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能楽と雅楽 公演情報

良さそうな公演を見つけたので、簡単ですがご紹介。

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日本能楽会 東京公演
http://kanze.net/topics.php?id=200&schemas=type010_200_6&topics=1#id1
日時 2012年1月18日(水) 12:30開場/13:00開演
場所 観世能楽堂 [google map]

「出演者のほぼ全員が国の重要無形文化財総合指定」という贅沢な公演です。能の達人の舞台というのは、本当に異次元の世界です。イレギュラーな公演ですが、能をまだ観たことがないという方にもいいのではないでしょうか。

東京新聞 「日本能楽会」が18日に東京公演


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伶楽舎 雅楽コンサートNo.24 - 芝 祐靖作品演奏会 その2
http://reigakusha.com/japan/
http://d.hatena.ne.jp/japojp/20120111/1326274147
日時 2012年1月 26日(木)18:30開場/19:00開演
場所 四谷区民ホール [google map]

雅楽団体「伶楽舎」の音楽監督を務める芝祐靖氏の作品の上演です。6年前、彼の曲を初めて聴き、自分の音楽に対する認識が大きく変わりました。その公演で聴いた武満徹の曲とも全く別次元のもので、まるでエネルギー感もなく体に直接響いてくる様な体感がありました。是非一度、体験して頂きたい音楽です。


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国立劇場 2月舞楽公演
http://d.hatena.ne.jp/japojp/20120111/1326274147
日時 2012年2月25日(土) 14:00開演
場所 国立劇場大劇場 [google map]

「蘇合香(そこう)」、「納曾利(なそり)」、「仁和楽(にんならく)」の上演。幻の大曲とされる「蘇合香」は二年がかりでの上演だそうで、今回は後篇を上演。当日の開演前の12時から、昨年行われた前篇の記録映像も上映される様です。貴重な公演になりそうです。
# by ky-voyage | 2012-01-16 02:16 | infomation
『風の旅人』 44号

『風の旅人』 44号 _c0028464_2253355.jpg
©川田喜久治


先月発売になった『風の旅人』、今頃ですが、素晴らしいのでご紹介。言葉が、数学が、そして写真が詩と、音楽となっていく様な体験の詰まった一冊になっています。

"...
 手に結ぶ  水にやどれる月影の  あるかなきかの  世にこそありけれ  

 私たちが生きている世界は、手にすくった水に映った月のようなもの。その現実は、あるともないとも確定できない。

 面白いことに、千年前の紀貫之のこの表現は、現在の量子力学と非常に似通っている。
 古典力学は、ものの状態は、与えられた条件によって必然的に決まると主張する。それに対して、量子力学では、ものの状態は、常に幾つかの可能性が重なり合って存在し、(人間が)条件づけた瞬間に、一つの状態に固定されて認識されるだけだと考えられている。 ..."

『風の旅人』 44号
FIND the ROOT 此岸の際
まほろば SUPERPOSITION
http://www.kazetabi.com/bn/new.html


写真家、劉敏史(ゆうみんさ)さんの作品も掲載されています。素粒子物理学の研究施設である高エネルギー加速器研究所(KEK)の姿を捉えた写真には、遥か彼方へと旅をする視界が焼き付けられています。先人への、未来への静かな問いかけは、美しい贈り物の様。

http://youminsa-news.blogspot.com/2011/10/blog-post.html



『風の旅人』は残念ながら今号で休刊が発表されました。毎号追っている様な熱心な読者ではありませんでしたが、手元にある何冊には特別な思いもあります。冒頭で書いた様に、いつも体験として記憶に残る様なものがありました。何も飾らない一貫した清々しい姿勢には勇気付けられました。この様な形ではありますが節目として、感謝したいと思います。
# by ky-voyage | 2011-11-06 02:28 | voyantique
第二回 義太夫を聴く会「壺坂観音霊験記」
ご無沙汰しております。しばらく更新しておりませんでしたが、ここのところ私の周辺で非常に興味深い動きがありますので、ぼちぼち情報を載せていこうと思っております。


第二回 義太夫を聴く会
「壺坂観音霊験記」
http://gidayu.blogspot.com/

第二回 義太夫を聴く会「壺坂観音霊験記」_c0028464_20373428.png開催日時:10月12日(水)19:00開場 19:30開演
場所:アサヒアートスクエア(浅草)
料金: 前売¥4000 当日¥4500
予約・問合:義太夫を聴く会
mail:gidayukiku@gmail.com
tel/fax:03-3621-0406

出演:
竹本駒之助(浄瑠璃)<人間国宝>
鶴澤津賀寿(三味線)
鶴澤三寿々(ツレ)

アラヤヴィジャナ
ヨシダダイキチ(シタール/スルバハール<低音シタール>)
さとう じゅんこ(唄)
川村亘平斎(クンダン)
久野隆昭(ガタム)
藤枝暁(シタール)

神田京子(講談)




義太夫は三味線を伴奏とした語りもので、大胆な節回しが特徴ですが、言葉の発音表現を追求した繊細な面もあり、魅力に溢れる芸能です。

この公演シリーズ「義太夫を聴く会」は、その義太夫に心酔されたシタール奏者のヨシダダイキチさんや、サキソフォン奏者でありながら義太夫を10年稽古されている花井雅保さんらが中心となり、企画されました。今回は彼らにとって念願でもあった、義太夫の人間国宝、竹本駒之助師匠がご出演されます。

駒之助師匠は今では数少ない達人に数えられる方であり、三味線の鶴澤津賀寿さんもきっての手練れです。七五調の言葉を使い、アジア独自の感性をもって制作された最新作『火と薪』を発表した、ヨシダさん率いるアラヤヴィジャナ、そして講談師の神田京子さんも出演されます。

間際のご案内になりすみませんが、貴重な公演になりますので、是非足をお運び下さい。

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ヨシダダイキチ「義太夫とインド音楽と 伝統について」
http://gidayu.blogspot.com/p/blog-page_13.html

ヨシダさんのこの記事も、是非ご覧になって下さい。いささかおごがましいかもしれませんが、私自身が音楽についての考え方を大きく変えていった経過をつい重ねてしまうほど、よく解るお話です。

私たち日本人は大事なものを置き去りにしてきてしまいました。ヨシダさんたちの試みは、それらをもう一度獲得しようということでもあるのだと思っています。

"長い時間、その土地で経験的に蓄積された膨大な物事の連鎖」を否定するのであれば、あえて極端にいうと、どうやって、その人は思考し、どうやって生命活動を行っているのだろう?"


(川)
# by ky-voyage | 2011-10-10 20:31 | infomation
年始情報

明けましておめでとうございます。
ギリギリ&遅い情報ですが今年1本目。


ヌーヴェルヴァーグの50年
@シネマヴェーラ渋谷
2009/12/12 ~ 2010/01/08
http://www.cinemavera.com/programs.html
(せめて『愛の世紀』くらいはみにいく・・・)

シリーズ Soul Deep
(ソウル・ミュージックの歴史を描いたBBC制作の素晴らしいドキュメンタリ・シリーズ)
@NHK-BS1
1月4日(月)~9日(土) 午後9:10~10:00 (最終日午後11:10~翌0:00)
全6回
http://www.nhk.or.jp/wdoc/yotei/index.html
(ピーター・バラカンさん前説です)

クロスオーバーイレブン2010新春
@NHK-FM
1月4日(月)~8日(金) 後11:00~前0:00
全5回
http://www.nhk.or.jp/fm/40th/lineup/lineup.html#33
(またも限定復活。また毎晩やって欲しいですが←毎晩早く寝るようになる)
# by ky-voyage | 2010-01-04 02:49 | infomation
デザイン週間です。

もう始まっていますが。
必要があって仕事場で情報まとめていたので掲載。

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DESIGNTIDE TOKYO 2009
http://www.designtide.jp/09/jp/
@東京ミッドタウン ミッドタウン・ホール(メイン)
+α(外部の方が面白い展示が多いかも)

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2009
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2009/
@東京ミッドタウン

GOOD DESIGN EXHIBITION 2009
http://www.designhub.jp/exhibition_18.html
@東京ミッドタウン・デザインハブ

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009
http://www.design-channel.jp/tdw/
@明治神宮外苑 中央会場 ほか


何か、行かなければならない流れを自分でつくってしまったのですよね・・・。
しかし数多過ぎでしょ。

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+さらにオススメ展示

「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展
http://www.2121designsight.jp/schedule/outline/
@21_21 DESIGN SIGHT

WITHOUT THOUGHT VOL.10
http://www.dmn-online.net/without10.html
10月23日~11月23日
@EYE OF GYRE (GYRE表参道 3F)http://www.gyre-omotesando.com/
※なんだか洗練されてきましたね。

「Detour」展
http://www.moleskine.co.jp/Detour-Tokyo
http://www.momastore.jp/storeinfo.asp?shopcd=11111
@MoMA デザインストア
※錚々たる面子ですね。覗いてみたい!

三保谷硝子店 -101年目の試作展
http://www.axisinc.co.jp/publishing/exhibition/200910.html
@アクシスギャラリー
※これも錚々たる面子。杉本博司さんや宮島達男さんが硝子か。やはり徳仁さんが楽しみ。

「美しの和紙」展
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/09vol05/
@サントリー美術館
※もうすぐ終わってしまうけどこれも魅力的。



まだあるけれど、寝ます(本当に数が多い。追いつかない)。
# by ky-voyage | 2009-10-31 03:14 | infomation