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送電用鉄塔について
個人的なページですので、内容(計算式等)の使用に際しては、ご自身の責任でお願いします。
私自身、鉄塔の建設に直接携わっていたわけではありません。
 「送電の測量」という仕事をしているうちに、「鉄塔」を含めた送電全般に興味をもち、事あるごとにいろんな情報を集めているに過ぎません。仕事上、電力会社の方や鉄塔建設の方にお会いする機会が多く、疑問に思っていることやわからない事など教えてもらったりしました。

 かれこれ送電に関わりをもってから10年くらいになります。当初は、上司の発する言葉の意味もろくにわからず、ただ山野をうろうろしているだけでした。
 そんなある日、「鉄塔ってみんな同じに見えるけど、よく見ると一基づつちがうんだよ」と送電工事の人に言われ、それまで気にも止めていなかった「鉄塔」をじっくりと観察してみた。
 「こっちのは懸垂で、あれは耐張だ。こっちはA脚が片継脚3mでB脚は2mだな。地盤が傾斜してるから、主脚継も片継脚も入っているだろう。○○線は〇〇kVだから最下アームまでは少なくとも20m位はあるな。碍子の長さは1.5mかな。架空地線を除いて、電線が3本だから一回線。恐らく〇mmの線だろう。ここへ来る途中で見たのには、相間スぺーサが付いてた。架線は索道かな。それともヘリかな。」
こんな内容の話がわかるようになるまで、そんなにかからなかった。
かつて、「鉄塔武蔵野線」のホームページに掲載していたものを、再編集してみました。
内容的には当時のものと変わりありませんが、特定企業を、直接もしくは間接的にでも連想できる表記は削除したつもりです。11/July/2000