連載始まってます。

大変ご無沙汰しております。

昨年一度も更新してないことに驚きました。生きてたし、仕事もしてたんですけど、このサイトはもうほとんど誰も見てないだろうな、と思ってすっかり更新を怠っておりました。
さて、タイトル通り、新連載が昨年の11月発売のエレガンス イブにて始まっています。「君にシナリオ。」と言うタイトルです。現在発売号は2話で、今月発売号に3話目が掲載されます。

https://www.akitashoten.co.jp/eleganceeve

もっとしっかり告知したりSNSに取り組まねば、と考えたり、このページの契約を切って他の場所にページを作ることも検討したんですが、自分が楽しく継続できそうになくて、結局今ここを更新しています。

昨年は大変な年で、今年も早々に非常事態宣言の発令となってしまいましたが、ここを見に来てくれた方々にお変わりなかったでしょうか。皆さんの健康と幸福を願っております。
ancouは生きてる限り漫画を描いているので、ここにいないなと思ったら作品を探してみてやってください。ひっそり新作が出ているかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願いします。


電子版「花束をもう一度」3巻発売中

お久しぶりです。
「花束をもう一度」3巻は電子書籍でのみ販売中です。
最終巻となりましたので、連載はもうとっくに終わっていました。紙で最終巻がでないのは、最近よくある、前巻までの販売部数を鑑みて、残念ながら最終巻は紙で出ません、というやつです。それ自体はしょうがないな、と思ったんですが、3巻のコミックス作業そのものは、紙で出るときと同じだけ作業をする必要があって、今まであまり気にしなかった、コミックス作業にまつわる原稿代がゼロ問題について、こういう時、受け入れるしかない不甲斐なさを感じました。最近では、書籍でのコミックス作業でも、カバー画や書き下ろし、書店特典の書き下ろしにも作業費をちゃんと支払う出版社さんもあるらしいのですが、残念ながら交渉するだけの気力もなかったのと、電子の売れ行き次第でいつか紙でも出るかもしれないから、ということで、それならせめて、と、最終巻にふさわしい表紙を描く気分になるまで作業日を遅らせてほしい、とお願いして、最終的に発売も報告も遅くなりました。不甲斐なくて申し訳ない。

この何も報告をしない間、何もしてなかったわけではないのですが、自分の作風について考えたり、旅行したり、ゲームしたり、漫画家をやめるかどうかを考えたりもしていました。今もまだ結論はでていませんが、お話を作ることはやめないんじゃないかな、と思います。割と漫画家って、絵を描くのが好きな人が多いのだと思いますし、私も昔から絵を描くのが好きだったので、絵が描きたいから漫画を描いている、と思っていたんですが、最近はそうじゃないかもしれない、と思っています。お話を作る方が断然楽しいし、漫画の作業はネームが最高潮に楽しいんですが、残念ながら作画作業の手が遅いので、もっと作画時間を縮めてお話作りに没頭できる作風に変えていけたらいいな、と思ったりしています。
というわけで、こそこそ漫画は描き続けています。
また何か新しいお知らせがあったら上がってきます。
それまでしばしご機嫌よう。みなさんお元気で。

「花束をもう一度」2巻発売されました。

2巻カバー

16日に「花束をもう一度」2巻が発売されました。

作業はもうだいぶ前に終わっていたので、すっかり出ているのか、まだ出てないのか、あれ、いつだっけ?と確認したら今日だった、という感じです。

2巻で振り返って思うのは、Vネックについての描写(読めばわかります)に関しては担当さんからどうかしてる、的な褒め言葉?をもらいました。自分でも割と気に入っているところなので、ぜひ読んで確認してください。結構楽しんで描いていたなと思い出しました。
それから、ゲーム実況やe-Sportsの説明を軽く書いた部分があるのですが、昨年の情報がすでに情報が古い、と感じる程度には今のe-Sports関連の変化はめまぐるしいな、と感じました。深夜番組にプロゲーマーでてるし、芸能人がゲームをする番組がやってたり、これからどんどん拡がるコンテンツだろう、ということはある程度感じていましたが、想像以上でした。

というわけで、「花束をもう一度」2巻は、平成最後のancouのコミックスです。どうぞよろしくお願いします。


とりとめないこと

ずいぶん更新をしていなかったので。最近のことをとりとめなく。

年末にPS4をゲットして、ひっさしぶりに置き型ゲーム機で暇を見つけては遊んでいます。映画好きとしてはデトロイトとスパイダーマンをプレイできるようになったことは楽しいです。
PUBGもモバイルからPS4でできるようにしたら、モバイルでは結構上達してたのが、一気にまたど下手くそまで下落して躓いていますが、ど下手くそながら楽しんでます。PUBGは大会を観戦するのが大好きで、eスポーツ大会では一番ちゃんと追いかけていると思います。この間レインボーシックスシージの世界大会もちょこちょこみました。「花束をもう一度」でゲーム大会の描写をするために、AOC OPEN2018を見学した時に野良連合の方たちがいたので、あの人たちが活躍している!と興奮しました。

映画は最近「ギルティ」や「サスペリア」を見たり、美術館は、東京スティーションギャラリーと埼玉近代美術館で現在展示中のものを観に行きました。どちらも建築系の展示で、良い空間とか設計図は、見ているだけで楽しいです。

あとはですね、日々猫ちゃん介護に追われています。点滴をしなくちゃいけなくて、未だに慣れなくて、時々点滴の針をうまくさせなくて液が漏れたりしちゃって、猫ちゃんに「ごめんね」と言ったりしつつ、なんとか我慢してもらって、点滴をさせていただいております。ヨボヨボで足取りも覚束ないほど年老いてしまった猫ちゃんですけど、生きているだけで癒し効果が半端ないのです。猫ってすごいです。

そんな感じで、今年こそ、もうちょっと何でもいいから更新がんばりたいです。ではまた。

「花束をもう一度」1巻発売中!

エレガンス・イブにて連載している漫画が、単行本になりました。こんな感じで本屋さんにあると思います。よろしければお手にとって読んでください。

主に大阪の本屋さんでたくさん置いてもらえたらしくて、色紙なども置かせていただきました。書泉グランデさんと、書泉ブックタワーさんでは、ペーパーも描いたので、お近くの方は確認してみてください。

ancou名義の単行本はこれが10冊目で、個人的にもよくやってきたなーと感じる単行本です。頑張ってきた。頑張ってきたぞ、アンコウ。と日々己を鼓舞しながら頑張っているのですが、TRICkSTarを描かないアンコウは頑張りが足りない、と思う方もおられることでしょう。それはもう、重々承知しております。全く、その通りだと思います。ただね、やりたいことは全力でやる人間なんで、やりたくなったら別にもう誰も楽しみにしてくなくてもやりだすと思います。

人の期待、というのを割と過敏に感じる人間な上に、素直でいた方が人間よろしい、と信じて生きてきたせいか、どうにも人からは話を聞いてくれる人間だ、と思われやすいようです。特に30歳過ぎてから、話を聞くことを期待されてるなーと感じる人間関係が圧倒的に増えました。相手が、私という存在を尊重してくれた上で、お互い楽しく話せるのであれば、たとえ私の話が1割であっても相手の話を聞くのは全く苦ではないのですが、ともかく自分の話を聞いてくれ!という一方的な関係性になってしまった場合(相手に悪意が全くなかったとして、というか大抵悪意はないのもわかってはいるんだけど、そういう時)は、さっさと逃げ出してしまう性分です。申し訳ねぇ、結構短気なのよ。ごめんね。「花束をもう一度」の主人公も、割と人の期待に応える生き方をしてきた人物として描いています。けれど30歳過ぎたら、それじゃあ人から消耗されるだけなのではないか、という思いがこの物語を描かせています。

なので、なんか真面目に生きてきたのに、全然うまくいかない!みたいな人を、描けたらいいし、そういう人を励ませる話になったらいいな、と思います。とはいえ波乱がなきゃ話も進まないので、今はまだ励ませる内容にはなってないかもしれないけれど、最終的にはそうなれたらいいな、と思います。

そんな「花束をもう一度」秋田書店の新しい情報サイト、Souffle(スーフル)にて、1話の一部を読むことができます。今後も読めるのようになるのかも?しれませんので良ければこちらで読んでみてください。

#1 現実に疲れ、実家に戻った私が出会ったのは、無口で美しい庭師でした。

 

ご無沙汰してます。

すっかり日が開いてしまいました。お久しぶりです。アンコウです。

実は父が亡くなり、てんやわんやしておりました。今更ですが4月発売号のエレガンスイブは元々休みの予定だったのですが、お陰で父の最後や葬儀にはしっかり立ち会えたので、ありがたかったです。先日四十九日も終わってこれで少し一息つくかな、と思っていたんですが、そうでもなそうで、色々と手続きに追われています。

お仕事はちゃんとしておりますので、連載中の「花束をもう一度」の4話は今月発売号に掲載されてます。2話以降、割と出張る主人公の弟大地が、ゲーム実況者、という設定です。そんな設定を作る程度にはゲーム実況が大好きで、作業中もほとんど流しており、色々としんどい日もゲーム実況に随分笑わせてもらったり、肩の力を抜かせてもらいました。観てる実況者はメジャーどころ、安心してみられる「2BRO.」、アダルトで煽り耐性高くて大好き「三人称」、最近は、デッドバイデイライトの「トシゾー」さんも関西弁のイケボが楽しくて好きです。気になった方は是非ググってね。おかげでゲーム熱が再燃して大変。PUBGモバイル楽しいです!

話変わって、朝ドラが漫画家を目指す子が主人公ですね。おかげで葬儀などで出会う人に仕事の話を聞かれると大抵みんな「ああ朝ドラの」ってなるので、説明するのが楽だなーと思いました。朝ドラの力すごい。

 

というわけで、アンコウは今日も生きています。が、狂ったスケジュールがなかなか取り戻せなくて、また潜り気味になりそうです。明日からは全仏オープンだし、時の流れ早い!TRIcKSTarの再掲のご連絡も頂いてるんですけどね、あれ、サイトに体裁を整えて2000コマ分くらい?の絵をどう載せるか、考えるだけで顔に縦線入る感じで、正直もう掲載しないことも考えたりしてます。が、とりあえずの救済措置で前のサイトのアドレス載せときますね。広告が入るけど!

https://ancouf.wixsite.com/femdorire/trickstar

ではでは、また後ほど。

コミティアお立ち寄りありがとうございます。

遅くなりましたが、コミティアではお立ち寄りくださった方々、声をかけてくださった方、プッシュ&レビューを書いてくださった方も、ペーパーを持って行ってくださった方も、直接会場ではお会いできませんでしたが、みなさまありがとうございました。

再販分も完売するか心配でしたが、無事完売となりました。これで、スペイン本の配布は本当に終了です。今回、もともと旅行記にしようと思ってスペインを選んだりして旅行したわけではなかったのですが、コミティアに旅行記ジャンルの中でスペイン本を出してみると、意外とスペイン旅行記がない、というのが売り子さんたちとも驚きでした。だからこそ、手に取って貰えたのかもね、と話をしたのですが、旅行記になりやすい地域、書かれやすき場所、みたいなのは確かにあるような気がします。そこからスペインは外れているようで、もったいない!というのが、スペイン旅行記でコミティア2回参加してみた感想。良い国ですよ。スペインのメジャーな大都市は行ってないので、微妙なところはありますが、カミーノ地域は、ヨーロッパ何箇所か行った中から比較してみても、衛生面的にも綺麗だったし、格別嫌な思いをしなかったこともあってか、旅行しやすかった印象です。

ペーパーにも書きましたが、またどこか行ってネタになりそうだったら、また旅行記で参加してみたいなーと思いました。そのためにはまず働かねば!頑張ります〜。

COMITIA123西3・4ホール_ぬ07b

コミティア123は前回同様サークル名「ふぇむどりる」でスペースNo,ぬ07bです。

 

スペイン本の再販と、新連載の一部を読める試し読み無料配布ペーパーを作りました。

ペーパーは無料ですので、ぜひ持って行ってください。前の記事で書いた通り、残念ながらアンコウ本人はイベントに参加できませんが、どうぞ、よろしくお願いします。スペイン本は再販された見本をみたら、またしても誤字を見つけてしまい、なぜ人は一度で誤字を全て抑えられないのか、と思いました…。

さて、本日は「花束をもう一度」2話目の原稿の締め切りだったんですが、昨日まで稼働したデータが1Pぶっ壊れてて慌てました。パソコンで原稿作るようになって結構経ちますが、データ原稿が壊れたのは初めてです。しかも締め切り当日に壊れるなんて、タイミング良すぎ。本当に1Pだけで良かったです。個人的には1話より、2話目読んで欲しいおすすめポイントがあるんですが、それはまた発売されてから書こうと思います。ではでは、イベントも新連載もどうぞよろしくお願いします。

発売中です。

新連載「花束をもう一度」が掲載された「エレガンス・イブ3月号」が発売中です。

女性誌だから、というわけでもないんですが、今回からちょっとペン先の設定を変えてみました。基本、ここまでアナログで描いた時期も、クリスタで製作するようになった時もカブラペンの抑揚のない感じが好きだったのでカブラペン設定だったんですけど、今回は丸ペンとGペンと使ってみたりして、思ったより楽しかったのでそのままこの連載はこの設定で続けていこうかと思います。

それから2月のコミティア用にスペイン本再販しました。「サンティエゴ・で・コンポステーラ」となってた文字を修正したりしてますが、加筆はないです。間に合えば、当日また連載のペーパーが作れたらいいな、と思っております。ただ当日、アンコウ本人は参加出来ない予定です。その辺は、またイベント間近にお知らせします。