礼拝次第

普段の礼拝は、こういうプログラムで進められています。
礼拝に必要なもの(聖書や讃美歌、「主の祈り」や「使徒信条」など)は
すべて教会に備えてあります。教会には何も持たずにお越しくださって結構です。

また礼拝には、司会者がいて、礼拝をリードしますので、
礼拝中何をするかは、みな司会者が指示してくれます。
もちろん、礼拝の順序を印刷した「週報」も配られます。
礼拝の中で、意志に反して何かを「させられる」ことは全くありません。

2005年2月から、日本長老教会『礼拝指針』に準じて、礼拝次第が少し変更されました(オレンジ色の部分)。
新たに「聖書朗読」が加わり、これまでの「聖書朗読」は「説教」と一つになりました。
また、「主の祈り」は新しく加わった「聖書朗読」のあとにおこなわれます。
あわせて、これまで牧会の祈りのあとにおこなっていた「讃美」はなくなりました。
神さまによりよい礼拝を献げられますよう、礼拝次第のそれぞれの意味をご確認ください。

礼拝の時間は午前10時30分から始まって、たいてい12時前には終わります。
(夕拝もやはり1時間強で終わります。)

*印のところでは、可能な方はご起立いただきます。


1 前  奏 伴奏者が、礼拝の心を整える曲を演奏します。
2 招  詞 人々を礼拝へと招く聖書の言葉が読まれます。神様の民への言葉であったり、詩人の神への訴えであったりする場合が多いようです。
3 讚  栄* 天上での讚栄にならって、三位一体の神様の栄光をたたえる短い曲を会衆全員で賛美します。
4 賛  美* 礼拝を導いてくださる神様の救いのわざを賛美する曲を、会衆全員で歌います。わたしたちの教会では、日本基督教団出版局刊の『讃美歌』の他に、韓国人讃美歌作家の手による讃美歌集(『新しい讃美歌』)を使っています。
5 開会の祈り 司会者が礼拝にあたり、礼拝の上に神様の御目が注がれるようにと、会衆を代表して祈ります。
6 使徒信条 信仰の内容を簡潔に言い表した文を会衆全員で告白します。この信条(The Credo)は、初代教会時代(紀元50年頃)から伝えられているとされるています。告白文は『讃美歌』に載っています。
7 賛  美* 会衆全員で父なる神様を賛美します。
8 詩篇交読 旧約聖書の中で、神様を讃える詩を集めたものである「詩篇」に一篇を、司会者と会衆が一節ずつ交互に読みあいます。み言葉が、司会者からの呼びかけと、会衆の応答で呼び交わされる、たいへん美しいプログラムです。
9 牧会の祈り 牧師または長老が、教会と神様をとりなす祈りを献げます。神様が創られた全地万物のことから、教会の中のさまざまの求めまで、つぶさに神様に告げ、罪の許しと、神様のみ手のお支えを祈ります。
10 賛  美 会衆全員で子なる神様を賛美します。
11 聖書朗読 司会者がその日の聖書の箇所を朗読します。テキストは半章程度です。会衆は、聖書を「読む」のではなく、神さまが御霊によって、御言葉を通して語りかけるその語りかけを聞くのだ、という思いで耳を傾けます。
12 主の祈り 御言葉の語りかけに答える意味で、主イエス・キリストが教えられた祈りを、会衆全員で祈ります。私たちの教会では、「新改訳」(聖書刊行会訳)の言葉で祈っています。(祈りの言葉は「週報」に載っています。)
13 献身献金 神様の救いのわざを信じる信仰と、救いにこたえるために歩むという決意の告白を表すため、私たちの全存在の代表として献金をします。あくまで自由献金ですので、このような意図を理解しご用意のある方のみお献げくだされば結構です。
14 感謝の祈り 献金献身の信仰を確認し、御心に従ってあゆむ決意を表すことが出来たことを、司会者が、神様への祈りのうちに感謝します。
15 説  教 牧師(または説教者)が、その日のテキスト(説教の基礎となる聖書の箇所)を朗読し、聖書の言葉をわかりやすく解説して、聖書の伝える神様の御心を会衆に説き明かします。
(16 聖 餐 式) 毎月一回、第一日曜日には、礼拝中聖餐式がおこなわれます。聖餐式は、救い主イエス・キリストが十字架にかけられる前の晩に、弟子たちとの食事の席(いわゆる「最後の晩餐」)で、代々守るようにと教えられたものです。パンとぶどう酒(ぶどうジュース)で、イエスが忍ばれた十字架の苦難を思い、やがてそのイエスと神の御国で食する栄光の時を信仰のうちに経験します。キリスト教会で洗礼を受けた方はどなたでもご参加ください。洗礼を受けられていない方は、式をご覧になって、信仰の姿をご理解ください。
17 頌  栄* 『讃美歌』または『新しい讃美歌』の中から、神様の全能の栄光を讃える曲を会衆全員で賛美します。
18 祝  祷* 牧師が、三位一体の神様の祝福が会衆にあるようにと祈ります。
19 後  奏* 会衆一人ひとりが、受けた祝福を心静かに確認するため、伴奏者が、短い曲を演奏します。
20 報  告 その週の教会行事や消息などが報告されます。

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