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「IPD24」はじまる 第1水上部隊「くにさき」出発(2024年5月3日)

2024年5月24日更新


輸送艦「くにさき」の出国を隊員や家族が見送った(5月3日)=自衛艦隊HPより



「くにさき」出国で見送りをする家族や隊員=海自提供

 海自艦艇部隊がインド太平洋方面を長期巡航する「令和6年度インド太平洋方面派遣(IPD24)」が5月3日から始まった。第一陣として第1水上部隊(指揮官・池内出海将補=掃海隊群司令)の輸送艦「くにさき」とLCACが呉基地を出発。指揮官の池内海将補は「今回の派遣を通じ、同盟国をはじめとする各国海軍等との連携を強化し、地域の平和と安定に寄与してまいります」と決意を述べた。

 今回のIPD24は4つの水上部隊、2つの航空部隊、潜水艦部隊、このほか初めて特別警備小隊も加わり計8部隊で構成される。派遣期間は5月3日から12月15日までで、派遣規模、期間ともに過去最大。水上部隊には海自最大級の護衛艦「いずも」や、今年3月に第1次改修を終えたばかりの「かが」、もがみ型護衛艦の3番艦「のしろ」なども参加・・・

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