with photograph

Diary


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8

ゴールデンウィークということで心を無にして地元に引きこもる。
心頭滅却すればくそ外人もまた涼し。

外国人も今の東京や京都なんかに来て果たして本当に楽しいのだろうか。謎過ぎる。
まあ安いから日本でいいや、的な感じなのかもしれないけど。


円安が止まりませんな。
植田の爺さんが記者の安い挑発に乗ってしょうもない発言をしたもので、これは間違いなく円安進むなーと就寝前にほんの少しだけFXに突っ込んでみたら案の定すさまじい勢いで円が暴落して笑った。(で、さっさとポジション整理して寝て、朝起きるとさらに1円くらい進行していて流石に今度は苦笑い)ここまでイージーだと投機筋の方々は笑いが止まらないだろうな。ホント。

しかし中央銀行の総裁が老人…までは仕方ないにしても、もう少しクレバーに会話できる爺さんはいないのでしょうか。
絵に描いたようなキレる高齢者で笑えないんですが。

【再訪】奈良県宇陀市 高井の千本杉


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

先日又兵衛桜を眺めた帰り道、久しぶりに「高井の千本杉」に立ち寄ってみることにしました。
近くを通るついでに何度か眺めたりはしていたものの撮影するのは2018年以来実に6年ぶり。

いやあ…相変わらず常軌を逸してるなこれは。個人的には合体杉の極致だと思っている。
せっかく写真を撮って来たので令和最新版の千本杉をどうぞ。 全文を読む

大きな楠の木の下で


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

ワンさん、荒ぶる。


ワンさんたちも大クスの生命力にあずかろうと必死で大地に身体をこすりつけておりました。
(いえ、飼い主さんいわく何かケモノのおしっこの臭いでもするのだろうということです。)


Panasonic LUMIX G100 / Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

そして新戦力がやってきた。
手持ちのペンタ645レンズがどれもフィルム時代のFAレンズなので、デジタル設計のD FAレンズを使ってみたかったの…
フルサイズ換算43.5mmということでFAリミテッド43mm的な感覚で振り回せていい感じ。
43mmはこれ1本で何でも撮れるぜッ!!って無敵感があって大好きな画角です。(実際に何でも撮れるわけではない)

志々島の大クス Spring 2024


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

集落をぶらぶら撮り歩き、宿台帳を記入して挨拶と前回の食い逃げ(コーヒー代払い忘れた)の謝罪を済ませたら念願の大クスへ。
「ああ…久しぶり。」思わず声が出てしまう。
変わらないなあ。変わらないでいてくれてよかった。


この大クスの下で過ごす時間は私の中で特別なものとなった。
巨樹と向き合うとか巨樹を撮るとか、そういう対象とは少し違ってきているのを感じる。
実家に帰ってじいちゃんばあちゃんを撮るような感覚。あと何回こうして写真を撮ることができるのだろうと考えると1分1秒が愛おしい。

じいちゃんばあちゃんと一つだけ異なるのが、ほぼ確実に私の方が先にこの世を去るということ。
私が他人と比べてあまり忙しい方ではないからなのか日頃からよく死について考える。
100歳まで生きているかもしれないし、あるいは明日にでもくたばっているかもしれない。
大クスの下で過ごせる時間は貴重であり有限だ。


今回も許可を得て無人の時間帯に3回ほど拝ませていただいた。
たくさん写真を撮ったので少しずつまとめながら公開していきたい。
志々島の写真をまとめていたら、今すぐにでも定期便に飛び乗りたくなってきたから困る。
6月前半、あるいは梅雨の時期のしっとりした大クスもいいかもしれない。しかしこれからの時期は虫地獄がな…

旅の断片


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 45mm F2.8

島に上陸し、まずは何よりも先に食料品を冷蔵庫に放り込む。
くそ重いスーツケースと大量のエビスビール、金陵の4合瓶から解放されると嘘みたいに身軽になった。
いや、嘘です。645ZとGFX50SII、そして三脚とペットボトルの装備だけでも充分重い。

別に急いで大クスに会いに行く必要もあるまい、ということで早速1本目のエビスビールを解禁して庭からぼけーっと瀬戸内海を眺めていた。


島の猫がお出迎え。名前はノスケという。
他の猫たちは警戒心が強く一定の距離感を保っているのに対して、ノスケだけは人懐っこく寄ってくる。
ただし触ろうと手を伸ばすと逃げていくのだった。(早朝だけは腹を空かせているからか、やたら愛想を振りまきながら足元に擦り寄ってきた。)


今回出発直前まで悩んでいたのが645Zに装着するレンズについて。
対大クス用にベストな33-55mmか、あるいは万能レンズっぽく使える45-85mmか。いっそ複数本持って行くか。

結局大クスはGFX + 20-35mmに任せることにして散歩スナップ用の45mm単焦点1本に絞ることに決定。
今回ズームレンズは巨樹用の20-35mmだけでその他はGF110mm、XF35mm、そしてこのFA645 45mmと全て単焦点レンズで揃えてみた。

結果的にこれで大正解。
旅先で見たものを全て持ち帰る必要なんてない。そのとき撮れるものだけ撮って、撮りこぼしたものがあればまた訪れればいい。
旅を楽しむのに最適なおおらかさみたいなものが単焦点レンズにはあるように思う。
写真なんて記憶の断片が残っている程度でいいんだ。あとは目で見て体で感じられたらそれでいい。
今回の四国旅で、ばかみたいに重い上にクセの強すぎる645Zが少しだけ自分に馴染んだように感じるのが嬉しい。

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