美術館畦地梅太郎粋を集めた版画集作品展

印刷用ページを表示する記事ID：0094594 更新日：2024年2月2日更新

「畦地梅太郎　粋を集めた版画集作品展」ポスター画像

　畦地梅太郎（1902～1999）は、愛媛県北宇和郡二名村（現：宇和島市三間町）出身の版画家です。10代で上京後、版画技法と出合い、平塚運一や恩地孝四郎、前川千帆ら気鋭の版画家たちとの交流を通して、独自の画風を確立していきました。
　初期には都会風景を手掛けますが、徐々に自然に目を向けるようになり、山や山男を主題に、「山の版画家」として親しまれ、国際的にも幅広い活動をしました。自然を慈しみ、山をこよなく愛した梅太郎の作品は、温かいぬくもりとおおらかな人柄を感じさせ、素朴さの中にも洗練された感性や感覚にあふれています。
　生涯に数多くの自摺版画集を世に出しました。その中には、その時代時代の畦地版画を代表する作品が収められています。当館が収蔵する版画集の作品を通して、梅太郎の画業をたどります。

【イベント開催】
「アイ・アンサンブル　弦楽四重奏　ミニコンサート」
　日時：3月24日（日曜日）　午前11時～/午後1時～[2部制・各回30分程度]
　料金：無料（※イベント当日に限り、終日入館無料）
　座席数：50席
　備考：座席数を超えてもご参加いただけますが、立ち見となります。ご了承ください。

「粋を集めた版画集作品展」展示作品リスト [PDFファイル／74KB]

粋を集めた版画集作品展チラシ [PDFファイル／277KB]