トピックス

自然食通信社新刊『ちいさなくらしのたねレシピ』
著者 早川ユミの<土着のフェミニズム>展
4月8日(土)〜22日(土)宮崎・日向市にて /会場:宮崎県日向市美々津町3414   雑貨&カフェ min  火曜定休
tel:0982-58-0425/instagram:@minmimitsu
🤹‍♂️ちくちくワークショップ:
4月8日(土)14-16時
4月9日(日)10-12時
料金:15,000円/定員:各回15名

               種みたいに 土を着る  

             早川ユミ 
   土着の
フェミニズム展
くらしが、みらいをかえるとき

わたしのことばで紡ぐ
わたしの土着のことばを、編む

わたしであり、
あなたである感覚と共生するために
循環、ジェンダー、畑、
フェミニズム、アナキズム

宇宙の氣を呼吸する
地球をべろのようになめる
世界をわたしのからだのように触れる
社会を自分のこころのように感じる
村をわたしのふたつの手のように想う

土を着て
土とくらす
土着のひとになる
土とわたしがひとつになるとき
くらしが、みらいの世界をつくる
紡ぐくらしが、みらいをかえるとき

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


昼めし日記2021年4月15日

冬野菜の主役白菜、名残にたっぷりいただきます

昼飯2021.3.16

・味噌汁/具=里芋・長葱・渦巻き焼き麩
・サツマイモ入りご飯/具=サツマイモ・生姜/調味料=塩
・白菜の煮浸し
 <材料>白菜・山芋/調味料=だし汁(昆布+鰹節)・酒・薄口醤油・みりん
 か砂糖・塩
・ジャガイモと人参のグラッセ風
 <材料>ジャガイモ・人参・玉ネギ/調味料=バター・塩・胡椒
・長葱・春菊入り卵焼き

本日のおかずハイライトは白菜の煮びたしなり。山と刻んだ白菜と長いもすりおろし。材料はこれだけと素っ気ないけれど、たっぷりの出汁が染み込んだ白菜のうまいことといったら! 冬の鍋料理で、魚やら肉やら牡蠣やらに取り囲まれ、全身にその旨味を染み渡らせ大活躍したのはついこないだのこと。

人も鳥も動物も草木も春を恋しとう3月ともなれば、その役割を完全に終えている白菜。キッパリとした気持ちで春に向かうためにも、最後のひと働きをしてもらいたい。というわけで、まずは味の決め手となるだしを昆布と鰹節でたっぷりと用意。

あとはいたって簡単。刻んでおろすだけだから手はかかりません。そうですね、2人分で大きさ中くらいの白菜の半分を使います。繊維に沿って長さ5〜6センチを目安にザクザクと。
酒、薄口醤油、塩で吸い物より少し濃いめの味にしただし汁(とろろ芋を伸ばすための分を残して)で、クタクタになるまで弱火でじっくり煮ていこう。

野の扉からは、自家採種の種イモからじっくり育てたたくましい山芋が毎冬数回は届く。ねっとりと地味豊かな山芋も里芋と共に煮物、揚げ物、とろろご飯と、わが家の食卓を支えてくれるエースだったと、今更ながら実感。
皮をむいて、すり鉢ですりおろした山芋に残りのだし汁を少しずつ加えながら1.5倍くらいの量まで伸ばしておく。

たっぷりのだし汁が染み通った白菜を深めの皿に盛り、出汁じたてのとろろ芋を添えて出来上がり。

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新刊情報

2023年11月7日 発売
わが名はシャクシャイン

2023年11月7日発売
〈わが名は
シャクシャイン
名取弘文 著

本体価格2000(税込2200円)
ISBN 978-4-916110-63-3
A5変型 (10.6×20cm) 96頁
挿絵・装幀:小林敏也

アザマロ、アテルイ、コシャマイン、そしてシャクシャイン。
アイヌの地を侵略し圧政支配するヤマトに対峙し、
抵抗し、蜂起したアイヌの英雄たち。
叙事詩的スケールで、いきいきと、劇的に語られる
アイヌ民族の世界観と受難の物語。

 

モシリは 神々が造ったもの
山には 山の神がいる
山には 山の意味がある
川には 川の神がいる
川には 川の意味がある
神々を畏れ 山を畏れ 川を畏れる
われらアイヌは 森を伐らない
大地を掘らない

*****************

ウタリたちよ わが名をとなえよ

われをだまして殺した者たち
われの仲間を恥ずかしめた者たち
われの仲間を殺した者たち
われらのモシリを奪った者たち
われらのカムイを笑った者たち
いつかマツマエも亡ぶだろう 
いつかエドも亡ぶだろう
ヤマトも亡ぶだろう

著者:名取弘文(なとり ひろふみ)
1945年東京都荒川区生まれ、早稲田大学文学部卒業。神奈川県藤沢市の小学校教諭として勤務し、途中から家庭科専科となる。2007年退職。退職後は「おもしろ学校理事長」を名乗り、各地で出前授業をしている。 主な著書に『おもしろ学校の日々』(教育出版)、『おもしろ学校開校記念日―好学心とエントロピー』(有斐閣)、『おもしろ学校ナトリのライブ』(自然食通信社)、『こどもの権利』(雲母書房)、『シネマの子どもに誘われて』(現代書館)、『おもしろ学校映画館』(子どもの未来社)など。映画に『おもしろ学校のいち日 名取弘文の公開授業』(制作・監督 西山正啓)。
1993年の国連の国際先住民族年をきっかけにアイヌ民族との交流を続けている。

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2023年6月26日 発売
野の花歳時記 田川洋吉 写真・俳句集

2023年6月26日発売
『野の花歳時記
   田川洋吉 写真・俳句集

田川 洋吉 著・写真 本体価格1300円(税込1430円)
ISBN 978-4-916110-77-0 B6変型並製 48頁
オールカラー

 

 

 

 

 

 

 

遺作となった4冊目の写真・俳句集。

様々な草花や樹木の写真に自作の俳句を添え、

歳時記のように四季の移ろいに沿って配列。

写真50点、俳句50句。オールカラー。

私はすでに3冊の写真集を自費出版しています。もし90歳まで長寿を全うすることが出来たなら、記念として4冊目の写真集『野の花歳時記』を上梓したいと考えています。これはその原稿(下書き)のつもりです。ご覧いただき真にありがとうございました。~「はじめに」より

田川洋吉:  1931年熊本県生まれ。熊本大学薬学部卒業、熊本逓信病院(のちにNTT九州病院)薬剤科勤務。1991年NTT九州病院薬剤科部長を退職。熊本市より東京都多摩市へ転居。2021年11月1日永眠。
〈写真歴〉1989年「日本の自然」全国写真展入賞。1989年熊本日日新聞社写真展入選。1989、1990、1991年九州二科会写真部公募展入選。写真展(個展)を多数開催。写真・俳句集を3冊刊行 (いずれも絶版。デジタルブックにして無料公開中) 。

https://tagawaphotoalbum.actibookone.com/

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2023年3月3日 発売
ちいさなくらしのたねレシピ 改訂新版

2023年3月3日発売

 

早川ユミ まりぼん絵  
本体価格1800円(税込1980円) ISBN 978-4-916110-76-3 

グローバリズムはゆきづまり、 
食糧危機ということばが
飛びかっているけれど

土がある。
種がある。
自然な畑は
耕さなくて 草といっしょ
耕す労働や 
わたしが、わたしが  の
人間主義から
とき放たれたら
たねつちと踊りだして

天然農と、 つい、 名づけました。  


              
                 

 
NHK-Eテレ [暮らしごと~ユミさんの土とちくちく]反響大きく、2023年1月11日、17日に再放送、再々放送されました。 「わたしのからだは、自然からのおくりものです。木が土とつながるように、わたしのからだは、地球と繋がっている」。 小さな畑に種をまき、耕し、実りという贈り物を自然からいただきながら、肌になじみ守ってくれる布に寄り添い、ちくちくと衣類や身辺で役立つものを創りだしてきたユミさんのくらしへの想いが、11月27日(日)「高知 実りの秋」(第1回)、12月4日(日)「高知に暮らすおんなたち」第2回と放送。

https://www.nhk.jp/p/ts/BX2PG2W4VR/

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本書は、本サイトおよび、全国の書店様、下記のWeb書店様より予約・注文いただけます。詳しくは
こちらをご覧ください。

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2022年9月26日 発売
新刊『みらいの からだのーと 』増補改訂版

2022年9月26日発売

「わたしのからだは、自然からのおくりものです。木が土とつながるように、わたしのからだは、地球と繋がっている」。 

 お金じゃない
 からだがいちばんだと
   おしえてくれたコロナ

                  


早川ユミ・絵と文 本体価格1800円(税込1980円)
ISBN 978-4-916110-48-0 

 

感染症をおそれ みんなであつまったり
ごはんを食べたり お酒をのんだりすることが
できなくなりました。

元気のもととなる ひととの交流が
ことごとく禁止されるなんて
国や政府が わたしの生活を細かくコントロールすることは

今までの人生のなかで こんどがはじめて

分断されて 身に沁みる

ひとと ひととのつながりで
支えられていたと知った
日々のくらし

悠久の自然のいとなみのなかで おそわった 
人の世に脈々と息づく 知恵という贈り物
ジジ、ババ、ヒイジジ、ヒイババ…
今なら 目の前に ほら いますよ
たいせつな贈りを たずさえ  
親しいひとたちが ふかぁ〜い皺と笑みをたたえて


他者とともに育て いつくしむ くらし
それを支える 生き生きとした からだ 
とりもどしませんか
 

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