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HsbtDiary


2024/04/11 (木) [長年日記]

RubyConf AU 2024 Day 1

RubyConf AU 2024 の1日目がスタート、会場は宿泊しているホテルと同じというとても便利なやつだったので、朝食を食べて一息ついたら、すぐにレジストレーションの時間だった。

レジストレーションを終えた人はコーヒーを片手にめっちゃ談話している中だったけど、発表のためにステージに行ってスライドの表示とマイクテストなどをしていた。Apple Silicon の macOS にしてから、外部接続などでトラブルことがほぼなくなって便利。

会場はホテルのホールと言う感じの場所で、ホールの人数としては200人くらいでほぼほぼ満席という状態だった。ありがたいことに、1日目の1番手という出番だった。

発表資料と壇上から見たいつもの風景はこんな感じ。右の方に matthewd が座っていて、自分が話す細かすぎる Ruby や RubyGems の不便なところ、という話でいい感じにうなずきアクションをしてくれていたので、ほぼほぼ matthewd を見ながら話していた。ありがたい。

発表がどれくらい伝わったのかはわからないけど、終わった後にいくつかポジティブな反応をもらったので良かったとする。次は RubyKaigi 2024 に向けて頑張ろう。

RubyConf AU はソフトトーク半分、テックトーク半分という感じで、チームビルディングの勘所とかそういう話はサラッと流しつつではあったけど、壇上にクマが出てきたりしたところは面白かった。

テックトーク枠としては JRuby の headius が登壇していた。Taiwan の時は体調不良で発表をキャンセルという状態だったので、心配していたけどこの日の発表は JRuby のすごいところ、をひたすら紹介するといういつものやつで安心した。発表の中で、ライブラリの共通化を僕と一緒に進めることができていると触れてもらったりしてちょっとだけ自慢力が上がった。

夕食はフードコートでタコス

1日目が終わって、この日のパーティーは港から出発して船に乗って対岸のバーでやるというものらしく、「これは途中で帰ってこれないやつやな...」ということで参加はキャンセルして、近くで持ち帰りの何かを買ってくることにした。

適当にブラブラ歩いたら、持ち帰りや軽い外食をする人向けのフードコートエリアがあったので、適当に眺めてタコスにした。これで、1600円だけどしょうがない。お疲れ様でした。


2024/04/10 (水) [長年日記]

翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて を見た

シドニーへのフライト中に仮眠のあとに到着するまでの時間で見た。1作目もひどかった(褒めてる)のだけど、今作も関西における滋賀のいち付というか、あるあるネタはこういうものなんだ、というのがとてもひどかった。滋賀に住んでいる人は怒っていいと思う(褒めてる)

しかし、大阪の片岡愛之助の役がとてもよくて、途中に出てくる舞や顔芸を見るためだけにもこの映画を見てもいいだろうな、とは思った。


https://www.amazon.co.jp/dp/B0CX525GZ4

シドニー空港からホテルにチェックイン

シドニーに到着して入国手続を進めていったものの、途中にある入国用の申告マシンは半分くらいが故障していて、到着した客が「なんでうごかんの?」というのを繰り返しているし、並んで別のマシン手続きをして先に進んだら同じマシンが大量に設置されていて、別に並ぶ必要ないじゃん...となったり、最終的にパスポートと申告チケットをいれるゲートでまた並んだりとやれやれ、って感じだった。

シドニー、地下鉄はクレジットカードのタッチ決済に対応していて、前回来たときに買った Suica 的なデポジットカードは不要で、iPhone に入れている Apple Pay のクレカでバンバン乗ることができて便利だった。日本もこういう感じになるとたしかに海外ゲストはもちろんのこと、日本人にとっても便利なので良いと思う。

結局、ホテルについたのは 8:00 くらいで入口どこ?と付近をウロウロあるいてやっと見つけたところにチェックインカウンターらしきところに、チェックインできるか話したらただの荷物カウンターで「ここじゃないよ」と微妙な感じで案内されてお互いに苦笑いしていた。

チェックインしてみたら、何故か 15:00 の予定が 8:00 すぐに部屋に入ることができたので、あれこれ荷物をすべておいて休憩。この日はチェックインの前に貴重品などを持ち歩いて時間を消化する予定だったので、予定外ではあるけど安心する方向に変更されたので良かった。あー、つかれた。

ニューサウスウェールズ州立美術館へ

少しだけ休憩してから 10:00 に開館するニューサウスウェールズ州立美術館を目指して移動開始。すこしだけ早く到着してしまったので、向かいにあるカフェで朝食ついでにドーナツとコーヒーを飲んだ。

物価、ざっと見た感じでもだいぶ高いのだけど、コーヒーは 500 円くらいで普通なものの、サンドイッチなどは 1500 円とかで「あー、US で見るやつだ」となったり。コーヒーを淹れるカップがとてもかわいい。

シドニー、鳥があちこちをブラブラと歩いていて良かった。この鳥は Ruby Conf AU のロゴにもなっている鳥で人気者っぽい。ただ、カフェで隣の席の食べ物をつっついたりして、なかなか暴れん坊だった。

ニューサウスウェールズの美術館は2回目なんだけど、この時はシドニー・ビエンナーレも開催されていて、現代アートと近世の絵画があちこちに並んでいてなんか良かった。

絵の展示はエリアとしては少ない方で、現代アートの方が展示スペースとしては多かった気がする。

ビエンナーレの展示、平日だからなのかよくわからないけど中学生くらいの団体がめちゃくちゃ多くて、その中をくぐりながら見ていた。ニューサウスウェールズ州立美術館は企画展以外は入場無料ということもあって、教育上もいいのだろうなあ。

ニューサウスウェールズ州立美術館の新館へ

前回に来たときにはなかった北館こと新館をはしごして見ることにした。ここでは企画展でルイーズ・ブルジョワをやっていたけど、この日は見に行くという踏ん切りがつかなかったので一旦保留。

北館はオーストラリアのネイティブであるアボリジニなどにルーツを持つ人々のアートと、いくつか企画に沿った展示がなされていた。

この部屋、アートにスパイスを使っているようでだいぶカレーな感じだった。ここで一回一休みして、スマホをいじっていたら、CodeEurope 2024 に参加するためのフライトが何故か JAL のアプリから消えていて「は?」となってしまったので、一旦ホテルにミュージアムショップで買ったものを置きに行くついでに戻ることにした。

ホテルに戻ってポーランドのフライトの再設定

で、ホテルに戻ってから、JAL のサイトから e チケットの登録を試したら予約は復活したものの、指定したはずの座席などがすべてクリアされている & 再度、各種申請をすると画面が白いまま止まるという状態だったので JAL に skype から太平洋エリアの海外窓口に電話して調べてもらうことにした。

結論としては、原因不明で 4/9 の夜にキャンセルされたということで、電話経由でこちらがこうしてほしいという要望はすべて伝えて設定はしてもらえた。これ、設定されたのは良いけど、キャンセルされた原因がわからないと、今後困るなあ。

なんとなく Finnair との組み合わせで、そっちで eチケットを登録した結果、JAL のがキャンセルされたとかその辺じゃないかなとは思うけど、あくまでも予想。うーん。

オーストラリア現代美術館へ

予約の方はリカバリできたので、気を取り直して当初行く予定だったオーストラリア現代美術館へ向かった。途中の公園で、何やら大声で政治的主張をしている人がいたりして、現地の人共々やや距離を作って目的地に移動。

MCA ではニューサウスウェールズ州立美術館同様にシドニー・ビエンナーレの一部を展示していて、まあまあ見ごたえがあった。

ただ、州立美術館の方が新館も含めて展示スペースが広がって、近代から現代のアート、企画展から原住民をルーツにもつアートなどまで幅広くカバーするようになってしまうと、この現代美術館では?という感じでやや棲み分けは大変そうだなって印象にはなった。

ざーっと見て一段落したので、ランチに何を食べようかとロビーで探した結果、来る前に軽く調べていたワニ肉のハンバーガーを食べようとオペラハウスとは反対側の港に向かうことにした。

ワニ肉バーガーを食べた

MCA から 20 分くらいシドニーの町並みを眺めて歩いていくうちに、ダウンタウン的なエリアから東南アジアの店が多いエリアについて、さらに抜けた先にあるワニ肉のハンバーガーを提供するレストランについた。

ワニ肉のハンバーガー、2600円でグルメバーガーとしては「お、おう」という値段なので許容範囲ギリギリの値段だった。味はつなぎが弱い鶏肉かな、って味わいでまあまあ美味しかった。

ホテルに戻って買い物して1日目終わり

だいたい歩き回ったので、ホテルに戻って荷物をおいてから、近くにあるショッピングモールのクイーン ヴィクトリア ビルディングと地元のスーパーに行って、お土産やら夜ご飯代わりになるようなものをあれこれ買ってきた。

外食の値段は「おう...」となる値段が多いけど、スーパーに関してはまあこんなもんかな、という感じだったので普通に暮らす分には良いのかもしれない。


2024/04/09 (火) [長年日記]

Ruby office hour

今日は最初から Matz やいつものメンバーがいていろんな話題で話していた。

  • def foo bar = nil などで def foo(bar = nil) と書く?
    • 書きますね
  • RubyKaigi まで 1 か月前ですね
    • 発表スライドの提出がそろそろかなー
  • ガバメントクラウドと地方行政のシステム
  • https://github.com/rubyatscale/ というのがあるんですね
    • railsatscale は shopify だった
    • Gusto(米国の smartHR かな)が運営しているようです
  • https://bugs.ruby-lang.org/issues/14927
    • require に複数のファイルを渡して一気にロードできる仕組み
    • Matz: 提案次第かな
  • Packwerk ができることと namespace
    • Packwerk は Ruby に何か細工をするわけじゃなくて、定数参照を設定した間をまたいでできないようにする仕組み
    • zeitwerk もなんか難しいことやってるよね
  • Ruby を使っている意外なプロジェクト
    • homebrew とか fastlane
      • homebrew は github からパッケージ配信してるんですね

最後の homebrew みたいに広く使われているアプリケーションで Ruby なやつって他にありますか、と聞いてみたら metasploit とか fastlane とか出てきて色々勉強になった。この辺を開発している中心メンバーに Ruby への要望があるなら聞いてみたい。

RubyConf AU 2024 に参加するためにシドニーへ

4/11 からスタートする RubyConf AU 2024 に参加するために 4/9-10 にかけて羽田からシドニーに向かって移動を始めた。とりあえずラウンジでいつも通り、夕食をたべてから後は夜頑張って、次の日の早朝 6 時に現地についてホテルのチェックインまで頑張るって予定。

とりあえずシドニーはカフェ天国なので、朝の 7:00 くらいから空いてる店も多く、朝食を食べつつ Ruby をいじってるか、本を読むか、って感じで過ごせるかなあ。