或阿呆の日記

― 二人の思いが変わらなければ、いつしか人生が開けると、当てもなく信じていた ―


  2024/04/21 21:42 更新  
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四月

十六日

電気は関西電力のウェブサイトから申し込みができた。水道は管理費と同じ管理会社を通じてなので問題ない。問題はプロパンガスだ。立会いが必要らしい。

ということで今日の夕刻、少し早く仕事を切り上げさせてもらって、マンションへ行く。おっちゃんがちょこちょこっとやっただけで開栓終了。立会いの必要性が疑わしいレベルだが、形式的なもんだと思いつつ、何か適当な申込書に記入して、口座振替の申込用紙を渡される。え、これって、銀行に持っていくのにまた平日何とかして行かねばならんのでは……。引き落とし日を聞くも毎月としか答えてくれず、おいおい、おっちゃん大丈夫かいな。

駐車場の空きが空いたら教えてもらとうと管理会社に電話する。何か愛想の悪いおっさんが電話に出て、そういうことは理事長に云ってくれ、だいたい家に居るからと。えっと、あえて管理会社に電話したのに、管理会社の意味とは。

それで理事長宅を訪問。うん、何と今一台空いてて先着順という。車庫証明もしますよと。こりゃ契約してしまった方がいい。もう別の月極を契約してしまったけれど。こりゃ一時的に三台も契約することになってしまうじゃないか。あと、駐輪場は無料だけど登録してシールを貼ってほしいこととか、生ゴミはいつでも出してくれていいけど、他のゴミは収集日の前日夜から当日朝までに出すようになど色々と話を聞く。 [128606] web拍手する

十四日

日曜の本日正午、不動産会社へ。ごっそりと現金を持って決済及び引き渡しを受ける。ついでに近くに月極駐車場の契約も済まして取引完了。その足で現地をさらっと見に行く。色々とやらにゃきゃならないことが多いなあ。とりあえずサイズを図ったりする。

十一日

引き渡し決済日に備えて毎日ATMに通う今日この頃、ようやく必要学まで現金が用意できたので、経費区分ごとに金員を分ける。これほどの札束を見るのは、いや、まあ、見たことはあるけど、自分のお金となると初めてである。

三月

三十一日

お酒は体に悪い。煙草は百害あって一利なし。賭け事は身を滅ぼす。子供の規範となる生き方をしたまへ。

うん、それは分かるけど、でもさ、それって楽しいの? ガチガチの面白みのない毎日、生きづらい日常を子供に見せて、その子供は何を楽しみに生きて行けばいいのだろう。

僕だったら絶望するよ。

昨日買った自転車にリラックマのシールを貼ったりしてから、出来上がったらしい、ちりめん法被を取りに行く。見た目は変わらんけど、まあ、肌触りが全然違うわな。

てな感じでアイドル現場へ。幼児を抱っこして推し活するお父さん、いいねえ。子供には耳の保護用のヘッドホンをしているし、子供自身も楽しそうだし。いいねえ。

三十日

急に暖かくなった。いや、暖かいを通り越して少し暑いぐらいで汗ばむでしまうぐらいである。

昼前に不動産屋に行く。重要事項の説明を受けた上で契約を締結する。手付金として現金六十万円を渡す。

イオンやサイクルベースあさひなどを回って自転車を眺める。また次回にしようかと最後に寄ったナフコでちょうどよさそうなのが合ったので買った。Feel Skyと銘打たれた二十インチの折りたたみ自転車で、どうもナフコでしか扱っていない商品らしくあんまり情報がない。だけどタイヤがTSUYO-TIREと云ってパンクしにくいらしい。これもまた情報が少ないけれど。ともかく三万一千六百八十円で購入である。なかなかのお値段だ。

二十七日

アニメ「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」はすごく良かったな。特に最終回、火薬を花火にして、こういう美しい使い方があるのだと。

ノーベルのダイナマイト発明は、本当はトンネル発破のためだったけれど、実際は戦争の道具に使われてしまた。人を殺すも人を助けるも、それを使う者の次第で、史実を上書きする素晴らしいアニメだった。

二十六日

東洋ショー、本日の香盤は、伊東紅蘭→大見はるか→虹歩→ゆきな→椎名ほのか。

今日もいい香盤。大見はるかさんのオング的な演目は、かっこよく美しくダイナミック。虹歩さんのガガ演目はすごい。二十六周年おめでとうございます。ゆきなさんは今日も軽やかで楽しくて、それでいて綺麗なんですよね。そして……

およそ一年ぶりに見る椎名ほのかさん。こんな小柄だったのかと思いつつ、一年ぶりに見る演目に釘付けになる。椅子のお人形さん、ゼンマイが巻かれてぎこちなくも動き出す。動いて、動き出して、やがて伸びやかに美しくステージを駆けていって……ええ、鳥肌が立って涙が零れそうになってしまった。

二十四日

横浜駅そごう七階、横浜ロフトでコリラックマのポップアップに寄り道してからの池袋ミカド劇場。本日の香盤は、愛野いづみ→天羽夏月→凛→小倉るるこ→目黒あいら→山口桃華。

ああ……そうだった。ストリップの楽しさってこういう感じだ。ワクワクしてドキドキして盛り上がる感じ。

駅の券売機でチャージしたらお釣りで二千円札が出てきた。一瞬、偽札かと思ってしまうぐらい最近見ないお札。何か得した気分になりました。

二十三日

東京駅のリラックマストアが移転してコンパクトになってて悲しい。そして元の場所がちいかわランドに改装中。

横浜ロック座、本日の香盤は、白石さやか→空まこと→前田のの→鈴木千里→あらきまい。

東洋以来の鈴木さんは、やっぱりすごく美して、今日もその世界に取り込まれてしまった。

あらきまいさんは、横浜では初めてで、二回目の「恋するうさぎちゃん」は盛り上がるし、可愛いし。この感じ、好きです。

二十二日

飲みニケーションは駄目だとうけれど、確かにそれに頼るんはどうかと思うけれど、でもそれに頼ってしまう自分がここに居る訳で、でも酒が、アルコールが、酔いがあるから、明日も何とか生きていく人が少なくとも、ここに一名、おる訳ですよ、ええ。

一応、管理職では最年少になるのか? 高齢化の激しい職場だな。

二十一日

昇進は、まあ、まだ想定の範囲内であったが、まさか異動に名前が乗っているとは。しかもなんでそこに。色々とそれは違うんじゃないか。おいおい。

十九日

楽天カードとかEdyでの支払いをメインにし始めて、確かにこりゃ現金が全然減らないけど、その分やっぱり実感がないし、どれだけ使っているのか分からなくなって危険な気がする。

ようやく不動産業者から連絡があって、でも聞いたことに返答もちゃんと返ってこないし、大丈夫かいな。しかも連絡がショートメールでのやり取りって、今どきそんなもんなのかも知れないけど時代やなあ。もう面倒やからこのままちゃっちゃと契約しちゃおうと思ってしまっていて、ある意味まんまと術中に嵌っているのかも知れない。

ハイカラ日計りしたらストップ高で逃げ切れなくて、買いも入れて両建てしたのに強制決済で現渡しできないとか、いやいやいやいや。もう散々な目に遭った。高い勉強代を払ったな。今年はもう変にいじらずコツコツ細々と生きていきたい。まあ、先月に比べてら傷は浅いけど、二ヶ月連続でこれは精神的に辛い。

十五日

楽天カードが届いた。早速、各種支払いをこのカードに変更する。ついでに楽天証券の口座も申し込んでみた。これにより順調に楽天経済圏に取り込まれた訳である。

ついでに毎日新聞デジタルも申し込んでみる。月八百円ぐらいで済むから、紙の新聞をやめてこれにしようと思う。

十日

不動産屋からは連絡がないなあ。どうなっとるんだろうか。

楽天カードを申し込んでみたり、新聞を今月末で止めてみたり。

新聞を止めるのに電話したら、何か粗相がありましたかと尋ねられた。いやいや、そういうことじゃなくて、「読んでた人が(家に居)なくなったので」と答える。ちょっと誤解のある言い方だったかも知れない。たぶん先方は亡くなったと思って絶句していた。まあ、効果的な言い訳だったかも知れない。

ニトリやらホームセンターやらを回って、色々考えている内に、机の上に置くモニター台を買ってみた。テンキーを入れられるからこりゃ便利だ。

三日

朝、まずは近所の家に駐車料金を払いに行く。今年一年分の一括払いである。もう三月だから二ヶ月ほど遅れてしまった。尤も一度行ったときは留守だった訳で。

それから中古マンションの下見に。現地にて不動産業者の人と待ち合わせし、中を見せてもらう。築五十年オーバーの古いマンションだけど、まあそれほど悪くはない。エレベータもないけど一階なので問題ない。中はフルリフォーム済。確かに壁紙とかの施工は甘い感じだが、風呂やトイレは完全に新品なのがいい。一階なのでその外側部分が専用スペースになっていて、さらに階段の裏側部分に謎の倉庫がある。これは物を置くのに便利そうだ。

まあ、ほとんど決めてきたけれど、とりあえず諸費用を入れると予算が足らないと告げる。諸費用込で今の値段ぐらいなら買いたい宣言をしていったん退散。

その後、散髪に行って、母の面会に行って、買い物に行って、家でアニメでも見ながら落ち着いていた夕方に携帯がなる。さくっと五十万円値引き。不動産の値引きってやはりでかいけど、もうちょっと強気でも良かったのかも知れないが、まあ、そこまで欲張っても仕方ない。今度は店に行って申込書を書いて商談中扱いとなった。はてさて。まあ何事も勢いだ。

一日

今日も怖い夢を見た。

体調を崩して苦しむ母を眺める深夜、その母の手をにぎったら、手首からごそっとちぎれて取れた。まだぬくもりの残る手、焦る母、あわてる僕。救急に電話したら、面倒そうな声で、手ぐらい取れるでしょ、そんなんで電話してくんのかと窘められる。どうしてもというなら自分で病院へ行けばと言われるも、じゃあ、こんな時間にどこの病院に行けばいいのか問い合わせるもなかなか応えを得られず……。とりあえず取れた手をビニール袋に入れると湿気と予熱で中が曇る。

そんな悪夢から目覚めた今日、夕方にはHさんに誘われて実写化映画「ゴールデンカムイ」を見に行く。しかも発声OKの応援上映である。人皮カーディガンを着て、キンブレを点け、今週作った応援うちわを持って見る。拍手や歓声があって盛り上がるし、でも思ったより落ち着いた雰囲気で良かった。女性比率は非常に高かったけれど。

二月

二十九日

システムに合わせて仕事を変えるもんだと言われても。人に合わせてシステム作れよと思ってしまう。

毎月家賃を払うぐらいならいっそ安い中古マンション買った方がいいのでは? 管理費かかるだろうけど。

二十四日

少し久しぶりに朝から一人飲みに行く。難波の立呑屋、定番の赤垣屋である。朝から軽く瓶ビールをいただく。酒は好きだけれど酒粕はどちらかというと苦手だった。なのに近頃は粕汁を頼んでしまう。温かい味わいに、ほっと息をつく。隣の人は朝から日本酒の三合目。豪の者は市井に生きる。

東洋ショーへ。本日の香盤は、伊東紅蘭→青山ゆい→風花カフカ→小宮山せりな→橋下まこ。伊東紅蘭さんの一回目、美しく丁寧なのに、芯があって素晴らしいステージ。青山ゆいさんの周年作、晃生とはまた違って伸びやかで見応えたあった。

小宮山せりなさんはやっぱり凄い。勢いあるダンスも、肩の筋肉も、ループの回転も。でも一番凄いのは、一番引き込まれるのは、その表情。本当に楽しそうで、本当に魅力的で、そりゃこっちも笑顔になってしまう。

梅田に寄る。目的の品はなかった本屋で手帳を買う。いつも買う高橋の手帳。しかしいつもと違って地下鉄路線図がない。あれを眺めるのが好きだったのに。代わりにQRコードが在る。これを読み取れというが、何かそれって自己否定ではないか。スマホで見ればいいんだったら、そもそも紙の手帳なんて要らないんじゃないかと。

調べたら郵送請求できるらしい。分かりにくいその方法を突き止め請求する。「なぜ路線図がなくなったのでしょうか。ウェブで見れるようにするという解決は、じゃあ紙の手帳なんて要らないと言っているように感じます。今回は気づかず買ってしまいましたが、次もなかったらたぶん買いません」と書き足して。

梅田リラックマストアに寄ってみる。すみっコぐらしの売場面積の方が明らかに広くなっている。あいつらぜんぜんすみっコにとどまっておらん、どんどん進出してきやがる。領地回復のためには少しでもリラックマを買って貢献せねばと思うも、欲しいものはもう持ってるし、そもそもリラックマグッズが妙に品薄な気がする。こりゃレコンキスタは失敗に終わりそう。

帰りの電車が人身事故で止まってしまっているらしく、時間調整のためにぶらぶらと。コンビニで知らんお姉さんがイラストを指さして「キャッツ?」と尋ねられる。確かに微妙な感じだったので「メイビー」と答えたけど、いや、あんたこそ誰やねん。

とまれかくまれ……四結の予定が渋滞している。地元の入魂式とその準備もあるし、目黒あいらさんの周年週でもあるし、初鰹フェス(アイドルライブ)のチケットも取ってしまったし。これ以上の予定をさらに追加されて、もうどうしろと。

この週は運悪く親戚が亡くなるかも知れません。忌引って今から予定入れててもいいんでしょうか? [128227]

二十三日

アニメ「86」を再び見た。やっぱり泣かされて、泣かされて。そして音楽がいい。特にエンディングの Avid がとてもいい。

十三日

キャンバス株ストップ安。

十二日

椎名ほのかさん復帰の知らせ。あの綺麗なステージが再び思うと、それだけで幸せな気持ちになる。贅沢を言えば、いつのデビュー作を菜園してくれたら嬉しいな。

踊り子さんは、十日連続の忙しい仕事である。それが連投となると、途中の移動もあるので、本当に大変だろう。しからば連投は二回まで、多くても三連投ぐらいまでで、間に休養を入れて行って欲しい。

十一日

那須方面を観光に回って、色々と美味しいものを食べて、たくさん飲んだ。楽しい。

今回学んだ知見として、新幹線の乗車券は一枚で一気に買って、特急券だけ分けて途中下車すれば、トータル料金がお得であること。

八日

鈴木千里さんの立つステージ__

一瞬で広がるその空間

一瞬で終わるその時間

暗転した劇場で、青空はまぶし過ぎて直視できない。だけどその一瞬、一瞬だからこそ、

この瞬間は永遠を刻む

五日

定時退社からあわてて車に乗り込む。途中でファミマでパンとコーヒーを買う。ブレンドのSを注文したけれど、間違ってMボタンを押してしまって、押した瞬間にアッと声が出てしまった。慌てていたのもあるけれど、いっぱいボタンあって分かりにくいって。意外とコップからこぼれず、ぎりぎりなみなみいっぱいで止まってくれた。店員に申告したらご容赦いただくことができた。

車でパンをかじりながら湾岸線を走る。走っていく。一瞬で広がるその空間、一瞬で終わるその時間。ベットに入ってからの手の動きが凄まじい。指先まで緩急見事で、思わず天井を見上げてしまった。

四日

場内ぎっしりと集まるファン。これだけの混雑は東洋でもなかなか見ないと思う。蒼さんと鈴木千里さんの合同周年イベント。正式にイベントをするだけでも珍しいと思う。すごくいい。暖かく美しい景色だった。

イベント後に写真集の販売イベント。初日買ったのを持ってくるのを(敢えて)忘れてしまったので、もう一冊追加で購入しサインをもらう。ゆきなさんも列に並んでいたような?

そういえば今日は受付でリラックマ違うと怒られてしまった。すみません、今日ぐらいは周年パーカーでお許しください。

三日

朝からウィンズでアートフォームの競馬を見る。四着。いや、直線を向いたときに騎手がもたついたように見えた。三着には入れたと思うのだが。

それから東洋ショーへ向かう。

そういえば初日、鈴木さんの周年グッズはまだ届いていなかったけれど、写真集が販売されていた。嬉しいけれど、嬉しいけれど、それが総集篇のほうに思ってしまってドキドキする。そんな感情を押さえつつ訪れる今日の東洋ショーは、なかなかの混雑ぶりで、千里さんの新作も二回目なので少し冷静に見ることができた。周年グッズもお渡し会ふうに頂戴することができた。ありがたし。

一日

休みを取ってある。しっかり早めに寝た。体調不良も戻った。そんな朝がくる直前に周年初日の夢を見た。多くの人達が集まってきて泣き笑い祝う。そういう気持ちのあふれる夢だった。その夢を現実にするために朝から向かう。

東洋ショー、二頭初日。月初の木曜ということもあった客入りは思ったより少ない。しかしそこから始まる演目の凄まじいこと、ただただ圧倒されるばかり。

春日えなさんがロボットのような動きで、いやたぶんロボットなんだと思いつつ、やがて美しく。こういう演目、好きだなあ。

久しぶりのゆきなさん。それほど久しぶりでもないかも知れないけれど、けっこうな頻度でお会いしていたので久しぶりに感じてしまう。演目自体が懐かしく、しかししばらく見ない内に、よりいっそう大人びた雰囲気になっていて驚かされる。

蒼さん、デビューのときから何度か見た演目を、その頃とは違って余裕ある雰囲気で。笑顔を見せながらのしっかりしたステージ、一周年といいつつ劇場出演は三週目。これからのどんどん魅力的になっていくのかと思うとワクワクしてくる。一周年おめでとうございます。

鈴木千里さん。一回目、今年始めてのステージにやはり鳥肌が立つ。いつも素晴らしいステージに感謝し、用意していた祝儀をお渡しする。二回目が新作、即ち十五周年作ということになるのか。色々と言葉が出ません。晴れているのに雨が降っているのかビニール傘を差す。美しいのに、嬉しいのに、どこか寂しいような不思議な感情に支配される。何だろう、お父さんが娘を眺めているような感情なのかも。いつになれば冷静に見られるのだろうか。十五周年おめでとうございます。あと、ひとつ結びの髪型が素敵でした。

白鳥すわんさんは、辰年にちなんであの有名漫画を題材にした演目を。盛り上がるし楽しいし、しかし題材のことを忘れるぐらいに、白鳥さんのダンスが想像を超えて鋭くきまってて、いや、もう、圧倒されるばかり。 [128014]

一月

三十一日

アニメ「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」は悶えさせられた。いやいやいやいや、高校生が一人暮らしして、さらに同級生も隣で一人暮らしって、幾ら何でもありえないしょうけど、いや、でも、萌えざるをえず。僕も駄目人間になりたい。ただの駄目おぢさんじゃなく。というかこの主人公が駄目人間じゃないのが、ね。

最近見始めた今季アニメ「佐々木とピーちゃん」、この設定に親近感が湧く。だって、就職氷河期世代のアラフォーおぢさんが、何とか就職できた中小企業でしがない日々を送ってるって。ほいでこっそり可愛いもの好き。僕はこっそりじゃなくて堂々と可愛いもの好きだけど。 [127950]

三十日

何か微妙に体調が悪い。咳が出るでも鼻が出るでもないのにしんどい。微熱はある。しかし微熱という以上にしんどい。急遽仕事を休む。たぶん体調不良で休むなんて何年ぶりだろうか? 風邪でもなさそうだし、内臓? 風邪よりもかえって怖い。

芦原妃名子さんの訃報を目にして心が沈む。ふと「死ぬこと以外かすり傷」という言葉を思い出す。検索してみたらデブ業界では「満腹以外飢餓状態」というと類語があって、思わず笑ってしまった。検索エンジンに癒やされる今日この頃。

二十九日

仕事で、新しいことや珍しいことを任せるとき、勉強になるからとか、経験になるからとか、そういうふうに言うのは如何なものかと思う。僕は言われて嫌だった。確かに結果として勉強になるかも知れない。でもそれは目的じゃない訳で、どうしたらちゃんとできるか、あくまで今の問題に全力で対処すべきだと思う。だからこういうときは単に、難しいかも知れないけど頼む、と伝えるべきだ。

二十七日

母の面会へ行ってから、映画を見に行く。実写版「ゴールデンカムイ」である。

良くてきていて何度か泣いてしまった。きっちり原作どおり描いていて全体的にクオリティ高かった。アシㇼパさんはもう少し背が低いイメージだったので、山田杏奈は大きすぎたかな。演技は良かったけど。

寅次の婚礼を眺める杉元……切なすぎる映像だった。

普通に続きそう。次は辺見ちゃんが登場するかな?

帰りに値下げされていた冬コートを買ってきた。今のお古をクリーニング出しても結構な値段になるので、いっそ来年のために新調しとこうかと。

二十五日

元々休みがちだったN君、体調不良という割に、出てきたら元気そうに見えるし、確かに痩せてきているようには見える。正直こんなに中途半端に出てきてもどうしようもないのだが。今週も月曜日から来ていない。どういうことだ。よく分からない。このままフェードアウトしてしまうのだろうか。

今季アニメ「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」はかなり面白いなあと思って見始めている。で、「悪役令嬢レベル99」もけっこう面白い。今季は悪役令嬢ものが豊作だなあと思っていて、

ふと、僕の中で悪役令嬢ものと言えば「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」が原典だと思い出す。今季のアニメはとりあえず自分の強さがあったけど、ハメフラは違う。ただ前世の知識とゲームの知識があるだけで、その知識と持ち前の性格だけでどんどん自分と周りを幸せにしていく。そう考えると、やっぱりすごくいい話だったなあと思う。

二十二日

G1サラブレッドクラブが唐突に月額会費の値上げを発表。しかも月千六百五十円から三千三百円に倍増である。

これまで安かったので、そういう意味では理解できるが、そもそも入会するクラブを選ぶとき、会費が安いことを重視したので、やはり納得できない。しかも所属馬が余り活躍してない現状からすると……。

サンデーと社台の両方にだと会費が一つで済むことを考えると、むしろこっちの方が高いことになってしまう。幾ら何でもそれは理不尽な気がする。今の出資馬が引退するタイミングで退会を考えるかも知れません。

二十日

Dアニメストアに「serial experiments lain」があることに気づいて久しぶりに見た。たぶん初めて見たのは二十年以上前、前世紀だったはずだが、その世界にどんどん引き込まれていく。ここまで世界が確立されて、すっかり引き込まれていくアニメって、近頃ない気がする。今見てやっぱり凄い。インターネットがまだ一般に広まっていない時代の作品とは思えないクオリティで、今見ても新鮮であり、そして今ある現実を見事に予知してもいる。やはり素晴らしいアニメだった。

最近の夕食は野菜やら何やらをぶち込んでの鍋ばっかり食べてる気がする。結局これが一番簡単で一番旨いかも知れない。そして飽きない。

七日

体調はようやく戻ってきた。

朝からHさんとUさんと乗り合わせてインテックス大阪へ向かい、そのまま駐車場の乗り付ける。久しぶりにサークル参加で、Hさんのサークルと合体させていただいた。

今回も既刊と無配のコピー本だけだが、体調不良の所為もあって昨日にようやくツイッターで告知しただけなので、誰も取りに来ないと思っていたけれど、何人も来てくれて無配はなくなってしまった。もっと刷ってきても良かったかも知れない。中には既刊の感想でとても良かったと声かけてくれる方もいて感謝感激です。

一日

大晦日、除夜の鐘が聞こえて来る中、Hさんと待ち合わせして、歩いて神社へと向かう。一月の割には暖かい穏やかな気候だけど、それでもやはり寒い中、話をしながらゆっくり歩く。

日付が変わる十分ほど前に神社に着く。なかなかの人が集まっている。本殿の前の方から音頭を取って盛り上がっている声が聞こえる。酔った若者たちが騒いでいるようだ。そしてどこからともなくカウントダウンが始まって零時を過ぎた。

本殿の中央は人だかりでちょっと近寄りがたいので、端の方の臨時に開けられた扉から手を合わせる。破魔矢を買ってからおみくじを引いたら大吉だった。大吉だった。大吉だった。

一度寝て起きる。ここの所、寝不足なのでもっと寝るべきだったのかも知れない。少し体が疲れを感じている。素直にそれに従えばいいものを、せっかく元旦だからと、よく分からない自分のこだわりで東洋ショーへ向かう。

正月の東洋ショー、始まる前の本舞台が好きだ。中央に鏡餅、その両側に酒が供えられて、そこはかとなく厳かな雰囲気があって好きだ。そしてロビーでは振る舞い酒。樽酒を柄杓ですくっていただく。既に酔っ払ってふらついている人がいるが大丈夫であろうか。

開演。正月限定のフレンチカンカンで始まり、その流れから一番のひなた鈴の演目が始まる。この流れ、とてもいい。そして最後のあるきまいさんまで続く。見事なステージであった。

しかし流石にしんどくなってきたので帰ることにする。途中、電車に乗ってて気づかなかったけれど地震があったらしい。日本海側では大津波警報が発令されたらしい。新年早々、色々なことがある。


『或阿呆の日記』 制作・著作/香倉外骨  2003/01/09初出  #128627
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