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Apple Vision Proは、医療に空間コンピューティングが浸透する“未来”を提示している:杉本真樹

空間コンピューティングの時代を先取りしたといえるアップルの複合現実(MR)デバイス「Apple Vision Pro」。その登場は医療の世界において、どのようなインパクトをもたらしうるのか。早くからMRによる手術を手がけてきた医師の杉本真樹が読み解いた。
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編集長からSZメンバーへ:「アップルの脱未来」SZ Newsletter VOL.235

アップルが生み出す数々のプロダクトはこれまで“未来”を具現化してきた。だが今週の新製品発表でこのテックジャイアントが披露したメッセージは、いまやひとつの未来が終わり、わたしたちは再未来化を迫られているのだと気づかせてくれる。

月の砂からソーラーパネルをつくる:小国のスタートアップが目指すサステナブルな宇宙開発

ルクセンブルクのスタートアップ、Maana Electricの目標はふたつ。ひとつは月面生活のエネルギー源となる太陽光パネルを月の砂からつくること。もうひとつは、地球上の太陽光パネルの製造をサステナブルにすることだ。そのミッションをいかに実現させていくのか、同社のCOOに訊いた。

老朽化するインフラは自然を取り込みながら改修する:米国運輸長官インタビュー

米国では、道路や橋などのインフラの劣化が深刻化しているが、気候変動がこれに拍車をかけている。修復のため、米政府は8億ドル超の助成金を出すと発表、グリーンインフラを取り入れたその展望について、ピート・ブティジェッジ米国運輸長官に訊いた。

人間への脳インプラントに“問題”が発生、ニューラリンクの挑戦は険しい道のり

脳とコンピューターをつなぐインターフェイス(BCI)を開発しているイーロン・マスクのニューラリンク。脳インプラントの施術を受けた初の被験者の男性に、どうやら“問題”が発生したようだ。

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直前予測:進化したAIアシスタントや次世代OSも登場? グーグルが「Google I/O 2024」で発表すること

グーグルが開発者会議「Google I/O」を5月14日(米国時間)から開催し、基調講演で新しい技術やソフトウェアなどを発表する。AIに関する新たなニュースが期待され、ことによると「Gemini」とiOSの連携についてもヒントが見えてくるかもしれない。

「Redmi Note 13 Pro+ 5G」レビュー:高機能モデルと張り合える中堅スマートフォンの代表格

シャオミが日本市場に投入した中価格帯のスマートフォン「Redmi Note 13 Pro+ 5G」。優れたディスプレイを備えていて滑らかに動作し、十分なストレージ容量を搭載するなど、高価格機と互角に渡り合える中堅スマートフォンの代表格といえる。
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ヒップホップはソーシャルメディアに殺されたのか?

怒りのメッセージが虚しく繰り返されるだけ。そんなポップソングが増加傾向にあるという研究結果が発表された。曲のメッセージはさまざまだが、わたしたちの耳に届く音楽がソーシャルメディアの影響下にあるという事実に疑いを差しはさむ余地はもはやない。

「愛される建築」は設計だけでは生まれない:連載 The Next Innovators(7)大西麻貴+百田有希/o+h

この世の中を変えていくために、常識を疑い、道なき道を切り拓き、誰も想像しなかった未来をつくるべく挑戦し続ける人々がいる。そのエネルギーの源泉に迫る連載「The Next Innovators」の第7回は、建築ユニットo+hの大西麻貴と百田有希。2023年の「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」で日本館のキュレーションも務めたふたりに、これからの建築のあり方について訊いた。

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AnthropicのAIチャットボット「Claude」を使いこなすための6つのヒント

AnthropicがAIチャットボット「Claude」のiOSアプリを発表した。同社のプロダクトデザイン責任者に、AIを最大限に活用するコツを訊いた。

カメラ搭載スマートフォンは「カメラそのもの」の次元へ、シャオミが開いた新たな地平

ライカと共同開発したカメラを搭載した高性能スマートフォン「Xiaomi 14 Ultra」を、中国のシャオミが日本市場に投入する。高性能なセンサーと4つのレンズで広角から高倍率の光学ズームまで実現するなど、“カメラそのもの”と呼べるレベルにまで到達した製品だ。

「Apple Pencil Pro」は、なぜ最新のiPadシリーズでしか使えないのか?

アップルの新型スタイラスペン「Apple Pencil Pro」は、最新のiPad ProとiPad Airでしか使えない。また、最新のiPad Proでは現行製品の「Apple Pencil(第2世代)」には対応しない。なぜ、このようなことになってしまったのか?

グーグルが「Pixel 8a」を発表、AI機能に対応しながらお手ごろ価格を実現

グーグルがAndroidスマートフォンの廉価版の新モデル「Pixel 8a」を発表した。お手ごろ価格でありながら、AIを用いた「編集マジック」や「音声消しゴムマジック」などの先進機能に対応したことで人気を集めそうだ。

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テクノ封建制の時代へようこそ──クラウド農奴と現代の封建領主たち

元ギリシャ財務大臣ヤニス・バルファキスの最新刊『Technofeudalism』は、アップルやメタといった大手テック企業が資本主義を崩壊させ、ユーザーを中世の農奴のように扱っていると指摘する。
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80万円で人ひとりを救えるなら儲けもの:効果的利他主義を体現するGiveWellインタビュー

慈善行為の効率やインパクトの最大化を目指す効果的利他主義が自己不信のスパイラルに陥いるなか、定量的な分析を是とする理想主義者エリー・ハッセンフィールドは、膨大な額を寄付したいと考えるシリコンバレーの富裕層の意欲にいまも応えている。
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編集長からSZメンバーへ:「オーバーツーリズムの脱未来」SZ Newsletter VOL.234

ベネチアは「入場料」を徴収し、ニューヨークは「渋滞税」を取り始める。世界の都市は住人と観光客で溢れている。日本でオーバーツーリズムが進む都市のひとつ、鎌倉からSZメンバーに向けたGWのニュースレター。
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砂漠を農地に変えるソーラーポンプの活躍が、地下水を急速に枯渇させている

乾燥地帯の農家は、農地へ水を引くにあたって低コストのソーラーポンプに注目している。ソーラーポンプを利用すれば化石燃料が不要となり、作物の生産量も増加するが、その一方で世界中の帯水層が枯渇しつつある。

BUSINESS

WeWorkの買い戻しに失敗、アダム・ニューマンの新会社「Flow」はその競合になるか

WeWorkの創業者アダム・ニューマンが、破産した同社を買い戻したいという試みは事実上終わった。彼の新会社Flowは住民間のコミュニティと仕事スペースを備えた賃貸住宅を展開しているが、今後はWeWorkと競合することになるかもしれない。

OpenAIが、AIポルノを“正しく”生成させる方法を模索している

OpenAIが生成AIに関して、どのように動作することを望んでいるのかを示すモデル仕様書の草案を公表した。この仕様書からは、ポルノなどの露骨な表現を含むコンテンツをOpenAIが責任をもって“正しい”かたちで生成させる方法を模索していることが浮き彫りになっている。

AIで就活プロセスが一変、大量応募や不明瞭な選考に悩む企業と求職者たち

IndeedやLinkedInといった企業は、AI技術を導入することで採用と求職のプロセスを改善しようとしている。しかし、一斉応募やAIの判断基準が明確ではないことの弊害もあり、いまのところはアナログ路線を選択する採用担当者もいるようだ。

家を買えないなら“一部分だけ”手に入れよう──不動産の部分所有サービスが急増中

住宅価格が高騰しつづけ、不動産危機にあるといわれる米国では、家を買えない人々が続出している。そんななか、住宅の部分所有権やフラクショナル投資ビジネスが成長しており、関連するサービスを提供するスタートアップがいくつも登場している。

華やかなセレブの“偽写真”が続々、「メットガラ」が生成AIの標的になったシンプルな理由

ファッションの祭典「メットガラ(MET GALA)」が開催された直後から、生成AIを用いたセレブたちの偽写真が次々にソーシャルメディアに投稿された。その理由は極めてシンプルだ。

iPhoneを狙ったスパイウェアの問題が世界で深刻化。デバイスを守るためにできること

アップルが92カ国のiPhoneユーザーにスパイウェアの標的になっていると警告した。同社はこれまでに150カ国以上でスパイウェア攻撃を検出している。デバイスが感染しているかを判断するのは難しいが、自己防衛のためにできることがいくつかある。

抗議デモに揺れる米大学で、匿名SNS「Sidechat」がヘイトスピーチを過激化させている

パレスチナで軍事行動を続けるイスラエルへの抗議デモが米国の大学で活発化している。学生活動家たちの議論の場となっているのが匿名ソーシャルメディアの「Sidechat」だ。いま、ここでヘイトスピーチが横行していることが深刻な問題となっている。

地球外生命体の探索に暗雲、その惑星の気体は本当にバイオシグネチャーなのか?

地球以外の惑星で生命体を探知する方法としては、惑星の大気中の気体を分析する方法が知られている。だが金星で検出されたホスフィンやそのほかの事例をめぐる最近の議論から、この方法の妥当性に暗雲が立ち込めている。

創薬を加速させる新しいAI、DeepMindが発表した「AlphaFold 3」が秘めた可能性

タンパク質の立体構造を予測するAIの最新版「AlphaFold 3」をGoogle DeepMindが発表した。画像生成AIの手法を応用するなどして分子の相互作用の高精度な予測を実現しており、こうした進歩が創薬を加速させる可能性が期待されている。

「美しいパリ」の裏にある怒りと一筋の希望を描く:『バティモン5 望まれざる者』監督インタビュー

『レ・ミゼラブル』で高い評価を得たフランスの気鋭の映画監督、ラジ・リ。5月24日に日本で公開される彼の新作『バティモン5 望まれざる者』は、絵葉書のような美しい街として知られるパリの郊外を舞台にした作品だ。労働者階級の移民たちが直面する衝撃的な現実を描いた同作について、監督に訊いた。

TikTokが米国政府を提訴、“禁止法”の行方はどうなるのか

TikTokの米国での運営禁止につながる法律が違憲であるとして、TikTokが米国政府を提訴した。これにより憲法で謳われる「言論の自由」をめぐり、新たな議論が巻き起こりそうだ。

待望のローグライクゲームの続編「HADES II」、その早期アクセス版から見えた魅力と可能性

批評家たちに絶賛されたローグライクゲームの続編「HADES II(ハデス2)」が、アーリーアクセス版としてPC向けにリリースされた。前作の伝統を受け継ぎながら進化した新作は、まだ完全な製品版ではないながらも十分な魅力を放っている。

相次ぐ新発見で「小脳」の秘密を解き明かす科学者たち

小脳は、運動制御のほかにも多彩な働きを担っている。新たな技術により、小脳が実は脳内の感覚・感情処理において、拠点となる役割を果たしていることがわかってきた。

超強力なヒト型ロボットが自動車工場で働く未来は近い?:2024年4月に最も読まれた10本のストーリー

この4月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、ボストン・ダイナミクスのヒト型ロボットやサイバートラックのリコールに関する話題など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。

“アップル最薄”の新型「iPad Pro」から「Apple Pencil Pro」まで、アップルが発表した新製品すべて

アップルが“史上最薄”を謳う新型「iPad Pro」をはじめ、2サイズ展開の「iPad Air」や操作性が向上した「Apple Pencil Pro」などの新製品を発表した。これらの新しいラインナップからは、アップルがイベントの招待状に記載していたメッセージの意図が透けて見えてくる。

ボーイングの宇宙船「スターライナー」、悲願の有人飛行が打ち上げへ

ボーイングが開発した有人宇宙船「Starliner(スターライナー)」による初の有人試験飛行の打ち上げが予定されている。これは事故などで厳しい状況にあったボーイングにとって、悲願の打ち上げとなる。

デジタル・デモクラシーは多元的テクノロジーによって実現する── 経済学者グレン・ワイル来日セッションから

協働可能な多様性と民主主義のためのテクノロジーを実装する「Plurality」という世界的ムーブメントが注目されている。その中心メンバーのひとりグレン・ワイルが来日し、Plurality Tokyo主催のもとで貴重なセッションが実現した。

中国製の自動運転システムの実力は? 主要3メーカーのEVで体験した“進化”の現在地

中国で電気自動車(EV)を手がけるメーカーが、自動運転技術においても着実に進化している。その実力はいかなるものなのか、現地で主要3メーカーのEVに試乗して公道で試してみた。

イケアが考えるゲーマーのための生活空間、そのユニークで気の利いたデザイン

イケアが発表したゲーミング家具のコレクション「BRÄNNBOLL」。プレイ中はゲームに没頭でき、かつインテリアに溶け込むようなそのデザインには、ゲーマーの姿勢に合わせた“低く座る”設計や、多目的な使い方を可能にする工夫が盛り込まれている。
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AIの危険性を知るには「数字を押さえておくこと」が重要だ:米ランド研究所所長インタビュー

米国を代表するシンクタンク、ランド研究所の所長であるジェイソン・マセニーは、これまでのキャリアで、AIが生物兵器などの製造を容易にしてしまう未来を懸念してきた。今後AIがもたらすバイオリスク、自律的兵器、中国との競争について彼に訊いた。

「Amazfit Balance」レビュー:デザイン性に優れるフィットネストラッカーだが、機能性やセットアップに課題あり

“心とからだを整えるバランスウォッチ”を謳うフィットネストラッカー「Amazfit Balance」。デザイン性に優れていて十分な測定能力をもつが、機能性やセットアップの面ではガーミンのような競合には譲る印象だ。

子守ロボット「イルヨ」は、運転中に泣き止まない子どもをあやしてくれる

日産自動車がTBWA\HAKUHODOと赤ちゃん本舗の協力で開発した子守ロボットのコンセプトモデルは、センシング技術によって子どもの表情を読み取り、親の声に反応することで、運転中のドライバーが子どもを直接あやせないときにサポートしてくれる。

風力発電の修理技術者は、現場でどんな仕事をしているのか? ベテランが語る“高所作業”の現実

再生可能エネルギーの利用が加速するなか、風力発電所の数も世界的に増えている。その安定稼働に欠かせないのが、風力タービンのメンテナンスを担う修理技術者の存在だ。高所作業も伴う仕事は、いかなるものなのか? 13年の経験をもつベテランが語った。

カメラのISO感度を最大にしたら、どんな世界が映し出される? 日本の写真作家が発信する“ノイジーなグラフィック”としての日常

カメラが光を捉える能力を示す「ISO感度」。この数値を最大限にまで高めたら、いったいどんな世界が映し出されるのか──。日本のある写真作家は、そうして切り取った世界を作品として発信し続けている。

ソニー「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」レビュー:機能が充実、PS5用なら最善の選択肢のひとつ

ソニーの「PULSE Elite ワイヤレスヘッドセット」は多機能で音質がいいゲーミングヘッドセットだ。特にプレイステーション5との相性がよく、最適な選択肢になりうる。