通勤時間が長いことで起こるデメリットとは

転職などの際に、通勤時間を重視して職場を選ぶ基準にすることがあります。それは、通勤時間を短くしたい場合に多くとる行動です。通勤時間が長いというだけで、人にはストレスになりうるということです。通勤時間が長いということは、出社時間が同じでも、家を出る時間が周囲よりかなり早くなることが予想されます。逆算すると早く起きなくてはならず、帰りも同じだけ通勤時間をかけるので、就寝の時間も遅くなるということです。

家事などをこなしていたら、自分がゆっくりする時間を取ることが難しく、時間を作れば自然と睡眠時間が短くなります。睡眠時間が短いと、成長ホルモンが出にくくなりホルモンバランスが崩れやすいです。ホルモンバランスが崩れると、脂肪が燃えにくくなり太りやすくなります。メンタル的にもネガティブになりやすいので、幸福度が下がります。また、車通勤でも電車通勤でも徒歩でも、事故の危険性がある時間帯が多いので、事故や怪我のリスクも増えます。周囲に気を配りながら神経を使って長い時間通勤しなくてはならないのは、かなりのストレスになり、そのストレスを発散する時間もないため、疲労がたまる可能性が高くなります。

通勤方法にもよりますが、長い通勤時間を有効に使えるように工夫するといいでしょう。運動不足を解消するために自転車通勤にしてみたり、電車通勤であれば勉強や読書の時間にしてみたり、家で自分の時間を取れない分、一定の通勤時間を利用して、自分の趣味に費やしてみましょう。それでも通勤がつらいという人は、家から近い職場もしくは社宅制度を設けている企業への転職を考えるのも一つの手です。