被爆地広島 地元紙の原爆平和記事
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ヒロシマの空白 未完の裁き <4> 原爆被害者の会
24年4月25日 連載・特集米に怒り 提訴「全面賛成」 被爆8年後の1953年3月。大阪の弁護士の岡本尚一さんは原爆被害への損害賠償請求訴訟の構想を伝えるため広島市を訪れた。市内では前の年に「原爆被害者の会」が結成され、会員約300人を擁していた。 世論高められる 岡本さんから説明を聞いたのは、同会事務局の川手健さん(60年に29歳で死去)たち。原爆投下を国際法違反と訴え、その賠償を米国...
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24年4月25日 ニュース
故永井博士の家族愛描く 大学生ら20人 稽古に汗 27・28日 雲南で創作市民劇
長崎で被爆し、放射線医療などに尽力した故永井隆博士の一生を描いた創作市民演劇「永井隆物語」が27、28日、雲南市木次町のチェリヴァホールである。新型コロナウイ...
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24年4月25日
社説・コラム
天風録 『民主主義の合言葉』
アジア人初のノーベル賞を1913年に受けた3年後、インドの詩人タゴールは初めて日本の土を踏む。倉敷市生まれの詩人、薄田泣菫(すすきだきゅうきん)の随筆にある。...
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24年4月25日
社説・コラム
[歩く 聞く 考える] ヒロシマ平和メディアセンター長 金崎由美 映画「オッペンハイマー」と原作者 負の歴史 直視する機会に
9年ほど前、原爆開発を巡る米国外交史の研究者、マーティン・シャーウィン氏の取材で首都ワシントンの自宅を訪ねた。「私の授業に参加しては」と提案され、勤務先のジョ...
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24年4月25日
連載・特集
緑地帯 平野薫 ものの声③
ベルリンの暮らしの中で、歴史という大きな話の中にも、ひとりひとりの話があることに気づいた私は、旧東ベルリンに住む家族を探して作品をつくることにした。 ...
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24年4月25日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第2部 防衛拠点整備案 <3> 新部隊
陸海垣根越え機動輸送 日鉄跡地の活用 可能性も 青い制服の海上自衛官約20人に交ざって、緑の迷彩服の3人が赤と白の手旗を振る。江田島市の海自第...
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24年4月25日 ニュース
宿泊税導入「課題ある」 広島市長 滞在型推進の最中
広島県が導入を検討している「宿泊税」を巡り、広島市の松井一実市長は24日の記者会見で「慎重に見極める課題がある」との認識を示した。市が夜間を含む滞在型観光を推...
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故永井博士の家族愛描く 大学生ら20人 稽古に汗 27・28日 雲南で創作市民劇
24年4月25日 ニュース長崎で被爆し、放射線医療などに尽力した故永井隆博士の一生を描いた創作市民演劇「永井隆物語」が27、28日、雲南市木次町のチェリヴァホールである。新型コロナウイルスの影響で無観客上演となった2021年4月の公演以来、初めての観客を招いた舞台となる。(上田光) 放射線の研究による影響で白血病を患った永井博士。2人の幼子を残して先立たなければならない後悔や、家族の幸せを願う思いが、博士の著...
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24年4月25日
ニュース
宿泊税導入「課題ある」 広島市長 滞在型推進の最中
広島県が導入を検討している「宿泊税」を巡り、広島市の松井一実市長は24日の記者会見で「慎重に見極める課題がある」との認識を示した。市が夜間を含む滞在型観光を推...
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24年4月25日
ニュース
原爆資料館の入館者数確定 23年度198万1782人
原爆資料館(広島市中区)を運営する広島平和文化センターは24日、過去最多となった2023年度の入館者数が198万1782人で確定したと発表した。1日に示してい...
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24年4月25日
ニュース
騒音最多「重く受け止め」 岩国市長 戦闘機飛来「必要」と説明
岩国市の福田良彦市長は24日の記者会見で、米軍岩国基地周辺で2023年度に騒音を測定した回数が滑走路の沖合移設後の10年度以降で最多となったことについて「重く...
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24年4月25日
ニュース
国際賢人会議第4回会合 来月21・22日 横浜で開催
外務省は24日、国内外の有識者が「核兵器のない世界」の実現に向け議論する国際賢人会議の第4回会合を5月21、22日に横浜市で開くと発表した。核兵器保有国と非保...
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24年4月24日 ニュース
被爆体験証言者 最少32人 10年で12人減 平均年齢86.5歳 92歳才木さんら新たに
広島市の「被爆体験証言者」として本年度活動する被爆者は32人で、過去10年で最少となった。昨年度に2人が亡くなり、1人が高齢を理由に退いた。平均年齢は86・5...
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24年4月24日 ニュース
米軍岩国基地「フレンドシップデー」 来月4日から車両禁止
岩国署は5月4日午後8時から5日午後6時半まで、岩国市の米軍岩国基地周辺を車両通行禁止にする。5日の基地開放イベント「フレンドシップデー」で周辺の渋滞や路上駐...
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ヒロシマの空白 未完の裁き <4> 原爆被害者の会
24年4月25日 連載・特集米に怒り 提訴「全面賛成」 被爆8年後の1953年3月。大阪の弁護士の岡本尚一さんは原爆被害への損害賠償請求訴訟の構想を伝えるため広島市を訪れた。市内では前の年に「原爆被害者の会」が結成され、会員約300人を擁していた。 世論高められる 岡本さんから説明を聞いたのは、同会事務局の川手健さん(60年に29歳で死去)たち。原爆投下を国際法違反と訴え、その賠償を米国...
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24年4月25日
連載・特集
緑地帯 平野薫 ものの声③
ベルリンの暮らしの中で、歴史という大きな話の中にも、ひとりひとりの話があることに気づいた私は、旧東ベルリンに住む家族を探して作品をつくることにした。 ...
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24年4月25日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第2部 防衛拠点整備案 <3> 新部隊
陸海垣根越え機動輸送 日鉄跡地の活用 可能性も 青い制服の海上自衛官約20人に交ざって、緑の迷彩服の3人が赤と白の手旗を振る。江田島市の海自第...
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24年4月24日 連載・特集
ヒロシマの空白 未完の裁き <3> 原爆民訴或問
「投下は違法」米提訴唱え 極東国際軍事裁判(東京裁判)の判決から5年後の1953年。大阪の事務所に戻っていた弁護士の岡本尚一さんは「原爆民訴或問(みんそ...
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24年4月24日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第2部 防衛拠点整備案 <2> 機能
装備の整備・製造を想定 部隊活動拠点や港湾も 終始落ち着いた様子だった。3月中旬に呉市議会で開かれた議会協議会(全員協議会)。濃紺のスーツに同...
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24年4月24日
連載・特集
緑地帯 平野薫 ものの声②
高校卒業後、私は美術を勉強するために広島の大学に進学した。学生生活を終えて、関東での数年間を経て、2009年からの6年間を、ドイツのベルリンで過ごした。 ...
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24年4月23日 連載・特集
海自呉地方隊創設70年 第2部 防衛拠点整備案 <1> 防衛力強化
政策変化 各分野に予算 呉基地との関連性は不明 7月に創設70年となる海上自衛隊呉地方隊を取り巻く環境が、大きく変わる可能性が出ている。防衛省が3...
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『この人』 一般社団法人「核兵器をなくす日本キャンペーン」専従職員になった 浅野英男(あさのひでお)さん
24年4月25日 社説・コラム勤務先は、遅くとも2030年までの日本政府による核兵器禁止条約への加盟を目標にする今月発足の新法人。たった一人の専従者で、シンポジウムの準備や国会議員への働きかけの調整などを担う。「政治や社会を変えるムーブメントを起こしたい」と意気込む。 新法人のモデルは、ノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))だ。その日本版とも言える活動に打ち込むきっかけは、東京都...
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24年4月25日
社説・コラム
天風録 『民主主義の合言葉』
アジア人初のノーベル賞を1913年に受けた3年後、インドの詩人タゴールは初めて日本の土を踏む。倉敷市生まれの詩人、薄田泣菫(すすきだきゅうきん)の随筆にある。...
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24年4月25日
社説・コラム
[歩く 聞く 考える] ヒロシマ平和メディアセンター長 金崎由美 映画「オッペンハイマー」と原作者 負の歴史 直視する機会に
9年ほど前、原爆開発を巡る米国外交史の研究者、マーティン・シャーウィン氏の取材で首都ワシントンの自宅を訪ねた。「私の授業に参加しては」と提案され、勤務先のジョ...
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24年4月24日
社説・コラム
天風録 『勝者総取り』
目の前の人とじゃんけんをする。負けたら勝者の後ろに回り、その肩に両手を置いて、付いていく。先頭がじゃんけんをするたび、列は延びる。最後は1匹の長いムカデのよう...
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24年4月24日 社説・コラム
[ひと まち] 被爆証言 英語指導で支え
原爆ドーム(広島市中区)近くの英会話教室に米国人の「ムサシ」がいる。風貌が似ていると言われた日本の剣豪の名前を自らのニックネームにする講師のリーバイ・バーノン...
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24年4月23日
社説・コラム
社説 海自哨戒ヘリ墜落 訓練の安全策 再確認せよ
海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が20日深夜、伊豆諸島の鳥島東方海域に墜落した。潜水艦探知の夜間訓練中に起きた事故で墜落は2機がほぼ同時と見られている。 ...
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24年4月20日 社説・コラム
『今を読む』 広島被爆者団体連絡会議事務局長 田中聰司(たなかさとし) 原爆投下の謝罪
戦争も核もなくす出発点に カトリック系の国際平和団体の巡礼団が3月中旬、広島、長崎を訪れ、原爆投下について被爆者と市民に謝罪を表明した。折しも、広島...
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証言 記憶を受け継ぐ
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ジュニアライター発信
中国新聞ジュニアライターの中高生
[ジュニアライターがゆく] 原爆と平和大通り <上>
広島市中区の平和大通り一帯などで5月3~5日、2024ひろしまフラワーフェスティバル(FF)が開かれます。平和大通りは、幅の広さから別名「100メートル道路」。戦時中、空襲(くうしゅう)による延焼(えんしょう)を防ぐため建物を壊(こわ)し、空き地や道路をつくった「建物疎開(たてものそかい)」の名残(なごり)でもあります。この作業に出ていた多くの子どもたちが、原爆の犠牲(ぎせい)となりました。中国
記事一覧動画で平和発信
UNRWAが支援するスープキッチン(炊き出し)が数千人を支えている(ハンユニス、1月24日)
(英文字幕の和訳)避難民モハメド「私たちは若いボランティアです。人々は食べる物飲む物が必要です。その必要量は支援機関がハンユニスで用意できる規模を超えています。私はガザ市から逃れてきました。避難から2日後、何人かの若者の間で、食に関する活動ができると考えました。最初は鍋4つから始めました。今日は40~50個の鍋でハンユニスの避難民約7万人分を賄います。7万から8万の避難民の食事を用意します。設備...
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