあっていたなぁと思います。
ただこれは銭形とルパンというわけではないので、捕まったアンをブルーキャットが放っておけずに助けるというのはひかる達の影響を感じる。
ブルーキャットとして指輪を盗むことよりも人助けを優先する、すごい大きな変化だなぁと思いながらみてました。
アン警部補と一緒に捕まってからは、正義のためならどんな悪事を働いていいのかと、アンと自分自身にブルーキャットは問いかける。
このテーマっていうのはずっとやられ続けていたわけなんですけど、プリキュアとして色々なものを守るために戦ってきたからこそ、矛盾した想いの中でユニは悩んでいる。だからこそ自分にも問いかけたんだろうね。
ユニのやっていることは正義とも悪ともいえないことで、だからこそ作品としてもしっかりと悩みと向き合ってくれていて、それってすごいキラやば~って毎回思いますね。
そんな悩めるユニ達を助けにくるひかる達っていうのも、盛り上がりましたね。
放っておけないなって所にさっと現れてくれて、すごいぐっときた部分でした。
ブルーキャット達が逃げる中で、ドン・オクトーと遭遇。
プリキュアとなり戦闘となると、仲間達の熱い想いが爆発。
素直になれないだけで、誰よりもやさしくて。とってもいい娘。
もうね、頬をそめるコスモが最高にかわいすぎました。
ツンツン今までしてて、こうやって落としにかかるのはすごい百合的にも激アツでしたよ。
ひかる達はまっすぐいってるけど、コスモだけ恥ずかしがっているのがまたええよなぁ。
百合パワーも爆発して、また一歩みんなに歩み寄る。
物語としてもすごいパワーのあるやりとりでした。
戦闘が終わってからは、ブルーキャットではなくレインボー星の住人としてドン・オクトーと話しをする。
正義か悪ではなく、本当の想いが世界を変えていく
レインボー星の指輪が青く輝き、ユニは想いを語る。すごい素敵なやりとりでした。
ドン・オクトーもすげぇ悪人って感じではなくて想いを受け入れる許容があって、プリキュアとしてのキャラがこの話を素敵な物語に変えてくれている。
悪人は悪だし、解りあえない人はわかりあえない、だからこそ現実には悪をとりしまる人はいるし迷惑な行いをする人は消えない。
でもそういった現実的なことを言わないからこそ、解りあうためには本心で向かいあう必要があるということをちゃんと伝えきっている。
ユニとプリキュアだからこそ、しっかりと思いを伝えきることができた。そういった話になれていたなぁと思います。
ドン・オクトーとの話をつけてから、ドヤ顔ユニもすげぇ面白かった。
いたずらしちゃうっていうのはすごいかわいいすね。
そして、ユニがひかるの手をとりかけだすのは、ほんま最強にひかユニでした。
今までは百合大爆発みたいなことはなかったんですけど、今回はユニも押せ押せの押せ押せでそうとうな感じでしたね。
個人的にはひかユニおしだったんで、まじ今回のやりとりはやばすぎライン超えてました。
最後は改めてレインボー星のお宝をすべて取り戻すまでは怪盗を続けるといいつも、みんなを悲しませるようなことをしないというユニ。
隠して欺いてきた心にできた、本当に信頼できる仲間。
ユニの居場所となりえる場所をみつけられたといえるシーンで、感動できました。
ああ~でもここまでやってくれちゃうと別れが辛くなるよ。
悲しませないようなことはしたくないけど……って感じなんでしょ。もう妄想の上だけでやばいのは強いなぁ。本当最高やった。

 

第37話「UMAで優勝!ハロウィン仮装コンテスト☆」

地球と異星人同士のひそかな大交流を楽しく描きながらも、カッパードの核心に触れていいく外幅の広さをみせた物語でした。
チームUMAでクラスメイトとの絆を描いていき、ララにとってかけがえのないものになっていると思わせてくれる。自分で楽しむためにひかるから借りた本を読むというのも地球人、いやクラスメイトの一人として参加したいっていう想いが伝わるのがまた感動できるんだよななぁ。ララが頑張ってるってだけでずるいこのキャラ! すぐ感動させにくるって感じで、終着に向けて攻め攻めな姿勢でほんまずるいで!
ユニ、プルンス、ふわにしても、すげぇ楽しそうに参加してくれて、こうやって星をこえて交流できる所をみれたってだけで幸せです。
対するカッパード側はというと、そんな異星人同士の交流をみて、かつて自分がいた星のことを思い出す。仲良く育まれていたものが壊れていった、わかり会えない世界ですべてを奪われたことを明かされる。
これをみた後だと、なぜあれほどひかるに執着するのか、なぜ激しい怒りをぶつけていたのかが納得がいく。
カッパードさんはひとり大人の立ち位置から悪意のみをひっさげて向かってくるので、それはそれで同情してしまう。もうね、これ見せられると幸せになって欲しいって思ってしまった。
写真をとられてぎこちない表情を浮かべているカッパードは意味わからんというやりとりも、とまどいながら交流しているのが微笑ましくて、敵であるよりもあの輪の中にはいっていることに対する幸せのほうがみている時は大きかったかな。
悲しみを背負い立ち向かう戦士。いがみあう気持ちを利用し戦う姿は強いのだけど、そこには救いはない。
ララに言い放つ、今に裏ぎられるぞは自分が体験したことでもあり、今回の話でより深みがカッパードは増したなぁ。
敵の事情を明かしつつ、大切な思い出もつくっていく。
終わりにむけてゆっくり動きはじめているのは少し悲しいけど、前に進んでいることはとても素晴らしいことだと思うからこのまま突き進んでいって欲しいね。
次回は占いを頼りにいく。未来っていうテーマだけで確実に攻め攻めなの間違いなし、次回も楽しみですね。

 

第38話「輝け!ユニのトゥインクルイマジネーション☆」

みんなといっしょに未来まで、ユニの決意に心震える物語でした。
ユニとアイワーン、双方の失った悲しみを描写し共通点を見出すことで、同じような想いにさせたくないと思わせるのは、相手を理解するという点において重要なこと。そしてそこがユニが許せる理由だったとわたしは解釈しています。
仲間を失って仲間を求めていたという部分も同様です。
。みんなと一緒にみらいへ、それは敵であるアイワーンも含まれている部分に作品としてやりたいことが詰まっていた。
アイワーンはレインボー星を滅ぼしたことは事実といえど、同じように孤独をさびしく想い、たったひとり信頼をよせて近づいてきたバケニャーンのことを強く思っていた。
それは根拠もないハッケニャーンを強く信用しているユニと似ている部分かなぁとも思えたね。
またハッケニャーンはなにかしら縁があるとかではなくて本当の違う星の住人なんだけど、ユニの目指すべき方向を教えたり、仲間として思われるなど、全然知らない間がらなのに信頼できる相手というのが面白い。
根拠がなくてもいいじゃん、とにかく信じてみないとはじまらないよと、作品のほうから訴えかけてくるキャラクターって感じですげぇパワーありました。
わりとふわんとした感じなんですけど、言っていることはなにか間違いでもなくて、信じてみてよかったと思えるのは、どんなに遠く離れていようとも多くの人を助けたいという想いは共通なものだからっていうことなのかもしれないね。
また今回はユニの過去を描写したことで、今いる仲間たちと楽しく遊ぶ姿がすごく微笑ましくなっていたところもポイント。
どうして仲間が必要でどれだけ大切なのか。
過去のユニは種族としての枠組みだったけど、今は異星人同士仲良くなり楽しく遊べている。
ユニの幸せがより仲間といることが必要だという根拠になっているのがいいよね。
孤独でひとりブルーキャットでいた彼女が、相手を憎むのをやめて、許すことさえできてしまう。その変化が嬉しいし、その姿にすげぇ感動できた。
もうね、最後のひかユニのやりとりはずるいにゃん!
でもこれでまじで別れなきゃいけない未来もあるわけで……いやぁぐいぐいくるよなぁ。
次回はテンジョウ先生についにスポットライトが。ひじょうに楽しみです。

 

 

第39話「えれな大ピンチ!テンジョウ先生のワナ!」

笑顔の力を信じる者と信じない者、えれなとテンジョウ、二人の対比がメインとなった回。
テンジョウは変身しジョウテング先生になり、ふわを手に入れようとする中でえれなと接点をもつことになり、なにも知らないえれながテンジョウのことを笑顔にしてしまうのではないかとちょっとドキドキしながらみてました。
実際はそうならなかったわけなんですが、敵が潜入するっていうシチュエーションはやっぱ楽しいすね。
宇宙すげぇ! ジョウテングすげぇ! みたいな感じで接点はもったわけですが、えれな側というとジョウテングのことを好意的にうけとり、テンジョウはえれなの笑顔にいらいらし否定をする。
テンジョウがいらいらしていたのは過去のことがあったわけで、それをうまく引き出すような展開になっていたなぁ。
あざわらわれ、騙される。上辺だけの笑顔とテンジョウは言っていて、信じたけど裏切られって感じな過去なんだと思う。期待したけど結局は裏切られる、それはカッパードとも似ていて、テンジョウも純粋さゆえに汚れてしまったんだろうね。
コマちゃんといって従えようとするのは、信頼できる相手などいない、ただ利用できるこまだけいればいいというテンジョウの気持ちの現れなのかもねぇ。
そんな過去をもつテンジョウなんですが、えれなの笑顔をぶち壊してやろうと、苦しいおもいを、怒りを、かなしみをさらけだそうとする。
笑顔でいることが許せないから、辛い気持ちでつぶそうとする。感情的に煽るところはテンジョウの苦しい想いが途方もないものだと予感させるね。
そんなテンジョウの言葉を聞いたえれなはというと、自分の辛かった過去をさらけだすのだけど、辛いだけで終わらずその中できずけたがことが笑顔につながったと前向きにとらえていた。
もっといってしまえば、敵であるテンジョウに感謝さえしてる所がこの物語の良いところ。
笑顔が大事だと押しつけるわけじゃなくて、テンジョウがいたからスピーチをよくできた。
それって辛い過去もテンジョウも必要なもので、否定になっていない。解りあえるってとこにつながっているわけですから。
自分も辛さを知っているから相手の辛さも解る。だからこうあるべきだ。
相互理解をどうしていこうかと向きあえきれているのはさすがだなぁ。
えれなとテンジョウ、二つの視点からみえる世界は違っても、共通するところはある。
だからこそわたし達は笑顔でつながれる。いつかそうなっていくのが楽しみですね。

 

 

第40話「バレちゃった!?2年3組の宇宙人☆」

わたしはわたしだから、人間の恐怖という感情を存分につかいけして甘えのない想いのぶつかりあいがとても丁寧に表現された凄まじい回だった。
登校する前におしゃれをきにし、登校後にはクラスメイトに迎えられる、地球人の女の娘としてのララというのをアバンだけでだしきっていて、そこだけもうすでに泣けてくる。
特別な娘じゃなくてクラスメイト、しいては視聴者達とも同じようにしているララがそこにいると思えたからかな。
まどかの父親の影響によりクラスメイト達の態度がよそよそしくなってからは、ひたすらにきつい時間が続き、甘えがいっさない部分がすごい好き。
もうちょい軽くすませることってぶちゃけできちゃうんだけど、それをやったらカッパードの裏切られるっていう展開を体感させるっていうまでにはいたらなかったと思う。
露骨に避ける描写をして、ララを傷つけて、それでも描きたいものがある。
人間の悪意ってやつをまざまざとみせつけるって勇気がいることだけど、それをやれたからこそ人の心をえぐるものになっていた。
クラスメイト側にしても、ただ違いがあるからっていうのだけではなく、実体のない恐怖っていうのが引き金になっていて、嫌いだとか合わないとかそういう感情で動いていないから気持ちが解るんだよね。
ララのこと避けたいわけじゃないだけど、避けなきゃ自分が自分でなくなってしまうかも。
悪意っていうよりも恐怖心、本能的な部分だからこそやるせない。
ひかるがあの場でみんなを責めきれないのは、そういった部分があったからなんだろうね。
みんなのことは解ったつもりだった、地球人からしたら異星人。
図書館でのララの言葉は異星人であることをはっきりと自覚させるもの。
理解しようと本を読んで努力したのに解ってもらえなかった。そういったララの努力やこれまでのことがあったらこそ辛かった。
またそれとは追加で隠したい想いっていう心理描写が映像として表現されており、この想いを話しているときのララのカットはうつぶせになったり窓のほうを向いたりして、すべて顔が隠されていた。
顔を隠すことで涙を際立たせるっていう手法っていうのはよく使われてるんですが、それだけじゃないと思えたのはまどかの父とのやりとりがあったからで、それが作品独自の解釈を生まれた理由なんだと思う。
ばれることがなければ今までどおりだった、でも隠し通すことができなかった。
映像としても伝えるべきことを伝えていたなぁ。しかもそれがまだ続くっていうがすごい。
異星人だと自覚して悲しむララの言葉を聞いたひかるはというと、
「違うよ。胃星人とか地球人とか関係ないよ、だってララはララだもん」
と地球人か異星人かではなくララをララとして受け入れることを選んだ。
ひかるにとってのララって最初は胃星人との出会いって形だったんだけど、過ごしていくなかで同じように泣き笑い共に過ごしてきた。それがララをララだといえる根拠なんだろうね。
視聴者目線からしてもララはララっていうのは嬉しい言葉で、すごい救われた。
ララは友達よりも、ララはララだと認める。それって個人の尊重でもある。
作品のテーマの核がそこにあって、それを体現するひかるはわたしは好きだ!
またこのときのひかるっていうのは拳をふるわせ、異星人とか地球人とか関係ないっていう気持ちをさらに強く主張するシーンとなっている。これは怒りからくるものじゃなく、理解されないのが嫌、ララにはそんなこと言ってほしくないっていう気持ちからでたものなんだろうね。
ララをララだとみとめた後、ひかるはララをつつむこむ。
このときのひかるってララと同じで、ずっと意図的に顔を隠している。
たぶんっていうかこれは個人的な見解なんだけど、このときのひかるは泣いてたと思う。
きつくきつく抱きしめて、守りたくて、でも自分ひとりだけじゃどうにかできなくて。
違いを認めたくないのに、違いを認めないといけない。
辛いし悲しい、それでもできることをしたくてララを抱きしめる。
そんなひかるのやさしさに、こころをうたれた。
ひかるのやさしを受け止めたララは、隠れていた顔が現れひかるのやさしさに救われる。
異星人じゃない自分のことを認めたうえで、余計に嬉しかっただろうな。
「ひかる、苦しいルン」
「ごめん」
このやりとりは百合濃度としてすげぇ高いっていうのはみてて思うことはあったけど、今回は百合とかそういうのはでは観なかつたなぁ。
お互いの強い想いだったり苦しい想いのぶつかりあいで、だからこそ友情としてみれた。すごい濃いやりとりなんだけど、お互いに認めあえたっていう部分にすごい感動しました。
「ひかるありがとうルン」
自分を受け入れてくれたひかるに対して感謝の言葉を言うときは、ひかるは表情がみえているけどララの表情はみえていない。
ありがとうっていう気持ちは本当のことだけど、ただ感謝だけを述べたいわけではない。
異星人として地球人とし向かいあうためにできるその先のことがある、二人だけの問題では解決しなさそうな雰囲気があって、それは今後また話しとして展開されそうかな。
今回の話ではそこまでいかないんだけど、ここの描写は覚えとおくといいかも。
クラスメイトの歪んだイマジネーションを奪いにきた、カッパード達対峙。
そこでプリキュアとしての正体を明かす。
「わたしのことは解ってもらなくても、わたしにとっては大事な友達ルン」
ララの主張はわかりあうことがすべてじゃなくて、解ってもらなくて友達だと歩みよることの大切さをとくとこがすげぇて感じた。
これってすごく一方的な主張なんですけど、そうしなければ絶対に友達にはなれない。すべてが相互理解できるわけではなくて、個人の主張をすることに意味合いを置く所がスタプリで、それが他に作品にはできない部分だからね。
友達だから大事じゃなくて、友達だと思って接っすることが大事。意味合いが全然違うけど、後者の考えがわたしは本当に好きで好きでたまらねぇよ。
「ありのままのわたし、サマーン星人のわたし、プリキュアのわたし、地球人のわたし。わたしはわたしのままでいていいんだって、みんなが認めてくれたルン」
そっけない態度をとられても守ると決めたララの言葉はこれまでのみんなのやりとりが思いだすもの。
「ララちゃんはララちゃんだよぉ」
そしてその中心にはひかるが輝いている。
ここまでの積み重ねとひかるの存在の大きさ、二つの大きさを感じるやりとりで感動したなぁ。
「わたしはみんなを守りたいルン、みんなといっしょにいたいルン、わたしはわたしらしくいたいルン」
そしてララは守りたい気持ちと共にトウィンクルイマジネーションを輝かせる。
ふわを守りたいと思ったあのときから大切にしてきたこと。スタプリの全部が詰まっているやりとりでそごい熱かった。ララ、すげぇかっこよかったなぁ。
最後、カッパードを撃退してからはクラスメイトにララとして受け入れられる。
クラスメイト自らで歪んだイマジネーションを消し去った部分。それがララをララとして受け入れられたってことにすごい説得力を与えていた。
プリキャアの浄化の力ではなく、あくまでそれぞれがララのことを信頼したからこそだから。
友達を守りたいから救うじゃなくて、個人個人が強く生きるためにわたし達はここにいる。
個性を大事にして、それ以上のことをしてくれる。
ずっとずっと大好きだけど、もっと好きなれる回になりました。本当、スタプリ大好き! 最高や!

スター☆トゥインクルプリキュア 21話から30話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 21話から30話までの感想

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第21話「虹色のスペクトル☆キュアコスモの力!」

目の前で苦しんでいる人を助けたい! 力と想いがぶつかりあう熱く激しい戦闘回が熱かった。
ダークネストの力に支配され自我を失い苦しむアイワーンを助けたい、目の前の人に助けたいというのはひかるがふわを守りたいと、ブルーキャットがひかる達を助けたいというときと同じで、そこに強い想いっていうのを感じる。
苦しんでいる困っている人を助けたいという想いは銀河を超えても同じ、主張が長期にわたって続いてくれているので、メッセージ性が高い物語になっているというのがすごい印象に残りましたね。
反論側のカッパードも悪役としてダークネストのちからを崇拝し、思考を停止して力を得る姿に歓喜する。かませだけではなく、他社がいることでより力の驚異を感じやすくなっており、物語の中で重要な役割をしっかり果たしていた。
またカッパードは惑星クマリンでの戦い、おうしつざのスターカラーペンとの絡みを掘り起こし、あのときとの違いをひかるはみせていくというのもあり、その部分も雪辱戦という形でひじょうに熱かった。冷静さを失わずスターは目の前の人を救うために戦う姿はかっこよかったなぁ。
自分のせいでそうなった、カッパードはこの部分に言及してる感じもしたんでもしかしたら過去にその点でなにかあったのかもしれんね。推察だけど考慮できる感じに強調はされていたんで創造性をかきたてられます。カッパードもかなりかっこいい台詞言わせてもらえてキャラがたってるので、過去もかっこいい感じだと嬉しいかな。
ダークネストの思考を停止することが力の源というのは、創造し考えるひかる達と真逆な考え方。敵役としてこれ以上ないくらいの主張ですね。思考と停止するっていうのは思考がない前提ではなく思考がある前提で支配するので、ある意味でダークネストのちからというのは思考なしでは成立しない。思考を停止するために思考が必要、そのあたりは今後言及してくれると個人的には嬉しいかも。まぁ普通に思考停止VS創造性でも熱くていいんだけどね。
コスモとスターの共闘はひたすらにかっこいい。
あの二人ってタイプは違えど冷静な部分がにてて、すごい対等な関係って感じがするのがいい。
一方的に想いを伝えあうよりかは信頼できるパートナーとして、おうしつざのスターカラーペンをスターがたくすシーンはかっこよすぎました。
コスモのレインボーパフューム、少しクールなイメージを感じさせつつもかわいさが強調されており親しみやすさもどこか感じる。ねこちゃんパンチもそうだけど、クールの中にかわいさを感じさせるものがありみててかっこかわいいできるのがコスモって感じがします。
「やったねブルーキャット」
戦闘が終わるとスターはプリキュアとしてでなく、女の子としてブルーキャットっと接する。
戸惑うコスモとうさ笑顔がかわいすぎるスターの組み合わせがすごいかわいいかった。
アイワーンちゃんもすっかりツンデレになっておられ、かわいいしその方向で救いがありそう。
コスモをみてバケニャーンだと思うくらいバケニャーン好きぽいので、そのあたりの理由が明かされるとさらに盛り上がりそう。今の所は自分の発明を認めてくれる存在だからってことになるかな? いまいち侵略してる理由とかも明かされないとなんともいえないけどね。
「オリンフィアはわたし達の父であり母であるわたしたちはひとつ」
命の根源たる星のような存在、かなりSFテェイストの言い回しでより違いを感じたね。
ひかるたちは家族なようなものと捉えていたんだけど、またそれとは違うんだろうな。
創造力をかきたててごらんと言ってくれてて、こういった設定を使うことに躊躇しないんでそこはすごい嬉しいですね。
コスモはレインボー星を離れるときにひとり故郷の星に想いをよせる。
言葉ではなくみつめる視線でそれを伝えており、終始なにかで目を伝えるキャラだなぁと。
レインボー星は設定盛々のレインボー鉱石の力は自分たちの居場所隠せるんで、今後まだまだ使うチャンスは来そう。そのときは来ることになるのかな。
家族として迎えいれられ地球へと舞い戻る。ブルーキャット編ひじょうに面白かったです。
次回は七夕で父が戻る。ララの誕生日回だけどララの誕生日ではなく父の事なんやね。
一年に一度きりの出逢い、次回も楽しみ、。

 

 

第22話「おかえり、お父さん!星奈家の七夕☆」

どこにいたってつながっているから、一年に一度だけ出会いの中で垣間見える親子の絆にほっこりさせられる素晴らしい回でした。
ララのお誕生日で頬をすりすり、うさかわひかララで百合日和なはじまりからスタート。
メインの話ではないものの、バーベキューで乾杯するシーン等、ララの誕生日をみんなで祝う日常シーンもあって、劇中で祝う嬉しさとひかる達4人の仲の良さがしっかりでていた。
まだ距離感のあるユニとの差がよりわかりやすかったです。
ただ今回話のメインになったのは父とおじいちゃん。
一年に一度だけ帰ってくる、織姫と彦星のように帰ってくる父の陽一はキラやば~と世界を周る学者さん。宇宙人であるふわとプルンスを観た時は平静を保てずに周りをみていないのですか、一点して落ち着くと紳士に立ち振る舞う。
ひかるが父の影響を受けたことで大好きなUMAを追いかけるきっかけになったりと、ひかるのパーソナルな部分を決めた存在としてわかりやすく描写されていました。
その中で注目していきたい部分とうのは、父である陽一は最初は家族のために家に残り自分の夢を抑えこんできたという部分でしょう。
思うがままに大好きなことをしているわけではない、家族を大事にしたいと思えるのはおじいちゃんの影響であり、けして間違いではない。
ただ夢をおさえこんでいる姿も正しいというわけでもない。
「わたし、きらやばーって言ってるお父さんが大好き、だからいっておいかけて、お母さんもそう思うでしょ」
ひかるの言葉をきっかけに陽一は夢を追う決心をする。
前提として家族を思う気持ちがあるからこそ、陽一はおじいちゃんの思う家族とのつながりを大事にする人でありながら夢を追える人になることができた。
母の輝美は自分だけ夢を追ってしまっているきまずさを描いたりと、ただまっすぐに応援してあげられなさも描いている。そういった心理描写を多彩にいれてあるからこそ、星の光りのまっすぐなひかるがより輝けるものになっていた。
家族で応援し夢へと進めるようになった陽一、しかしおじいちゃんだけは反対。
おじいちゃん視点の話では故郷で待つ人の心理というものが描かれる。
大人であるララをひきあいにして、大人であっても子供のことは心配することであるというのはおじいちゃんの本心だと思う。
ララ自身も大人であるからさびしくはないものと言ってはいるがどこかでさびしい思いはしているのだと想像はできる。夢を追う人もそこで待つ人もさびしい思いはある。
そんな想いもあってか、おじいちゃんだけは離れることを受け入れることはまだできていない。
家族を守るの一家の大極柱である父親の役目、たぶんそうやって教えきかせていたというのは丁寧な言葉遣いをさせようとしている所からも容易に想像できる。
ひかるや輝美さんに悲しい思いをさせてしまっている、それは自分の考えの押しつけになっていながらも、自分の考えを押し通してしまう。
そうしないと心配する自分の気持ちや理想の家族像というのを否定してしまうからなんだろうね。古い考え方なんだけど、そこにも家族のつながりを思う気持ちがあって、わがままでも理解はできる。そういった配慮がおじいちゃん視点でもなされていた。
ドーナツをあげるララだったりとただおじいちゃんが硬いだけの人物ではなく我慢してしまう人柄である。本筋とは違うやりとりでキャラクターの造形をみせれていたのもよい点でした。
ノットレイダーにされてからはひかるの独壇場。
「家族はいっしょにいなければいけないんだ」
「そんなことないよ、あたし大好きなものを追いかけているお父さんお母さんが大好きなんだ。離れてたって家族は家族だよ」
離れていたって家族は家族、大好きなものを追いかけているお父さんお母さんが大好き。
ひかるのありかたというのは子供の頃から変わってはいない。
強く光続け、どこにいても大丈夫だと言ってあげられる。
ひかるは大人なキャラというよりも子供のままのわくわくを大事にしたいと子供の頃の気持ちを大事にしたうえでの想いの届け方。
変に大人っていなくて、だからこそ純粋に思いは届くし励まされる。キャラとしての強みが存分に発揮されていました。
大好きを大事にっていう主張は何度かやっているにもかかわらず話によって見え方が違うというのは本当におもしろい。
今回の話で言うと家族のつながりを大事にしたり、故郷で待つ人の思いをクローズアップしてより話に深みをもたせているから。大好きを大事にするうえで、大好きを追いかける複雑な感情をしっかりと描写しきっている。だからこそ想いは同じでも胸に響くものになっているんだろうね。
えれなとの会話の時にすこしだけ逢いたい気持ちはあったりとひかる自信もさびしさはある。
「お父さんは世界中で星をみてるんだよね」
「どこにいても星をはみえるものね」
「ああ、どこにいても空はこの町につながっているからな」
それでも星空がつながっているから、さびしい想いはあっても前にすすめる。
満天の星空でつむがれる親子の絆も素晴らしかった。
おじいちゃんはまだその輪の中にははいれないんだけど、見送りにはこれるようになる。
陽一に肩をかした時に大人になっていく子の表情をみて安堵する、ひかるの想いが届いただけでなく陽一の力強さを感じたからっていうのもあるのかな。
急激に応援できるようにするのではなくて、徐々に受け入れていく。
七夕というモチーフを扱いながら、夢を追う父と待ち人であるおじいちゃん、どちらの視点も肯定されている話しで、内包されている魅力多彩で物語として完成度が高かった。
そのうえでララとの日常もあり、4人のつながりなんかもみせてくれる。
家族とのつながり、友達とのつながり、総じてつながりを大切にしていおり、素晴らしかったです。
次回は大量に増えるふわ。いろいろとおちゃめな一面がみえて楽しい回になりそうですね!

 

第23話「フワがいっぱい!?フワ☆パニック!」

わかちあうことで生まれる仲間の輪、ユニとの距離が縮まるお話でした。
なんどもなんども食事を与えるのに疲れ果てたり、お婆さんのせいで好きな人がいることにされておじいちゃんに連行されるわ、ふわの増殖にたいしてはひかるが主にコミカルな一面をみせておりただの苦労話にならない面白さがあった。
対するユニはというと、責任感を感じ一人でなんとか事態の収拾につとめようとする。
今までのユニは一人でなんでもしてきたゆえにそうしてしまう。責任感が強いというのはかつてのまどかを思い出すね。
そんな一人で突っ走るユニに対してえれなは想いを伝える。
責任感ではなく、ふわとユニが心配だから。
わけあうっていうものはいいもの。
兄弟のことが心配で兄弟とわけあうことで、日々生活をしてきた、えれならしい言葉だった。
この言葉をえれなに言わせた意味っていうのはすごく大きくて、守るという強い想い以上のものをうんでいる。ユニは守られる存在ではなく協力したい相手。だからこそわかちあいたい。
苦労そのものをみんなでのりこえる、チームとしての言葉だった。
この言葉を伝える前に、えれなは協力をなんどか申し出て、マオが陽動している間に、えれながふわの増殖をおさえるためにドーナツをたべさせる。ユニもユニで一人でいこうとしているのだけど、えれなならばと動いていた瞬間がある。
それはえれな達が信頼のおける仲間であると思っている証拠だし、エレナの言葉を聞こうとしたのも、信頼できる相手だと最初から思っているからかな。
ただ仲間として協力しあうまでにいかないのは、責任感という鎖で縛られていたから。一筋縄じゃいかない感じもユニらしい話だった。
カッパードと対峙してからも、ユニは一人で最初は行動するも、仲間達に助けられ、連携することでふわを救う。ユニとのチーム戦はみていて爽快。仲間になってくこの感じがいいよね~
最後は7つでわけあうドーナツの輪にユニも加わる。
少しずつドーナツののように輪となっていく、伝えるべきものを伝えた気持ちの良い終わりかたでした。
次回は氷の惑星。夏だけど冬! 楽しみ!

 

 

第24話「ココロ溶かす!アイスノー星の演奏会☆」

楽しい気持ちが笑顔に変える、ユニとまどかの響き合うハーモニーが素敵なお話でした。
演奏会で笑顔になってくれるような演奏はできていない、賞をとり技術があると表彰されても日頃の練習不足もあいまって悩むのは、志が高いまどからしい悩みだった。
その悩み対してがぁつり掘り下げるというよりかはユニの歌と手拍子で演奏を楽しむことが大切だときずいていく。
ゆきおの話というのもかなりクローズアップされているためではあったものの、聞いて見て感じる、多くを語らないからこ音楽の力で楽しさをいうものがしっかりと表現されていた。
まどかにとっては音楽がメインとなっている話であり、語りすぎないっていうのはうまい手法だったな。
アイスノー星でいた雪男にしても、純粋にイルマを笑顔にしたいという気持ちから動いている。
笑顔にさせたい強い気持ちを描いてくれたからこそ、まどかの笑顔にしたいという気持ちを強く描かなくても成立する形になっていた。
ノットレイダーに変えられたイルマを救う、雪男に託された思いはまどかへ、そしてユニと渡り歩いていく。ユニ強化月間をやりつつ、物語としてもおちつくべき所に落ち着いて良い話だなぁと素直に思えましたね。
今回は星と星との意見のぶつかりあいというよりも、共通する認識のもとの目標に向かって進んでいく。より話のバリエーションが広がる話にもなっていた。
ただ共通点とていなにもない場所だと雪男がいっていることには注目しておきたい。
雪や氷があればなにもないなんてことはない、視野が広いひかるがぐいぐいと楽しいものをみつけていくスタンスは変わらぬスタンスで、ひかるの強さというのを感じるやりとりでした。
最後、イルマは笑い上戸で笑いだすと止まらなくなるという部分は、笑わなかった理由の説明ではあるんですけれども、実はひかる達が来る前から笑っていたということの証拠でもある。
雪男がいたからいつも笑っていた、なにもない星でも誰かとのつながりが笑顔をうみだす。
そういったところにも最終的に広がる話になっており、ただの理由の説明だけにとどまらないように考えられるものでした。
雪の星にひろがる歌と音のハーモニー、すてきな雪国とたくさんの笑顔。心あたたまるよき話でした。

 

 

第25話「満天の星まつり☆ユニの思い出」

ユニといっしょに夏祭り! クラスメイトや仲間達とのふれあいを描かれ、ユニが地球という輪の中に溶け込んでいく姿が微笑ましかったですね。
きんぎょすくいでお魚でよだれたらしているところなんかはねこちゃん要素をつかってユニだからこそのかわいらしさがあった。負けず嫌いな一面や素直になれない部分もよきでした。
ひかるちゃんはユニと勝負の時は器用さをみせたりと、なんでもできる感がすごくて頼れる娘だなぁと。教えかたも上手いしですきがねぇ娘。そのうえでかわいいんだから最高や。
ひからら勝負もひからら推しで、よきよきのよきでした。
えれなさんは子どもたちのためにと奮闘する姿はいつもながらで安心さをおぼえる。
まどかさんは初夏まつりでうきうきながらも、射的をくそ真面目にやったりで、まどかさんらしさをだすことで面白い話しのもってかせ方だった。ガチかよWWWってなれるあたり面白いよねz~
クラスメイトの反応一目おく感じなものが多いが、カルノリだけはにゃんこときさくな感じ。それもらしさって言うのが伝わるやりとりでした。
いろいろと各人の楽しむ姿や周りの反応なんかを楽しんでからは、惑星レインボーを救う使命を重んじ遊んでばかりはいられないユニの気持ちが描かれる。
夏祭りは楽しいもので幸せなものがたくさんある。
それでも孤独でいようとするのは、その楽しさに浸かってはいけないから。
冒頭で一人野宿しているのも、その意志のあらわれって感じなのかな。
ララと一緒にロケットに住んだほうが観てるいる側としては安心するんだけど、あえて野宿なのはユニの孤独でいたい気持ちを尊重してのことなんだろうね。
そんなユニ言葉を聞いたララは、昔は自分は同じだったといいつもひかる達との思い出が自分を変えていったことを伝える。
「それにみんなといると宇宙がひろがるルン」
「こころのなかの宇宙が無限に広がっていくルン」
このララの言葉のフレーズは素敵だったし、ひかる達のことを大切に想っていると伝わるものだった。まだまだ宇宙のように広がっていく、それはまだまだひかる達との思い出をつくっていきたいってことでもあるしね。
ユニはその言葉を聞いて、すぐには受け入れはしませんでしたが、ユニとララが近しい存在であると伝えながらも、やがってはユニもそうなっていくであろう。
想いをぶつけられていたやりとりですごい好きですね。
そこからノットレイダー戦。
コスモは一人で苦戦し囚われてしまうものの、スター達に助けられスター達を助ける。
仲間として共に。
えれなの時との違いは、スター達の援護をしたってところかな。
自分で解決しようとするのではなくて、仲間に任せる。
ふれあいの中で信頼し、それを行動としてなしていく。
言っていることではなくユニは行動でかなり想いを伝えるキャラなので、そのあたりのやりとりの変化がきっちりとでていたなぁ。
ロケットの上で花火をみて、かつてのオリンフィアとの思い出を大事にしつつも、今の仲間といることも心よく思う。
また一つユニとの距離感が近づいた、そういったエピソードにしあがっていました。
次回はサマーン星にいくまでのパジャマパーティ。仲良きエピソードと宇宙らしいって感じのものがみられそうで楽しみ。

 

 

第26話「ナゾの侵入者!?恐怖のパジャマパーティ☆」

パジャマパーティでつながる絆! 星が瞬く宇宙空間で語りあかしお互いの事を知っていく、友情の深め合いに心温まるお話でした。
映画をみんなでみたり、普段話せないことを話したりの女子会雰囲気なんですが、ここは広い宇宙空間であり、それぞれの家族や友人になれた喜びを感じることに、スタプリらしさを感じた。
ただ仲良くっていう感じだけではなくて、それぞれの未来のことやこれまでのこと、人生観とかそういった部分までいって少し大人な感じもしましたね。
まどかは留学することを普通に思ったり、認識の違いも面白い。
ララについてはあまりサマーン星の家族のことについて触れてほしくなったりしたりと今後の伏線はりながら、ララだってしっかりものだとひかるが励ますことで、ひかる達とのつながりで救われた面がある。
えれなについては負担をかけている両親に申し訳なく思ったりと、好きなことを自由にやるよりも家族を守りたいという気持ちをだしていた。
そしてひかるは一人でいることも楽しいけど、みんないることが楽しいと伝える。
ここで重要な一人でいることも肯定している部分で、それが個人個人の個性を尊重を許してくれていて、こころ強い。
個人的にも一人を大事にしてくれるひかるちゃんの言葉っていうのが好きで、心動かされた場面だった。
星の影から太陽のひかりに照らされ、ひかるちゃんのうさ笑顔が光輝く。
広大な広がりをみせる宇宙空間をつかった演出もみごとでした。
その前の映画鑑賞もえれなさんが怖がったりと意外な一面をみせるなか、まどかとひかるが意気投合しているのが面白かったなぁ。ちょっと変わってるとこあると好感もてて好きですね、この二人のやりとり。もっとやってもええやんで。
侵入者のヤドカリのやんやんについては次の惑星へともちこし。
カッパードも友情パワー撃破っていう形で気持ちを全面におしだした戦いでした。
しょうふわっくせいだから平気だったり、プルンスの風圧で移動したりと、がちがちなやり方でいかないのは、子どもたちにわかりやすく楽しんでもらいたいっていう配慮を感じるやり方も良い部分でした。
次回は人魚と海の惑星。宇宙での海水浴、楽しみ!

 

 

第27話「海の星!人魚になってスーイスイ☆」

変わることは楽しくて、変わらない良さもある。人魚になって海の星を堪能させつつも、ユニの中にあるこころのわだかまりやアイワーンの憎しみなんかも描かれた回でした。
半魚人のUMA要素なんかもあっからの人魚への変身。パット変身するんじゃなくて変身シーンみたいにとってもかわいらしく描かれていて、それがさらに可愛さをひきたててくれている。ユニと同じ立場になれるというアイテムでもあって、変われるって楽しいことを伝える意味でも意味のあるものだった。
楽しそうに泳ぐ姿はみんなかわいくて宇宙にいながらダイビングを楽しめるのは一度に二度おいしい。マンタなんかの生き物や輪をくぐったり、海の星だからこそのギミックなんかも大量投入で豊かな表現が素敵でした。
ユニークなやりとりなんかもありプルンスはあいからわずのギャグ要員。ヤンヤンのために奮闘する姿は好きなものなら頑張れるっていう姿でもあるので、作品内の好きを大事にするというテーマにも合致していますね。
ポップスターのかわいらしい星なんかも前回同様女児達にかわいいっていってもらえるような設定だった。
ユニの話を腰をすえてやっていて、敵であったとしてもだましてしまったことにたいするわだかまりをアイワーンを通して行われる。
自分勝手に侵略していてアイワーンは悪なんですが、だましていたことは悪いこと。
悪にはどんな手をつかってでも対処していいわけではない、ユニの中で大事にしたい気持ちの中に正しくありたいという気持ちがあるゆえの葛藤がある。
これは以前のユニにはなかったものというよりも表にだしてこなかったこと。
正しく悪と向き合えるプリキュアに変身できたからこそ、アイワーンをただ殴り飛ばすようなできなかったのだと思えます。
「バケニャーン、マオ、ブルーキャット、おまけにこんどはプリキュア。ころころかわりやがって、そうやってみんなをだましっている」
だましつづけているというアイワーンの言葉に対し、スターは変わる楽しさとユニのレインボー星を守りたいという気持ちは変わっていないことを伝え、ユニを肯定する。
この星で体験したやプリキュアとして変身している経験則からでた言葉でもあり、説得力と話の方向性がうまくかみあったやりとりでした。
変わることも変わらないことも全部いい、全肯定っていうのがひたすらにスタプリらしい解答で本当大好きですね。
ただアイワーンにはその言葉はひびいておらず、このあたりがひじょうにやっかいな所。
アイワーンは悪事を働いてきているわけですが、信頼をよせれる相手を欲っしていることは事実であり、どうやってアイワーンの気持ちに答えるかっていうがユニのテーマにも重なることになるのかな。
変わることを恐れず、たとえ敵であったとしても生まれる友情。
間違えてしまったとしても取り戻せるっていう軸になっていくとしたら結構嬉しいかな。
いろいろと妄想できる感じになっているのがいいすね。
アイワーンがなぜバケニャーンをそこまで信頼してたのか、このあたりも描かれてくれると感情移入がよりしやすいので、早めにこのあたりも描いてくれると嬉しいですね。まぁ描かれない可能性が高いけど。
次回はえれまど回ぽいロケット修理回。キャラクター中心の掘り下げになりそうで期待ですね。

 

第28話「燃やせハート!職人フレアとロケット修理☆」

限界を超え熱いハートを燃え上がらせろ!
生き様に感化され他人を通して己自身をみつめることで、限界を超え熱いハードが燃えあがる、えれなとまどかの熱くなっていく心に熱くなれる回でした。
ロケット修理のためにプラズマ星人であるフレアにロケットの修理を依頼するのですが、こころをみせろと修理するフレアがいう。
なぜこころをみせるのか、そんな疑問があったのですが、話し全体を見通してみると、フレアが心をみせろといったのは、自分のように熱い心をもっている人のためにロケットを修理したいというのがあったからだったなのかなぁ。
ぷるるん星は水の惑星であるのにフレアはそこにただ行きたいという想いだけで、家族の反対をおしきりぷるるん星に生き、そこで生活をしている。
こころさえあればなんだってなれる限界を超えられる、こころの熱さと諦めないことを伝えるというエピソードとしても解りやすい形でなりたっており、これから星をでていくであろうひかる達に向けてのメッセージになっているのも自分はきにいっていますね。
未知なるものに挑戦していく、それってプリキャアだけじゃなくて、他の星の住人でも行われてるってロマンだなぁ。
そんなフレアの生き様というのをみせてからは、えれなとまどかのターン。
お互いにえれなはまどかを、まどかはえれなのことを強いと尊重しあっていく。
今までは悩みにたいしてよりそいあう関係だったのですが、今回は二人で高めあっていくっていうのが最高に熱かった。
百合というよりも友情で、お互いがいるからこそなりたっているのが最高にプリキュア
だからこそ熱くなれたし、すげぇ二人がみつめあってるとキュンキュンする。
本当ふたりの中がさらに近づいたってエピソードになっていて、やってくれたありがとうっていいながらみてた。
カッパードが介入してからの戦闘では、えれなとまどかの強い意思を示すかのように限界をないといいきるのがすげぇかっこよかった。
そして最後は限界をこえて、フレアのハートをかつてないほど燃え上がらせてロケットを修理する。なにをみせどうしていきたいのか、熱量とキャラクターの引き出させかたがうまいなぁと想いながら最後までみることができて、視聴感がすごい良かったです。
あいまにはさまるユニがお魚を食べたがるのも、かわいい要素を短い時間できっちりだそうとしてて好感がもてる。プルンスについてはやんやんと良い感じになってるし、話にがぁつりかからわないけど、プルンスはプルンスとしての見せ場があってキャラを大切にしているのが伝わりました。
次回はサマーン星にてララの家族に急接近。楽しみ!

 

 

第29話「ただいまルン☆惑星サマーンのユウウツ」

運命をさだめられし戦士の葛藤と想い、ララの家族とサマーン星の内情を知ることでララの大いなる運命の歯車になったお話。かなり重めなディストピアな世界観をさらけだしSFらしさてんこもりでめちゃ楽しかったです。
衣食住すべてを効率化したAI万能主義者集団、個人の住居もなく仕事も決められ食べ物はグミだけ、もうここぞとばかりとやってくれていてそりゃあ初期のララも効率人間になりますわ。
効率化していくことで失われていく個性ていう対立さがうきぼりになって、ヒカルと全面戦争みたいな感じな対立のしかたになってるのもポイントですね。
そんな効率化こそが正しいということでサマーン星は廻っていっているのですが、その中で犠牲になってるのはララの想い。
お兄ちゃんはランク1で自分はランク8の最下層。「おめぇの仕事はデブリ掃除が適任、才能ねぇからな」って端的に言われたらそりゃあ不満もあるし劣等感も持ちますわ。ひねくれずに生きているのはララが家族のことを素直に受け止める許容があったからであり、一歩間違えば星空連合ぶち壊したいノットレイダーの一員にすらなってしまえる状況。中途半端な事をしねぇ、とことんやるっていう話の書き方ですごい好感もてました。ララ頑張ってて素直に言わせられる脚本力はすげぇです。
とまぁララの心情が裏で進行している中で、いちはやくそれにきずいたのはまどか。
自分に家族のことをプリキュアに言えていない、そんなつながりがララの心の穴の支えとなろうとする。
守りたい気持ちを優先させる直感を信じることができたのはひかるのおかげ。
そんなひかるの言葉を借りるなら
ララはどう思っているのか、自分の気持ちに従うべきです。
まどかとそして支えてくれたひかるの言葉を、ララに問いかけるというのは今までのことが無駄でないという同時に、そのこと自体が作品の根幹のテーマとなっていることを伝えてくれる。
前回のぷるるん星も想いや気持ちを重視し挑戦していった。それを受けての今回であり、話の構成のしかたの上手さを感じます。
話せばみとめてもらえるけど、星空連合に加入されみんなの自由を奪ってしまう。
ララの葛藤というのは、やりたいことはあるけどそれをしてしまえば束縛されてしまうことになる。一方の正しさを優先してしまえばもう一方の正しさが否定される。単純な話ではないというのも物語に深みを産んでいて、いわゆる大人の話になってきているなぁとも感じます。
けっこうゆるく表現されてますけど、彼女たちの立場というのは複雑でいろいろ考えさせられるのは良い物語だなぁと思える部分すね。
プリキュアとなって戦う場面では、ララは家族の喜びを守りたいという想いで立ち向かう。
けして家族のことが嫌いではなく尊敬しているし、自分も家族でありたい。
そういった素直さがララの想いと葛藤を生んでいて、キャラとしてさらに深りより魅力的なキャラになっていってすごいっすね。
戦闘が終わってからも物語は続き、誤解を解くことができず終われる身に。
はっきりさせてこなかったことのつけがまわった感じで、すべてを隠し騙そうとすることでプリキュアというだけではたちゆかない状況になってしまう。
ケンネル星の時はすぐに上手く誤解をとけたが今回はかなりの大惨事で、巨大な組織力に終われることの脅威さなんかもあって、さっきがきにある展開でぐっとひきこまれる。
あやしく笑うアイワーンは、騙してきたことに対することをあざ笑いおまえたちが悪いことをしているんだと強調させるいい役回り。
最後の最後まで見逃せない、そんな大人のお話になっていました。

 

 

第30話「ララの想いとAIのキモチ☆」

心の成長と想いが変えるAIとの絆、ララの成長、そしてプリキュア達とAIとの絆が生み出す奇跡に心あたたまるお話でした。
プリキュアとして正体を明かすべきか、ララの葛藤というのは前回どうようひきついでいったわけですが、その助け船になったのはひかるの言葉。
「ララの決めたことならわたし信じる」
信頼こそが決断の源。心強い友がいるからっていうのはすごい頼もしいし、ララのことを信頼sているのが伝わるのがいいですね。
今回はみんなで考えるじゃなくて、ララに委ねたってところもポイントで、重要な決断は自分自身で決断していくものだと訴えかけているようだった。
みんなではなく個人で決めることは決めていけ、大人だよ、大人。
そんなやりとりがあってからは、アイワーンのマザーのっとり計画で大混乱。
AIがないララの家族達はくそだめだめになったときに助けにはいったのがララ。
プリキュアとしてではなくララ自身が助けたっていうのが重要な場面で、これがあるからこそララの成長っていうのがより伝わる。
学校でのこと、宇宙を巡ったこと、その成長した姿今の自分。
どんなにランクが低かろうが変えれるものは変えられる。ばしっとかっこいいカットで決めてくるのは最高にかっこよかったし、物語としても良いものをみせてもらえたなぁ。
こっからはララとAIとの話に変わっていき、ララのAIがララ達を守ったり、マザーを救い出したりで奇跡のオンパレード。
AIってそんなことできるわけじゃなくて、想いがあればなんだって変えられるとこの作品がずっと訴えかけてきてるんで、AI魂をみせつけていく話はすごいこの作品らしさを感じた。
思い出を走馬灯のように流すのもめちゃくちゃ感動要素もりだくさんで、ああってなるわ。
とにかく人の感情に訴えかけることを丁寧にやっていて素晴らしかった。
ララの成長を描きつつも、AIとの絆という部分でも盛り上げてくれる。想いが感情がすべてを変えていくこの作品らしさが輝く物語でした。
次回はそろそろ新商品の音が聞こえる。星空連合のごたごたも続いていくのもあってハードな話になりそうだ。

 

スター☆トゥインクルプリキュア 11話から20話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 11話から20話までの感想

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11話「輝け☆サザンクロスの力!」

創造の力をこの手に! 絶望の中でひかるを輝かせたのは仲間達の感謝の言葉、涙なしではみられない物語になっていました。
敗走からりょうじいの家に避難するまでは緊迫感のあるシーンの連続。
かぐやお父様がやりてで、足跡みたりりょうじいにプレシャーをかけたりと容赦のないところがすげぇ厳しくて、それが緊迫感につながっていた。全体を通して都合よくいかないってとこがいい。そして極めつけははまどかが動けなくなったひかるをひっぱっていくシーン。商店街につれていったひかると対になるシーンになっていました。画面ではあせってるんだけど、やったほうがいい展開はあせらずにやってくれる。こうすることでまどかがどれだけひかるのことをみているのかがわかるし、すごい進展してるなぁて感じます。
ひかまどというカップリングの形成なんかもしやすく、そういった方にもよきシーンとなっているんだろうな。
落ち込むひかるのりょうじいカウンセリングはサザンクロスと創造力の話。
ひかるにぴったりなサザンクロス、人々に進む力をくれた。
ただ単に元気づけるというわけではなくて、星座をみた人のように前に進んでいって欲しい。
あくまでひかるの創造にゆだねて語りかけるというのが、りょうじいでしかできない切り口ですね。星座が好きなひかりが星座に救われる。星の力でというをより感じられるものになっていた。
またひかるちゃんの演技のギャップがとても良くて、演じ分けもできている。
ひかるはひかるの声という着地点から、もう少し前に進んだと思えるほどで、成長を感じます。物語の中で成長し、その感情がダイレクトにつたわる。本当に演じてくれてありがとう。
合体ノットレイダーの戦いはお決まりの代弁者強化した勝ちかくイベントではなく、敵の感情をひきだしぶつかりあう戦いという形になっていたのも最高。
敵側の魅力も前回から続いてだしてくれて、のっとろうとする所意外は理屈あるのよね。
ひかるが宇宙を理解していないのは事実だし、そのせいでいらだつのも解る。敵側だって必死だし、あざけわらうのはそれだけ苦労してきたから。暗い孤独でいるしかなかったやつが必死こいて居場所をみつける。そのための侵略だから熱いんだよな。敵も好きになってきて、好きなキャラしかいないとかこのアニメやばすぎぃいい。合体するとき了承をえない部分がプリキュア達との対比になっていたのもよき。
ひかるはそんな敵の正論にくじけそうになる。引きのカットと無音演出が印象に残っていて宇宙の孤独を突きつけれられて涙を流すしかなかった。俺がかなりひかるちゃんに感情移入しているせいもあるが、それほど的を得ていることだったともいえる。言い返して、でも言い返せねぇ。感情をゆさぶられる物語で本当に素晴らしかった。
そしてそんなひかるを救うのは仲間の言葉。いままでやってきたひかるの行動が仲間たちにも届いた。それを感じたとき震えあがってしまったね。もうこの段階でそこまで濃密なことができているのだと。もっと先になるかと思ってたけど、今の段階でやれるのはひかるがそれだけ誰かを想いやって行動をしていたから。ひかるの力による部分というところが大きくて、それが嬉しい。だからまた泣けたやんなってふりかえってみて思います。
「わたし創造してたんだ、宇宙をずっと、ずっと、ずっぅーと創造してたんだ。だから大好きなんだ。宇宙のことわかってないかもしれない。けど、わたし、だい、だい、大好きなんだぁあああああ」
仲間の力を借りて自分の想いを信じる。子供の頃からずっとというのがその大好きな気持ちの強さを物語ってくれる。ひかるちゃんの好きって憧れとかそういった類ではあるんですけど、誰になにを言われようとやってきた、たとえ孤独であったとしても。そういった強さからくるもので、単純なんだけどすごい力強いっていうのが共感できる部分であるし、それがひかるちゃんの魅力にもなっている。だから応援したくなるんだよなぁ。
「どんな理由があっても、大好きな宇宙を、星座を、星を、地球を奪うなんて。わたし嫌だぁああ」
「わたしプリキュアルン」
「わたくしの決心はゆるぎません」
「笑顔をまもる」
「みんなをまもるんだあああ」
そしてそれぞれの想いが力となって、サザンクロスが開放。
創造が力となってサザンクロスショットで敵を浄化。
熱く感動できる、最初の山場にふさわしいお話となっておりました。
鑑賞中、複雑な感情でみてしまうのはひかるちゃんに苦しんでほしくないからというのにきずいたりもしたし、それだけ好きだっていうのがある。今、現時点で一番好きなアニメ、今回の話でそう思えました。本当につくってくれてありがとう。
次回はこの流れでなんちゃって映画撮影。緩急あるけど、けっこう重たい話が続いてたので良き息抜きになりそう。全力で楽しむ姿も早くみたいね。

 

 

12話「さよならララ!?映画監督は宇宙人☆」
4人の友情がこころを動かす。
おふざけありな息抜き回といった感じでしたが、重要な部分はおさえていた回でした。
わかれのはなしなんかは、後の展開へとつながっていることでそれを匂わせる。
ララにいかないでというのは本心で、そこにはすごいひかれるものがあった。
まぁ基本はぼうよみ演技やまどかの完璧にこなそうとしておとぼけが楽しめて、みんなかわいかった。
宇宙星空連合として地球に潜伏、地球の中にすでにいる。なにかあるとにらんでのことなのかな。
はごろもララをなずけはひかる。リコとおなじながれで、ララとの大切なつながりを感じさせるものでした。
あとは、お父様はあれで納得したのかは謎だけど、そこは力技やね。
ガチガチすぎてもあれやけど、ぶれすぎないでまだいてほしいね
バケニャーンがきになる表情をしていた。侵略に根をもっている可能性はありそう。
それがどうった形になるんだろうね。今後も楽しみ

 

 

13話「ララのドキドキ初登校☆」

ララの学校生活は戸惑いと苦難の連続、その問題に対してどう学校生活を送ればいいのかというだけではなく、自分らしさをだす大切さ、共に生きるためになにが大切なのまで伝えていた、広くて深いお話でした。
まず最初にAIに頼らず登校しようとしたララというのがかなり印象的。あれってひかる達のことをそうとう信頼してないとできないし、ひかる達のようになりたい気持ちの表れでもある。
ずっとここまで過ごしてきた、それがあのワンカットだけで解るのはすげぇ。
先輩達とすでに友達で語尾にルンをつける変わりもの。そこからはじまった学園生活。
いろいろと質問されて戸惑ったり、二桁の計算に驚いたり、知らないことの多さをばしっと伝える行動だった。その中でひかるちゃんがララのことをなんとかごまかそうとしているのもあいからわず可愛い。本当に苦労人やで。
ひかるの隣に座れないのに不満げ。自分のやりたいことをずっとしてきた。そんなララの気持ちが表れた行動でもあった。ひかララ的にもララがひかるの隣にずっといたいと思えたといえるので美味しい。
掃除のときに信頼できるひかるがいなくて人に聞けずララは失敗をしてしまう。知らないことが変だから聞けなくての失敗で心が痛む。でもその失敗がなければきずけないこともあるわけで、辛いけど大切な部分だったな。
失敗をしたことでララは失敗をしないためにAIに頼ってしまる。
AI自身に頼ることを選んでしまうララはだめであっても、事前にAIに聞いたりすることは間違っていなくて、ララ自身が知り得るやりかたでみんなに合わせようとしていて、なんとかしようとしているのは嬉しかった。
学校がいやじゃなくて、自分自身が嫌で、だからしっかりしないといけない。ロジックが整っているのが本当に好感触です。
ただ個性をなくし、地球人に合わせようとするのはやりすぎだよと伝えてくれて、個性を自分らしさを大事にする作品のテーマがわかりやすく伝わる展開でした。
そんなAIに頼り個性をなくそうとするまずひかるがララにしたことは、ララのことをみもり、別に失敗したっていいじゃんと伝えたこと。
挑戦して失敗して誰かと一緒に育んでいくこと、学校生活のそういった楽しさを知ってもらいたいとひかるは知ってもらいたい、それが失敗してもいいじゃんに込められた思いなんだろうな。
ただララはそれだけじゃ心を開いてはくれず、さらに休日に学校にいって、
「この学校でララといっしょにこれからいろんなことをするのが楽しみなんだよ」
挑戦することが楽しみだとララに伝わるように伝える。
自分がお世話するんじゃなくて、どうララが前向きに受け入れてくれるか。
ひかるの個性を大事にする友達としての距離感は本当に好きだなぁと感じた行動でした。
ひかる達がなにかしたからララが受け入れられたではなく、日直をひかるとやったほうが安心じゃないか、クラスメイトがララを受け入れるために考えてくれているのも、ひかるだけじゃない、クラスメイトのやさしさを感じたなぁ。
それがあるこそララは挑戦しようと前に進める。
確かな信頼関係をまだきずいたわけではないけれど、なにかい挑戦するのは勇気ではなく、受け入れる人達のやさしい気持ちも必要なんだっていうのが、認め合うことを大切ににするスタプリらしい展開でとても大好きでした。
カルノリくんもいい意味で個性がでまくっていて、学校の規則は守らねぇし、思いついたらノリで言ってしまうしで、しっかりものでは全然ない。どちからといえばはみ出しもの。というか異星人タイプ。
でもそんな彼だからこそ、ララの個性を尊重できるっていうのはうまい構図。
ルンちゃん呼びを含めて、プリキュアじゃない誰かが認めることは星間交流においても意義があるからね。
桜子さんはカルノリとは違ってしっかりもの。今回は注意にとどまっていたけどルールを守るべきだという部分については後ほど掘り下げがありそう。まどかを筆頭にただ個性だけではない、守るべきことがあるキャラもたくさんいて、人物の掘り下げすすんでいくたびに輪となって広がりをみせるのがすでに予想できるのは良い作品の証拠やね。
カッパードとの戦闘はノリノリサーフィンや専用バンクで新しい要素がばっちり機能。
遠距離攻撃で動きをとめて、ひかるがララをアシストして、ララが暴走している個性を止める。
協力してに一人で突っ走るカッパードを止めるのが話とリンクしている部分があって、戦闘面もとても丁寧で面白かったです。
ララを受け入れ、共にどう個性を育み適応していくか。共に生きるためになにが大切なのか伝える今回の話も素晴らしかった。スタプリ最高や!

 

 

14話「笑顔 de パーティ!家族のソンリッサ☆」

笑顔がいっぱいなうちの家族が好き!
国際交流と家族愛、その両方をたっぷりと感じることができるえれな回でした。
言語の違いや踊る家族、メキシカン流をたっぷり味わうことで
地球にだって国よって違う部分が多いことを知る。
ひかるのわくわくした表情をみるかぎり、身近にもこんなに違いがあることがとっても刺激的なのが伝わってきましたね。
えれなは地球側で身近な存在、8話で地球のあくしゅで接し、今回は家族を通して地球にも違いがあるんだと伝える。よりそういった意味で違う文化をみせるという役割を果たせているという面もありました。
また笑顔をなぜ大切にできるのが、そのルーツは家庭の中にありということで
えりなが笑顔を守る理由にふれることができたのも大きいですね。
地球の文化の違いをたっぷりと感じてからは、その文化に違いに戸惑うとうま君のお話へ。
友達に普通はダンスしたりはしないと言われて、普通であることを望む。
違いによって悩んでしまうのは学校という枠組みの中からおおきくはずれたくないから。
ここは視聴者の一般的な社会はどうなのかということ前提としてつくってあって、視聴者のことを信頼しつつとうまの感情に触れていった場面かなと。
とうまは普通でないパーティーが嫌で両親を嫌いと言って飛び出してしまうわけだが、転んでしまったララを放っておけずに手をかす。
えれな家の血を脈々と受け継いでいるという部分をみせることで、ただの反抗期とみせないというのはえれな家の子供なんだとみせるうえで大切なことだったと思います。あれがなかったらちょっと違う感じになってたもんなぁ。
そんなとうまのやさしさもあってララは触覚ダンスを一緒に踊り、
「今までいろいろなほし…・・じゃなくて国をまわってきた。みんな違ったけど、変じゃないルン」
と伝える。
これはあくまでララの感性ではあるのだけど、変わっていることの肯定としては良い部分をついていたとは思います。
ただとうま側の視点では変わっている人が変わっていることを肯定するだけじゃちょっと弱いかなと感じています。
それは変わっていることを受け入れてくれるんだろうかっていう話でもあるから。
ララは13話で実際それを味わっているわけなので、その部分をもう少しだしてくれたらさらに説得力がある形になっていたかも。まぁそこまでしなくても通じはするんですけどね。
変わっていてもいい、そんなララの言葉の後にノットレイダーが参上。
とうまがノットレイダーに変えられて戦闘へ。
ここでは普段は突出しないえれなが弟のために突出して呼びかけを続けるというのが印象的でした。
大好きな弟を救いたいと感情をむきだしにしていて、それはチーム枠をみだす行為ではあるのですが、えれなの感情をだすという意味では間違ってなくて、そこの部分をしっかりと出してくれたのは嬉しかったです。
「小さいときえれなも普通じゃないとおもったからわかる。でも笑顔いっぱいなうちの家族が大好き」
そして最終的には自分が悩んだことをあかし、えがおがいっぱいな家族が大好きなことを伝える。
とうまも笑顔を守るためにララを心配していたわけでえがおが大好き。だからこそその言葉はとても嬉しいものだと感じ、とうまを暖かい太陽をつつみこむえれなだからこそできることをやってくれていた。
大好きでいてもいい、好きを尊重するスタプリのテーマでもあるのでそういった広い意味でも意義のあることをやってくれて良かったです。
戦いの中で苦戦はしつつも、スターの活躍でおおきな隙が。
そこにえれなはさそり座の力をかりて、ソレイユシュートを叩き込む。
大好きなものを守りたいからこそ強くなれる、よきよきでした。
戦闘後はごめんなさいと両親に誤り、パーティーを楽しみ、えがおのえれなで締め。
えがおが大好きなえれなとそれをとりまく家族のお話としてとても気持ちのいい視聴感をあたえてくれてこっちも笑顔になれた、そんな回でした。
次回は姫さまひかると、OPにでてる人! 奪うの違いなんかもみれそうですげぇ楽しみです。

 

 

 

15話「お宝争奪!宇宙怪盗参上☆」

アイドル怪盗現る時、新たな物語の幕があがる。
お金がものをいうゼニー星、オークションに宇宙怪盗! 新たな新風が巻き起こる多様性豊かなお話になっていました。
まず目立ったのはアイドルマオに心底惚れるオタクなプルンス、いろいろな要素をブルンス君にぶっこんできて、普通の妖精枠では考えられないほどのおじさんぷりに自然と笑いが生まれるのは面白い。でもマオに心底ほれた理由はこころの支えになった過去があるからという純粋なもので、今回はやけ食いエンドでしたが今度もマオのことを信じようとするんだろうね。
アイドルオタクのプルンスが暴れ回る中、今回の主役であったまどかはまおの歌に感動し、その感動を再利用してオークションで攻めるというのは、うまいつなげかた。
ぶっちゃけドーナツでオークションは普通に考えればやさしい世界観なんですが、その星によって価値観は違うと提示してきているので、物語の理屈や伝えたいメッセージがいい意味で解りやすかったなぁと。無茶してるんですけど、無茶する理由は想いの分だけ価値は何倍にも膨れ上がる。マオに対するプルンスの想いがとても価値あるものに思える構図は作品の方向性としてとても美しかった。
逆裁ばりに不敵に笑うまどかの強さも頼もしく、一人異彩をはなてるのはお父様のおかげというのはまどかの着地点としてとても説得力があるし、離れていてもお父様のようなりたいと想うまどかの強い意思がのあらわれだったなぁと。
また今回のオークションは作品内の裏の事情を知れるものになっており、滅んだ星のお宝を売りさばくという完全非合法みたいなことで価値をだしてきている。滅んだ星っていうのがナチュラルに恐ろしくて、めちゃコミカルにやってましたけどわりときついのよね、やっていることじたいは。でもそう感じさせないようにしているのはうまい部分だし、それができるのがプリキュアシリーズなんだと改めて感じる。
オークションという中学二年生とじゃ縁のない世界に関われるなんて、スタプリの懐の広さを感じる部分でもあった。
オークションが終わってからはマオの正体が宇宙怪盗ブルーキャットと早くもネタバレ。
セオリーではマオとの交流を描いてからのばらしのほうが話は作りやすいけど、そこをあえてしないのはアイワーンやバケニャーンの話を中心にそえたいからかな。
ようやくバケニャーンとアイワーンについても解禁。いろいろそれぽい描写はあったけど、ようやく線でつながって今度はさらに注目したいね。
ブルーキャットはノットレイダーとは違う奪うを目指し、いて座の力も最終的にはセレーネに託している。奪うことで誰かを守る、価値観の違いがここでもみられて嬉しい。奪うことの違いは個人的にやって欲しいと思っていたことなのでどんな展開をみせてくれるのか楽しみです。
次回はまたまだまどか回。頑張れまどか! 応援してるやで。

 

 

16話「目指せ優勝☆まどかの一矢!」

みんなの応援を力に自分を信じて進む、
父の教えを超えた先にあるわたしの信じるわたしへと突き進むまどかの覚悟にしびれるお話でした。
弓道は自分とむきあい、自分を鍛える武道だ。最後に頼れるのもまた自分だけ」
父の言葉を胸に練習に励むまどかは、プリキュアとして活動することで父に迷惑をかけているからというのもあるけど、かつての父のようにという想いもある。
完璧になろうとしているのは父のためだけではなく、父の姿に憧れているからと感じられる描写は健全な目標であり、父親の肯定につながっている部分でした。
ただ今回の話は父の肯定で終わらずに、その父の教えを超えていくお話。
総じてまどかは父親の想いに反することにどう対応するかで話が構成されていて、今回もその枠組のうちのひとつでしたね。
不安で息がつまるほどまどかは自分で自分を追い詰めていく。まどか自信はなにも語らせずにいるというのは、いろいろとためこんでしまう彼女らしさでもあり弱点。まどかの描き方に総じてぶれがない所がより彼女らしさを引き立たていました。
父の教えにそむいてそれが弱さにつながっているかも、そんな不安にかりたてられたまどかにひかる達がしてあげたことはお守りをつくって、そばにいてあげること。
販促をかねてということでしたが、応援の形としてお守りを選んでくれたおかげで、言葉を届けることがすべてではない。見守ることもまた応援だというのがまどかとまどかの父を肯定する解答えになりえていた。
頼れるものは自分だけという言葉に背いているかもしれない。けれど父の教えに背いてもやらなきゃいけないことがある。それがまどかがまどかであることの意味。
父親の最後のやりとりで解るとおり、まどかに友達がいることを肯定をしている。
肯定しないことがある意味で肯定になる。そういった部分をより伝わるお話になっており、まどかを象徴するお話になっていたなぁ。
その敵役としてあらわれたなすさんは、友達なんかとなかよしごっこしているからと言い放つほどのストイックさをほこっており、父の教えを体現する存在。
ただなすは表面上こそはそうであっても、裏では友達を欲している。そういった部分は甘さとして出ていた。それはでもこの年ごろでは当たり前の感情で、最終的には無理がたたって力んでしまうことで敗北をする。父の教えを体現することですべてではなく、それでは乗り越えられないこともあると教えてくれる立ち位置がとても解りやすいキャラでした。
なんだかんだで最終的になすもライバルと言う形で救いがあって、そこもよきですね。
そしてお話の根幹にいたまどかの父は、娘が表彰されたものを飾っていて、態度にはださないけどまどかが好きなの伝わる描写盛りだくさん。あえてまどかの前に姿をみせずに応援するのは家の重圧を背負って歩かねばいけないからで、きびしさもそこにあるのはまどかの父らしい行動でした。
けど友達に応援される姿をみてひっそりと喜ぶあたりは、内心はめちゃめちゃ甘々やけどね。
そんな父のことを知っているまどかの母親の存在も、父親とまどかの橋渡し役としてすごい効果的でした。
次回はブルーキャットと共闘できとるやんってお話。これなら仲間としてキャキャしてくれそうでよきですね。楽しみ!

 

17話「敵?味方?ブルーキャットの探しモノ☆」

ブルーキャットと共にパワフルなひかる達が盗賊家業のお手伝い、協力戦となるにぎやかな回になっていました。
スターカラーペンを求めていったドラムス邸で罠にはまって協力関係に。
わりと唐突な形で協力関係になった経緯は描かれたとは思いますが、なぜあなたの手伝いをしなければいけないかをまどか達は語っているので、理性的な面はだしてくれているのでそこはぎりぎりイーブンかなぁ。
後面白いがのプルンスだけがまおとの青春をぶち壊されてことを訴えていて、簡単に熱を冷めないオタクプリに好感がもてた。簡単に好きなものは変えられない。好きなものを大切にする本作らしいやりとりでもあった。
まどかポンポン叩いたり、まおの姿をみせられたら紐になったり、女性陣への扱われ方も面白い部分でした。
ブルーキャットがセンサーにきずき、えれなの走る早さを利用して攻略。
ドラゴン兵はブルーキャットがドラムスに変身してやりすごし、ひかるはそれをみぬく。
ブルーキャットとの協力は一方的なものではなくて、プリキュア達と協力や双方向の理解がとれた形に。お友達関係ではなく中立な立場のブルーキャットと接するうえで、相手の意思をくみとって行動できるのが、相手との理解をはかるひかる達らしいものにはなっていた。
全体のノリは昔のアニメによくある屋敷に潜入するタイプのもので古めかしいものなんですけどね。
ただその中で敵でないからプリキュアに変身しないというのは、作品の方向性として変身する際は意思をもってやるべきだという自己表現にもなっている。本当やり方を選ばないなら力で奪いとればいい。でもそれじゃあノットレイダーと同じなんで、差別化を図る意味でもよいやりとりだったと思います。
ひかるは宇宙ケルベロスにたいしてもふもふしたりと、宇宙怪獣にまけないパワフルな姿をみせる。すごくかわいかったです。理屈が通じないのがひかるの個性というのもさすがすね。
宝とご対面してからはスターカラーペンの争奪戦となるかと思いきや、ブルーキャットがまずかけよったのは惑星レインボーのお宝。
「無事だったのね」
っいい、とても思い入れのあるお宝だというのは伝わってくる。
プルンスのドーナッツで思いやりこそが価値あるものだと伝え、ブルーキャットは思いやりをもってこのお宝と接している。思いやれることが本当のお宝。つながり話数の中でとれているのは良い部分っね。
「本当きれいだよねこの宝石。ブルーキャットも好きなんだよね、とってもキラやばだよね」
そんなブルーキャットの思い入れのある宝にひかるは共感する。
ひかるは本質をみる能力にすぐれたり、ブルーキャットの反応をみて、自分もこの宝のことが好きになる。彼女の優れた部分はただ相手にあわせるじゃなくて、自分の意見という形でいっているから、ブルーキャットもそれに共感できる。
自然と共感者の立場になれているのがひかるの不思議な魅力だなぁとあらためて感じました。
ドラムスの襲撃に際しては、プリキュアは変身。
思いやりのこもった大切な宝を守るため、笑顔を守るため、心の内に隠された思いのために戦う姿はかっこしい、プリキュアとしてもすごい強い動機だったと思います。
力を持って制するのではなく、力をもって思いやりを守る。作品の方向性がつたわる一幕だったおもいます。
「やめって」
また、ちょっと弱気になってしまう所を隠そうとするブルーキャットもかわいいかったし、感情を押し殺す彼女の心象なんかもより感じる台詞の言わせ方だった。
「信じられるのは自分だけ」
ただブルーキャットはプリキュア達を完全には信用していないというのは押さえておいたほうがいいポイント。力がない自分が対するけじめだろうし、決意の証なんだろうな。
ちょっとララを似てる部分があるんだけど、ララはひかるという友だちをすでにみつけている。
ブルーキャットの場合は星を追われたのは同じでも、ひとりでそれにあらがおうとしている。
ララとの絡みも今後期待できるひとまくでした。
カッパードの襲撃は今回はおまけみたいな立ち位置ではあったかな。
ブルーキャットと協力してプリキュア撃破という形で気持ちよく追われた部分には貢献していた。
ドラムスさんちゃっかりプリキュア雇おうとするあたり、フットワークが軽い。約束は律儀に結局守る人だったりと悪人ずらで結局終わらない部分をつくるのがうまいな。
完全な悪役でもいいんだけど、それはノットレイダーですと作品的に主張したいのだと伝わる展開だった。
「最後にはわらうのはわたしよ」
その言葉とは違ってサングラスの下では悲しい瞳をしているブルーキャットで締め。
まだまだ氷解していないブルーキャットへと話は続いていけそうで、目がはなせいですね。次回はひかるとひかるのお母さん。感動回ぽくてやばそう。楽しみ!

 

 

18話「つかめ新連載☆お母さんのまんが道!」

自分の好きなものはその人だけの宝物、親子の絆と大好きの気持ちが満開に輝くすてきなお話でした。
今回はひかるとお母さんの話を主軸とした物語であり、アバンからお母さんの棚には怪獣、戦闘機、騎士さま、好きなものを飾ることでなにが好きかが一発で解る形に。
新作漫画が掲載されるかもっていう報告の時も、階段をごろごろと転げ落ちるあたりがひかるの母。はじめて宇宙へ進出したひかるが前のめりに着地したのと同じように、母も前のめり。好きな物も好きな気持ちも親子だなってアバンだけで伝えきっていました。
「わたし小さいころからお母さんが書く漫画が好きだったんだ。いつか売れっ子になるって信じてたけど、ついのその時がきたんだよ。でも今のままじゃ連載なんて無理かも」
大好きで信じているのに無理かもと思うのは母がぐずぐずに悩みまくっている姿をみてのことで、今のままじゃだめかもと言う現実は認識できるのが今のひかる。
好きにのめりこむんだけど、しっかりと現実をみられている娘で、そういった部分がお母さんを支えようとする部分につながっているのかなぁと。
こういうひかるの現実を見据えたうえで支えなきゃって思える部分って好きな部分で、母に対してもそれができるっていうのはこのキャラの強みだなぁ。
仲間達を誘ってのアシスタント大作戦は、編集の気持ちを汲み取った売れる方向での作品づくりに。えれまどのゆりドクターという熱い公式の推しなんかもいれつつ、好きよりも連載を優先するお母さん。
そのことに対してひかるは複雑なんだけど、それを真っ向から否定しようとはせず応援をする。
この段階で自分の好きw大事にしてよと言わないのは現実をみすえてのことだし、お母さんを困らせたくはないんだろうね。
自分の本当に大好きなものでも人に押しつけようとはせず、その人の気持ちをくみとれる。
他人との共存や共生を描いてきただけあって、ここの描き方は丁寧にやってくれてさすがだと思いました。
ただひかるは好きな気持ちをすべては隠そうとはせず、ふわをまじえて本当の気持ちを過去の回想をしながら語る。
「大好きな漫画をよんでたらそしたらね、そんなのはおこちゃまの読むものだって」
「ひかる、好きなものが人と違たっていいじゃない。ひかるが好きなものはひかるだけの宝物なのよ。だから大事にしてね」
「お母さん、うん。わたしお母さんの漫画大好き」
好きなものを否定されいじめられたひかるに、好きなものを肯定してもらえた。
ひかるの好きが今もかわらないのは、このお母さんの言葉があったからっていうのはすごい泣けた。ずっと支えられてきたんだと思うし、この言葉を思い出してつねに自分は自分らしくあろうとする。
否定されくやしい想いがあるからこそ、好きをだれにも否定されたくない。
今までの話数をまた見返すとこのシーンを思い出すようになるのとか最高。本当になける。
特に11話のプラネタリウムを観て悩んだシーンでかつてのことを語って、そこは最高にやばいだろうね。
お母さんのおかげで好きな気持ちを大事にできてるけど、お母さんの好きの気持ちは大事にしてあげられない。
紅茶をだして応援するとき目にくまでふらふらになりながら書いてるお母さんをみて、気持ちを隠し応援する姿はひかるの立場を考えると複雑でひかると同じようにみてて辛かった。
でもあそこでひかるは大人の姿をみせるからこそ、雑誌には掲載してもらうことはできた。
あそこでああできるのもまた立派なことだと思う。前にすすむためにはね。
掲載決定おめでとう! そんな祝勝をあげるつもりがお母さんは落ちこんで帰ってきて、あれでは連載は全然狙いないと言われてしまう。
現実を大事にしたゆえにその現実に押しつぶされる。きつい内容ですが、こうでもしないとだめだよね。
もしあそこで中途半端に認められたら、それこそ好きを大事にできなくなってしまう。
好きを大事にするのと連載かどっちが大事か、最終的に幸せなのはどちらかどうかまではその人しだいなんだろうけど、母にとっては好きな気持ちを大事にするほうが良かったと信じたい。
あと現実的な選択をひかるはしているので、それにあわせて厳しい現実をみせてくれたのはいいと思う。フィクションだからって都合のよさばかりでは語ってほしくないしね。
理想と現実のバランスが上手くとれていたと思った。
以前ひかるが落ち込んでいたブランコにいるお母さんのところへひかるは励ましにいく。
「ひかるごめんね、わたしやっぱり漫画家は無理かもしれない」
「わたしお母さんの漫画好きだよ。お母さんが書くファンタジー
「好きってだけじゃだめ、連載がもてなきゃ漫画家は続けられないのよ」
ようやくにして自分の気持ちを素直にお母さんが書くファンタジーが好きだと伝える、。
連載が駄目そうだったからっていうわけじゃなくて、お母さんがわたしにしてくれたようにわたしもお母さんの好きを大事にしてあげたい。ブランコという象徴的な場所も選び、それがより伝わりやすい形になっていた。
ただお母さんとはしては連載が持てなきゃ漫画家は続けられない胸のうちを伝える。
手伝ってくれたみんな、横断幕をつくって祝おうとしてくれたひかる、その悔しさがあるからこそっていうのもあるんだろうけどね。
好きを否定しなくてはいけない現実なんていうのも伝え、それは消して理不尽ではない。
だからこそ好きと向き合うのは難しい。年月やそこにいたるまでの想いがあるかこそ感情をゆりうごかすドラマになっていた。
お母さんがノットレイダーにされて戦う中で自分の好きを主張する。
「わたしお母さんの漫画大好きだよ、たくさんのイマジネーションがつまっててドキドキハラハラの連続で主人公はどんな逆境にも負けない。そんなお母さんの漫画にわたしは勇気をもらったんだ」
「漫画だって。そんな落書きのために必死になるだなんてあんたはおこちゃまねぇ」
「誰になんて言われても好きなものは好き」
ひかるは成長し、あの時おこちゃまだと言われた言葉を否定し、好きなものは好きだといえるよように。その成長がすげぇ嬉しかった。
さらにひかるにとってのお母さんの漫画って、ひかるがプリキュアをやる意味でもすごいエールもらってるっていうのが伝わる言葉。主人公はどんな逆境にも負けない。いつもそんな言葉を胸にひめながら戦っていると思うと、ひかるってすごいプリキュアのことも大好きなんだろうなぁ。
お母さんを救出し、ひかるとお母さんは好きを確かめ合う。
あの頃ひかるのために夢中で書いた漫画と
「お母さんありがとう」
今も好きでいくれくれる光るの笑顔。
「わたしもう一度連載をめざす。自分の好きなものはその人だけの宝物だもの。その気持ちを大事にすれば読者にもつたわるとおもうから」
親が娘に伝えたことを、娘がそれを返していく。本当に素晴らし親子愛で感動できたなぁ。
現実をしっかり受け止め苦難があるからこその感動で、好きこそが宝物っているのはスタプリ全体を象徴する部分でした。
それからのひかるはお母さんに協力。今度は迷いなく好きな気持ちを前面におしだして。
現実と向かい合うのも必要だけど、現実ばかりでは自分の好きなものも夢も大事にすることがはできない。ひかる達をみて大切にして欲しい姿が伝わる素敵なやりとり。
だからこそ最後のおもしろいという言葉に都合のよさを感じさせない。
好きな気持ちを大事にすることがなによりも宝物。
なにを信じどう想い大事にしていくのか。努力がどうかではなく、その先に姿をみせてくれる話ばかりでスタプリ本当大好き。
ひかるちゃんたっぷりで大好きな要素一杯。本当につくってくれてありがとうといえる回でした。

 

 

19話「虹の星へ☆ブルーキャットのヒミツ!」

あばかれたブルーキャットの秘密、ブルーキャットのお話が大きく進展をみせた回。
バケニャーンがブルーキャット、アイワーンとプリチャン知ってるのはなぜかというフラグを回収、惑星レインボーを救うために敵すらも欺く強さと勇気を感じる行動でした。
たった一人の生き残りで誰もいない中で絶望せずに敵に潜入し勝機をうかがう。敵の真っ只中にいても感情を殺し続けられたのはアイドルという仮面をかぶっていきてきた経験があるからかな。なんでアイドルしてたのかという部分にも言及できるパターンでしたね。
ただブルーキャットは非情にはなりきれず、やさしさをみせたことでふわにきずかれてしまう。
想いや意思というより感性で動くふわが物語の潤滑油として役割をはたしてくれたのも嬉しい部分でした。
ただ理屈の部分ではこのパターンはきになる部分っていうのがあって、
マオとしての仕事もやりつつ、アイワーンとしても働き、ブルーキャットにもなる、どうやって時間管理したのか。
バケニャーンがどうやってアイワーンの信用を勝ち得たのか、そもそもなぜ秘書官をおくようになったのか、いろいろと謎な部分もあります。そのあたりも語ってくれるとより現実味がますかなぁ。まぁあんまり語られなくても潜入のためにいろいろしたんだよってふんわりしたのでもいいけどね。
個人的にはそのあたりの理屈がすんなりいかなさそうだったので、アイワーンは惑星レインボーもしくは違う星の住人でその知識を必要とされてダークネストに操られ、しかたなくアイワーンがつきしたがう的なものを妄想してたりもしてたかな。
奪われ従うしかない、敵側にも救いがあるのがプリキュア多めなんでこういった部分を他の誰かでだしてくれるといいな。
救いがあるのか、アイワーンはそう考えるとかなり今回のことでその路線から外れたことになるので、今後のアイワーンの立ち回りはかなりきになりますね。
プリキュア達はというと、今回は惑星レインボーの実情を目の当たりにして星が滅びることの現実を知る。今まで立ち向かってきた相手の恐ろしさを再認識する形で、この星の人達を救いたいとおもう。自分達の身の周りだけではなく惑星を救う。徐々にスケールが広くなっていくのが丁寧だし、スタプリがやりたいことっていうのがひしひしと伝わるね。
データや数値だけでは解らないことがある。ララとブルーキャットの接点というよりかは惑星レインボーへの認識を変わったことで救いたいという意思が強調されたものに。
ララだけではなくひかるもこの現実みて、ただ呆然とするしかない。まだまだなにも現実をしらない。11話で敵になげかけられた言葉が今度は滅びた星の現状をみることで伝わる構成になっていた。
星を追われかつてはたったひとりで救おうと思っていた、そこがララとブルーキャットの共有できる部分でもあると思うので今後やってくれたら嬉しいかなぁ。
石化されてもまだ創造力は心は残っている、それがノットレイダー化することで解るというのは上手い理屈のつけかた。プリキュアとしての戦いも面白かったです。
レインボー鉱石は電磁波を発しそれをエネルギーにできる、このあたりの設定とかは次の回に持ち越し。
ふわを奪ったブルーキャットはどんな風に変身を遂げるのか。次回も楽しみ!

 

第20話「銀河に光る☆キュアコスモ誕生!」

知らないからこそ知りたい、心を救う言葉はいつだって創造の向こう側にある気持ち、キュアコスモ誕生回は理性と熱さが混在した回でした。
そんあ回を語っていくうえで最初に触れておきたいのはふわの存在。
ふわは食べ物をねだるは緊張感もなく寝るわで理屈のない信頼をブルーキャットによせ、様々な事情を知っているブルーキャットと対象の存在として描かれている。
この描かれ方っていうのはこの回だけじゃなく、ふわの場合は常にです。
だからこそふわの主張っていうのはある意味で筋が通って本質をついている。ふわは知らないからこそ自分の気持ちを大事にできる。知らないことすらも肯定しきれていた。
それがひかるの主張にもつながっていて、ふわがいたからっていうのが大きいんですよ。
また目の前の人が喧嘩をしているからそれはだめ、ブルーキャットもこの星を救いたいと言っていた。目の前の状況やぬくもりを大切にしており、最後のブルーキャットの主張にもつながる。
目の前の状況で判断をくだし、知らないからこそ自分の気持ちを大事にする。プリキュア達の主張をふわが支えるという構成になっており、なにも考えていないキャラではなく、なにも考えられなくても必要なキャラとして描かれているのが素晴らしかったです。
そして次に今回のお話のキーマンとなっていたのはスター。
スターカラーペンダントをなぜ奪わなかったという理屈の部分と、知らないからこそ知りたいという好奇心、スターの強みが良き形ででていました。
普通のキャラじゃきずけない部分っていうのをきがつき、ただそれはだめだよと言うだけでなく、多くのことにきずけるから違う一面をみれる。それだけでこのキャラすげぇってなってました。
改心させようと気持ちをぶつけるっていうのならけっこうやってるキャラいるんだけど、スターは自分の主張と考えがしっかりしてるからその先までいけてしまう。
さすがスターって感じでしたね。
知らないからこそ知りたいっていうのも実にスターらしくて、いつも宇宙にわくわくしている気持ちが誰かの救いになってるのってすごいよな~。
そして今回の主役であるコスモは重めの設定をぶんぶん語り、自分の気持ちを隠そうと徹する孤独な少女の一面をつよくうちだす。
なんでも変身できてしまうゆえに気味悪がられ迫害された。それはある意味でカッパード達と共通する部分なのやもしれません。しかしブルーキャットが彼らと違うのはl年もとらず永遠に生き続けるオリンフィオリとレインボー鉱石の力をもとに、なもなき星をレインボー星として蘇らせたこと。
なにもないところからなにかを生み出す。これは星を創造したともいえ、作品のテーマを語るうえでも強い原動力となりうる要素だと個人的には想っています。
ただ今回の場合はそれは悲劇とし描かれ、ブルーキャットの強い原動力として描かれていた。
奪われたからこそ奪ってでも救い出す。そんなブルーキャットの決意をスター達と同じとしていたのは自分のやっていることを正当化したゆえにという想いはあったんだろうね。
そもそもブルーキャットって奪われた側なので、人のものを奪うっていうのは嫌いはなず。
それでも奪うことで自分の望みを叶えるだけではなく、奪われたお宝を奪うことで救いを与えてきている。レインボー星のお宝以外は返したり、スター達のペンダントは奪わなかったりも、良い意味での甘さがブルーキャットの矛盾する一面とやさしさを伝えうるものになっていた。
そんなブルーキャットだからこそ、スターやふわの想いで自らを見つめ直すことでプリキュアとなる。そこに多くの感動や仲間とのつながりを感じられたのは、支えてきたスターやふわ、そして孤独の中でも救うことを諦めなかったブルーキャットがいたから、そう言いきれるお話でした。
次回はブルーキャット大活躍、戦闘シーンも盛々動きそうで楽しみ。

 

スター☆トゥインクルプリキュア 1話から10話までの感想

スター☆トゥインクルプリキュア 1話から10話までの感想

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ひさしぶりにブログに感想あげます。
ツイッターでは書いてたけど、やっぱりブログにも残しておきたくなったので。
時間がかかりすぎるからブログは止めとこうって感じだったけど、今は時間かけてでもWEB上でも記録を残しておきたくなった。
すでに書いてあるの編集するだけだし、そんな時間かからんのもあるけど。
スタプリ感想、よろしければ見ていってください。

 

第1話「キラやば~☆宇宙に輝くキュアスター誕生!」

創造のプリキュアここにあり。予想を超えて俺への適合力がキラやば~☆だった。創造のままにいろいろなものを描いてみようというのが作品のテーマ。そうだと言えるのは創造を膨らますひかるであり、ペンであり、無限の創造をうけいれてくれる宇宙があるから。
テーマとキャラやギミックが噛みあっていて、それがまずキラやば~☆要素やった。
作品を牽引するひかるちゃんは受け入れるだけどはなく、飛び込んでいくっていうのも俺好みすぎる。
むちゃくちゃありえんことをやってのけて、その上で誰かを守るために戦う。プリキュアらしさもしっかりあるのが良い。
国際交流、いや星間交流というのもプリキュアでは新しい試みなので、すげぇそれも期待。
無重力戦闘もかっこよかった。星の力でジャンプして駆け抜けてくとこ、本当好き。
目のアップも多用してて、意思の強さを強調してたりもしてた。今後もこれはしてきそうですね。
そして……ひかるちゃんのうさみみがうさみみしていて、キラやば~☆すぎるのでうさモチベもやばい。うさありがとうスタプリ。ほんまうさありがとう!

 

 

第2話「宇宙からのオトモダチ☆キュアミルキー誕生!」

キュアミルキー誕生。
確率を越えた奇跡にきらやば~☆な回でした。
ララの葛藤部分は面白い着眼点で、大人であるがゆえに子供のようにふるまうひかるにむっとしてしまう。同い年であっても星が違うとこんなふうに思うんだっていう違いだったり、ララちゃんは責任感があるゆえにというのですごくキャラの肉づけとしても機能していた。星間交流と内面と同時にやってるのはきらやば~☆
少女としての一面はおにぎりを食べたとき。美味しい食事は万人を笑顔に変える。
ひかるちゃんの手作りというのもポイント高いです。
あとララはしっかりしているようにみえて、遼じいさんとあったときに戸惑ってたりと抜けてる部分あるのも年相応さがでてる。大人であって子供でもある、独自の魅力がありつつキャラの個性もだせれていた。
そして今回のひかるちゃん。
決めつけはなし、本好き、わたしはわたしだし
我が道を自分が創造のままに描いていくとか、さすがに俺にあいすぎて最高にきらやば~☆すぎっぞ!今年一番のキャラ確定。まじて早いな、そう決めるの。
まぁでもウキウキモードの時のかわいさも半端ないし、きらやば~なんだって本当によ~
おにぎり作ってきたり、気分転換させるために景色をみせたり、気が利いているのもキャラに健全性をあたえていてきらやば~☆
それを生み出しているのはおじいちゃんのおかげなのかもね。自分の好きを全面に押し出すだけじゃない魅力があるのも、またひかるちゃんの魅力なんよな~
そんなひかるの助けもあり、自分自身のことを信じプリキュアへ。
プリキュアになれたのはひかるがプリキュアになれたという理由も、奇跡を奇跡だと思わなくさせた要因の一つだったんだろな。
星が輝くのは他の星も輝いているから。星を連想させる展開でもあった。
来週はいきなり喧嘩回。わくわくしながら待つ。この作品最高にキラやば~☆

 

第3話「プリキュア解散!?スタープリンセスの力を探せ☆」

きらやば~☆な喧嘩回。どっちもこだわりが強くて意地っ張り、それが喧嘩の原因に。
最初は分析するか探すかだったのが、お互いに不満に思っているちゃんづけやフルネームまで飛び火したりと、星の違い以上に違う考えを持っているというのが色濃くでていた。
ただ、自分がこうじゃないと気がすまないというのは似ているとは言えるかもしれないね。
喧嘩は最終的にララちゃんは解りあえないのは地球人だからという、星が違うせいにしている。これは今後もまだまだ続く問題になりそう。
ひかるちゃんはララのことを嫌いだとはっきり言ってしまえていて、自分のことを理解してくれないと拒絶までしてしまう。こういった場面でもはっきり言うことは言えてしまう娘だっていうのは今後も地雷原にはなってきそうですね。
そんな二人の喧嘩の解決の突破口になったのは先輩の言葉とフワの涙。
話をきいてみる、この言葉のおかげでひかるがペンダントの音を聞いて街での情報を思いついたという考えを聞けた。気が利くひかるちゃんがさらにきをきかせてというのはやっぱり優秀すね。また話をきかないといけないというのは星間交流という広い意味でも大切な事柄で、今後も対話をするというのは根幹のテーマになっていきそうやね。
ひかるのことばを頼りにペンダント探しをしつつ戦闘に。
ひかるちゃんがどうすればいいか話を聞いたことで、協力して敵を撃破。
喧嘩の解決がそのまま、生かされた形になっていて、すごい面白かったです。
戦闘後は仲直り。
喧嘩した時に嫌いまでいってしまうけど、ごめんもはっきりと言えるこ。
悪いことは悪いと認め、それを伝える。当たり前なことができる娘で高感度高い。ええこや。
喧嘩じゃない部分で、街の人のツッコミをかわすときのどもども感も超かわいいかった。
ごまかすひかるちゃんの演技。すごい好み。ますます応援、キラやば~☆
ひかるちゃんのかわいいシーンも、本気な部分な盛りだくさんな喧嘩回でした。
次回は先輩。本当の大人、いや母性っていうやつをみせつけてきそうで楽しみすね。

 

第4話「チャオ!きらめく笑顔☆キュアソレイユ誕生!」

守るものが増えるほどに強くなる、笑顔を守る太陽のプリキュアに熱くなれた回でした。
えれな先輩を軸にしつつも、学校での様子やまどかちゃんのことについて触れたりとより道も多かったので、とりあえずえれな先輩のことから。
まずもってこのキャラの守りたいと思ったのは、身近な人の笑顔を守ってくれたから。
ララとひかるが遠くでみつめあう距離感なんだけど、そばにいる誰かを大切にしているというのだけはこのキャラを語るうえでおさえて置きたいポイントすね。
今回はフワと遊んでくれたという形だけにとどまっていますが、今度また担当回きたら、身近な視点でキャラと触れ合ってくれそうで、そこは楽しみ。
守るものが増えれば弱くなるからの強くなる。誰かを守り育むソレイユがいうからの説得力というしめくくりも美味い切り返し。プリキュアが大事にしている普遍的なテーマを前面に押し出されていて、それがどう星を守っていくのか。大きなプリキュアという枠組みを飛び越えていける素養もありそうですね。
なんでもできるキャラで優等生なぶぶんで、まどかと対になるようにされており、そこも今後どう掘り下げてくれるか期待。
学校でのララちゃんについて、いろいろバレすぎなのがすごい抜けさくでララちゃん……ってなるのが、ええ感じに面白いすね。学校を知らずに興味をもったりと、かなり好奇心もあって、ひかるちゃんと似ている部分があると思ったりも。
学校でのひかるちゃんについて。特に仲のいい関係なキャラは配置されておらず、特になにか浮いている感じもしない。きらやば~☆な感じはあまりださないようにしている印象でした。
一般的な部分でかなり常識人なのは、これまでと同じですね。
でもだからこそ、きらやば~☆な時のかわいさがより一層輝く。
あ~やばい、ひかるちゃんがかわいすぎて、きらやば~☆
3話までみたけど、この考えにぶれはなない。ひかるちゃん、ひかるちゃん、かわいすぎんよ。
結局はここに落ち着くけど、身近な部分を大切にしたりと、キャラごとの魅力もみせれて、ますます今後がきになる作品です。次回もきらやば~☆な回を期待です。

 

 

 

第5話「ヒミツの変身☆お嬢さまはキュアセレーネ!」

お父様を裏切れないという葛藤の中で、人々の気持ちを頼りに輝きを増していく、
月のプリキュアは影と光の中で生まれた、そんな回でした。
正統派お嬢様で才色兼備、お父様の期待にこたえるところまで、古式ゆかしいスーパーお嬢様って感じですごいキャラづけとしては解りやすかった。
その中でスタプリならではの特色といえば、政府として人々を守ろうとする父の顔と、父を裏切るわけにはいかないまどかの心のありようでした。
星間交流は身内ないか国際的なものにするかで、がらっと世界の広がり方が違いますが、今回の話の方針で地球としてどう向き合うかまではお父さんを通してやってくれそうな感じはする。プリキュアと同じように父親も外敵から地球を守りたい。お父様は間違っているわけでないというところも抑えておかないといけないね。
まどかの父を裏切るわけにはいかないというのは大きくとりあげられ、父は尊敬できるけどやりたいことや言いたいことを抑え込む、まどかの一面がみてとれた。
まどかにとって父を裏切らなのは守られるべきことだけど、それがすべてになってしまったら他のことをできない。守るというのは必ずしもいい面だけではなく、過度になってもだめ。
対等な会話ができるにはお互いに歩みより、お互いを認めあわなくてはならないという話にもっていけそうな予感を感じさせます。今度はそのあたりがきになるところ。
そして今回はそのさきがけとして、父を裏ぎってまでフワを守ると決めた。そう決心させたんのはフワが笑顔でない自分を励まそうとしていたからと、ひかるのフワを守りたいという気もちに触れたからこそでした。特に決め手となった、人々の思いを理解したからこそという父の教えがそうさせたというのは、父との関係をより密接に関連させるものですごい良かった。
そうさせることで父の教えもまた正しいといいきれる。
お互いに歩みよれる部分があるのは、他人との交流において素敵です。
またまどかのやりたいことを抑えこんでまってやってしまう自分とどう決別するかについては、やりたいことを突き進むひかるとは対照的な一面がでてきていて、二人の絡みが今度楽しみ。
頑固な所はひかるのおじいちゃんと似ている部分があるので、ひかまどはいろいろ深い部分で期待してます。
最後に今週のひかるちゃん。
素直にフワのことを誰にも言わないでとお願いできる部分がきらやば~☆な感じでした。
純粋に応援したくなるのもそうだけど、ちゃんと頼めるっていうのが素敵。本当ええこやで。
敬語で接しようとするひかると、そうしようとしないララ。常識人として苦労しそうな部分もみられて面白かった。すごい突出してるけど、理性的な部分あるの毎回やってくれて嬉しい。
今週もたっぷりひかるちゃんのきらやば~☆なかわいさに満足できました。
次回はダークペンが登場。物語のテーマ性がまた増えそうで楽しみですね。

 

 

第6話「闇のイマジネーション!?ダークペン出現!」

プラネタリウムがきずかせてくれた大事なこと
人と人とのつながりがさらなる力となった回でした。
星座と人のつながりというのは定番で、ララちゃんの立場とも重なるので、それがより定番のものに深みを与えていた。ひかる達とのつながり意外、りょうじいともつながれたことでより大きな星座となっていけて、とても良いシーンでしたね。
またそれは戦闘中のきずきにもつながり、ララはヒカル達に協力を求めている。
流れがとてもスムーズかつ、ちゃんとお願いをするというのをこのシリーズは連続でやってくれていてそれがとても高感度が高いです。自分ではなく、相手とのつながりを大事にしている、そう思えるからです。
まどかについては、みんなと行動するときそんなに想像と違ってお硬い感じをだしていなかったです。令嬢というよりも普通の学生としていてくれそうですね。
ひかるちゃんは天文台で本好きと宇宙好きをアピール、その姿がきらやば~☆すぎて、最高にかわいすぎた。好きなものがいっしょで適合率が高い。
ひかるはあれだけプンスカされたララちゃんに怒ることなく、「戻ってきてくれたんだ」と帰ってきてくれたことを嬉しそうにしている姿が良い子すぎてたまらんかった。きらやば~☆すぎっぞ。
最後に今回登場したダークペンについては、既存のプリキュアらしいことができ、創造力を奪うというよりも好きなものを否定させてしまうという印象にとどまりました。
ワクワクする気持ちを奪われるともいいかえてもいいかもしれませんが、使いやすい設定なんでバシバシと使って困らせてほしいものですね。
次回はなんとロケット修理回。わくわくが止まらねぇぜ! 好きこいう展開まじで。

 

 

第7話「ワクワク!ロケット修理大作戦☆」

ロケット修理大作戦、やべぇほどわくわくさせてくれた回になりました。
宇宙ってどんな所なのかわくわくするのがモチベではなくて、可愛らしいロケットがモチベになるっていうのが彼女たちらしい視点でした。
創造のままにロケットを描いていくシーンは、みててこっちまでわくわくしすぎてやばすぎて。
俺も一緒に混ぜてくれ状態、きやらば~☆すぎるわくわくって、まじでこういうのいうやな。
作業が増えても効率アップ。わくわくする気持ちというのが行動まで変えてしまうという着眼点も見事。
ロケットに手を加えるときにララに決定権を委ねたのも、すごい好きなシーン。
好きなものを好きなままにではなくて、相手を尊重したうえでやるかどうかを決める。わくわくだけではなく理性的な部分があるのがきらヤバ~☆です。
またAIの読めないからヒカルから元気を与えるヒカルに変わったというのも、ものすごく好きなシーン。AIを否定するではなくて、その認識を変えてしまうという形で、より広範囲にひかるちゃんの影響力を感じさせてくれた。
ロケットを馬鹿にされた敵さんに対してプリキュア達は、一生懸命作ったものを壊させない、これで宇宙に行くと、自分たちの気持ちを最優先にして行動をする。
他人だけではなく自分の守りたいものを守る。それは個人の尊重でもあるので、ヒカルちゃんという存在を肯定してくれてるのですごい好きですね。
個人の尊重というのは自分の部屋をもつという点にもあてはなりますね。
今回は全体通して、好きすぎるシーンばかりでわくわくが止まらんかった。
宇宙へのわくわくもカウントダウンや地球を見た時でバッチリおさえてたしね。
いやぁ、だめだ、いろいろと好きすぎる。
そしてひかるちゃんがかわいすぎる。
掃除でもめげないし、ロケットを描いているの隠そうとして恥ずかしがるのも最高にきらヤバ~☆
無重力うさぎもしてくれたし、これはまじできてます。最高すぎるぜ、スタプリ。

 

 

 

第8話「宇宙へGO☆ケンネル星はワンダフル!」

宇宙への憧れを胸にいざ宇宙へ!
という感じにはなっていましたが、話の根幹は価値観の違いから生まれる小さな誤解とその和解に重きが置かれていました。
まずは宇宙への憧れ! ひかるちゃんがひたすらにわくわくモードでかわいすぎた。まじでかわいすぎた。宇宙への第一歩へのわくわくを伝えるという全体の枠組みの中でも大きな役割を果たしていました。
ケンネル星の初着陸なんかも月面着陸をあわせてくれてまじでうれしい。
しかも着陸できず頭からはユニークで面白いというのもあるけど、前のめりなひかりちゃんの意思なようにも感じた。
ケンネル星人をはじめてみたとき、わしゃわしゃしてる姿は最高。俺もわしゃわしゃされてぇ。
宇宙対話においては宇宙人のやりかたに無理矢理にもあわせて逆立ちするわですげぇパワー。
わくわく大好き最高、そしてなによりかわいい。キラやばー☆すぎましたね。
宇宙革命大爆発なひかるをよさに、他のメンバーはそこまで憧れを誇示せず、わたし達はわたし達なりの対話をするということを大切にしていました。
えれなの存在はそういった意味ではおおきくて、地球のやりかたで握手をして距離を近づけ、親しみをもってもらう。そこに地球人としての意義があるしえれなの個性をよりひきただせるものになっていた。
無理にやり方をあわせてもそれは本当の理解にはならない。そういった意味でもいみのあることだったといえます。
スターカラーペンがケンネル星人の宝。
そうなってからはプルンスが無理矢理にでもそれを奪ってしまおうとする。
必要なものであるけど相手に理解させるきがないというのがいけない部分。そしてこれがあるからこそ次なる展開にいけるわけですが、そういった意味で役割がひじょうに大きかったと思います。プリキュア側は理解者としている必要があって、でも強情な主張もしなければならない。
損なやくまわりなんですが、プルンスいてくれてよかったって感じです。ずっとララと共にスターカラーペン探してるわけだしプルンスが焦る気持ちも理解できるしね。
カッパードが表れてかララは、スターカラーペンを守ろうとエレナ達は奮闘するわけだが、ドギー達に侵略者と同じ扱いをされ大切なものを奪わないでと頼まれる
宇宙をまもるために大切なものを奪うのと宇宙をのっとるための侵略がわくどうれつにあつかわれた。対話と認証がなければというのを伝えるわかりやすい話でもあったし、どんな理由であれ悪だと思われるというのは従来のプリキュアとは違っていたし、ぐさりと心に刺さるものがあった。それは今までプリキュアは守って当然という考えがあったからのだと思う。
守ろうと奮闘するプリキュアであっても否定されてしまう時がある。そう言ったいみでも価値観が崩されたお話でした。
侵略者と同列にあつかれ、それでも戦うプリキュア達。えれなの笑顔を守りたい、その信念が曲がることがないのはすげぇかっこよかった。
いろいろと気持ちがゆさぶられるきつい展開なのにすごいよ、えれなの安定感を感じる場面でもあった。
それをケンネル星人の訴えを聞いて心を入れ替え、土下座で誤り、毛生え薬をつかって助けることで理解を求めようとする。言葉だけではなく行動で理解を求めようとするのがすげぇ良かった。
こいつらのこと知らねぇみたいなやつが、状況変わったからその場に合わせた言葉をいうだけじゃ変わらないし、プルンス自体が変わることで説得力が全然違うしね。
プルンスも守りたい気持ちは同じ、でも焦ってしまっただけ。悪者になりすぎないいい落としどころでした。
そしてスターカラーペンはえれなの手にわたりカッパードを撃退。友達のために、プリキュアらしくていや~いいっすな!
最後はプルンスがやせ我慢をしていたことが発覚。
理解してもらうために嫌いなことでもやっていた。プルンスくんの評価がバクあがりなやりとりでした。
星間交流ものでの主題でもある価値観の違いをやりつつもプリキュアであるというのを忘れず、気持ちのぶつけあい以外はユニークな要素でおさえていた。そのおかげで視聴者をつかれさせすぎない配慮があり、難しい問題をとてもやさしく描いていて全体を見通してひじょうに良かったといえる回でした。

 

 

第9話「友情のリング!スタードーナツ☆」

なんでもこなそうとするまどかさんを出発点として、頼り頼られる対等な関係へとつながっていく、再び宇宙を目指す前により一層絆を強めるエピソードになっていました。
お茶、ピアノ、弓道、委員長、ハードスケジュールで完全にオーバーワーク。
授業に集中できなかったり、寝てしまったり、靴下を間違えてしまったり、日常生活にも支障をきたしており、仲間たちがそれにきずくほどでした。
そうしてしまうのはお父様のためというのが根本の部分なのですが、まどか自身責任感が強すぎてしまっているからでもある。それはロケットになんとか来ても、掃除だけでもしなければいけないという部分にでていた。
ただまどかはそんな自分に対して迷いを持っている。弓道を使っての心の迷いであったりが解りやすい例で、年相応というところもおさえておかないといけない部分ですね。
またメンバーの関連性をみつめてみると、ララと似ているけど違う部分がある。
ララが大人であらねばというようにまどかは自分が目指す理想の姿でなければならないと思いすぎているのですが、自分のやりたいことを圧し殺してまでこなそうとしている点がララとの違いとして描かれていました。
かなりオーソドックスな委員長キャラなんですけど、話数の積み重ねや、キャラとの関係性によって、まどかというキャラクターがしっかりと確立されており、
「自分のことで精一杯」「つなわたりの日々」「プリキュアを続けられるわからない」
と言ったまどかの言葉に心をえぐられる要因になっていたと思います。
そしてそんなまどかの影に光をさすのが、ひかるとえれな。
ひかるちゃんは同意を得ることなくまどかさんを商店街へと連れていき、まどかの胸の内に秘めたやりたいことをやらせることでまどかさんを笑顔に変えていきました。
どうしよもない状況におかれている人を守るために、身近な人の小さな異変にもきずける。
誰かを守るためにはどうすればいいのかというのを主人公が率先してやっていけるっていうのはすごく心地のよさを感じます。
また天体観測みたいに誰かのことをよくみている、ひかるちゃんを宇宙的に表す言葉なんかもあって、より魅力あるキャラになってると思いますね。
誰かのことにきずけるのは無理をしていた自分と重なる部分があったから、描写こそないのですけど、こういった想像もできるので、ひかるちゃんの弱い部分がみえたとき、ひかるちゃんが相手のことをきずけるシーンというのは、また違う意味合いになっていそうで、振り返るときは楽しみです。
そして今回まどかを助けたもう一人の立役者、えれなさんは頼ってもらえるようにすることでまどかさんを暖かい太陽にように包み込む。いつも子供たちの面倒をみて頼られているえれなだからこその言葉でしたね。
えれなはひかるちゃんと同じくまどかの異変にきずいているのですが、アプローチの違いによってうまくキャラのバランスがとれている。
このキャラクターとの絡みしかできないじゃなくて、このキャラクターとも関連性が生まれる。
スタプリはそのあたりのが補完がうまくて、どのキャラクターにも価値があるのがすごく心地良いです。
この頼るという言葉はプリキュアとして戦ったとき、まどかは支援することで仲間達に頼られる存在となっている。頼りあえる関係性をうまく描いていると想うのは、言葉だけではなく行動としてもやれているからこそですね。
委員長キャラ特有の悩みではなく、まどかがどう悩み、どうそれを克服したのか、それを今回は余すことなくやれており、宇宙という広い舞台にたつまえの前準備としてふさわしい回にしあがっていたと振り返ってみて思います。
まだまどか自身のすべては解決はしておらず、今度はどうなっていくのか。続きが早くみたいすね。

 

 

 

第10話「キラッキラ☆惑星クマリンへようこそ!」

SF要素もりだくさん、過酷な敗走劇となった今回の話。
いやぁあああ、ここまでちゃんとSFとしてもやってくれるのかってまずは感謝しましたね。
クマムシと過酷な環境による地形の変動、しっかり調べてるってうのが伝わってくるものばかり。高重力設定は過酷さを表すと同時にコミカルさもだせていた。
設定ばかりが前のめりになってもだめだし、コミカルさが前のめりになってもSFとしては薄味になってしまう。その両方のバランスを上手く保ちながら話として成立させており。宇宙あるあるっていうやさしい言葉でコミカルに進めつつも設定をしっかりと盛り込んでくる、そこも非常に良かった部分でした。
宇宙へのあこがれが強すぎるひかるちゃん、その一面は今回いかんなく発揮されていて、それがすごく共感できるしかわいらしい。
「きぶしい星だけど、きびしいからこそきれいなの」
星を砕かれた時に強くそう言いきれるのは、星を大事に思っているキュアスターだからこそというのが前面にでていて、とても気持ち良かったです。
あこがれで見えない部分はあったかもしれないけど、あこがれがあるからこそ守りたいと強く思える。そんなスター、すげぇかっこよかった。
しかしそれで終わらないのが今回のお話。
「ぬくぬくとした環境で生きるおまえが知ったような口をぉおおおお」
過酷な環境下で生きてきたカッパードの言葉も、敵ながら胸のささるものでした。
ここまでずっと違いを訴えかけ、それに苦労してきたひかる達。
星の違いというのを敵とも共有できる形になっているのは非常上手く、説得力があります。
SF要素をつかった理屈ぽさをキャラの感情としてもだせていけるのはすげぇです。
力だけでもなく精神的にもカッパード達が圧倒。
まもると誓ったフワに「いじめちゃだめフワ」と守られ、なみだで潤むひかるちゃん。
後悔とどうしようもないやるせな、そんな姿に涙するしかできなかった。
やりきるとこはやりきるって感じで、すげぇ良かったです。
最後にララちゃんとプルンスの行動。今回は宇宙あるあるだという立場の違いをだしてきたのですが、それだけでなく、敗走からの撤退という臨機応変さをみせてくれました。
地球人じゃないからこその判断、そしてどうこの状況を生き抜いていくか。環境に適応してきた異星人達のように、ララとプルンスは知恵を働かせこの状況を生き抜いていく。
その甘えのなさや行動というのは理にかなったものがあり、それもまたよきSFでした。
こだわった世界観、そしてシビアな展開。緊張感のある話となっており、またひとつスタートゥンクルプリキュアという作品のラインをあげてくれるお話となっておりました。
ひかるちゃんだけじゃなく、キャラも世界も最高すぎて最高すぎってキラヤバ~☆です。
次回も楽しみ。

 

 

アイカツスターズ! 100話 「まだ見ぬ未来へ☆」 感想

アイカツスターズ! 100話 「まだ見ぬ未来へ☆」 感想

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それぞれの未来への旅立ち、アイカツスターズが大切にしてきたことが詰め込まれた最高の最終回でした。
うわぁああああああああああ、最終回か……まじで終わってしまったというのが終わって後の最初に思った感想です。やっぱもう見れないっていうのは辛いよ……
でも作中のキャラは未来へと進んでいく。そう思ったら、自分を前をみないといけないなぁと励まされる気持ちになった。なので喪失感はありますが暗い気持ちにならずにすみましたね。
さて初感はこのあたりで、最終回のふりかえりをしてきます。
まずは高原でのオフを楽しみながらの、それぞれの進むべき未来について語っていた。今まではみんな一緒に楽しくやれていたけど、これからはそれぞれに進むべき未来へ向けて進んでいく。卒業ってわけじゃないけど卒業旅行みたいな感じしましたね。
スカイガールズでのユニット活動、マイリトルハートとのコラボ、どれもみたいものばかりだっったな。
夢を語ってからは、ファン達の応援をされながら駆け抜ける。
この部分は他の作品にはできない、アイカツスターズらしさが一番でていました。
まずこの最終回においてファンを大事にしてくれたのがまじで嬉しかったです。
ファン=視聴者というのはずっと続けてきたことで、ファンがエールを送ることで観ているわたしたちもエールを送れた。
そして
「本当に本当にありがとうございました」
という言葉がファンだけでなく視聴者にも向けられて言った言葉になっていた。
そこが嬉しいと自分が感じた部分でした。
そしてエールを送ってからは、彼女たちの感謝が伝わるライブ。
原点や頂点を決めるのではなく、ただただエールやこれからの未来を明るく頑張るという気持ちが伝わってくる。この最終回で描いてきてこと、これからの未来がぎゅっと詰まった最高のライブでした。
そして別れはやってくる。
走りだしたローラを追いかけ、ゆめちゃんが「どれだけ一緒にいたの」とうさゆりアピール。
ロラゆめでしめくくり、
「あこがれは次のあこがれをうむ。あこがれたその瞬間、それがあなたのスタートライン」
からのスタートラインの入り方が見事、みたいものすべてをみせてくれました。
アイカツスターズは作品としては終わってしまいましたが、最終回を終えて自分の中ではかけがえのない作品になりました。
本作は完成度とかすごい話数があるとかそういう部分じゃなく、視聴者に直接訴えかけたり幸せにしようという心づかいがなにより好きで、それが自分の中でかけがえのないものだとはっきり言えるからでしょうね。
アイカツシリーズはこれからもまだ続いていくと思いますが、自分にあっているといえるのはこの作品のままであり続ける。そんな予感を感じさせますね。
なによりもゆめちゃんに出会わせてくれた。
本当に本当に今までありがとうございました。