ゴキブログ

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2024 .3.27

ゴキブリ属2種

カテゴリー:ウルシゴキブリ, コワモンゴキブリ,

2 species of Periplaneta

大事飼育しているPeriplanetaが続々羽化してきました.
春間近.

まずは,西表の黒っぽい幼虫.

ちなみにこちらは普通色.

終齢幼虫でほぼバレてしまいましたが,黒っぽい成虫にはならず,普通のコワモンゴキブリになりました.
もしかしたら変わった色彩になるかと思いましたが残念.
しかし,この成虫雌なので,違う色彩になったら雄を入手しなければ正体分からないのでそれはそれで,悶々と過ごさなくてはならないところでした.

もう1つ,ウルシゴキブリ羽化.
屋久島産です.

美しいですね.
うん,美しい.

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2024 .3.26

KGB復活か

カテゴリー:,

KGB will be fine

先週金曜日は都市有害生物管理学会が麻布大学で開催され,その演題の中にKGBがありました.
関東にいる黒いのの多くはBipalium属とのことでした.
食性についての講演でしたが,黒いのはカタツムリやナメクジを食い,茶色いのはカタツムリやミミズを食べるとのこと.

そういえばこの黒いのはミミズ全く手を付けなかった.
勉強になります.
という分けで,私の飼育しているKGBはBipalium属のようです.
前回餌の食いが悪く,小さくなっているとお伝えしました.


もう寿命かと思ったのですが,食欲が出てきました.

もしかしたら今年も産卵するかもしれません.
頑張れ3年目.

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2024 .3.25

モンキーポッド

カテゴリー:植物,

Samanea saman


この鉢ですが.
種をまいてから5か月近く経過しており,半ばあきらめていたのですが先週末.

春の日差しを感じてか発芽!👏👏👏


翌日.

そして,マメ科っぽい葉が見えてきました.
目指せ,気になる木.

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2024 .3.22

事務所のクモその2

カテゴリー:クモ類,

A black spider out in the office


メキリグモ?
室内にいたのでてっきりハエトリの一種かと思いましたが違うようで.
黒いクモで検索してこれにたどり着きました.

大きさはアダンソンと似た様な感じ.
そういえば写真撮りに近づいてもピョンピョン飛ばず,微動だにしませんでした.

室内には普通いないクモのようですね.

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2024 .3.21

シロアリケージのキチャバネゴキブリ

カテゴリー:キチャバネゴキブリ,

Centrocolumna japonica in termite breeding containers

大きな変化がありました.


給水容器に成虫死骸.


翅が伸び切っていませんが雄成虫です.
これが最後かと思い,思い切って木材を移動させました.




少なくとも成虫4匹発見.
1年以上かけて羽化してます.
諦めていましたが,最後まで飼育します.

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2024 .3.19

単為発生ワモンゴキブリF15続々羽化

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

Pparthenogenetic Periplaneta americana F15 hatching one after another



15代目です.

成虫が発生する一方まだ孵化している段階のF15もいます.

さらに孵化する前の卵鞘もいます.
ここまで日が離れると,どこかで切らないといけないですが,孵化率が悪いのでどうしても予備的に残すことになります.

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2024 .3.18

Therea regularis♀死亡

カテゴリー:Therea regularis,

Female Therea regularis death

4匹残ったうちの雌成虫が死亡しました.
マットの上でもひっくり返って死亡するんですね.
後は雄成虫1.

雄幼虫1.

雌幼虫1.

卵鞘は2個回収しました.
良い形です.

雌は鮮度も良かったので標本にしました.
飼育していると,いつでもできると思いまともな標本が無いこと多いです.

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2024 .3.15

春の到来

カテゴリー:植物, 虫,

The coming of spring



本社近くの緑地帯に今年もつくしが出てきました.

龍ヶ崎はというと.

つくしはまだ.
色が茶色ですから都会に比べると寒いことが分かりますね.
しかし,虫たちは動き出しているようで寒い北面の壁に張り付いていました.


見たことある幼虫ですが,ヨトウガかな?

室内にも初めてのハエトリ.
しかし,浅草で見慣れたアダンソンではなくミスジハエトリのようです.
どの程度環境の変化があるのか今後楽しみです.

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2024 .3.14

Eurycotis floridana

カテゴリー:Eurycotis floridana,

Eurycotis floridana


アメリカではたまに家屋内に浸入することで害虫扱いされています.
翅は小さいけど巨大で黒光するのでクロゴキブリより目立つでしょうね.
ただし動きはクロゴキブリより遅いので捕獲は容易かと思います.
ハンドリングもしやすいですが,以前餌を切らしたとき,手に登ってきて皮膚齧られました.
痛かったです.
恐ろしや.

掃除終わり.

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2024 .3.13

Polyphaga saussutei 幼虫

カテゴリー:Polyphaga saussurei,

Polyphaga saussutei nymphs

普段はヤシガラの下に潜っていますが,水をかけると見る見る這い出してきます.
野生でもそうなんでしょうか.
そうであれば採集は楽ですね.

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2024 .3.12

植物

カテゴリー:植物,

Plants

啓蟄も過ぎ春近し.
室内で栽培していても,冬は成長遅かったです.
しかし,このところ新芽が日々成長しているのが分かるようになりました.

プルメリア.
赤い花と聞いていましたが白でした.

コーヒー.
だいぶ大きくなりました.
葉は枯れるとゴキブリのシェルターになります.

ランタナ.
実験に使用します.

ドラセナ.
幸福の木です.
あまり利用価値ないのですが,副名のせいか処分できず応接ブースに置いています.,

オオタニワタリ.
シダ植物好きです.
むかし,アノールの産卵実験に使いましたね.

ココア.
母島では本格的な栽培がおこなわれ,収穫されています.

モモタマナ.
良いお歳になってきていると思います.
植え替えしていないので成長スピード遅いです.
シェルターや餌ですね.

最後.
蒔いて約半年.
まだ発芽しない樹.
出たら紹介します.

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2024 .3.11

龍ヶ崎の動物

カテゴリー:哺乳類,

Animals inhabiting Ryugasaki

鳥の死骸を発見以降,センサーカメラを仕掛けてみました.

いるいる.
ビックリ.
まずはこちら.


タヌキ.
2頭いつも一緒に行動しているのでペアでしょう.
5月くらいになると子供も見れるかもしれません.

ノウサギ.
ウサギなんて子供の頃スキーに行ってリフト載っているときに見て以来.
驚きというか感動します.

そして多分イタチ.
すごいね.
1週間で3種類見つかりました.
一体何を食べているのでしょうか?
もうしばらくカメラ設置して,珍しい物いたら紹介します.

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2024 .3.8

Eucorydia forceps 2匹

カテゴリー:Eucorydia forceps,

Two Eucorydia forceps emergence


やっと2成虫となりました.

一つ目.

二つ目.
同じに見える.

変に触ると何が起きるかわからないのではなれて観察してます.
まだ幼虫は数匹いると思うので何とかつないでもらいたいものです.

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2024 .3.7

スズキゴキブリ分散飼育

カテゴリー:スズキゴキブリ,

Periplaneta suzukii breeding cage expansion


何気ない静かな様子ですが.

やはりWF1は普通に増えていきます.

♀成虫3匹で幼虫が大量に産まれました.
さすがに産卵は厳しいでしょうがまだ生きています.

こちらは10年以上つぎ足しで作っている秘伝の土.
これを産卵床と雑餌として使います.

移すのはこれくらい.
本当は各ケージ多くて5匹程度が良さそうだが,アカズミゴキブリも多くなっており,場所がない.

2ケージ目完成.
これでしばらく様子見でしょうか.

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2024 .3.6

トビイロゴキブリ

カテゴリー:トビイロゴキブリ,

Periplaneta brunnea


床替えしました.

こちらは空ケースですが,見てのとおり死骸は成虫だけ.
殺菌消毒してからは幼虫死が全くなくなりました.
イエゴキの孵化率低下もこれで解決できるかも.
今の幼虫が産卵はじめたらやってみようと思います.

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2024 .3.5

イエゴキブリ

カテゴリー:イエゴキブリ,

Neostylopyga rhombifolia

イエゴキブリがどうも苦手.

プラケに入っている連中も,何とか幼虫が出て息をつないでいるが心もとない.
こちらにも,集めた卵鞘から孵化した幼虫が20匹程度いるので良いのだが,ワモンゴキブリのように安泰ではない状態です.


小さいのでシェルターに入っており姿がなかなか見れないが,この触角が元気な証拠.

横から見るとこうなっているのだが,触角を外に出し,周りの不審者や食べ物の近寄りを探っています.
便利な触角です.

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2024 .3.4

啓蟄前日

カテゴリー:鳥,

day before the “awakening of insects”

だいぶ日差しが強くなってきましたね.
明日は啓蟄.

ここは敷地が広いので,探せばいろいろな生物がいそうです.
まずはつくしでしょうか.

と思ったのですが鳥の羽でした.



何者かに食べられています.
鳥は分からないので,当社の鳥先生に聞くとヒヨドリではないかとのことでした.
では,何者がこれを食べたのか?
ネコなど見たことないですし,流行りのアライグマ・ハクビシン?
今度センサーカメラ仕掛けてみます.

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2024 .3.1

KGB縮む

カテゴリー:軟体動物,

KGB shrink


気が付いたら少し水苔が乾いていた.
慌てて水を撒き生きているか確認してホッ.

それにしてもずいぶんと縮んでしまった.

餌のカタツムリはまだ残っており,食欲もなさそう.
ここに来て丸1年経過し,昨年は3月に産卵したが,この大きさでは無理そうだ.
いずれにせよ,産卵時期が終わるまでにもう少し大きくしないとね.

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2024 .2.29

オオクロゴキブリ

カテゴリー:Periplaneta banksi,

Periplaneta banksi


一生懸命やっているのだが,どこかで躓く.

ほとんど成虫のみ.
少し卵鞘が孵化してきているのでまだ少し余裕だが,中間の大きさの幼虫が気が付くといなくなる.
イエゴキブリの衰退時と似ていますね.

卵鞘は沢山あるのですが孵化しない.
他にはアカズミゴキブリやArchiblatta hoeveniiなどもそれですね.
ただ,この種に関しては問題なく累代している人もいるようなので私の問題かもしれませんが.

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2024 .2.28

オキナワチャバネゴキブリ飛翔

カテゴリー:オキナワチャバネゴキブリ,

Blattella asahinai flying

ゴキブリが飛ぶ姿は,写真で見せるのは困難だったが,動画なら簡単だった.

床替え前.

床替え直前.
これだけ飛ぶのでサッサとやらないと飛ぶ飛ぶ.

終了.

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2024 .2.27

ケースの欠損

カテゴリー:ヒメクロゴキブリ,

Cracked container


ヒメクロゴキブリケースの様子.

汚いなくなったなーと眺めていて気が付いた.
外に出ている.

この欠けたケースは前からあったが防虫シートを挟んでいれば問題なかったはず.
しかし,よく考えるとそれはワモンなど大型の種に使っていたから問題がなくて,ヒメクロだから問題になったと思われる.
なんでも大事に使うのは良いことだが,それとこれは別問題ですね.

反省ついでに床替えしました.

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2024 .2.26

マデーラタワー無くなる

カテゴリー:Rhypharobia maderae,

Madera Tower will be lost


約一か月前のタワー(赤矢印).

現状.
密度が高くなると壊されますね.
あれだけ大きな体ですから仕方なし.
少数飼育すれば作れると思うが,毎日の観察と取り上げのタイミングが難しそう.

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2024 .2.22

木チップ効果

カテゴリー:Princisia vanwaerebeki,

Effects of wood chips


Princisia vanwaerebekiです(水容器は除いてあります).
昨年末の床替えの時に,若齢幼虫の死亡が目立ったのでこの木チップを投入しました.

若齢幼虫もチップの下で動き回っています.

シェルター内にも奥が見えないほど入っています.
昔はもっぱらヤシガラでしたが,マダゴキ系にはこのくらい大きめのチップが良いかもしれません.

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2024 .2.21

トウヨウゴキブリ床替え

カテゴリー:トウヨウゴキブリ,

Cleaning of the breeding case of the Blatta orientalis



9月より水と餌しか補充していませんでした.
海外では結構身近なゴキブリのようですが,日本では本当に報告がないです.

跗節の滑り止めが小さいので,約半年たっても炭カルは削れません.
それもあり,床替え間隔が伸びる傾向にあります.
トルキスタンゴキブリも同じです.

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2024 .2.20

アメリカザリガニ脱皮

カテゴリー:多足,

Red swamp crayfish molted.


脱皮しました.

上から.すぐ殻を食べるかと思いましたが直後でしょうか,まだ残っています.
今まで少しくすんだ赤だったのですが,マッカカとなりました.

実は私,アメリカザリガニは野外で一度も捕ったことなかったです.
長野は寒く,今は分かりませんが子供の頃はいませんでした.
憧れの生き物なんです.
それが今では特定外来生物に指定されてしまいました.
確かに,本種が池などに入るとヘドロ池に変貌させるほど立ち悪いですね.
と言う分けで,脱皮など興味津々.

早速取り上げ観察.
見事に抜けるもんですね.

組み合わせるともう一匹いるかのような状態.

裏.
まあ,ゴキブリもあの長い触角をスーっと抜くので同じなんでしょうが...
脱皮って素晴らしいですね.

本種は飼育しても良いですが,逃がすのはダメですよ.
寿命は5年程度らしいので,一度飼育はじめたら最後まで飼育しましょう.
それと,ペアで飼育したくなりますが,増え方ハンパないのでペア買いはやめましょう.

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2024 .2.19

飼育資材

カテゴリー:ゴキブリの飼育方法,

Breeding Materials


落ち葉が手近な保管容器から無くなったので,ストック容器から移した.
いろんな素材をストックしているが,これは枯葉容器.
ヤシ系の葉が忘れ去られて入っていた.

これらは,水容器とシェルターとの橋渡しや,ウスヒラタは結構好むようです.
それと,葉と違い丸まらないのでゴミを落ちしやすいところが良いです.


短く切って,手近保管容器に収納します.

この大ストック箱は,野外からとってきた葉を入れ,完全乾燥させつつ雑虫処理も目的としています.

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2024 .2.16

アカズミゴキブリ卵鞘

カテゴリー:アカズミゴキブリ,

Oothecae of Periplaneta kijimuna


採卵から40日以上経過したので生息を確認した.


どの卵鞘も中は空洞っぽく,結局このケースの中の卵鞘は1個も孵化しなかったようだ.
なんとなく,今までの経験から予測していたが,これだけあって(100個以上はあると思う)1個も孵化しないのはやるせない.

気を取り直してこのマット,ワラジも発生して栄養価たっぷりなので一旦レンチン殺虫して別の飼育に利用する.
この土が良いと私は思っている.

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2024 .2.15

ワモンゴキブリの素潜り

カテゴリー:ワモンゴキブリ,

Diving time of the Periplaneta americana

単為発生F15が成虫になりました.

№1.個体です.

いつものように単独飼育にするため新容器に移したら,水容器にダイブ.

ワモンは雑排水槽にもいるので水はお手の物なのか,潜った切り出てこない.

そのうち出るだろうとみていたが5分,10分経ってもほとんど動かずこの状態.

ゴキブリは口で呼吸しないから腹部出てれば窒息しないと思ったが少し心配になる.
一応,プルプル動いているので呼吸はしていると思うが.
で,ビデオ撮影して結末を記録に収めた.

31分.
さすがに,水から上がった瞬間よろめいていますね(笑).

その後しばらく放心状態でした.
F15 一番乗りの個体なので本当心配しました.
ギネス申請できそう.

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2024 .2.14

ヤエヤママダラゴキブリ床替え

カテゴリー:ヤエヤママダラゴキブリ,

Cleaning of the breeding case of the Rhabdoblatta yayeyamana

やっと着手しました.


イモ洗い状態.
野外ではありえない密度です.

触角が短くなった幼虫も結構います.
ただこれを触れ合わない状態にするには,ケースを数十個作る必要があり,現実的には無理.

そこで10匹程度選抜して中プラケにて低密度飼育.

♂.

♀.
腹端部見て雌が多くなる程度に抜き出しました.
ただ頭では理解していても,たくさん見ると怪しそうなのがいくつも出てきます.
もっと修業しないといけないですね.

残りは綺麗にした容器に戻すことにしました.
移し終わり.
幼虫は300匹近くいました.
こちらは密度変わらず.
ごめんなさい.

移し終えた容器の状況です.
幼虫が数匹ですが死亡しています.
まだ数匹ですが,ひどくなると数樹匹とでます.
また,齢数が進むともっと出ます.
何度も失敗して将来が予測できるので,今回はそうならない工夫を折々に入れてみたいと考えてます.

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2024 .2.13

Therea petiveriana

カテゴリー:Therea petiveriana,

Therea petiveriana oothecae


最後に残った大きなペアのうち,雌が死亡しました.
沢山卵鞘を残したと思い探しましたが...

残念~.
この感じだと,未交尾?

希望は捨てず,保管しました.
数カ月管理になりますね.

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