皆さん、ご存知の通り、BS放送はハイビジョンでお送りしていますが、新しいモノ好きの STYLEBOOK では、新方式のハイビジョンビデオカメラが発売されるとすぐさま飛びつき、導入するというミーハーな部分があります。
今まで使っていたのはHDVフォーマットのビデオカメラ。あるときはメインカメラとして、時にディレクターが自ら撮影するカメラとして活躍してくれました。
そんな我々が今、気になっているカメラが 5月1日の放送で紹介した SONY の CX550V というAVCHD規格のハンディカム。放送にも耐えられる高精細、高画質のカメラであることも導入したい大切な要素ですが、テープレスという特徴も気になっているところなのです。
毎回 STYLEBOOK で使う収録テープは60分×5本。年間では250本以上となり、保管場所にも困っていました。それが新しいハンディカムでは32GBの小さなメモリーカード2枚(1放送回)に収まるのです。これは凄いことです。保管場所、ロケ移動、制作費etc...そのどれもがコンパクトになるのですから。
これまでのHDVカメラではディレクター全員が所有するほど普及しましたが、今度のビデオカメラもそうなるような気がしています。
僕の旅は混雑を避けることにある。 例えばお盆。帰省ラッシュも一段落終え、都心へと向かう上り線が渋滞する頃、 旅に出る。シーズンオフの行楽地を訪ねたりもする。 理由はその土地をきちんと楽しみたいから。混雑を避けると、ゆっくりと流れる時間を味わえる。 春の花が終わるこの時期、特に「島」は夏のシーズンまで閑散とする。それがいい。 途中、気になる店があれば覗いてみるのもいい。雨が降れば、雰囲気ある喫茶店でのんびりと雨宿り。行列もないので、自分のペースでたっぷりと島を楽しめる。 シーズンオフだからこそ味わえる楽しみもある。 島の人たちとの会話。忙しくないからなのか、話が弾む。自慢の観光地、食、酒、なぜか家族のこと。茶目っ気たっぷりに話を聞かせてくれる。でも、それが島を知る一番の方法である。 以前、こんな事があった。 十数年前、八丈島で居酒屋の主人と意気投合。あまりに仲良くなってしまい、なんと翌日主人の友人の法事に付き合わされた。何故そんなことになったのか。主人曰く、僕があまりに食べっぷりがいいから、墓前に供える自慢の料理を食べてもらいたかった為という。 法事当日、主人の喪服を借り、島の味をこれでもかというくらい楽しみました。