日々是迷々之記
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2007年09月02日(日) 年をとったと思うとき

お盆にバイクで東北地方をツーリングして、そのレポートを今まとめている。ミクシィにアップロードしようかと思ったが、過去の日記は書けない仕様になっているので、ずっと前から使っているフリーのHPスペースにアップロードすることにした。

前にアップロードしたのは2年前。同じマシンだがHDを入れ替えて、上のバージョンのOSを入れたので、まず、HTML作成ソフトとFTPソフト探しからやらなければならない。が、とりあえずFTPソフトだけ探して、HTMLはマックのテキストエディットで書くことにした。(ウインドウズで言うノートパッドみたいなものです。)

しかしかと書いて、写真も用意して、とりあえず一日分をアップロードしてみたら愕然とした。書いたHTMLのソースがそのままブラウザの中に書かれているのだ。どういうことよ、とびっくりした。私がアップロードしたものが、HTMLソースではなく、ただのテキストとして認識されたのだろうが、そもそもただのテキストをブラウザが表示できるのを知らなかった。

結局原因はわからず。途方に暮れているうちに週末が終わった。

私はHPをソース手書きで作るのが好きだ。いろいろソフトも試したけど、自分のアイデアとしっくりなじむようなものはなかった。しかし今は手作りのHPは少数派でみんなブログに行ってしまった。

ブログは便利だけれど、あまりなじまない。レイアウトを思い通りにするには知識が必要だし、型にはまってしまい自由にできないと文章も何かこじんまりしたものになってしまう気がする。でもまあ、これって年寄りの戯言なんだろうなあと思う。ブログは時系列がわかりやすいし、検索も簡単だ。(このエンピツ日記も書きやすいけど、前あのことを書いた日記を探す、というのはやりにくい。ほぼ不可能である。)

秋の夜長。のんびりHPを作っていこう。冬になる前にできればいいや。


2007年08月06日(月) 間があいてしまいました

ふと知らない方からメールを頂き、このエンピツ日記のことを考えた。そういえば、しばらく書いていないなあと。

最近は世の中の日記に食傷気味なのだ。特にmixi。あれ以前は読んでもらおうという意志の元に、みんな書いていたような気がする。しかし、mixiの日記は内輪受け、それ以前に意味がわからないものが多い。絵文字も使えるようになって特に読む気がしない。

以前は足跡をたどって読みに行っていたが、最近はマイミクシィの人だけしか読んでいない。まあ、みんな大人ばっかなので、ちゃんと日記の体を成しているから、近況報告としても、読み物としても読む気の起きるものになっている。

昔はよかった、ばかり言っていると何だか年寄りみたいだが、最近は年寄り上等!と思うようになってきた。今時の若者文化は何か急ぎすぎの感があって、うらやましいとは思えない。立ち止まったり、人と違うことをしたら、流れから外れてしまうから、みんな必死でついていっている感じ。おばちゃん視線ではそんなように見える。

もうすぐ夏休みになる。今年は原付で東北方面をのんびり走る予定。福島、山形あたりに足を伸ばそうと思う。それと、この日記。復活させようかと思う。mixiもいいけど、mixiをやっていること自体がなんか幼稚なのかなと思うようになってきたからだ。

道具は使う人に依存するわけだが、そういう意味ではmixiを使いこなせていないのだろう。それをとりまく空気がだんだん居心地悪くもある。

そんなわけでひっそり再始動します。


2007年04月14日(土) 仕事の向き不向き

今月から新しい派遣先に行っている。契約書上の職務は、「翻訳、通訳」でそれに付随する業務とある。この仕事に就いてから2週間、翻訳も通訳もしていない。「それに付随する業務」オンリーな日々だ。

金曜日はひどかった。クレームで来たお客さんを迎える準備で終わった。まず部屋にエアコンを入れ、お茶を出し、昼ご飯の準備をして、食後のコーヒーを入れ、タクシーを呼んで…思いっきり気を遣ってアホみたいな気持ちになった。

だいたいこの昼食が馬鹿げている。3000円のにぎり寿司「松」とお吸い物が寿司屋から届く。吸い物はポットに入っていて、お椀に具が入っている。そのお椀にお出汁を注ぎ、饗するのだが、これまためんどくさいルールがいっぱいだ。まず、上座からお寿司を置き、その横にお椀を置く。お椀の柄がお客の方を向くように置かなければならない。置くときは左手に乗せ、右手は添える。次にお茶を出すのだが、これまた茶碗の柄を意識しなければならない。そして箸。割り箸の袋の開いているほうをどっちか右だか左だかにそろえる。それが8人前もあるのだ。

それを一人で出すのは大変だった。給湯室から寿司桶を運び、並べて、今度は大きなお盆でお吸い物を運び出し、並べるのだが、私は熱い物があんまり持てないので辛かった。そしたら次はお茶。気がつくともう昼休みだ。45分しかないので急いで食べていると、お茶が足りないから持って来てほしいとのこと。急須にお茶を作って持って行く。すると、早々に食べ終わった人が、コーヒーが飲みたいと言い出す。

いったいこれは何なんだろうか。会社は食事をする場所ではないし、他人の世話がいるような食事など、会社で取るべきではないのでないだろうか。8人のうち、来客は1名というのも訳がわからない。何で7名もこっちから出席するのだ。しかも松の寿司なんか食べる必要があるのだろうか。

私に仕事を引き継ぎしている女性から駄目出しをくらった。お盆は両手で持たずに、片手で持ち、右手で饗するほうがいいらしい。あと、灰皿は入り用かどうか聞かなくてはならないとのこと。ビル自体が禁煙で、吸う人は外で吸っているので、聞くまでもなく禁煙だと思ったら、クレームで来ているお客さんと、社長のお客さんは別とのこと。あほらしい、と思うのは間違っているだろうか。

あと、コーヒーが濃いとのこと。インスタントを入れるのだが、ティースプーンに軽く一杯でいいとのことだった。その入れ方だと濃い麦茶みたいになるのだが、おじいさんばっかりだとそんなもんらしい。

それから、食後にまんじゅうとお土産用のお菓子詰め合わせを買いに行かされた。戻って来たら洗い物の山だった。それを洗い終えると社長がタバコの灰を捨てに来て、「あんた家どっから通ってんの?」と話しかけられた。わたしは「あんた」と呼ばれるのが嫌いだ。

まあ、こんな小間使いみたいなことをやって、通訳や翻訳の仕事と同じ給料をもらっているのだから、楽なものだと思うべきなんだろうが、どうもいまいち納得できない。

…というようなことをだんなさんに言ったら、「まあ、向いてないんちゃう?人の世話とか。」とのこと。後、誰かと協力して何かをやるとか、グループワークのたぐいはあかんやろとのことだった。そんなもんかもしれないなあと思う。通信簿にも協調性がないみたいなことをずっと書かれていたし、集団登校の途中で失踪したり、親とデパートに行っても勝手に帰ったりしてたし。

その理由は全部、「つまんないから。」だった。なんか、やらなきゃいけないことは全部つまらない気がする。学校、仕事、親とつきあうことなど。一人で遊んだりするのは楽しいのだけれど。

うーん、仕事楽だけど、アホみたいやなあ。


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