ゲーム・インデックス

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高井戸ゲーム会 2024.05.05

ビッグ ファイブ Big Five (赤帯2011年版)
(プレイ時間 2ディール25分)
BigFive20240505.JPGクワークルのクニツィア版の「ビッグファイブ」です。俗にクニークルと呼ばれていたことがあります。ビッグファイブとの主な違いは以下の通りです。
1.クワークルは点数制だがビッグファイブは個人のカード24枚を無くせば勝利。
2.カード構成が6x6x3=108枚から5x5x4の100枚になっている。
3.6枚のクワークルの代わりに4枚のスモールフォーと5枚のビッグファイブがある。
4.この手番で配置する列には必ず1枚は既に置かれていたカードがなくてはならない。
5.パスをして手札を山札の一番下に入れられる。
特に4番のルールはクワークルに慣れていると間違いやすいです。

今回は2ディールのみ。カードを多く出せずにジリジリと引き離されて大量失点をしてしまいました。

結果:みつる 6、マルベリー 8、自分 17、けいこ 19



アズール 王妃の庭園 Azul: Queen's Garden
(説明 10分 プレイ時間 各75-115分)
AzulQueensGarden20240505.JPGアズールシリーズの4作目で、アズール+クワークルという趣のゲームです。6色6数値のタイルが3枚ずつけい108枚あります。そして同色で異なる数値か同数値で異なる色を自分の庭園ボードに並べるのが目的です。6枚並べるとボーナスがあります。ここまではほとんどクワークルです。

アズールの皿の代わりになるのがボードに並べられる拡張ボードです。規定枚数の拡張ボードが出るまでは手番ごとに新たに4枚のタイルを乗せた裏向きの拡張ボードが追加されます。そして拡張ボードが空になると裏返して、6ヘックス分の拡張ボードになるのです。このうち1ヘックスにはタイルが印刷されており、タイルと同様のルールで場から取ったり庭園に並べたりします。

手番では場からタイル/拡張ボードを取って自分のプールに並べるか、プールから自分の庭園ボードに並べるかのどちらかです。タイルの取り方もクワークルっぽくて、同色で異なる数値か同数値で異なる色のタイル/拡張ボードを場からすべて取らなければなりません。シンボルが完全一致のタイル/拡張ボードは取れないので、その場合はどちらかを選びます。プールにはタイル12枚、拡張ボード2枚まで置けます。

また、プールのタイル/拡張ボードを庭園ボードに置くときのコストは、そのタイル/拡張ボードの数値に対応しており、支払いもクワークル式なのです(同色で異なる数値か、同数値で異なる色)。つまり数値1ならそのまま置けますが、数値6のタイルを置きたいならばさらに5枚の支払いが必要で、しかも6枚すべてが同色で異なる数値可動数値で異なる色でなければならないのです。これは厳しい!

ハードパスで全員パスをしたらラウンド終了です。ラウンドごとに庭園ボードに並べた特定の色や数値のタイルが点数になります。そして4ラウンド終了後、つまりゲーム終了時には庭園ボードで3つ以上並べた同色や同数値が得点になります。

みんな1や2の低い数値のタイルを取っていく中で、得点が高い6を狙っていきましたが惨敗。どうも昔1回やった時のルールと違うと思って調べたら、場のタイルや拡張ボードを取るときにはひとつの拡張ボードの上からだけというルールでやっていました。通りできついと思いました。

そんなわけで正しいと思われるルールで2戦目を遊びました。高数値のタイルも一気に取りやすくなり、相対的に価値が上がったと思います。自分はまたしても6のタイルを集めていきましたが、惨敗。しかし1戦目よりは少しまともに戦えました。これは低い数字でジョーカータイルを集めていく方が良さそうですね。

各ラウンドでのボーナスはちょっと蛇足感があります。どのカテゴリーも1回しかボーナスにならないので、今後ボーナスが起こるか起こらないかで見ていけば良いのです。ゲーム終了時の点数計算だけで良いのでは、と思います。2戦連敗は悔しいので再戦希望。

結果
1戦目:みつる 116、マルベリー 108、けいこ 95、自分 37
2戦目:みつる 143、マルベリー 123、けいこ 96、自分 54



ハイソサエティ High Society (オスプレイ版)
(説明 5分 プレイ時間 各15-25分)
HighSociety20240505.JPG競りゲームの導入ですが、非常に切れ味のあるゲームです。クニツィアがすごいと思ったきっかけの最初のゲームでもあります。今回使ったのはオスプレイ版の美しいグラフィックのカードです。相場がそのグループによってなんとなく決まっていくのを見ているのは社会実験のようでいつ見ても面白いです。

1戦目はデッキの最後がx2だったので15回も競りをして25分もかかりました。せっかくなのでもう1回と提案し、今度はかなり短時間で終了。ハイソサエティの色々な面を見てもらえて良かったです。やっぱり傑作です。

結果
1戦目:自分 15、マルベリー 13、けいこ 10、みつる 18(脱落)
2戦目:自分 10、マルベリー 7.5、みつる −10、けいこ 12(脱落)



頭脳絶好調/インジーニアス Einfach Genial (ホビージャパン版)
(プレイ時間 50分)
EinfachGenial20240505.JPGインジーニアスの初期の2010年赤箱版です。このときはまだタイルはプラスチックで遊びやすかった時代です。今回は青が全く置かれずに3分の2くらい終わってしまい、誰が青を始めるのか、という状態でした。そこから一気に青が伸びていったのですが、一時はみんな青が2点3点くらいで終わるのかと心配してしまいました。

終盤にリードしていたみつるさんの赤をあらかじめ止めておかなかったことが今回の敗因です。止めておけばおそらくタイブレークで決まるくらいの僅差だったのではないかと思われます。

結果:みつる 13−15−18−18−18−18、自分 12−13−15−18−18−18、マルベリー 9−13−18−18−18−18、けいこ 8−12−14−16−18−18



ラマ カダブラ L.A.M.A. Kadabra
(プレイ時間 各10分)
LAMAKadabra20240505.JPGラマシリーズの最新作です。「ラマ」の拡張「笑うラマ/ラマドラマ」がマジックショウとなってボードが付き、マジックチップや特殊カードが加わりました。カード構成もマジックショウに対応するためか、ラマカードが12枚に増えています。また2つの数字どちらにも使えるカードや、次のプレイヤーにチップを渡せたりカードを取らせたりするカードがあります。その分、ルールが少しだけややこしくなっています。

マジックチップは持っていると手番にパスができるという素晴らしい能力がありますが、最後まで持っているとマイナス10点です。

通常の「ラマ」よりも激しく、短時間でゲームが終わります。2戦遊んで2回とも自分がバーストして終了。「笑うラマ」と同じように5−6人の方が向いていると思われます。

結果
1戦目:みつる 0、けいこ 6、マルベリー 18、自分 46
2戦目:みつる 0、マルベリー 17、けいこ 28、自分 40



波乱と海原 Seas of Strife
(プレイ時間 30分)
SeasOfStrife20240505.JPG「テキサスショウダウン」のリメイクで、リオグランデ版では Seas of Strife という名前で出ています。「テキサスショウダウン」より前は、単にStrifeという名前だったようで、元の名前に戻ったような感じです。

カード構成が独特で、8スートあり、それぞれが0番台から70番台までに対応しています。70番台は71−74の4枚、60番台は61−65の5枚というようになっていて、20番台は21−29の9枚です。数字が大きいほど強いので、各スートで最強のカードは1の位と10の位の合計が11になっています。10番台(11−20の10枚)と0番代(0−10の11枚)は数字がずれており、最強は20と10です。

これら60枚のカードを配って、トリックを取らないようにするのが目的です。マストフォローですが、最も多く出たスートの最も高いカードが勝利します。2スート以上が同枚数ならばそれらの中から最も高いカードが勝ちます。なので終盤で全員が異なるスートだと数字の勝負になるのです。

第1トリックは0番台のスートの0のカードからリードするので、10を持っていたら1失点は確定です。「革命万歳/レボルタアア」のようにスートでの多数決要素が軸なので、5−6人で遊んだ方がより面白いと思われます。

結果:マルベリー 4、けいこ 9、自分 11、みつる 21



シャット ザ ブックス Shut The Books
(プレイ時間 2ディール30分)
ShutTheBooks20240505.JPG世にトリック数を宣言するカードゲームは多いのですが、トリックを取る数字や色を宣言するゲームはこれだけなのではないでしょうか? プレイヤーは何回勝てるかを考えてカードを任意の枚数ビッドします。1枚のカードが1勝をあらわしており、さらにそのカードの色か数字でトリックを勝たなければなりません。このルールを聞いただけでも痺れます。

ゲーム自体はシンプルなマストフォロー、トランプありのゲームです。切り札で勝ったときだけ、リードスートで勝ったとみなしても良いことになっています。時間の都合で2ディールしか遊べなかったのは残念ですが、次回はフルディール遊びたいですね。

結果:みつる 6、けいこ 4、自分 4、マルベリー 0


大井町ゲーム会 2024.05.04

カーネギー Carnegie
(説明 40分 プレイ時間 215分)
Carnegie20240504-1.JPGアンドリュー・カーネギーの精神に則って寄付をしながらアメリカで自分の会社を成長させていくゲームです。アンドリュー・メロンとともにペンシルベニア州ピッツバーグにあるカーネギー・メロン大学の基礎を作った人物でもあります。

バリアブルフェイズ(フェイズ選択)のシステムで、手番はプエルトリコで例えれば5回だけです。もちろん他のプレイヤーの手番でもそのフェイズを全員順に行うので、実質20手番と考えて良いかもしれません。手番には4種類のフェイズ(人事、管理、建設、研究)のいずれかを選びます。選んだフェイズのコマを右に進め、そこに描かれた地域(東部、南部、中西部、西部)も同時に選んでいることになります。これらの情報はあらかじめすべて見えているので、各フェイズは5回選ばれてどのときにどの地域が選ばれるのかもわかるようになっています。

まずは選ばれた地域の決算をします。その地域に送り込んでいた自分のコマが、さまざまな収入(現金やリソースやコマ)をもたらします。その後、手番順に選んだフェイズの建物でアクティブなコマが置いてあるものをすべて実行できます。

Carnegie20240504-2.JPG個人ボードには、あらかじめ印刷された5つの部署以外に、どんどんと部署を拡張して配置できます。そしてそれらの部署は4つのフェイズのどれかに対応しているのです。人事フェイズでは自分のコマを移動させ配置します。管理フェイズでは部署を新たに配置できます。建設フェイズではボード上の都市に自分のディスクを置けます。そして研究フェイズでは、個人ボードの右側の4つの研究を進めたり、4つの地域での研究を進めたりします。個人ボードの研究はボードに差し込む計算尺みたいになっていて、そのためにボードは3層という豪華な作りです。

また、このゲームには寄付というアクションがあり、フェイズを選ぶときに寄付のシンボルが描かれていると手持ちの現金でボードの上に示された寄付ができます。寄付はなんと20種類もあって早い者勝ちですが、N回目の寄付では5Nの寄付金が必要なので大変です。

バリアブルフェイズ(フェイズ選択)ということで興味を持っていたゲームです。「プエルトリコ」で使われたバリアブルフェイズは、その後のゲームではあまり使われておらず、後継の「サンファン」以外は「レースフォーザギャラクシー」のようにフェイズの順番は決まっていて選ばれなかったら単にスキップする、というだけのものでした。しかし、このカーネギーは同じフェイズが2回、3回と連続することもあり、その辺りはかなり面白いと思います。

またプエルトリコ以上に完全情報ゲームで、要素も多いので難解です。ボード上で大都市を繋げると大きなボーナスがあるのですが、経験者のマルベリーさんにソルトレイクシティを奪われ、さらにけいこさんにフェニックスを奪われてサンフランシスコから東部へと繋ぐルートは絶望的になってしまいました。地域の研究も中程度だったので、ボーナスは6点のみ。しかし他でうまくいったのでボーナスで36点を稼いだマルベリーさんと同点1位でした。なおタイブレークはないようです。勝利を分かち合いました。これはまた遊びたいゲームです。

結果:マルベリー 106、自分 106、みつる 96、けいこ 81



それ何キロカロリー? How Many Calories?
(説明 5分 プレイ時間 35分)
HowManyCalories20240504.JPG手軽なメイフォローのトリックテイクです。4スート32枚ですが、数値はスートをまたがった通し番号で1−32まであります。手札は8枚。2枚を左隣りにカード交換してスタート。フォローしなかったカードは数値が5上がります。同数値はリードスートが大きいとみなします。各トリックでは一番大きい数値を出したプレイヤーが一番小さい数値のカードを取り、一番小さい数値を出したプレイヤーが次のリードをします。獲得したカードの合計値が27を超えるとバーストでそのラウンドから抜けます。それ以外のプレイヤーで合計が大きい(同値は数値の大きいカードを取った方)から順位点が付きます。これを4ディール行って総得点を競います。

大きいカードが小さいカードを取るというのは、「ダビテとゴリアテ」の逆みたいですね。バーストの要素は面白いと思いますが、せっかくならば同数値が起こらないように、フォローしなかったらプラス4.5にするなどしてわかりやすくした方が良かったかもしれません。今回は3人だったのででてこないカードが8枚あったのですが、4人だと全てのカードを使うのでだいぶプレイ感覚が違うかもしれません。

結果:マルベリー 10、けいこ 7、自分 3



テラフォーミング マーズ Terraforming Marsヘラス&エリシウム Hellas & Elysiumヴィーナス ネクスト Venus Nextプレリュード Preludeコロニー Colonies
(説明 35分 プレイ時間 250分)
TerraformingMars20240504-1.JPG今日のもう一つの課題、「テラフォーミングマーズ」です。毒を食らわば皿まで(?)ということで
拡張4種入りです。ほぼ全部の拡張セットかもしれません。今回は拡張「ヘラス&エリシウム」からエリシウムのボード、「ヴィーナスネクスト」から金星関連のボードとカード、「プレリュード」から初期のカード、「コロニー」から月、イオ、タイタン、エウロパ、ミランダ、エンケラドゥスという衛星を使いました。

覚悟はしていましたが、やはりすべてユニークカードなので解釈が大変でした。基本的には現金を払って自分の手札のカードをプレイし、相乗効果で少しずつリソースが増えて強力になっていきます。カードによってはリソース変換の役割をするものもあり、特定のシンボルを既にプレイしていなければならないとか、色々な制約があります。

TerrraformingMars20240504-2.JPG火星の地球化(温度を上げる、酸素を増やす、緑化するなど)で貢献度が上がっていきますが、なにしろなかなかゲーム終了条件にはなりません。ようやく4時間後に火星の地球化が終わりました。ふう。木星のカードが強いらしく、それらをうまく使ったけいこさんが僅差で勝利。

遊ぶのは2回目ですが、1回目よりは数段楽しめました。やはりゲームはそのゲームが好きなプレイヤーと遊ぶのが一番楽しいですね。拡張はあってもそこまで難解にはならないので、全部入れても良いかもしれません。

結果:けいこ 85、マルベリー 83、みつる 77、自分 70


土嚢の会 2024.04.29

Lunch20240429.JPG第82回土嚢の会は、祝日ということもあり初の月曜開催。総勢10名が参加しました。途中、草場さんの提案で、「どうぶつドラフツ」というインターナショナルチェッカー/インターナショナルドラフツの6x6盤の大会を行いました。個人的初プレイは「東京ダンガン」、「どうぶつドラフツ」、「たぎる交差」、「我田引水」で、今日遊んだ土嚢(ネスターゲームズ)は「オメガ」です。写真は本日の土嚢ランチ。




東京ダンガン Tokyo Dangan
(説明 10分 プレイ時間 10分)
TokyoDangan20240429.JPGいつかのゲームマーケットで購入してずっと眠っていたゲームです。アブストラクトだと思ったら、割と手軽なファミリーゲームでした。各プレイヤーには東京都区内の5ヶ所の目的地が与えられ、なるべく早くそれらを周るのが目的です。手番は3アクションで、各アクションは手札のタイルを1枚配置するか、タイルを1枚回転させるか除去するか、自分のコマを道路に沿って移動させるか、と言った感じです。道さえ繋がっていればどこまででも進めるので、移動の部分は少し蛇足に感じます。それ以外はちょっとトランスアメリカに似ていますが、トランスアメリカの方がバランスは取れています。

結果:つばさ 5(勝利)、ぴーかん 4、自分 3、中村 2
(スコアは訪ねた目的地数)



大競技場 Circus Maximus (ローマ Rome より)
(説明 15分 プレイ時間 100分)
Circusmaximus20240429.JPG久しぶりに遊びたくなったので、この完全情報レースゲームを持ち込みました。途中まではかなり良い線行っていた(自分の3台が割と満遍なく中位から上位にあった)のですが、ゴール直前のコーナーでかなり失敗したこともあり脱落。トップと最後尾近くと両方あった中村さんが1台ゴールしたあとに後ろをブロックしきれずに堂々1位。結局自分は5位でした。かなり悔しい。

結果:中村 1位、つばさ 2位、ぴーかん 3位、道化師 4位、自分 5位



どうぶつドラフツ International Draughts: 6x6
(プレイ時間 各5−20分)
Draughts6x6-20240429-1.JPG草場さんの提案で、急遽どうぶつドラフツ大会を行うことになりました。「どうぶつドラフツ」とは通常のインターナショナルドラフツ(インターナショナルチェッカーともいう)の10x10を6x6にしたものでルールは同じです。フライングナイトはペガサスのコマになっているのが良いですね(草場さんのアイディアらしい)。今回はこのどうぶつドラフトの初の大会ということになりました。

Draughts6x6-20240429-2.JPGなかよし村形式で、総当たり戦かラウンドロビンにしようという話でしたが、途中で帰らなければならないプレイヤーもいるために、いつもの土嚢の会での大会形式(最低3戦を任意のプレイヤーと自由に対戦し、勝ち越し点を競う、同点なら勝利数)で行いました。インターナショナルドラフツは何度か遊んでいるのですが、このどうぶつドラフツはコマ数が少なくボードも小さく相手のコマとすぐに戦いになるので、通常の10x10や8x8とはかなり勝手が違います。自分は結局9人の相手全員と戦いました。結果は散々で10人中最下位。上位2位は勝ち越し点5とやたらに強かったです。

個人結果:
1戦目:たっくん 勝利、自分* 敗北
2戦目:土井*、自分 引き分け
3戦目:草場* 勝利、自分 敗北
4戦目:タクヤ* 自分 引き分け
5戦目:中村 勝利、自分* 敗北
6戦目:自分* 勝利、つばさ 敗北
7戦目:ぴーかん* 勝利、自分 敗北
8戦目:自分* 勝利、しのだけ 敗北
9戦目:道化師* 勝利、自分 敗北

大会結果:
1位 中村 7勝2敗(5) 優勝
2位 道化師 6勝1敗1分 (5) 準優勝
3位 たっくん 5勝4敗 (1)
4位 しのだけ 4勝4敗 (0)
5位 タクヤ 3勝4敗2分 (−1)
5位 草場 3勝4敗2分 (−1)
7位 つばさ 2勝4敗2分 (−2)
7位 土井 2勝4敗2分 (−2)
7位 ぴーかん 1勝3敗4分 (−2) 最多引き分けで賞
10位 自分 2勝5敗2分 (−3)
(括弧内は勝ち越し点、勝利数マイナス敗北数)



たぎる交差 Boiling Crossing
(説明 10分 プレイ時間 25−30分)
BoilingCrossing20240429.JPG大阪のBGBEJで購入したゲームで、初版は2016年のようです。一種の論理パズルでルールがかなり複雑で最初は戸惑いました。3色3種の模様の棒9本のうち順に1本ずつ配置していきます。それを4手番繰り返すと棒と棒の交点がいくつかできます。各プレイヤーはあらかじめ極秘裏にどの組み合わせの交点がプラスとマイナスになるかを割り当てておき、これを元に対象となる交点数と合計の点数をヒントとして相手に伝えます。この棒の交差とヒントの提示は最大4回繰り返され、相手が自分を当てるよりも早く、相手の点数スキームを当てるのが目的です。

プレイするのは初めてで、最初の数十分はとまどっていましたが、なんとか仕組みが分かりました。ルールの量を交差点の数(3−6カ所)で調整できるのがすごく良いと思います。論理パズルが好きならば楽しめるのではないでしょうか。

結果
1戦目:自分* 勝利、ぴーかん 敗北
2戦目:ぴーかん* 勝利、自分 敗北



我田引水 Gadeninsui
(説明 5分 プレイ時間)
Gadeninsui20240429.JPG2人用のコネクションゲームです。矛盾の内容にタイルを置いていき中央から自分の側の田んぼまで水路をつなげるのです。ただし、水路は中立のものとどちらかのプレイヤーしか使えないものがあり、これがゲームを難しくしています。2人とも全く同じ構成のタイルを山札として持つので、自分しか通れない水路を防御に使うのか相手の邪魔に使うのか、そして相手しか通れない水路をどのように置くかなど、なかなか楽しめます。

ルールがいくつか不明瞭だったのですが、あとで出版元が挙げている動画を見たら解決しました。なので次回はちゃんと正しいルールで遊べそうです。 気になったのは以下の2点です。

タイル配置では置かれたタイルの通路を塞いではいけないのですが、置くタイルの通路は塞いでも良いのか? → 塞いではいけない。つまり通路同士は連結していなければならない。
ボードの端に向かって通路を置けるのか? →置いて良い。

結果:自分 勝利、ぴーかん* 敗北



クッキー チェック Cookie Check
CookieCheck20240429.JPG遊んでいてコンポーネントやルールに既視感があるなあと思っていたら「パステル」のリメイクのようです。箱だったのが円筒のパッケージになり、色合いが変わりました。今回は1回だけ遊んだのですが、、見落としてしまい敗北。

結果:ぴーかん 勝利、自分* 敗北



オメガ Omega
(プレイ時間 35分)
Omega20240429.JPG最後はこの日遊んだ唯一のネスターのゲーム「オメガ」です。初めは2人でやろうとしていたようですが、2人だとボードの半分が自分のコマになるので、理想的なサイズのグループを作るのがかなり難しいです。なのでこのゲームは4人の方が遊びやすいのではないでしょうか?

手番には自分を含めた全員のコマを1つずつ任意のヘックスに配置するだけです。全員が同じ手番数ができないだけの空きヘックスしか残っていなかったら終了です。今回は7x7x7なので127ヘックスあります。4人なので各自が手番を行うには16ヘックス必要なのです、なので残りの空きヘックスが15になったら(つまり各プレイヤー7手番ずつで112ヘックスが埋まったら)終了です。

得点は全ての自分のグループの積なので、理想は大きさが3のグループを多く作ることです。終盤みんなに邪魔されましたが、なんとか勝てました。

結果:自分 672(6.51)、ぴーかん 504(6.22)、しのだけ 352(5.86)、タクヤ 336(5.82)(括弧内は自然対数)



これで4月の土嚢の会は終了です。夕食は初めて行く餃子の店で。