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2024.4.16(火)

英語の発音を楽しく学べる一冊

『音声認識で学べる英語発音学習帳』(中條純子著)を刊行しました。
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1228-8.htm
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英語学習者を対象とした発音の自律学習教材。スマートフォンやPCを用い自動音声認識を練習の中核として活用することで、学習者自身がいつでも手軽に気兼ねなくそして瞬時に自分の発した発音のフィードバックを得ることができる。この教材で扱う音声学的要素は、日本人母語話者が練習することによって通用性が格段に上がるものに絞った。さらに、単調で機械的になりがちな発音練習を楽しみながら無理なく続けられるよう、リズムベースの活動で構成。★音源・動画はネットで提供。
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本書は、著者の先生が選んだ23の英語の音を、子音から母音の順番で学んでいきます。15日設定でひととおり学べるようになっていますが、自分のペースで進めていただけると思います。授業でご採用いただく場合は、半期で使用していただくのがよいかもしれません。

この学習帳の発音練習では、スマホやパソコンなどの「音声認識」を使った活動を中心に行います。具体的には「Google翻訳」や「Siri」を使用します。
わたしも本書の編集中になんどかスマホにむかって単語を発音してみましたが、「Rabbit」が「Davit」で認識されたり、siri に話しかけて困らせたりしていました。わかりやすい説明や図で調音方法を学び、モデル動画や音声を参考に次の練習に進んでいきます。早口言葉やチャンツで、リズムにのって英語の発音を学ぶのは楽しいですね。著者オリジナルのチャンツも本書の魅力です。

音声認識を使った発音練習の良いところは、いつでも練習できて、何度も練習しても相手にあまり気を遣う必要がないところでしょうか。ひとりでも着実に練習を積み重ねていけます。自分の発音のどこが間違っているか(本書の言葉でいうと「セルフモニター力」)がついてくれば、ここを直せば伝わるようになるというのが瞬時に分析できるようになります。

本書の魅力のひとつは、キャラクター、オカメインコのハッピーです。単調になりがちな発音練習を楽しく学んでほしいという著者の願いから、キャラクターが登場します。イラストは本書のブックデザインを担当してくださった村上真里奈さんが描いてくださいました。つどつど、はげましてくれていますので、癒やし効果もあるかと思います。オカメインコ好きの読者にもおすすめの一冊です。




音声はダウンロードとYouTubeポッドキャストでも用意しております。
動画はYouTubeポッドキャストで用意しています。

どうぞよろしくお願い申しあげます。



2024.4.3(火)

改訂した書籍のご紹介

4月になりました。
新年度・新学期がはじまり、「まだかまだか」と待ちわびていた桜も開花しました。
すっきりとした晴れが続かず、雨が多いのも春らしいといえば春らしい陽気です。

さて、3月4月と新刊をたくさん刊行しましたが、改訂や新版となったものがいくつかありますのでご紹介いたします。

まずは・・・
『失敗から学ぶ大学生のレポート作成法 第2版』(978-4-8234-1247-9)
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1247-9.htm
2019年に刊行し、好評をいただいている書籍を改訂。「大学初年次を対象としたレポート作成法の定番テキストが、生成AI についてのコラムやパラグラフ・ライティングの書き方など、情報をアップデートしてリニューアル」しました。
上記リンクよりご覧いただける書籍詳細ページに【旧版からの主な変更点】を掲載しています。

つづいて・・・
『新 ネット時代の中国語』(978-4-8234-1246-2)
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1246-2.htm
2021年に刊行した『ネット時代の中国語』をリニューアルしました。「生活がオンライン化・デジタル化され、スマホ決済の普及などネット時代の言語生活に対応し、現代中国の情報化社会で生活するために必要な表現をふんだんに取りいれた中国語教科書」です。

最後に、
『ワークショップデザインにおける熟達と実践者の育成 第2版』(978-4-8234-1236-3)
https://www.hituzi.co.jp/hituzibooks/ISBN978-4-8234-1236-3.htm
2015年刊行の書籍を改訂。「第2版では高齢者に対するワークショップ実践者育成のアクションリサーチを事例研究として追加」しました。「何がきっかけで熟達するのか、ベテランと初心者の活動デザインの比較など、実践者に指針を与える先駆的研究書」です。

ぜひ、ご覧いただければと思います。





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