永青文庫美術館  EISEI-BUNKO MUSEUM
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最終的に650名を超える方から、11,503,000円のご支援を頂きました。
皆様、たくさんの応援を本当にありがとうございました。

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■初夏展 「殿さまのスケッチブック」

会期:2024年4月27日(土)
~6月23日(日)


「毛介綺煥(もうかいきかん)」「昆虫胥化図(こんちゅうしょかず)」など、永青文庫の博物図譜の全容を33年ぶりに展示します

日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720~85)です。重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。

永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。細川家の殿さまが見た「リアル」が写された「殿さまのスケッチブック」をご覧ください。



■主な展示作品



 


竹原玄路筆、谷口鶏口賛
「細川重賢像」
江戸時代(18世紀)

 


「毛介綺煥」(部分)
江戸時代(18世紀)前期展示





 


「昆虫胥化図」(部分)
江戸時代(18世紀)後期展示

 


「虫類生写」(部分)
江戸時代(18世紀)





 


「百卉侔状」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「艸木生うつし」(部分)
(奥書)宝暦11年(1761)後期展示





 


「群禽之図」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「群芳帖」(部分)
江戸時代(19世紀)



※すべて永青文庫蔵

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●初夏展 殿さまのスケッチブック
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし4/29・5/6は開館し、4/30・5/7は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
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