金持ちはみんなアヤシイ？
ついこの間まで、日本土木屋集団の実質上のボスであり、IOCなど体育会系でも幅を利かせていたツツミさん。ちょっと分が悪いようですね。オリンピックでメダルを取った選手（プロですな）に賞状などを渡す立場だったものが、今では官憲から逮捕状を渡されそうな立場。当然の報いでしょう。彼が「合法的に」行なった「開発」なるもので、どれだけの自然が荒らされ、どれだけの住民が生活に支障をきたすようになったか、これはほとんど報道されていません。お知りになりたい方は、たとえば旧信越線沿いの集落・町を見に行ってください。
私は最初からムシが好きませんでした。大金持ちに善人無し、とも祖父は言っていました。他人を泣かせなくては大金持ちには成り得ない。日本の、形骸化した資本主義では致し方ないことです。と言って、容認しているわけではありません。
約10年前、東伏見にアイスホッケーを観に行ったとき、当時5歳の長男が、特別席を指差して「あそこに汚いオジサンがいるよ」と言いました。見るとツツミ氏です。たしかに地味なジャンパーを着て、あまりきれいではありませんでした。でも「汚い」というのは、他人に対して失礼な言い方なので「そんなこと言っちゃいけない。普通の格好だろ？」とたしなめたところ、息子は「違うよ。服が汚いんじゃなくて、あの人の気持ちが汚いんだ」……。もちろん息子はツツミ氏がどんな人間か知らないで、それで見抜いたのでした。地位や名誉や財力も、子供には通用しないようです。その息子も、今ではごくフツーのガキになっています。
巨万の富を一代で築いた、なんていうと立身出世伝中の人物のようですが、現代において、その種の人たちは、必ず多数の他人を泣かせています。合法的に。簡単なことなのです。その人が集めたお金はどこから来たの？ということ。
一例を挙げれば「楽天」。バーチャルショップに出店すると実店舗同様の売上が見込める、のようなことを言って、とても沢山の商店に出店させました。楽天としては出店させるだけで儲かるのですから、実のところ売上なんかどうでもいいのです。さて、現在、楽天に加入して儲かっているのは、全体の何％でしょうか？ 出店料だけ取られ、結局まったく売れずに自殺した人もいます。
楽天は「売上ゼロ」の可能性も、きちんと説明しているのでしょうか？ 楽天のセミナー内容から見る限り、リスク説明は非常に希薄です。実際、セミナーで、売れない店舗の人が「売上を上げる方法」などを質問すると、「ホームページを見やすくしたら」のような答えだけです。バクチならバクチと、最初から言えばいいのにね。
楽天イーグルスの背後には、財産を失った人、人間関係を失った人、命を失った人、その他多くの「吸い取られた人々」がいることを忘れないでください。
上記の「何％が儲かっているか」を訊くべく、楽天に電話しました。ところが！恐ろしいことに、電話に出た女性は、「すべての質問」自体を受け付けないのです。「お答えできない」ならわかります。違うのです。この電話では、どんな話も聞けないし、質問や要望もお断り、とのこと。じゃ、何のための電話番号なのでしょう。つまり、特商法で義務付けられているから電話番号を表記しているだけで、「連絡」という電話本来の意味はまったくありません。だけど、合法的ですね。
少々の押し問答の末、こちらは名前を伝え、電話口の女性にも名前を教えるように頼みました。すると「そうね、今日はジュリアにしとこうかな」という悪質クラブのような返事。本名を答える義務は無いそうです。これも合法ですね。
私はことさら楽天の悪口を書いているのではありません。ひとつの象徴として書いています。ヤフーもライブドアも、みな同じです。
ついでに言えば、その会社がマトモかどうかを見極める判断基準は、コールセンターの有無と対応ではないでしょうか。ヤフオクでシステムがハングしても、コールセンターはありません。オークションには参加費が必要です。でもサポートはありません。合法かもしれませんが、まっとうな商売ではない。皆様、いかがお考えですか？
ライブドア問題は、みなさん書いていらっしゃるようなので、私はちょっとだけ。
あれは目糞と鼻糞のケンカでしょう。フジサンケイグループという日本国民愚民化の手先など、本当はツブれてしまった方が良いのです。でも、その代わりにライブドアというのも、もっとイヤです。公式の場で「ありえねー」などという表現を使う下種野郎に、メディアをいじられたくありません。
私利私欲のために日本をダメにした三代企業（グループ）を考えてみました。まず「電通」、「リクルート」、「フジサンケイ」が筆頭でしょうね。補欠として「ソフトバンク」、「文芸春秋」、「サントリー」あたりも入れてあげます。楽天やライブドアは、番付としてはまだまだずーっと下。いつツブれるかわかりませんから。
私は最初からムシが好きませんでした。大金持ちに善人無し、とも祖父は言っていました。他人を泣かせなくては大金持ちには成り得ない。日本の、形骸化した資本主義では致し方ないことです。と言って、容認しているわけではありません。
約10年前、東伏見にアイスホッケーを観に行ったとき、当時5歳の長男が、特別席を指差して「あそこに汚いオジサンがいるよ」と言いました。見るとツツミ氏です。たしかに地味なジャンパーを着て、あまりきれいではありませんでした。でも「汚い」というのは、他人に対して失礼な言い方なので「そんなこと言っちゃいけない。普通の格好だろ？」とたしなめたところ、息子は「違うよ。服が汚いんじゃなくて、あの人の気持ちが汚いんだ」……。もちろん息子はツツミ氏がどんな人間か知らないで、それで見抜いたのでした。地位や名誉や財力も、子供には通用しないようです。その息子も、今ではごくフツーのガキになっています。
巨万の富を一代で築いた、なんていうと立身出世伝中の人物のようですが、現代において、その種の人たちは、必ず多数の他人を泣かせています。合法的に。簡単なことなのです。その人が集めたお金はどこから来たの？ということ。
一例を挙げれば「楽天」。バーチャルショップに出店すると実店舗同様の売上が見込める、のようなことを言って、とても沢山の商店に出店させました。楽天としては出店させるだけで儲かるのですから、実のところ売上なんかどうでもいいのです。さて、現在、楽天に加入して儲かっているのは、全体の何％でしょうか？ 出店料だけ取られ、結局まったく売れずに自殺した人もいます。
楽天は「売上ゼロ」の可能性も、きちんと説明しているのでしょうか？ 楽天のセミナー内容から見る限り、リスク説明は非常に希薄です。実際、セミナーで、売れない店舗の人が「売上を上げる方法」などを質問すると、「ホームページを見やすくしたら」のような答えだけです。バクチならバクチと、最初から言えばいいのにね。
楽天イーグルスの背後には、財産を失った人、人間関係を失った人、命を失った人、その他多くの「吸い取られた人々」がいることを忘れないでください。
上記の「何％が儲かっているか」を訊くべく、楽天に電話しました。ところが！恐ろしいことに、電話に出た女性は、「すべての質問」自体を受け付けないのです。「お答えできない」ならわかります。違うのです。この電話では、どんな話も聞けないし、質問や要望もお断り、とのこと。じゃ、何のための電話番号なのでしょう。つまり、特商法で義務付けられているから電話番号を表記しているだけで、「連絡」という電話本来の意味はまったくありません。だけど、合法的ですね。
少々の押し問答の末、こちらは名前を伝え、電話口の女性にも名前を教えるように頼みました。すると「そうね、今日はジュリアにしとこうかな」という悪質クラブのような返事。本名を答える義務は無いそうです。これも合法ですね。
私はことさら楽天の悪口を書いているのではありません。ひとつの象徴として書いています。ヤフーもライブドアも、みな同じです。
ついでに言えば、その会社がマトモかどうかを見極める判断基準は、コールセンターの有無と対応ではないでしょうか。ヤフオクでシステムがハングしても、コールセンターはありません。オークションには参加費が必要です。でもサポートはありません。合法かもしれませんが、まっとうな商売ではない。皆様、いかがお考えですか？
ライブドア問題は、みなさん書いていらっしゃるようなので、私はちょっとだけ。
あれは目糞と鼻糞のケンカでしょう。フジサンケイグループという日本国民愚民化の手先など、本当はツブれてしまった方が良いのです。でも、その代わりにライブドアというのも、もっとイヤです。公式の場で「ありえねー」などという表現を使う下種野郎に、メディアをいじられたくありません。
私利私欲のために日本をダメにした三代企業（グループ）を考えてみました。まず「電通」、「リクルート」、「フジサンケイ」が筆頭でしょうね。補欠として「ソフトバンク」、「文芸春秋」、「サントリー」あたりも入れてあげます。楽天やライブドアは、番付としてはまだまだずーっと下。いつツブれるかわかりませんから。