NEWS速報

機能性表示 在り方検討会、来週にも 小林製薬紅麹問題を受け 5月末目途にとりまとめ(2024.4.11)

 消費者庁は11日、小林製薬の紅麹原材料を含む機能性表示食品において健康被害が生じている問題を受けて、今後の機能性表示食品制度の在り方を協議する検討会を開催すると発表した。来週中に第1回の検討会を開くよう、検討会を構成する各委員との日程調整を進めている。同日開いた定例会見で、新井ゆたか消費者庁長官は、「できるだけ多くの方からヒアリングするため、週1、2回のペースで検討会を開きたい」考えで、事業者、消費者団体からも意見を収集する。会合での意見を踏まえ、5月末を目途に同制度の在り方の方向性をとりまとめる方針。


詳細はこちら

サプリメント支出、3%減 全体は12カ月連続減 2月家計調査(2024.4.8)

 総務省統計局が、8日付で公表した2024年の家計調査報告2月分(2人以上の世帯)で、健康食品・飲料やサプリメントなどが含まれる「健康保持用摂取品」の1世帯当たりの支出額は、前年同月比実質3.0%減となった。サプリなど健康保持用摂取品の支出額は、1世帯当たり1000円。


詳細はこちら

独自の植物性乳酸菌が筋肉細胞に作用 大阪ソーダが九大と 細胞試験で確認(2024.4.4)

 大阪ソーダ(大阪市西区)は、独自開発の健康食品、化粧品原材料「植物性乳酸菌OS‐1010」について、ミトコンドリア活性を向上させることや、腸管細胞から分泌されるエクソソームを介して筋肉細胞に作用することを細胞試験で確認したと発表した。九州大学大学院農学研究院の片倉喜範教授の研究チームとの共同研究成果。同社が3月28日発表した。


詳細はこちら

ゼリア新薬 デンマークでサプリ展開(2024.4.1)

 ゼリア新薬工業(東京都中央区)の子会社で、デンマークでコンドロチン硫酸ナトリウムを販売展開するZPD社(エスビアウ市)は、栄養補助食品を販売展開するEHP社(デンマーク、ヴァイレ市)と共同出資したジョイントベンチャー企業「Join Health社」を通じて、コンドロチン硫酸配合の栄養補助食品の販売を始めたと発表した。ゼリア新薬が3月26日発表した。


詳細はこちら

小林製薬の紅麹問題、余波広がる 入院症例数26名に拡大 サプリメントへの採用はどこまで(2024.3.25)

 小林製薬(大阪市中央区)が販売する紅麹を配合したサプリメントを摂取し、腎疾患など健康被害を引きこした問題で、22日時点の入院症例数6人から、新たに20人の入院症例数が追加されたことが25日わかった。紅麹原材料をめぐっては、自社サプリメントへの配合以外にも企業向けに原材料を販売し、サプリメントや飲料など一般食品に使用されている。ただ、同社から販売した先からも同原材料が卸されているケースもあり、同原材料を配合するサプリメント、一般食品の市場での流通数は見えていない。


詳細はこちら

帝人、プロバイオ事業を強化 膣内フローラケアの新原材料投入(2024.3.21)

 帝人(大阪市北区)がプロバイオティクス素材事業を拡大させる。膣内フローラをケアする新たな原材料の市場提案を27日から始める。同社ではすでに膣内環境改善を訴求できる機能性表示食品対応原材料「UREX(ユーレックス)」を手掛けているが、新原材料は一般健康食品として採用につなげていく考えだ。


詳細はこちら

アップサイクル、独自抽出技術で 大倉工業 ヘルスケア事業を本格化(2024.3.4)

 包装用フィルム製造販売などを本業とする大倉工業(香川県丸亀市)が、ヘルスケア領域での事業を本格化させている。独自開発の機能性表示食品対応原材料のオリーブ葉エキスの販売とともに、独自の抽出技術を活用した受託事業の2軸でヘルスケア事業を伸ばしていく考えだ。


詳細はこちら

CBD関連4団体が共同声明を発表 業界の健全な発展を期し 議連の後押しで統一ルール策定へ(2024.2.26)

 カンナビジオールの活用を考える議員連盟(CBD議連)の総会で22日、CBDに関連する4団体が「健全なカンナビジオール(CBD)製品の発展に向けた共同声明」を発表し、厚生労働省と山口俊一議連会長に提出した。また、当日は厚労省から改正した大麻規制法の施行時期について、「今年中頃を予定」している見通しも発表された。

詳細はこちら

納豆菌の新原材料を上市 帝人目黒研 加熱殺菌体で使いやすく(2024.2.19)

 帝人のグループ会社でプロバイオティクス原材料を製造販売する帝人目黒研究所(大阪市中央区)は、短鎖脂肪酸の産生促進の機能を持つ納豆菌の加熱殺菌体「モルビオ納豆菌」を開発した。3月1日から市場投入する。既存原材料の生菌の納豆菌BN株を基に開発したもので、サプリメントはじめ、一般食品などへの採用につなげていく。


詳細はこちら

ヘルスケア事業 大幅に増収 新日本製薬 24年9月期第1Q
(2024.2.8)

 化粧品、健康食品通販の新日本製薬(福岡市中央区)は6日、2024年9月期第1四半期の連結業績を発表した。売上高は対前年比7.4%増の99億4100万円、営業利益は39.0%増の11億6700万円の増収増益だった。主力の化粧品の伸長とともに、青汁などヘルスケア事業が大幅に伸びた。


詳細はこちら


ページトップ