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今後、標準耐用年数を超過する下水道管路と下水処理場が増加していくなかで、国や自治体には迅速な対応が求められている。強靱な下水道施設の整備を進めるためには、そこで使用する下水道資器材自体にも高い耐久性が求められる。また、硫化水素はもちろん、近年では有機酸や炭酸ガスによっても発生するというコンクリート腐食に対する下水道施設の防食も喫緊の課題だ。
5月号では、下水道資器材の耐久性、防食性能向上に向けた下水道資器材メーカー各社の工夫や現場への導入事例などを紹介する。また、コンクリート防食の課題、対策についても有識者に解説していただく。
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下水資源からのエネルギー創出、水処理技術の改善による GHG 排出量削減など、下水道は時代の求めに応じてその機能を進化・拡張させてきた。維持管理の場面においても、IoTやAI、ロボットなど最先端のテクノロジーを積極的に投入している。 下水道は、来たるべき将来を安全で豊かなものにするための技術を追求する施設であるという認識が、これからのスタンダードになるのかもしれない。そこで6月号では、産、官、学が取り組む下水道の将来を拓く研究の数々と、有識者による持続可能な下水道技術の研究・開発へ向けた珠玉のヒントを紹介する。 |
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