NECビッグローブは、ボタンをクリックするだけでアプリや動画といったコンテンツに“投げ銭”できるサービス「ポチ」を3月31日に始める。1日から、参加を希望するコンテンツの募集を始めた。
Webサイトやアプリなどに「ポチボタン」を設置してもらい、ユーザーがそのボタンをクリックすると、ビッグローブが提供する決済手段を使って、手軽にコンテンツの対価を支払えるようにする。支払う金額は100円以上1万円以下の範囲で、100円単位で自由に設定可能だ。
「参考になったブログにお礼がしたい」「無料アプリの制作者に役立っていることを伝えたい」といったニーズに応える狙い。コンテンツの制作者にとっては、銀行口座や連絡先、本名などの個人情報を公開せずに対価を受け取れるメリットがある。
ポチのサイトには、ポチボタンを設置しているコンテンツごとのファンページが作成され、同じコンテンツに“ポチ”した人を一覧できる。自分が“ポチ”したことをTwitterに投稿する機能もある。
ポチボタンを設けるコンテンツは当初約30。今秋にはポチのサイトからコンテンツを登録できる仕組みを公開し、本格的に展開。2012年3月末までに5000コンテンツ、利用者10万人を目指す。
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