■幕府 バーチャルだった
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前田 → 大和ことばに興味持ったことあり 大和言葉 「あ」とか「う」の一つ一つに意味があること知る 『国民の歴史』読んで 日ノ本が漢字を受け入れるのにためらったとあり その思考錯誤の中から仮名を生み出した と
大和ことばに興味 前田の言葉 『国民の歴史』読んで MCの挿入句であったろう
松岡 → 万葉仮名の発明 史上最高のイノベーション 百年後 紀貫之 古今集に真名{まな}(漢字)序と仮名序 並列 「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」(土佐日記) 女が書いたフリした さきほど再放送していた「光の君へ」の紫式部も大いに感化された 『紫式部日記』 書かせた 『蜻蛉日記』『更級日記』 も そう 後年 日ノ本の文字として確立する
松岡氏 「女もしてみむとてするなり」 仮託の装いという 日ノ本 独特のやり口だと 【松岡氏 → 何か常に一旦かりそめに入って、そこから出てくる。………… 幕府もいまの日本史の中で中心にあったように思われていますが、あれは かりそめの幕を張り巡らしたような簡単な幄舎{あくしゃ)のことだった。 行宮{あんぐう}ですね。】 *幄舎 → 四隅に柱を立て、棟・檐 (のき) を渡して布帛 (ふはく) で覆った 仮小屋 祭儀などのときに臨時に庭に設ける 行宮 → 天皇が行幸のとき その地に設ける仮の御殿
【松岡氏 → 「将軍」ということ言葉も征夷大将軍という言葉が最初だったように、ある方向に向う将を示す言葉です。そのとき、ある拠点から離れて途中のところに、とりあえずかりそめな幕を張ったものが幕府ですから、その幕府を鎌倉幕府とか江戸幕府が将軍家という政治権力機構にしたとしても、もともと根幹にはバーチャルなかりそめの感覚があるのです。とりあえずは今はこうするんだという思想です。】
華夷秩序を発信している「中華中国」というものが常にあった これにまともに戦いの相手にしないとか、まともに対抗する文化をつくろうとしない いまの日米関係みたいに と松岡氏 云い得て妙である まともに対抗する文化でないのが ゲーム/アニメ/コンビニか
−−−−−−★−−−−−− ハリウッド『SHOGUN 将軍』 アチラでは評判のようだ SHOGUNの権力 バーチャルだとは気がつくめえ〜
2024/05/18(土) |
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