◆トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している?

イギリスの『The Telegraph』紙は「トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している」と衝撃的なタイトルでイギリスの刑務所での実体を記事にしている。 日本でも「身体は男、心は女」のトランスジェンダーが女性の空間(女性トイレ、女性更衣室、女風呂、女性スパ等々)に入っていいのか、それとも締め出したほうがいいのかが激しく議論になった。 また、トランスジェンダーに配慮したジェ […]

マリファナよりもアルコールのほうがよっぽど悪質で依存的で危険だったりする?

酒で寿命が縮まろうが何だろうが、酒はとにかく「必要なもの」であるとして絶対的に支持されている。「酒をやめたら75歳以上は普通に生きられる」といっても、「酒が飲めないなら75歳までに死んだほうがマシ」と思うのが酒の魔力だ。酒を規制しろという動きは出てこない。(鈴木傾城)

◆太陽に恋い焦がれて皮膚がんに。40度を越えるタイのビーチでも日光浴をする白人

タイは今ちょうど猛暑の真っ最中で、バンコクでも気温は40度近くになり、ここしばらくの最高気温は43度から45度あたりになりそうだという。例年を上まわる暑さで、激しいスコールが引き起こす災害も心配されている。 今の日本の凍えるような寒さの中では、この季節のタイの殺人的な暑さはピンとこないが、この季節のタイの尋常ではない暑さなのだ。暑さに慣れているはずのタイ人ですらも「耐えられない」と嘆く。 ところが […]

◆風俗や売春にかかわっていた過去は、隠し通したほうがいいのか告白するのかいいのか?

今はそうでもなくなってきたのだが、以前は私の知り合いの女性はほぼ99%は何らかのセックスワークにかかわっていた女性だった。日本でも多くの風俗嬢に会って話を聞いてきたが、たまに以前インタビューした女性から近況を知らせるメールをもらうこともある。 10年前に風俗嬢だった女性がまだ風俗の仕事をしていることもあれば、すでに風俗を辞めたという女性もいる。その中のひとりは風俗嬢を辞めたあとに昼職を何年か続けて […]

バングラデシュで湧き上がる「ボイコット・インディア運動」の裏側に何があるか?

今、バングラデシュでは「ボイコット・インディア運動」が湧き上がっている。この運動はシェイク・ハシナ首相率いるアワミ連盟が4期連続で政権を獲得したことから生まれている。いったい、バングラデシュに何が起きているのか……。(鈴木傾城)

◆ハイチが完全なる「修羅の国」に。国全体が大混乱に陥ってマッドマックス状態

治安が崩壊し、完全に無法地帯と化した国がある。カリブ海の島国ハイチだ。国の8割はギャングが支配し、もはや政治・経済は完全に崩壊してしまった。 ハイチはもともと貧しい国であったが、その貧しさに拍車をかけたのが2010年1月12日に起きた大地震である。マグニチュード7.0で、街は完全に倒壊し、最終的には31万6000人が死亡するという壮絶な災害でもあった。 このときの略奪・暴力・殺人が横行するハイチの […]

◆ギャンブルに負けて発狂したかのように泣き叫ぶ男。これが「養分」のリアルな姿

以前、新宿のホームレスが真剣に新聞を読んでるのを目にして、近づいて良く見ると競馬新聞だった。ところどころに赤や青のペンでしるしが付けてあったりして、この人が競馬にのめり込んでいるのが見て取れた。 この人がなぜホームレスだったのか、何も聞かなくてもそれだけで理解できた気がしたものだった。 事業家が金持ちリストに載ることはあっても、バクチ打ちが金持ちリストに載ることは皆無だ。ギャンブルは、それが仮想通 […]

  • 2024.03.17

鈴木傾城のひとりごと2。小説『背徳区、ゲイラン』は5月の中旬に刊行します

5月中旬に『背徳区、ゲイラン』という小説を出版する予定ですが、私がこの小説を書きたいなと思ったのは、今までずっとシンガポールの売春地帯で出会ったリーパというスリランカ女性のことが忘れられないからです。 リーパについては『ブラックアジア外伝2 売春地帯をさまよい歩いた日々』の最後の章に書いている通りなのですが、私にとっては彼女の印象が東南アジアの歓楽街をさまよっていた人生の中でもっとも鮮烈に印象に残 […]

◆闇賭博、違法ドラッグ、ストリート売春。背徳地ゲイランはどうなっているか?

シンガポールの背徳地(Red-light District)であるゲイランは、かつて隆盛を誇っていた時代から見ると黄昏《たそがれ》のようになりつつあるのだが、それでも終わることなくしぶとく売春が続いている。 最近、このゲイランにケニアやウガンダからきた黒人女性がストリート売春をしていたという情報まであって私は興味を持った。この黒人女性を見かけたという通り(ロロン)は20番通りあたりだというのだが、 […]

◆恋愛弱者の風俗嬢。風俗嬢でも表社会で結婚相手を探そうと思ったら苦労する?

婚姻数が下がっている。2000年は79.8万人だったのだが、それがどんどん下がっていって2020年は52.6万人、2021年は51.4万人、2022年は50.4万人、2023年は48.9万人となって歯止めがきかない。 もちろん、コロナ禍で出会いが減ったというのもあるのだが、日本の場合はコロナ禍以前からずっと右肩下がりになっている。 その理由として、経済問題が悪化して恋愛したり結婚したりしている場合 […]

◆ニューヨークで殺された女性。世の中には絶対に出会ってはいけない有害な男がいる

ニューヨークで、デニス・オレアス・アランシビアという38歳の女性が殺されるという事件が起きた。彼女はエクアドルからきた女性であった。18歳の息子と13歳の息子がいたのだが、貧困から逃れるためにアメリカに出稼ぎに出ていた。 エクアドルは非常に治安の悪い国であり、そこで生きるよりもニューヨークのほうが安全だと彼女は話していたのだが、その安全なはずのニューヨークで危険な男に遭遇して殴り殺されたのだった。 […]

レッドタグ。共産主義者排除のためのフィリピン政府による仕組みは維持されるか?

フィリピン政府は共産主義者を明確に「国家の敵」と定義し、国家の安全保障に対する脅威と見なしている。そこで、こうした危険な共産主義者を社会的に排除するための動きとして、システム化されたのが「レッドタグ」である。共産主義者をピンポイントで排除していく仕組みだ。(鈴木傾城)

『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』電子書籍版(Kindle版)発売です

2023年11月に書籍版で発売された『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』ですが、電子書籍版も発売になりました。書籍よりも電子書籍で読みたい方はこちらをどうぞ。 病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者(電子書籍版) 『病み、闇。』は社会の暗部で起こっている社会現象のなかでオーバードーズやリストカットや自殺のような自傷に走っていく若者と、闇バイトや暴力行為に走っていく若者など […]

◆血管・心臓に問題のある男・女は、腹上死したくなければ絶対に不倫するな?

2024年2月18日、大阪生野区のラブホテルで61歳の女性が不審死するという事件があった。外傷はなく、死因は不明。女性は泥酔した状態で飲食店で知り合った50代の男性と一緒にホテルに入っていた。 翌日、警察に出頭した男性は「泥酔した女性と部屋に入り起こそうとしたが、返事をしないのでそのままにして帰宅した」と述べている。 男性は女性が死んでいたのを知って慌てて逃げたのか、それとも男性が女性を放置して帰 […]

◆フィリピン人レディーボーイvsタイ人レディーボーイ。100人の大乱闘の光景

2024年3月4日。バンコクのナナ駅の近く、ソイ・スクンビット11にある「シティン・スクンビット11(Citin Sukhumvit 11 Nana Bangkok by Compass Hospitality)」の前で、大乱闘が発生している。 この通りはナナ・プラザやソイ・カウボーイやテルメなどの売春エリアが密集し、路上にはストリート売春をする多くの女性やレディーボーイたちが立ってビジネスをして […]

◆2023年、大久保公園のストリート売春がつぶされたが、その次は恐らく「ここ」

2024年2月の終わり。新宿歌舞伎町の大久保公園まわりを見てきたが、かつて昼間から大勢立っていた女たちはほぼ消えていた。 とくに大久保病院まわりからは完全に消えてしまっており、大久保公園の裏側あたりに女性が2人立っているくらいになっていた。そのうちの1人に声をかけて状況を聞いてみたが、やはり今年に入ってからは女性たちが激減していると彼女はいった。 その彼女も私をひどく警戒していて、言葉数は少なかっ […]

◆強烈な快楽は、「これがバレたら人生が終わる」というスリルで育まれるもの

私たちは常識から逸脱しないで暮らしているのだが、そうするとうまく生きられる代わりに刺激が得られなくなって退屈を感じるようになる。平凡は幸せなのだが、幸せは退屈なので、幸せが不幸に感じることになる。 そこで、常識から逸脱することによって刺激を感じ、生きていることを実感しようと考える人たちも出てくる。 とくに「性的な逸脱」は強い刺激が得られるので、それを求める人が必ず出てくる。そして、タブーは挑戦され […]

◆外こもりをする男たちが困窮し、私が困窮しなかったのは「ここ」が違った?

2005年頃、安田誠というペンネームを使って『外こもりのススメ – 海外のほほん生活』という本を書いたのは、33歳の棚橋貴秀氏だった。 この「外こもり」というのは「引きこもり」の対比として作者は使っていて、「日本で引きこもりをするなら、海外で引きこもりをしたほうが楽しく暮らせる」という主旨で使われた。 この当時はFX(為替証拠金取引)が大流行していた時代で、この作者もFXをやっていて、 […]

◆ドワーフの女。低身長症の女にかかわる男はどういう男が多いのかを聞いた

世の中には、背徳区(Red-light District)ともいうべき場所があちこちにあって、こうした場所には、普通ではない女性も働いていたりする。 タイには当たり前のように「肉体は男、心は女」のレディーボーイが働いていたりするし、まったく聞こえない女性や、手足に障害がある女性がいることもある。あるいは病気で乳房が片方なかった女性も私はタイで出会っている。 そして、ドワーフ(低身長症・小人症)の女 […]

◆女優になりたいという夢を食い物にして性的暴行を繰り返していたワルもいる

榊英雄(さかき・ひでお)という53歳の男が逮捕されている。この男は映画監督だったのだが、俳優志望の女性や自分の映画に出演する女性に、演技指導などの名目で誘い込んで性的暴行をしていた。 事件が発覚したのは2022年で、この男のワークショップ(実際の演技活動を通じて学ぶ体験型の講座)に参加した女優4人が次々と性的行為を強要されたと訴える記事が週刊紙によって報道されたことだった。 榊は「事実であることと […]

◆鈴木傾城のひとりごと1

記事ではありませんが、鈴木傾城のひとりごとで他に載せるところがないので、こちらに書こうと思います。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が国際的に注目される中、完全に無視されているのが東南アジアの一角で起こっているミャンマーの軍政と民主派の闘争だ。 ミャンマーでは2021年に軍事クーデターが発生し、それ以降も政治的な混乱が続いて今もとまらない。軍事政権が権力を掌握して市民を弾圧し、国際社会からの非難を浴びながらも、軍事政府は権力を放棄しようとしない。 政治的な混乱に伴い、 […]

◆劣化と肥満がはじまる35歳を過ぎても努力して痩せている人はそれだけで美しい

女性の身体が最も美しく充実しているのは何歳だろうか。20歳だろうか。30歳だろうか。それとも40歳だろうか。人によって個人差もあれば感覚も違うので一概に言えないのだが、中国の古い医学書ではその答えは「28歳である」と記されている。 京都の仁和寺には、日本最古の写本『黄帝内経《こうていだいけい》』が保管されているのだが、この写本は中国最古の医学書である。 そして、この医学書『黄帝内経』に記されている […]

◆リストカットという言葉が定義される前から、それは女性の間で行われていた?

著書『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』を書いてから、リストカットやオーバードーズする女性のことを考えることが多くなった。今も、そうした女性から連絡が来ることもある。 みんな、身体よりもまず心が傷ついている女性でもある。 心が傷ついた女性は、その心の傷に合わせて身体も傷つける。ある女性はそれがリストカットになり、ある女性はそれが大量のタトゥーになり、ある女性はそれがピアスやスプリッ […]

◆物価が上昇するなら、真夜中の料金もいずれは上昇するので適応する必要がある

日本の物価は2022年3月から急激に上がっていき、これまで1%台だった消費者物価指数は4月になるといきなり2%に到達し、以後も止まらず上昇を続けて、2022年12月にはとうとう4%に到達する騒ぎとなっている。 その背景には、ロシア・ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰、止まらない円安、コロナ禍による供給制約や物流混乱、日本国内の人手不足による人件費の上昇、企業の便乗値上げ、政府の緊縮財政などの […]

◆恋愛弱者であっても、恋愛の相手くらいはいくらでも湧いてくる方法がある?

政府の『第16回出生動向基本調査(2021)』を見てみると、交際相手を望んでいるのに相手がいない未婚者の割合が出ていて興味深い。以下のようになっている。 20〜24歳:男性30.0%、女性23.7%25〜29歳:男性33.7%、女性23.5%30〜34歳:男性31.4%、女性28.2% 次から次へと恋人ができて、しかも同時に二股も三股もする若者がいる一方で、「恋人が欲しいのに、どうしても恋人がいな […]

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