主客

「主客」:「凡そ国民たる者は一人の身にして二箇条の勤(つとめ)あり。その一の勤は、政府の下に立つ一人の民たる所にてこれを論ず、即ち客の積りなり。その二の勤は、国中の人民申合せて一国と名づくる会社を結び、社の法を立てゝこれを施し行うことなり、すなわち主人の積りなり」
(福澤諭吉『学問のすゝめ:第7編』明治7年)

昭和

畠山美由紀さんの
ラジオ番組に
由紀さおりさんが出演していたのを聴く。

昭和歌謡曲の特徴とは?
と訊かれた由紀さんは
「情感」
と答える。

じょうかん【情感】:
そのもの全体に漂う情緒的なもので、
接する人を感動させないではおかないような
しみじみとしたよさ。
(『新明解国語辞典』より)

情感漂う昭和の歌として
由紀さんは次の二曲を挙げる。

水原 弘「黄昏のビギン」
高田恭子「みんな夢の中」

昭和の歌が情感だとすれば、
さしずめ平成の歌の多くが
目指したのは「グルーブ」だろうか。

【グルーブ】:
乗りとか、高揚感とか、そんな感じ(多分)。

ちなみに由紀さんは
最近、情感を感じる歌手として
挙げていたのは
あいみょん
だった。

黄色

朝、
黄色のカバーを付けた
新品で巨大なランドセルを
背負いながら、
前かがみになりつつ
小学校に突き進む
一年生がふたり。

おつかれさん。
明日は、土曜日だよ。

FS

大学では
学生が地域の方々と一緒に
さまざまな地域の課題に立ち向かう
「フィールドスタディ型政策協働プログラム」(通称FS)
というのが数年前から行われている。

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/special-activities/h002.html

初期の頃に少しかかわったことがあったが
昨日、オリエンテーションに何年かぶりに
参加した。オンラインで200名以上の参加が
あり、びっくりした。

なによりびっくりしたのが、地域と大学の
担当者の方々のプログラムについての説明や
熱意など、あらゆる面で洗練進化していたこと。

簡単ではない地域課題ばかりだけれど
小ネタを集めながら、前に進み続けてほしいし、
きっとそうなるだろうと予感される
愉快なオリエンテーションだった。