世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1250)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東シベリア南部〜東南アジア北部
  • 南から暖気が入った。
  • 北海道の札幌では、15日の日平均気温が16.3℃(平年値:7.1℃)で、日最高気温が26.1℃(平年値:11.5℃)だった。
  • 東シベリア南部のハバロフスクでは、15日の日平均気温が約20℃(平年値:約5℃)で、日最高気温が25℃を超えた。
2大雨インドネシア中部
  • インドネシア中部では大雨により20人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
3多雨サウジアラビア東部〜パキスタン
  • 低気圧の影響を受けた。
  • アフガニスタンでは大雨により50人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • パキスタンでは大雨により40人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • オマーンでは大雨により10人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • パキスタン南部のカラチ国際空港では、14日の日降水量が30mmに達した(4月の月降水量平年値:1.3mm)。
  • アラブ首長国連邦のアブダビ国際空港では、15日〜16日の2日間降水量が100mmを超えた(4月の月降水量平年値:4.8mm)。
4高温ロシア西部〜北アフリカ西部
  • 暖気に覆われた。
  • ロシア西部〜ヨーロッパ南部では3週連続で異常高温となった。
  • ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボでは、15日の日平均気温が約18℃(平年値:約10℃)で、14日の日最高気温が30℃を超えた。
5少雨ロシア西部〜ヨーロッパ南部
  • 先週に引き続き異常少雨となった。
  • ルーマニア北部のスチャバでは、16日までの30日間降水量が10mm未満だった(4月の月降水量平年値:42.8mm)。
6大雨コンゴ民主共和国
  • コンゴ民主共和国では大雨により10人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
7高温カナダ北東部、米国北部
  • 暖気に覆われた。
  • 米国のメリーランド州ボルティモアでは、15日の日平均気温が約23℃(平年値:約13℃)で、日最高気温が29℃を超えた。
8多雨米国南東部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 米国のフロリダ州タラハシーでは、11日の日降水量が180mmを超えた(4月の月降水量平年値:89.8mm)。
9高温南米北部及びその周辺
  • 暖気に覆われた。
  • ブラジル北部のボアビスタでは、12日、14日、15日、16日の日平均気温が約34℃(平年値:約29℃)で、12日、15日の日最高気温が40℃を超えた。
10多雨南米中部〜南部
  • アルゼンチン北部のレコンキスタでは、14日の日降水量が670mmを超えた(4月の月降水量平年値:144.8mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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