JOHNMUNG DENIM Project 2024

4月27日よりご予約受付を開始するジョンマンデニムプロジェクト2024ですが、メイン会場であるJEANSFACTORY卸団地本店では4月27日に試着サンプルをご用意して、ベルベルジン藤原裕さんと藤木が店頭でご案内させていただきます。

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今回の特徴は1980年代というテーマのとおり、ベーシックな5ポケットとややゆったりしたシルエットのGジャン。ジーンズは「66モデル」をイメージいただくとわかりやすいかとおもいます。

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こちらは左からレングス28.30.32サイズ。(ウエスト34)シンプルなシルエットになった分、ウエストをオーバーサイズに、レングスを28インチにしてゆったり穿くもよし、ウエストをジャストサイズにしてブーツでたっぷりのレングスをとるもよし。と、サイズアレンジで様々なスタイリングに対応します。

しかもデニムは色落ち保証の「バナーデニム」

卸団地本店では、幅広い試着サイズをご用意しております。

そしてジャケットは5サイズ。身幅はゆったりしていて、裾にかけてシェイプの入らないボックスシルエット。ウエスタンヨークも特徴です。

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そして、藤原裕といえばの・・・

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全サイズ対応です。こちらも色落ちが楽しみな「バナーデニム」

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1980s JOHN MUNG DENIM JACKET & JEANS 予約・販売に関して

予約開始:4月27日(土)

受付・販売店舗:
ジーンズファクトリー卸団地本店:088-861-5100
ジーンズファクトリー徳島店:088-679-1477
ジーンズファクトリーオンラインショップ:https://www.jeansfactory.jp/

販売数:
JOHN MUNG DENIM JACKET:各店舗40点
JOHN MUNG DENIM JEANS:各店舗40点

お届け予定日:
DENIM JACKET [2024年11月上旬予定]
DENIM JEANS [2024年11月上旬予定]

各販売店のお問い合わせ先

BerBerJinウェブストア
所在地:東京都渋谷区神宮前3丁目26-11 原宿SHビル
電話番号:03-6459-2340
メールアドレス:info@berberjin.com

WAREHOUSE&CO.各店舗
詳細は特設ページにてご確認ください

土佐清水市観光協会(ジョン万次郎資料館)
所在地:高知県土佐清水市養老303
予約電話番号:0880-82-3155
※ジョン万次郎資料館来館者を優先とさせていただきます。

2024.04.18   ·   4 Notes

BEAMSPLUS 2024別注4601

2024年のビームスプラス別注4601シリーズが公開されました。ご予約も受け付け中です。ぜひご覧ください。

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ビームスプラスのオンラインはこちらです。

2024.04.01   ·   1 Notes

What is the “John Mung Denim Project”?


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John Manjiro, a great man born in Tosashimizu City, Kochi Prefecture, is known for having gone fishing at the age of 14 at the end of the Edo period (1603-1868), during the period of national isolation, and being saved by an American whaling ship after being shipwrecked and cast adrift, and then going on to receive an English education on the East Coast of America. After that, he participated in the gold rush and wore clothes and neckties. After returning to Japan, he went to the U.S. again as an interpreter and brought back a sewing machine in addition to an English dictionary and a camera. When he returned to Japan with his friends, he also brought back denim fabric, making it clear that he was the only Japanese who was able to make jeans in the 1870s. Thus began the “Johnmung Denim Project. The first model, a denim blouse and waist overalls, were inspired by those made in the early days of jeans. They were made in an extremely idyllic way, sewn by Manjiro on a single sewing machine.

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2024.03.31   ·   4 Notes

ヴィンテージジーンズをはじめ、様々なデニムジャンルで活躍するベルベルジンの藤原裕がデザインを担当、Warehouseが生産をする「Johnmung Denim Project」。


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その第4弾の製作が決定!4月27日(土)より、高知のセレクトショップ「JEANS FACTORY」などで新作の予約販売を開始します。


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今回のコンセプトはそれから万次郎が手掛けたセットアップの誕生から100年が経った「1980年代」。ジーンズは成熟して完全な量産体制が確立され「工業製品」となっていた時代だ。早く大量に生産されることが重視された結果、それまでのジーンズにあった「セルビッチ」が無くなっていくなか、Johnmung Denim というブランドが存続していたなら、彼らは創業者の想いを受け継ぎ、万次郎が持ち帰った「セルビッチデニム」をコツコツとつくり続けていたであろう。あのファーストモデルから、デザインや縫製の変化はあっても…


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「Johnmung Denim Project」とは…

高知県土佐清水市が生んだ偉人、ジョン万次郎は、鎖国中の江戸時代末期に、14歳のとき漁に出て遭難、漂流した後アメリカの捕鯨船に救われ、そのままアメリカ東海岸で英語教育を受けた事で知られている。その後ゴールドラッシュに参加し、洋服やネクタイを着用し、帰国後に通訳として再度渡米したさいには英語辞書やカメラに加え、ミシンを持ち帰った。そして、仲間とともに帰国したさいにデニム生地も持ち帰っていることから、1870年代当時にジーンズを作ることができた唯一の日本人であることが明らかになった。こうして「Johnmung Denim Projectm」はスタートした。ファーストモデルは、デニムのブラウス、ウエストオーバーオールともに、ジーンズ黎明期につくられたものをイメージ。万次郎が一台のミシンで縫った、極めて牧歌的なつくりであった。


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このような経緯で展開する2024年のJohnmung Denim Projectです。

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藤原裕がデザインしたデニムの上下を、WAREHOUSEが生産工場の背景を考察し、パンツとデニムジャケットの整合性を合わせた仕様で展開します。

4月27日よりJEANSFACTORY卸団地本店ほかにて予約受付開始。

◼️製品情報

1980sJohnmung Denim Jacket

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¥46,200

Size36.38.40.42.44

1980s Johnmung Jeans 

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¥39,600

Size 

Waist 30.31.32.33.34.36.38 Length 28.30.32

◼️予約可能店舗

ジーンズファクトリー卸団地本店 

088-861-5100

ジーンズファクトリー徳島店

088-679-1477

土佐清水観光協会 0880-82-3155

BerBerJin webstore 

https://webstore.berberjin.com/

WAREHOUSE 03-5457-7899

2024.03.31   ·   1 Notes   ·   #088-679-1477

GREENEBAUM BROTHERS

2024 年、ウエアハウス秘蔵のアーカイブがついにベールをぬいだ。1874 年にパテントが登録されたグリーンバウムブラザーズである。

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パテント取得から 150 年という極めて古いこのブランドは、 ワークウエアの黎明期に西海岸にあったその他のブランドとは一線を画している。デニム生地から縫製の仕様、ディテールまで、リーバイスの「5ポケット」とは似て非なるものであるのだ。

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 その理由を知るためにはグリーンバウムブラザーズのプロフィールを知る必要がある。

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1848 年、ドイツでは革命が鎮圧され、行き場を失った自由主義的な 人たちの一部がアメリカに移住した。彼らのようなドイツ系移民を 1848 年革命にひっかけて「48ers」 (フォーティ・エイターズ)と呼ぶが、 彼らはもともとドイツ人入植者の多 かった地域に多くが移住し、やがてそれぞれの都市の中流住民になった。このような激動の時代に、ドイツ移民のユダヤ人であるグリーンバウム一家も「約束の地」を目指したのである。


 ドイツのミュンヒヴァイラー(当時はカイザースラウテルン)に住んでいたグリーンバウム一家は、まずミシシッピ、フィラデルフィアを経てシカゴに行き、乾物や衣料品、靴 作りに携わった。シカゴの荒涼とした開拓時代に短期間滞在した後、末っ子のハンナとサラの 2 人の女 の子はフィラデルフィアで、一家の友人であったマーカスとベラ・カウフマン夫妻のもとで育てられることになった。 

そして 1949 年。西部での金鉱発見に端を発した熱狂は、グリーンバウム兄弟を奮い立たせ、一攫千金を求める数千人の仲間入りをさせたが、彼らは慎重に「商人」としてのキャリアを続けることを決意した。兄弟のうち、ハーマン・グリーンバウムはサンノゼで商店を開けたのち、サクラメントへ。彼と彼の兄弟モーゼス、ジェイコブ、アブラハムはサクラメントで企業家として成功した。サクラメントの名簿には 「国内衣料品の輸入・販売業者」として登録されているが、これが「GREENEBAUM BOROTHERS」である。

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数年間、グリーンバウムの兄弟のビジネスはサクラメントで順当に推移したが、妹のサラはルイス・スロスの花嫁として 1855 年にサクラメントに到着し、ハンナはルイス・ガースルと結婚して 1858 年に到着した。グリーンバウムにとって義理の弟となる「スロースとガースル」は、のちにアラスカ商業会社を設立し大成功を遂げる。 

そして、ハーマン、ジェイコブ、モーゼスのグリーンバウム兄弟は サンフランシスコとニューヨークに移り住み、乾物、衣料品、男性用家具、後には毛布やタオルなどを中心に事業を拡張している。 

生地や素材は輸入したものを東海岸につけ、そこで縫製されたものがサクラメントに届けられ、流通させたと考えられる。 

1868 年、ロシアからアラスカが割譲されると、すぐにスロスとガースルら は Alaska Commercial Company (アラスカ商業会社)を設立した。 そして 1870 年にはアザラシを捕獲する 20 年間の租借権を獲得した。 

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アラスカ商業会社は、アラスカの田舎の人々に食品や雑貨を提供した最初の「小 売店」であり、長い伝統を 150 年にわたり培っている。1868 年から 特に 1900 年 代初頭のアラスカのゴールドラッシュの時代には、わな猟師、探検家、金の探求 者に食料品や衣料雑貨を提供した。グリーンバウムブラザーズにとって義理の兄 弟となるルイスとスロースの「アラスカ商業会社」には、彼らの多くの衣料が卸売 されていたことが想像できる。 

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リベットの特許が取得されたのは 1873 年、その一年後に、グリーンバウム兄弟は奇想天外なアイデアで 労動着のストレスがかかる箇所を「外装」した。「サージ·ド·ニーム」のようなヨーロッパから来る資材を入手 し、東海岸でそれを縫い上げ、船と鉄道を駆使してサンフランシスコまで届けた。 それ故に、当時西海岸に存在したライバルメーカーとは、デニムから縫製に至るまでが全く違うのだ。 

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特徴のひとつは、コインポケットが付いていないこと。1880 年 11 月 13 日に配布されたウェストバージニア州の新聞「ニュードミニオン紙」には「Leather Bounded Overall 」(革で外装されたオーバーオール)という記載がある。 既に東海岸でも紳士用品店にこのメーカ ーのパンツの広告が見られるのだ。

北は アラスカ、そして東海岸へと、早くから販売網を広げることができたグリーネバウムブラザーズのワークウエア。 

奇跡的にそろったシャツ、ブラウス、ウエストオーバーオールが、長い時を経てウエアハウスの手で蘇る。

2024.01.29   ·   5 Notes
2024.01.18   ·   1 Notes

1月13日ヴィンテージ新入荷 

最後はこちらです。これも奇跡のサイズといえるのでは??

身幅64、着丈67です。

1930'S C.C.C LUMBER JACK JKT BUFFALO CHECK ¥160,000



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A-1スタイルとマッキノーコートを合わせたようなデザインが特徴のCCCで着用されたウールジャケット。

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一見、フライトジャケットやコサックジャケットのパターンをアレンジしたうえに、ロガーコートのシングルブレストバージョンにもみえる。また、このバッファローチェックは1935年前後の支給データがある。

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ODグリーンのウールコサック(A−1型)よりも前に支給されたもので、プロトモデル、或いは着用者が恐怖心や違和感を持たないように民間用のパターンを採用したものとも考えられる。

販売は1月13日(土)ウエアハウス東京店にて

2024.01.12   ·   5 Notes