ゲーム・インデックス

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R-120 2024.04.20

R-120に夕方から参加しました。



ピックアペン 岩礁 Pick a Pen: Riffen/Reefs (999ゲームズ版)
(説明 15分 プレイ時間 55分)
PickAPenRiffen20240420.JPGピックアペンシリーズの「岩礁」です。初のレベル3です。レベル3ではボード上のスクリューを獲得することができ、後の手番で使うことができます。スクリューを使うと、鉛筆の出目に関わらず、曲がっても良い3ステップとして扱えるのです(ただし色は変えられない)。これはかなり便利な能力です。

しゅだっちさんが早取りのボーナスをいくつか獲得して勝利、差が開かないうちにとコインを10個集めて終わらたねんそさんは僅差で2位でした。

これでピックアペンシリーズの3種(庭園、石碑、岩礁)はレベル1−3まで一通り遊んだことになります。どれも甲乙付け難く良いゲームです。この岩礁はネクストステーションというゲームに似ているらしいので、いずれそちらも試してみたいです。

結果(レベル3):しゅだっち 64、ねんそ 62、自分 44、ぴーかん 43



発熱 Fieber
(プレイ時間 各10−15分)
Fieber20240420.JPGねんそさん持ち込みの手軽なバースト系ゲーム。病人の体温を35度から42度の範囲に収めるゲームです。手番には必ずカードを1枚プレイしなければならず、それによって体温が上下します。カードは裏面が赤、青、白になっていて、それぞれ体温が上がるカード、下がるカード、特殊カード、というようにある程度の情報がわかるようになっています。これを元に次のプレイヤーにカードを出させないようにするのです。また白の特殊カードの次には特殊カードが出せないという縛りがあり、これもかなり出すカードに制限を加えています。そうはいっても山札はランダムにこれら3色のカードが混ざっており、選ぶことはできません。カードが出せないと手札が1枚少なくなり、手札がなくなると脱落です。

1戦目は、自分が真っ先に脱落。悔しいのでもう1戦しました。2戦目は接戦の中、なんとか手札1枚で最後まで生き残って勝利。

結果
1戦目:ぴーかん 3(勝利)、ねんそ 0、自分 0
2戦目:自分 1(勝利)、ぴーかん 0、ねんそ 0



謎の地下世界 Tajemnicze Podziemia
(プレイ時間 各15分)
TajemniczePodziemia20240420-1.JPGねんそさん持ち込み。この「謎の地下世界」は「奇妙なキッチン」のポーランド版リメイクですが5人まで遊べるのが良いところです。今回は3人だったので、余っているうちの1人分を読み札にしました。そうすれば、全員公平にすべてのタイルを俯瞰しながら将来の手を考えられるのです。なので、5人で遊ぶ時のために読み札カードを作った方が良いかもしれません。

TajemniczePodziemia20240420-2.JPG1戦目はどこに配置しても良いという通常ルールです。選択肢が多くて難しく、最後に入り口のタイルを残すという危険なことをしてしまいましたが運良く大体つながりました。2戦目は入り口からタイルを配置し、その後もすでに置かれたタイルに隣接する場所に配置する、というバリアントルールを使ってみました。このルールの方が実はわかりやすいかもしれません。入り口から置いていくので大きな失敗も少ないと思います。

結果
1戦目:ねんそ 11、自分 11、ぴーかん 10
2戦目(バリアントルール):自分 12、ねんそ 9、ぴーかん 7



グッド オーメンズ 恐れ多きゲーム Good Omens: An Ineffable Game
(説明 20分 プレイ時間 各5−15分)
GoodOmensWar20240420.JPG「グッドオーメンズ」というのはアマゾンプライムで観られるドラマだそうです。それをモチーフにしたミニ協力ゲームが7種入っています。今回はそのうち2種を遊びました。

1種目は「戦争 War」です。中央の敵デッキから出てきたカードの数値よりよりそれぞれのプレイヤーのカードの数値が大きければ敵を倒したことになり、そうでなければダイスを振って攻撃力を追加するか、特殊カードの能力を使います。こうして中央の敵デッキが全て無くなれば勝利です。ほぼ考え所はゼロです。

GoodOmensFightHeaven20240420.JPG2戦目は「天国の戦い Fight Heaven」です。指定されたポーカーハンドのような組み合わせを作るゲームです。これはプレイヤーによって難易度に差がありすぎてバランスに問題があるように思います。こちらは敗北。

あと5種のゲームがあるのですが、そのうちどれかは楽しめるものがあると良いなあと思います。

結果(ねんそ、ぴーかん、自分の3人)
1戦目(戦争):勝利
2戦目(天国の戦い):敗北



カボチャおばけ Grusel-Wusel
(プレイ時間 5分)
Grusel-Wusel20240420.JPG最後は「カボチャおばけ」です。アミーゴ??年。何度かこのパッケージは見たことがありますが、遊ぶのは初めてです。カボチャは全部で12種類あります。目と口の色、(どちらかが赤でどちらかが黄色なので2種類)、カボチャの目の表情(つり目、普通、下り目の3種)、そして頭のヘタの方向(右と左で2種)と3つの要素がありカードやダイス目はこれらに対応しています。

大量のダイスを振り、リアルタイムで出目のうちのどれかと同じカボチャを自分の前のカードから探します。うまく見つかったらダイスとカボチャを1組にして誰かに押し付けるのです。押し付けられたプレイヤーは、それが正しい組み合わせかをチェックします。間違っていたら持ち主に戻しますが、正しかったらダイスを振って場に戻し、カードは自分の前に追加しなければなりません。こうして砂時計が落ちたとき、一番カードが少なかったプレイヤーの勝利です。

結果:ぴーかん 3、ねんそ 3、自分 1



これでR-120は終了です。次回は会の趣旨通りに120分かかるものを遊びたいです。


ディアシュピール 2024.04.15

この日のメインのゲームは1993年の「ラストパラダイス」。あとは、初プレイの子供ゲーム2種と「クマさんグミ」シリーズの「ナイトライフ」と古典的名作の「ラー」です。



ヤカリ 秘密のメッセージ Yakari: Geheime Botschaft
(プレイ時間 15分)
YakariGeheimeBotschaft20240415.JPG2012年、ラベンスバーガー出版。「ヤカリ」というのはドイツでの子供向けアニメーションらしいです。ダイスの代わりにコマを回すのですが、説明書にはコマの作り方だけでなく、コマの回し方まで書いてあります。問題はコマを回すとなかなか止まらないことです。しかし、みんな慣れてきてコマに向かって羽をぶつけて速度を緩めたり、早くコマが止まるような回し方をしたりと技術が磨かれていきます。

目的は8つの空きマスのうち7つに自分の羽根(秘密のメッセージと思われる)を届けることです。手番にはコマを回して出目に従います。出目が1−4の数字のときは共用のヤカリを時計回り、反時計回りのどちらかに進めます。オオカミを越えて進めないので1方向に動きが限られることも多いです。移動先にまだ自分の羽根がなければ置けます。移動先がティーピー(テント)だとオオカミを動かせます。出目が鷹なら、好きなマスにヤカリを動かすことができ、出目がオオカミならオオカミを動かします。

マスが埋まるに従って、あらたに羽根を置くのが難しくなりゲームが少々冗長になるのが欠点です。

結果:かーん 0(勝利)、自分 1、はっくつ 2、やぎの 2
(点数は残りの羽の数)



ラスト パラダイス Das Letzte Paradies
(説明 10分 プレイ時間 45分)
LetzteParadies20240415.JPG1993年、フランクコスモス出版。握り競りですが競り勝ったプレイヤーは2番目に多く握ったプレイヤーの金額だけ支払えば良いのです。1993年のゲームなのにネットオークション式のゲームなのです。そして守られた自然が少ければ少ないほど自然を守るボーナスが大きいです。1993年のゲームなのにSDGが考えられています。クニツィアは既に21世紀を見ていたのかもしれません。さらに、構造上元本割れすることが多く、元本割れすると失格です。

はっくつさんがアイランドボーナス(5エリアのボーナス)を狙う中、かーんさんとの競りでかなりの出費をしていました。自分は何とかアイランドボーナスを達成。結局、得られたヴィラとホテルは、かーんさんが1つ、やぎのさんが2つ、はっくつさんが3つ、そして自分が4つでしたが、勝利したのは1つしかヴィラを得ずにオークションを釣り上げていたかーんさんでした。自分はギリギリ元本を上回り2位。

結果(元本60):かーん(赤) 78、自分(黄) 62、やぎの(青) 55(脱落)、はっくつ(黒) 34(脱落)



マウス 早く置いて! Die Sendung mit der Maus: Schnell gelegt
(プレイ時間 各3分)
SchnellGelegt20240415.JPG2001年、シュミット出版。マウス Maus というのはドイツで人気のキャラクターらしいです。正方形のタイルは6枚でネズミになるものと6枚でゾウになるものがあります。目的はできるだけ早く、この12枚のパズルを完成させることです。場には4人分48枚のタイルが裏返しに置いてあります。これをリアルタイムで1枚ずつめくり、自分のところに持ってくるか、すでに持っているタイルならば裏返して元に戻します。スピード勝負なのです。

1戦目で惨敗したので、2戦目もリクエストしたのですが、やはり惨敗。

結果
1戦目:やぎの 1位、かーん 2位、はっくつ 3位、自分 4位
2戦目:かーん 1位、やぎの 2位、はっくつ 3位、自分 4位



クマさんグミ ナイトライフ Gelini Nightlife
(説明 15分 プレイ時間 25分)
GeliniNightlife20240415.JPG2009年、シュミット出版。自分のボード(ステージ)をクマさんグミで埋めていくゲームです。記録を見たら今回で遊ぶのは8回目なので、ルールの詳細は省略しますが、何しろ久し振りでかなりルールを忘れていました。

「ツタンカーメン」のように進んだ先のタイルを取るのですが、手番プレイヤーは常に最後尾のプレイヤーで、手番プレイヤーが振ったダイス目を拒否すると後ろから順にダイス目を使う権利が移る、というのが面白いです。今回は序盤あまり考えずにプレイしてしまい、うまく仲間やVIPやスターを集められずに惨敗でした。

結果:はっくつ 28(勝利)、かーん 23、やぎの 20、自分 12



ラー Ra (アレア版)
(説明 10分 プレイ時間 50分)
Ra20240415.JPG1999年、アレア出版。何とやぎのさんがまだ遊んだことがないというのでお店に常備してある「ラー」を遊ぶことになりました。初版なのになぜかタイルが袋に入っています。おそらくあとから袋を追加したのでしょう。

今回はナイルに恵まれず、ひたすらファラオとモニュメントで稼ぎました。アレア版の絵は最近のゴージャスな絵に慣れると賛否あると思いますが、個人的にはシンプルでわかりやすくて好きです。

結果:自分 47、かーん 35、やぎの 34、はっくつ 12



終わってみれば、クニツィア率100%でした。誰も気が付かなかったみたいですが、実は2日前のクニツィア会の延長戦だったのです。


横浜クニツィア会 2024.04.13

Spielbox-EdiitonSpielbox.JPG第32回横浜クニツィア会です。会場は神奈川区民館料理室。参加者は4人。序盤はぴーかんさんと2人だったので、「キャッチ」「マラブンタ」「ザメック(カルカソンヌディブルク)」と2人用ゲームを3種遊びました。個人的に初プレイのゲームはありませんが、久し振りに遊ぶゲームが多く、昔のクニツィアの奇妙なゲームを見直すいい機会になりました。版違いでの初プレイはシュピールボックス収録の「キャッチ」です。

Spielbox-SpielImHeft.JPG第3回から(第12回を除いて)古い順にひとつずつ遊んでいたシュピールボックスシリーズは、今回の「キャッチ」で最終回です。1991年2号から1995年6号まで29号連続でゲームを掲載するのは凄いことだと思います。1992年までの11作(2枚目の写真)は Spiel im Heft(冊子のゲーム)と書かれていただけですが、1993年以降の18作(1枚目の写真)は Edition Spielbox とシリーズ化され1番から通し番号がついています。これらの中には製品化されたものが12作あります。他にも製品版にすれば良いのにと思うゲームもいくつかあります。また、アブストラクトゲームが16作(うち2つは多人数アブストラクト)と多いのも特徴です。

以下はこれら29ゲームの横浜クニツィア会で遊んだ時のレポートへのリンクです。

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1991年
プリズマ Prisma (アブストラクト、同名で製品化)
ジロ デ イタリア Giro d'Italia (多人数アブストラクト、レースゲーム)
フリント船長の財宝 Der Schatz des Käpt'n Flint (アブストラクト、同名の製品版は別のゲーム)
インベストポリー Investopoly (経済ゲーム)
パワープレイ Powerplay (アブストラクト、「革命/アトランテオン」の元)

1992年
アイリッシュ ウルフ Irish Wolf (カードゲーム、「フリンケピンケ」としてルール変更の上で製品化)
トライアド Triad (アブストラクト)
オリンピアード Olympiade (10種競技のダイスゲーム)
リネア Linea (アブストラクト、「ストーンヘンジ」としてルール変更の上で製品化)
アスコット Ascot (大人数での交渉と賭けの競馬ゲーム)
ホモ プフィフィカス Homo Pffificus (多人数ビッド&レースゲーム、「王宮にて(ゲーム全格納庫より)」として製品化)

1993号
クリンチ Clinch (アブストラクト、「ティク」として製品化)
ペナルティー Penalty (2人用アイスホッケー、ブラインドビッドゲーム)
ジュピター Jupiter (ダイスとコマの配置ゲーム、同名で製品化)
インターメッツォ Intermezzo (アブストラクト、同名で製品化)
ロイヤル フラッシュ Royal Flush (トランプを使ったポーカーハンドのブラフゲーム)
ビジネス Business (多人数アブストラクト、エリアマジョリティー)

1994年
投票日 Wahltag (エリアマジョリティー、「ベガス」としてルール変更の上で製品化)
レー Re (チェス系のアブストラクト)
キング King (チェス系のアブストラクト)
クアトロ Quattro (アブストラクト)
オリックス Olix (アブストラクト、同名で製品化)
トップ Top (トランプを使ったセットコレクション、「スパイ」としてルール変更の上で製品化)

1995年
チェックス Chex (チェス系のアブストラクト)
キック Kick (2人用サッカーダイスゲーム)
シーシュポス Sisyphos (読み合いのレースゲーム)
タビュラ ラサ Tabula Rasa (ラミーキューブを使ったマジョリティーゲーム、同名でルール変更の上で製品化)
リメス Limes (チェス系のアブストラクト)
キャッチ Catch (ドミノタイルを使ったアブストラクト、同名で製品化)
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キャッチ Catch (シュピールボックス版)
(プレイ時間 各10−15分)
CatchSpielbox06:95.JPG「キャッチ」はシュピールボックス1995年第6号の付録でEdition Spielboxの18作目です。そして29号連続でシュピールボックスに掲載されたクニツィアのゲームの最後でもあります。

2人用のアブストラクトゲームで、8x8のボードに1x2のドミノ型のコマを交互に配置します。ドミノを置く向きはプレイヤーごとに決まっていて、ひとりのプレイヤーが縦向き、もうひとりが横向きに置きます。置いたことによって3マス以下のエリアを区切るとそれが自分のものになり、自分のコマを置きます。こうしてどちらのプレイヤーも配置できなくなったらゲーム終了です。

Catch20240413.JPGバリアントとして「キャッチ2」、「キャッチ4」があり、それぞれ2マス以下、4マス以下のエリアを区切るのが目的です。それらと区別するために、このメインのゲームはキャッチ3というらしいです。

用具として28の長方形コマが必要で、ドミノを裏返して遊ぶと良いと書かれていたので、クニツィアの「ドミノパズル Domino Knobelspass」のドミノを使用。プレイヤーのコマは「オリックス」から流用しました。なるほど、ドミノのD6を使うので28枚な訳ですね。

CatchBoxes20240413.JPGぴーかんさんが縦向き、自分が横向きを担当し、先手プレイヤーを交代して2回遊びました。アブストラクトゲームとしては難しく、そしてかなり面白いゲームだと思います。相手に1や2のエリアを与えつつ自分は3のエリアを取るということをしたり、1x6のエリアを作ってエリア4つ分を確定させたりと、激しい攻防が続くなか、どちらも後手が勝利しました。

このゲームは2013年にインテレゴ・ホルツシュピールから製品版が出版されています。ルールは同じで、キャッチ2やキャッチ4のバリアントも収録されています。どうして長方形のコマが28枚なのだろうと思っていましたが、今回その謎が解けました。ゲームに歴史あり、ですね。

結果
1戦目:自分 12、ぴーかん* 8
2戦目:ぴーかん 11、自分* 9



マラブンタ Marabunta (ホビージャパン版)
(説明 25分 プレイ時間 55分)
Marabunta20240413.JPGフタリシュピールで遊んだ以来2回目です。ようやく自分のコピーを手に入れました。紙ペンの一種ですが、何度も消せるボードになっています。ボードに数字を書いていき各エリアでもマジョリティ争いをします。ロール&ディバイドと書かれたシステムで、ひとりがダイスを6個振ってそれらを2つの組に分け、もうひとりが好きな方を選び、ダイスを振ったプレイヤーは選ばれなかった方を取るという方法です。いわゆるケーキの切り分け問題で、カードを使ったものでは「カナルグランデ」や「サンマルコ」が有名かもしれません。

ダイスなのでその出目の傾向によって作戦を変えていかなければならないのが面白く、これは紙ペンバトル鉛筆シリーズの「ピックアペン」にも通じます。カードだといつか必ず出るのですが、ダイスではそうはいかないのでそこが面白いところなのです。お互いいい勝負だったと思うのですが、2点差でぴーかんさんの勝利。

結果:ぴーかん 11、自分 9



ザメック Zamek
(説明 15分 プレイ時間 40分)
Zamek20240413.JPG「ザメック」は「カルカソンヌディブルク」のポーランド版です。「カルカソンヌディブルク」では手作りしなければならなかった拡張「ファルコン」が、「ザメック」では製品化されたのでそれを試したかったのです。しかし、ぴーかんさんは「ディブルク」」自体が未プレイだというので、今回は拡張なしで遊びました。

ぴーかんさんはかなりアグレッシブにこちらの領土を乗っ取ろうとしてきます。必死に守ったり、追加でミープルを近くに配置したりと防戦に追われて前半は点数が伸びず、かなりぴーかんさんに差をつけられてしまいました。しかしスコアトラックの角にある特殊タイルをゆっくり取っていけたこともあり、赤い建物での首位のボーナスで最後は逆転。4点差という僅差の良い勝負でした。さすがぴーかんさんです。次回は拡張を入れたいものです。

結果:自分 87、ぴーかん 83



フロッテ フロッセ Flotte Flosse
(説明 5分 プレイ時間 5分)
FlotteFlosse20240413.JPGここから4人です。まずはぴーかんさんリクエストその1「フロッテフロッセ」です。めくられた魚と同じ魚を網で取るだけなのですが、魚が歯を出していたら危険なので取ってはいけません。取るための握り手付きの網が良いと、その部分は好評でした。

結果:ぴーかん 3、佐藤 3、自分 3、とけい 1



カントリー ライフ Alles Tomate!
(プレイ時間 10分)
AllesTomate20240413.JPGぴーかんさんリクエストその2「カントリーライフ」です。シンプルな記憶ゲームですが、7種類のものがどんどん入れ替わっていくので慣れるまでは難しいです。「ぶんぶんかくれんぼ」とこのゲームがクニツィアの記憶ゲームでは好きです。

結果:自分 18、佐藤 11、ぴーかん 8、とけい 4



ジェネシス Genesis
(プレイ時間 65分)
Genesis20240413.JPGぴーかんさんリクエストその3「ジェネシス」です。カラーダイスを使った陣取りで、プリミティブで渋いゲームだと思います。何度やってもどうやったら勝てるのかがよくわかりません。序盤はどこから打てばいいのかよくわかりませんが、終盤近くだと打ちたいところが多いのに手番数が少なくて大変です。カラーダイスでいつもワイルドを2つを出していたぴーかんさんの勝利。

結果:ぴーかん 29、とけい 26、佐藤 25、自分 20



ピックアペン 庭園 Pick a Pen: Tuinen/Gardens (999ゲームズ版)
(説明 5分 プレイ時間 40分)
PickAPenTuinen20240413.JPGここで、最近よく遊ぶピックアペンシリーズから「庭園」です。このシリーズでは一番説明しやすいです。レベル1を選び、自分は5色エリアを6つ作る作戦です。しかし、単色エリアも同時に優先させてしまい、5色エリアは4つしかできませんでした。あと少しだったのに。

結果(レベル1):自分 74、佐藤 65、ぴーかん 65、とけい 55



フェーケライ Ferkelei
(説明 5分 プレイ時間 35分)
Ferkelei20240413.JPGぴーかんさんリクエストその4「フェーケライ」です。「交易王」の元になったゲームですが、そこまで似ていません。場に3枚以上にならないと点数にならず、4枚、5枚にして2倍、3倍にすることが大切です。なので手札を同じ色で貯めたいのですが、交易王と違って5枚の手札制限があるので、何度か無駄打ちをして手札を調整しなければならないのがどうもなあと思ってしまうところです。しかし、このゲームならではの独特な部分もあり、遊ぶ価値があるゲームだと感じます。

今回は佐藤さんがピンク5枚を一気に出したのが決めてとなり、佐藤さんの勝利。

結果:佐藤 82、自分 73、ぴーかん 72、とけい 60



フィガロ Figaro (ティルシット版)
(説明 5分 プレイ時間 40分)
Figaro20240413-1.JPGぴーかんさんリクエストその5「フィガロ」です。 自分を含む誰の前にもカードをプレイできるというのが特徴で、誰をバーストさせるのかというなんとも恐ろしいゲームです。久し振りに遊んだので、こんなに攻撃的なゲームだったことを忘れていました。みんな口々に「オープン会には持っていけないゲームですね!」と言います。でもユニークで良いゲームだと思います。

結果:佐藤 1位、ぴーかん 2位、自分 3位、とけい 4位



キングス ロード King's Road
(説明 10分 プレイ時間 40分)
KingsRoad20240413.JPGぴーかんさんリクエストその6「キングスロード」です。「帝国(「古代ローマの新しいゲーム」あるいは「ローマ」より)」のリメイクですが、それぞれのバージョンでルールが違います。「キングスロード」は基本的には「ローマ」に収録されていた「帝国」に近いのですが、決算の順番が異なります。以前は決算の順番は数字の低い順からだったのですが、単純に時計回りに、1、6、4、7、3、5、2、8の順になりました。また1と3が隣接地域として扱われるようになりました。

スタートの1の地域での1点は捨てて次の6と4にコマを置こうと思ったプレイヤーが多かったらしく、佐藤さん以外の3人は4−6−6というビッド! 見事にバッティングしました。自分は1や3の低得点の地域を使って貴族の得点を活用しようと思っていたのですが、あまりうまくいかずに結局最下位。

今回は、2つ大きな間違いをしてしまいました。貴族の得点を貴族を新たに置く前に加算してしまったので、貴族がすぐに得点になりませんでしたが、貴族を置いた後に得点が入るのが正しいです。また、貴族のボーナスは隣接地域だけにしてしまったが、自分の貴族で繋がっていればさらに先の貴族もボーナスになる(つまり最大8点)のが正しいです。ルールの書き方がかなりわかりづらく(ギークでもフォーラムで色々書かれている)、さらに久し振りに遊んだので色々忘れていました。いずれまた仕切り直して遊びたいものです。

結果:ぴーかん 60、とけい 53、佐藤 50、自分 47



ピックアペン 石碑 Pick a Pen: Crypten/Crypts (999ゲームズ版)
(プレイ時間 45分)
PickAPenCrypten20240413.JPGピックアペン2作目の「石碑」はレベル3を初めて遊びました。石碑が6x7と大きいです。1列で3マス連続で同じ色に塗ると3点というのはレベル2と同じですが、このレベル3では2x2で同じ色に塗ると7点になります。これをチグリスユーフラテスに例えて「文明の建物」と「モニュメント」と勝手に呼んでいました。連続手番ができる機会も多くなったので、個人個人でかなり最後は塗ったマス数に差が出ます。

自分はモニュメント5色をすべて完成させ、さらに横列はすべて得点できたのでそのボーナスも得られました。かなりやりがいがあります。レベル1の方が実は難しい気もしますが、楽しいのはこのレベル3だと思います。

結果(レベル3):自分 97、とけい 71、ぴーかん 50、佐藤 37



ドラゴンパレード Dragon Parade (Z-MAN版)
(説明 10分 プレイ時間 20分)
DragonParade20240413.JPG説明書を別のところに置いてきてしまったので、ある程度推測で遊びました。だいたい合っていましたが、最後にドラゴンが到達した場所から両側でそれぞれ一番近いグループが3点で、両側のうちどちらが近いかという距離は関係ありませんでした。このゲームを遊ぶと「メンバーズオンリー」が遊びたくなりますが、こちらの方が予想が立てづらいのでよりパーティーゲーム感があるのかもしれません。
詳細レビュー:https://www.gamers-jp.com/playgame/archives/002067.html#dragonparade
結果:佐藤 18、とけい 17、自分 17、ぴーかん 10



ゴールド ラッシュ Gold Rush (サニーバード版)
(プレイ時間 5分)
GoldRush20240413.JPG最後は手軽な「ゴールドラッシュ」です。序盤から10と6が出てしまいましたが、それにうまくチップを置けたぴーかんさんと自分が勝利。

結果:ぴーかん 16、自分 16、佐藤 14、とけい 7



Results20240413.JPGこれで今月の横浜クニツィア会は終了です。4人だけだったので全てのゲームに参加しました。また今回でシュピールボックスシリーズが終了したので、今後は出版社別、メカニクス別などのテーマ会もときどき開催しようかと思っています。