平素は弊店<ゑり正>をご愛顧賜りまして誠に有り難うございます。
弊店の場合、取り扱い商品の80%ほどを自社オリジナル商品で構成させていただいております。
基本の商いスタイルは昔も今も和装小物の専門店=小売業というスタンスでございますが、
ふと気が付けばメーカーのような立ち位置にもあることに気付かされます・・・
既に認知していただいているお客様も多いかと思いますが弊店の商品は大きく分けて次の5本柱で構成されております。
①<半襟> ②<帯揚げ> ③<帯締め> ④<和装肌着> ⑤<着付け道具>
この5本柱のどのカテゴリーもがオリジナルアイテムを筆頭に
全国のお客様方にお気に召していただける商品へと育ってきてくれているというとても有り難くうれしい現状がございます。
日々の商いの中でお客様に頂戴した貴重なヒントに、
京都の和装小物専門店ならではのスパイスを加味させて掘り下げて掘り下げて
生まれた自慢のアイテムをご用意して京都の店舗やネット通販を問わずお客様のご来店をお待ちしている次第でございます。
①半襟の専門店と呼べるのはもうゑり正さんしか無いものねぇ・・・
白の半襟だけでもこんなに種類があるの初めて知ったわぁ・・・・
袖を通すキモノのはぎれを持ってきたんやけどどの半襟がお勧めですか・・・
※ゑり正の<ゑり>は<半襟のゑり>
半襟がキモノの最大のお洒落のポイントであるのは昔も今も同じこと。
貴方の顔のすぐ隣に位置することもあり、お顔うつりの印象を左右する大切な小物です。
白半襟が主流の現代ですが一言に白半襟と言っても弊店には数十種類ものバリエーションがございます。
季節に合わせてまた装いの場面に応じて誰から見られても恥ずかしくない一品をご予算に合わせてお選びさせていただきます。
②③呉服屋さんや百貨店の売場には並ばない
ちょっと気の利いた色合いの帯揚げや帯締めがお気に入りなの...
キモノや帯を褒めてもらったことはあっても、
帯締めや帯揚を褒めてもらったのはゑり正さんの小物が初めてです...
※帯揚げや帯締めはキモノの真ん中に位置する小物なので否応なしに他人の目に留まる部分。
限られた形状の中にデザインと色彩を閉じ込めるのは絵画制作にも似た作業。
これまで様々な技術を駆使した商品を作製してまいりましたが、
次から次にチャレンジしたいデザインが頭に浮かんでまいります。
創りすぎに注意しながら少しづつご紹介したいと思いますので今後もご期待くださいませ。
④ゑり正さんの肌着を着たらもう他所のは着れへんわぁ・・・
晒にしてもガーゼにしても肌触りがいいし
縫製も流石にちゃんとしてますねぇ・・・
半襦袢の台襟もしっかりしていて襟元がしっくりまとまって本当に着やすいわぁ・・・
※肌着や裾除け、襦袢類のほとんどは弊店社内で自社縫製しておりますので、
お客様のご希望に応じた商品を1点から短期間でリーズナブルなお値段で創ることができます。
特に最近は男性のお客様には半襦袢をお選びいただいた後に、豊富な襟棚から好みの半襟をお選びいただき
30分程お待ちいただく間に半襟を掛けてお納めするサービスが好評でございます。
⑤やっぱりきちんとした着付けのお道具はゑり正さんにしかないわぁ・・・
生徒さんへプレゼントにするからこれとこれ包んで頂戴・・・
※半襟や帯揚げとは違い、着付けてしまった後では隠れてしまう着付け道具・・・
しかしながらこの腰紐や伊達締めがきちんと機能してくれてこそ仕上がる最終的な美しい着姿。
帯枕にしても帯板にしても隠れる部分にこそキレイな小物を使いたいもの。
弊店で<七色>を使ったデザインが多いのは<魔除け厄除け>のお守りの意味をこめてのこと。
これからも機能性とデザイン性を兼ね備えたお道具をご紹介してまいります。
決して広くはないここ京都の店舗で今日もあちらこちらからお客様のお声が聞こえてまいります。
これらのお客様のお声を励みにして今後も充実したキモノライフをお楽しみいただけるよう出来る限り努力してまいりたいと思います。
ホームページのネット通販に関しましては実際手にとってご覧いただけないのに
小物といえども決して安価なものではないのに
二度三度と繰り返してご来店ご購入いただけるのは本当に有り難いことでございます。
今後も出来上がりほやほやの状態に近い商品を、商品の魅力が詳しく伝えられるように撮影方法の工夫を行なうとともに
商品のコメント面におきましてもこの商品はこういう思いでこんな技法を駆使して作製しましたと
実際の店舗で対面販売でご説明させていただくのと同じニュアンスが伝えられるように創意工夫してまいりたいと考えておりますし
ご利用いただいたすべてのお客様方にゑり正で購入して間違いなかったと感動していただけるよう努めてまいりたいと思います。
どうぞお引き立て賜りますようお願い申し上げます。
ゑり正 九代目 店主
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