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川崎18XX会 2024.04.06

18GB 18GB: The Railways of Great Britain
(説明 65分 プレイ時間 480分)
18GB-20240407-1.JPG18GBはイギリスのグレートブリテン島(イングランド、ウェールズ、スコットランド)を舞台にした18XXです。特徴としては以下の要素があります。
1.列車購入義務がない。よって強制列車購入もない。
2.社長株も売ることができる。そういった社長は自動運営される。
3.ダブルオーOO,ダブルエックスXXタイルが多い。
4.タイル配置のルール制限が厳しい。その会社が届く場所の線路が新たに変えられなければならない。
5.緑と茶色の間に青色タイルがある。
6.東西ルート、南北ルートのボーナスがある。
7.運営ラウンドは固定で2ラウンド。
8.列車は、4+2や4Xなど特殊なものが多い。

18GB-20240407-2.JPG特に1の列車購入義務がないことは新鮮で、会社にお金がなくなったら2のように社長株を売ってしまえば良いのです。これは、今までの18XXのルールを覆す斬新なルールですが、ちゃんと機能しているように思います。また、タイルについては3で述べたように同ヘックスに2つある都市は独立した路線に上になり、路線が絡み合ったように発展していくのは真実味があって面白いです。

18GB-20240407-3.JPG今回は未経験者のための推奨ルールで、プライベート会社をランダムで分配して開始。自分はリバプールの港からの収益が高くなる Livrpool & Manchester と、カーライルにトークンを置ける Maryport and Carlisle の2つのプライベートが割り当てられたので、リバプールに比較的近いリーズ Leeds にある Lancashire and Yorkshire Railway (LYR) を設立しました。XXタイル上にあり、他のみんなが同タイルのもうひとつのリーズ駅を使っていたので、自分は割と悠々と路線を作れました。

18GB-20240407-4.JPGOOタイル嫌いのがとぅさんが列車保有制限のルールを誤って、余分に2列車を買ったことから、自分に思いがけなく3列車が来てリバプールまでの高収入路線を序盤から確保できたのは大きかったです。2番目の会社としては、エジンバラ Edinburgh の North British Railway (NBR) を設立。フォース湾 Firth of Forth を超えるルートでアバディーン Aberdeen までの独立路線を建設しました。その後 NBR は社長株を売って(!)手放し、なんとかLNYは4X列車を購入。最後はさたもとさんがスプレッドシートを使って収益を計算し、自分が珍しく勝利しました。

18GB-20240407-5.JPGやはり勝因は序盤の3列車、それによる収益で多くの株を買えたことだと思います。ただ、終盤はやることがなくなってしまい、少々退屈な展開になってしまいました。しかし、ちゃんと完走できたのは良かったです。(最後の写真は持っていた株と盤面の最終図)。

結果:自分 4845、さたもと 4270、しのだけ 4265、がとぅ 3679、とけい 3534


トランプ&タロット会 2024.04.06

NameTag20240406.JPG第5回目となるトランプ&タロット会です。カナスタにちなんで名札はスペードの3です。今回は新しいゲームは遊ばずに、伝統トランプゲームを中心に遊びました。




カナスタ Canasta
(説明 15分 プレイ時間 各130-150分)
Canasta20240406.JPGまずは、前回遊んでまた遊びたかった「カナスタ」を遊びました。前回と異なり、この日は山札からの補充は1枚です。補充が2枚だと確かにゲームは早いのですが(前回2枚補充で5ディール、今回1枚補充で8ディール)、2枚取って1枚捨てるので手札が自動的に増えていき、ゲーム終盤での最初のメルド120点などは格段に作りやすくなります。やはり補充1枚の方が厳しいし面白いではないのかというのが今回の自分の感想です。

1戦目ではかなり致命的なルールのミスをしてしまいました。ワイルド(ジョーカーや2)が捨てられたらフローズンなのですが、ナチュラル2枚が手札にあればそのワイルドを拾ってメルドを作れるとしてしまったのです。なので、ワイルドを捨てるのが難しく、フローズンにしたくて捨てても拾われてしまうことが多かったのです。しかし、我がペアが勝利しました。(1枚目の写真はこの日唯一のナチュラルカナスタ)

CanastaScores20240406.JPG2戦目は「スカート」のあとに遊びました。このときは経験豊富なズミさんの指摘で、ワイルドや黒3は絶対に拾えないということがわかり、正しいルールで遊べました。そして正しいルールはやはり面白かったです。前回のレポートでのカナスタのルールを修正しておきました。我がペアは2ディール目以降なかなか高得点が取れず、5ディール目終了時には1000点以上の差があったのですが、7&8ディール目で相手チームがマイナスを2連続で取ったこともあり逆転勝利!

参考:カナスタの詳細レビュールール
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/002365.html#canasta


結果
1戦目(8ディール):自分&ハッチ 5825、ダックス&ミロ 5315
2戦目(8ディール):自分&mulberry 5930、みつる&ズミ 4270



タントニー Tantony
(プレイ時間 45分)
Tantony20240406.JPGリードスートの最も小さいカードがそのトリックの点数になり、トリックを自分を含めた好きな人に与えられるゲームです。1人3トリックしか取れず、取ったカードが次のディールを兼ねています。シンプルながらもかなりマニアックなルールです。一般的には後半のトリックの方がボイドも多くなり高得点なので、前半のトリックは他のチームに渡したいところですが、そのコントロールを得るためには高い数値を使わなければなりません。また、同一スートのトリックを2つ取れば、それだけで8枚くらいは同じスートになるのでかなり強いです。この辺りが基本的な方針だと思います。

結果:自分&mulberry 210、ミロ&みつる 124



ハーツ Hearts
(プレイ時間 45分)
Hearts20240406.JPGここで気分を変えて、シンプルな「ハーツ」を遊びました。時間の都合で50点勝負、つまり誰かが50点を越えたら終了としました。5ディール目にシュートザムーン(スラム)に成功し、ここで50点を越えたプレイヤーが出てゲーム終了。写真はその時の手札です。

やはりハーツはトリックテイクのなかでもシンプルで面白いと思います。リードのやり方、トリックの取り方、避け方など基本がよくわかるのも良いところです。

結果(5ディール):自分 12、mulberry 49、ミロ 59、みつる 62



スカート Skat
(プレイ時間 9ディール65分)
Skat20240406.JPG3人だと通常なら「ナインティナイン」などをやるのですが、ドイツの伝統ゲーム「スカート」に興味を持ってくれたので教えることになりました。それにしても「スカート」は教えるのが難しいですね。今回はデクレアラーが常に敗北し、61点を取るのは(あるいはひとつもトリックを取らないのは)絶対無理だろうという印象を与えてしまいました。9ディールやって、一度もデクレアラーが勝てませんでした。ということで、全員マイナス点です。

結果:自分 −48、マルベリー −136、みつる −222



ここで、カナスタの2戦目。詳細は前述の通り。



キャンセレーションブラックレディ Cancellation Black Lady
CancellationBlackLaady20240406.JPG最後のゲームは9人で「キャンセレーションブラックレディ」です。なんと4デッキ分入っているそうで、2−4枚の同一カードはキャンセルということになりました。これはかなりパーティー感が強いです。1ディールだけのプレイ。

結果:不明



Results20240406.JPGこれでトランプタロット会は終了です。6人くらいで浅草で夕食をとり、そのあとズミ&さやさん宅にお世話になりました。ここでは「ピックアペン」シリーズからまだ彼らが遊んでいないという「石碑」を遊びました。




ピックアペン 石碑 Pick a Pen: Crypten/Crypts (999ゲームズ版)
PickAPenCrypten20240406.JPGどのレベルでも良かったのですが、短そうなレベル1を選択。縦横5列で連続で同じ色を塗るのが目標です。パスができないのがかなり辛いのですが、横列を完成させればそのシンボルはワイルドになるので自由度が高まります。以前遊んだ時よりはうまく行ったと思うのですが、ズミさんが強かったです。

結果(レベル1):ズミ 42、自分 34、さや 25



それにしても、たっぷり遊べた1日でした。次回が楽しみです。


メープルゲーム会 2024.04.03

メープルゲーム会2日目です。夜から用事があったので遊んだゲームは2種類だけです。



1911 アムンゼン対スコット 1911 Amundsen vs Scott
(説明 20分 プレイ時間 各20−40分)
1911AmundsenVSScott20240403-1.JPG1911年の南極点初踏破のレースをモチーフにしたレースゲームです。プレイヤーはノルウェイのアムンゼンとイギリスのスコットになって南極点を目指します。手番はカードをプレイするか補充するかです。プレイする時は基本的には進む先のマスに合わせてプレイしていきます。最初の1マイスは1枚で良いのですが、それ以降は各マスにつき対応する色が2枚必要なので一気に進むのはなかなか難しいです。補充は3通りあり、1枚補充、1枚捨てて2枚補充、3枚捨てて3枚補充の3択です。補充は見えている3枚のカードのうち一番デッキから遠い端からでなければならず、取ると残ったカードがスライドされて、山札から公開されて3枚になるというシステムです。なので、デッキに近い3枚目のカードを取るには、最後の選択肢である3枚捨てて3枚補充を行うしかないわけです。さらに面白いのはこの捨てるというアクションでも効果があるカードがあることです。相手を邪魔するカードや自分にだけワイルドになるカードもかなり多く、自分を進めるか相手を邪魔するかのバランスが難しいです。

1911AmundsenVSScott20240403-2.JPG1戦目はスコットさんがアムンゼン、自分がスコットを担当しました。しかし、なんと誰も南極点にたどり着けず、共に敗北。2戦目は役割を交代して、自分がアムンゼンになりました(やはりスコットさんがスコットの方がわかりやすい)。裏面の拡張ボード「1912」を使うことになっていましたが、拡張ボードまで行く前に自分が差をつけて南極点に先着し勝利。そして3戦目、ようやく拡張ボードまで行きました。しかし、キーカードを何枚か取られたこともあり、最初の差が縮められずに敗北。

後で調べたら、このゲームは出版直後の2013年のエッセンで1度だけ試遊していたみたいです
参考:エッセンシュピール2013(2013年10月24日を参照)
https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/001296.html

結果
1戦目(通常ゲーム):自分(スコット)、スコット(アムンゼン)、2人とも敗北
2戦目(1912拡張込み):自分(アムンゼン) 勝利、スコット(スコット) 敗北
3戦目(1912拡張込み):スコット(スコット) 勝利、自分(アムンゼン) 敗北



マカオ Macao
(プレイ時間 90分)
Macao20240403.JPG昨日遊んでルールを覚えたての「マカオ」を遊びました。2人なのでプレイ時間は昨日の半分の90分。特に最初の6ラウンドは30分くらいで終わってしまいました。ボード上の陣取りでは特定のキューブが必要なので、手番順がかなり大切です。結局2人ともほとんど同じ組み合わせを取ることが多いからです。カードの能力が少しわかりづらいものもありますが、大体のゲームがこれでわかった気がします。スコットさんが強く、10点差で敗北。このダイスの使い方が面白いと思うので、ここだけ抽出したゲームが出てほしいです(既にあるのかもしれませんが)。

結果:スコット 93、自分 83



これで2日間のゲーム会は終了です。また次回が楽しみです。