◆女性とつき合わない日本人男性が増えたら、次に日本社会に起こる衝撃的なこと

歓楽街は性病が蔓延している。とくに国外の歓楽街は性病まみれで、性器ヘルペスも、梅毒も、淋病も、HIVも、尖圭コンジローマも、トリコモナスも、カンジダも、毛ジラミも、ありとあらゆる性病がむき出しに存在している。 カンボジアで尖圭コンジローマを悪化させたセックスワーカーを見たときは、さすがの私も震え上がった。 インドの背徳地(Red light District)では、これらの性病とは別に、疥癬や肝炎 […]

◆売春、ドラッグ、暴力。ハラスメント撲滅や法令遵守を叫んでも無駄な理由とは?

日本という国が衰退し、貧困が広がり、治安が悪化していけばいくほど、得する人間がいる。それは、アンダーグラウンドの人間だ。 アンダーグラウンドの人間というのは、ギャングや、マフィアや、犯罪者や、変質者や、詐欺師や、異常者、さらには社会の裏側で生きているドラッグ依存者や、セックスワーカーなども含まれる。 オーバードーズする若者たち、社会からドロップアウトした人たち、全身タトゥー、ピアス、人体改造など、 […]

◆もはや、とめられない。山のように登場して進化していくAIポルノの現状

人工知能(AI)の進化は、すさまじいものがある。画像生成AIの「Stable Diffusion」が2022年に人々を驚嘆させ、「ChatGPT」が2023年に人々を驚嘆させ、そこから一気に世界はAIによるイノベーションにのめりこんだ。 表社会でこうした動きが現れると、すぐに取り入れるのがポルノ業界である。まずは、実在しないが限りなくリアルな女性をAIで生成してヌードにさせる画像ポルノが追求され、 […]

◆真夜中の公園で全裸になり変態行為で逮捕。誰にも理解されない露出症の行く末

奇妙な事件が発生している。2024年4月1日午前2時20分、東京都・世田谷区で56歳の自営業の男が下半身を露出しながら自転車で帰宅していたところを警察官に発見されて逮捕されていたのだった。 露出狂(flasher)だ。 警察が男を逮捕してスマートフォンを確認すると、そこには男が都立芦花公園で全裸になったうえ、水道の蛇口に自分の肛門をこすりつけたり、肛門に水を入れたりしているのが動画で残されていた。 […]

インド右翼・民族義勇団とイスラム教とで血で血を洗うような暴力闘争が起こるか?

インドのモディ首相はインドの右翼である民族義勇団の出身であり、今も密接なかかわりがある。いよいよ、4月19日からインドの熱く長い選挙の日々が始まるが、モディ首相はここでイスラム排除の闘争を仕掛けている。インドはこれから対立と衝突が激化しそうだ。(鈴木傾城)

◆出会い系アプリで「お父さんくらいの年齢に憧れます」に釣られた男たちの末路

私のいた東南アジアの歓楽街というのは、身体を使って男から徹底的に金をむしり取るタイプの女たちが山ほどいる世界だった。 彼女たちが、あれこれ理由をつけて「お金を貸して」「あれを買って」「これを買って」と言い出したら、「仕掛けてきたな」と察知して関係を切る。それしか、自分の身を守る方法はないからだ。 しかし、ごく普通に暮らしてきた男は、色恋を仕掛けてきた女性に深くのめり込んでしまって、簡単に関係を切る […]

◆ホストがツケを負わせた女性に地方の出稼ぎ風俗を勧めることが多い理由とは?

ホストによる「女性売り飛ばし」が相変わらず続いている。歌舞伎町のホストクラブは2023年に「女性に莫大なツケを負わせてストリート売春させる」という手口でカネを集めているのが問題になって、次々と警察に摘発された。 そういうのもあって、最近は「売掛(ツケ)はしません」と宣伝するホストクラブも出てきている。 しかし、別に彼らが心を入れ替えて業界は浄化されたわけではない。「ほとぼりが冷めるまで大人しくして […]

◆カンボジアでむき出しの遺体写真が流出したり、ヌードカラオケが存在する理由

閲覧注意いつも懐かしくなってカンボジアの記事を追ったりしているのだが、カンボジアでもけっこう残酷な事件や、滑稽な事件や、貧困を感じさせるような事件などがいつも起こっている。 ときには、日本と違って現場の生々しい写真が裏側で流れてきたりするので、食い入るように見てしまう。 日本では現場写真などが外部に流出したというのは聞いたことがないのだが、途上国ではずさんな管理をしているのか、そういうのがしょっち […]

ソマリアが内戦にまみれて無法地帯になっているが、それが収まらない理由とは?

ソマリアが荒れている。ソマリアは東アフリカに位置する国家で、長年にわたる内戦と干ばつによって深刻な政治的・経済的混乱に陥っている国だが、政府の統治能力が弱体化し、国土の大部分は武装勢力によって支配されている。ソマリアの混乱が収まらないのは理由がある。(鈴木傾城)

◆貧困を解決できず、そこにドラッグが蔓延すると社会はどうなるかブラジルを見よ

閲覧注意日本では2022年に警察が認知した殺人事件は853件である。では、ブラジルはどうか。ブラジルでは2021年の殺人件数は4万5562件であった。単純に見ると、ブラジルは日本の53倍も殺人が起こっている。 殺人の発生率は、人口10万人当たりの発生件数を見る。日本は0.2件だが、ブラジルは22・38件であった。殺人の発生率は日本の111倍である。これを見たら、ブラジルの治安がいかに悪いのかよくわ […]

◆トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している?

イギリスの『The Telegraph』紙は「トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している」と衝撃的なタイトルでイギリスの刑務所での実体を記事にしている。 日本でも「身体は男、心は女」のトランスジェンダーが女性の空間(女性トイレ、女性更衣室、女風呂、女性スパ等々)に入っていいのか、それとも締め出したほうがいいのかが激しく議論になった。 また、トランスジェンダーに配慮したジェ […]

マリファナよりもアルコールのほうがよっぽど悪質で依存的で危険だったりする?

酒で寿命が縮まろうが何だろうが、酒はとにかく「必要なもの」であるとして絶対的に支持されている。「酒をやめたら75歳以上は普通に生きられる」といっても、「酒が飲めないなら75歳までに死んだほうがマシ」と思うのが酒の魔力だ。酒を規制しろという動きは出てこない。(鈴木傾城)

◆太陽に恋い焦がれて皮膚がんに。40度を越えるタイのビーチでも日光浴をする白人

タイは今ちょうど猛暑の真っ最中で、バンコクでも気温は40度近くになり、ここしばらくの最高気温は43度から45度あたりになりそうだという。例年を上まわる暑さで、激しいスコールが引き起こす災害も心配されている。 今の日本の凍えるような寒さの中では、この季節のタイの殺人的な暑さはピンとこないが、この季節のタイの尋常ではない暑さなのだ。暑さに慣れているはずのタイ人ですらも「耐えられない」と嘆く。 ところが […]

◆風俗や売春にかかわっていた過去は、隠し通したほうがいいのか告白するのかいいのか?

今はそうでもなくなってきたのだが、以前は私の知り合いの女性はほぼ99%は何らかのセックスワークにかかわっていた女性だった。日本でも多くの風俗嬢に会って話を聞いてきたが、たまに以前インタビューした女性から近況を知らせるメールをもらうこともある。 10年前に風俗嬢だった女性がまだ風俗の仕事をしていることもあれば、すでに風俗を辞めたという女性もいる。その中のひとりは風俗嬢を辞めたあとに昼職を何年か続けて […]

バングラデシュで湧き上がる「ボイコット・インディア運動」の裏側に何があるか?

今、バングラデシュでは「ボイコット・インディア運動」が湧き上がっている。この運動はシェイク・ハシナ首相率いるアワミ連盟が4期連続で政権を獲得したことから生まれている。いったい、バングラデシュに何が起きているのか……。(鈴木傾城)

◆ハイチが完全なる「修羅の国」に。国全体が大混乱に陥ってマッドマックス状態

治安が崩壊し、完全に無法地帯と化した国がある。カリブ海の島国ハイチだ。国の8割はギャングが支配し、もはや政治・経済は完全に崩壊してしまった。 ハイチはもともと貧しい国であったが、その貧しさに拍車をかけたのが2010年1月12日に起きた大地震である。マグニチュード7.0で、街は完全に倒壊し、最終的には31万6000人が死亡するという壮絶な災害でもあった。 このときの略奪・暴力・殺人が横行するハイチの […]

◆ギャンブルに負けて発狂したかのように泣き叫ぶ男。これが「養分」のリアルな姿

以前、新宿のホームレスが真剣に新聞を読んでるのを目にして、近づいて良く見ると競馬新聞だった。ところどころに赤や青のペンでしるしが付けてあったりして、この人が競馬にのめり込んでいるのが見て取れた。 この人がなぜホームレスだったのか、何も聞かなくてもそれだけで理解できた気がしたものだった。 事業家が金持ちリストに載ることはあっても、バクチ打ちが金持ちリストに載ることは皆無だ。ギャンブルは、それが仮想通 […]

  • 2024.03.17

鈴木傾城のひとりごと2。小説『背徳区、ゲイラン』は5月の中旬に刊行します

5月中旬に『背徳区、ゲイラン』という小説を出版する予定ですが、私がこの小説を書きたいなと思ったのは、今までずっとシンガポールの売春地帯で出会ったリーパというスリランカ女性のことが忘れられないからです。 リーパについては『ブラックアジア外伝2 売春地帯をさまよい歩いた日々』の最後の章に書いている通りなのですが、私にとっては彼女の印象が東南アジアの歓楽街をさまよっていた人生の中でもっとも鮮烈に印象に残 […]

◆闇賭博、違法ドラッグ、ストリート売春。背徳地ゲイランはどうなっているか?

シンガポールの背徳地(Red-light District)であるゲイランは、かつて隆盛を誇っていた時代から見ると黄昏《たそがれ》のようになりつつあるのだが、それでも終わることなくしぶとく売春が続いている。 最近、このゲイランにケニアやウガンダからきた黒人女性がストリート売春をしていたという情報まであって私は興味を持った。この黒人女性を見かけたという通り(ロロン)は20番通りあたりだというのだが、 […]

◆恋愛弱者の風俗嬢。風俗嬢でも表社会で結婚相手を探そうと思ったら苦労する?

婚姻数が下がっている。2000年は79.8万人だったのだが、それがどんどん下がっていって2020年は52.6万人、2021年は51.4万人、2022年は50.4万人、2023年は48.9万人となって歯止めがきかない。 もちろん、コロナ禍で出会いが減ったというのもあるのだが、日本の場合はコロナ禍以前からずっと右肩下がりになっている。 その理由として、経済問題が悪化して恋愛したり結婚したりしている場合 […]

◆ニューヨークで殺された女性。世の中には絶対に出会ってはいけない有害な男がいる

ニューヨークで、デニス・オレアス・アランシビアという38歳の女性が殺されるという事件が起きた。彼女はエクアドルからきた女性であった。18歳の息子と13歳の息子がいたのだが、貧困から逃れるためにアメリカに出稼ぎに出ていた。 エクアドルは非常に治安の悪い国であり、そこで生きるよりもニューヨークのほうが安全だと彼女は話していたのだが、その安全なはずのニューヨークで危険な男に遭遇して殴り殺されたのだった。 […]

レッドタグ。共産主義者排除のためのフィリピン政府による仕組みは維持されるか?

フィリピン政府は共産主義者を明確に「国家の敵」と定義し、国家の安全保障に対する脅威と見なしている。そこで、こうした危険な共産主義者を社会的に排除するための動きとして、システム化されたのが「レッドタグ」である。共産主義者をピンポイントで排除していく仕組みだ。(鈴木傾城)

『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』電子書籍版(Kindle版)発売です

2023年11月に書籍版で発売された『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』ですが、電子書籍版も発売になりました。書籍よりも電子書籍で読みたい方はこちらをどうぞ。 病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者(電子書籍版) 『病み、闇。』は社会の暗部で起こっている社会現象のなかでオーバードーズやリストカットや自殺のような自傷に走っていく若者と、闇バイトや暴力行為に走っていく若者など […]

◆血管・心臓に問題のある男・女は、腹上死したくなければ絶対に不倫するな?

2024年2月18日、大阪生野区のラブホテルで61歳の女性が不審死するという事件があった。外傷はなく、死因は不明。女性は泥酔した状態で飲食店で知り合った50代の男性と一緒にホテルに入っていた。 翌日、警察に出頭した男性は「泥酔した女性と部屋に入り起こそうとしたが、返事をしないのでそのままにして帰宅した」と述べている。 男性は女性が死んでいたのを知って慌てて逃げたのか、それとも男性が女性を放置して帰 […]

◆フィリピン人レディーボーイvsタイ人レディーボーイ。100人の大乱闘の光景

2024年3月4日。バンコクのナナ駅の近く、ソイ・スクンビット11にある「シティン・スクンビット11(Citin Sukhumvit 11 Nana Bangkok by Compass Hospitality)」の前で、大乱闘が発生している。 この通りはナナ・プラザやソイ・カウボーイやテルメなどの売春エリアが密集し、路上にはストリート売春をする多くの女性やレディーボーイたちが立ってビジネスをして […]

◆2023年、大久保公園のストリート売春がつぶされたが、その次は恐らく「ここ」

2024年2月の終わり。新宿歌舞伎町の大久保公園まわりを見てきたが、かつて昼間から大勢立っていた女たちはほぼ消えていた。 とくに大久保病院まわりからは完全に消えてしまっており、大久保公園の裏側あたりに女性が2人立っているくらいになっていた。そのうちの1人に声をかけて状況を聞いてみたが、やはり今年に入ってからは女性たちが激減していると彼女はいった。 その彼女も私をひどく警戒していて、言葉数は少なかっ […]

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