耳鼻咽喉科
診療部長:小島博己
診療スタッフ | 診療フロア | |
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診療部長 | 小島 博己 | |
診療副部長 | 鴻 信義 | |
診療医長 | 山本 裕、近澤 仁志、 福田 智美、浅香 大也、 濱 孝憲、山本 和央、 森 恵莉 |
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医師数 | 常勤34名、非常勤14名 |
診療内容・専門分野
年間の全入院患者数(平成27年度)は22,327名。全手術件数(平成27年度)は4,278件、1日の平均外来患者数は199人です。手術の内訳は悪性腫瘍を除く中耳手術535件を含む耳科領域手術564件、内視鏡下副鼻腔手術1,165件。口腔・咽頭手術343件、喉頭・気管手術183件、頸部・唾液腺109件、再建を含む悪性腫瘍手術97件となっております。
中耳疾患
鼻、副鼻腔疾患
頭頸部腫瘍
難聴
眩暈症
メニエール病など眩暈の発作の多くはストレスに起因しています。
諸検査により正確な診断をつけるとともに生活指導を充分に行うことをこころがけています。
睡眠時無呼吸
喉頭疾患、音声障害
耳管機能障害
特色
日本で最初に本大学において耳鼻咽喉科が1892年(明治25年)に開設された最も歴史の長い教室です。当教室で開発した鼻副鼻腔疾患における内視鏡下鼻内手術を全国の医師に講習する研修会、中耳疾患に対する聴力改善手術を中心とした耳の手術を講習する研修会をそれぞれ3日間ずつ毎年開催し、全国から参加する耳鼻咽喉科医に慈恵の手術を習得してもらい、各医療機関に普及させるなど、医療の質の向上に貢献しております。
耳鼻咽喉科、頭頸部外科のすべての領域に対して、専門のスタッフが常勤し、内視鏡、最新の顕微鏡、レーザー、ナビゲーション装置など先端の医療機器を駆使し高度の医療を提供する体制となっています。また耳鼻咽喉科専用の手術室を有し、毎日4-7件の手術が各領域の専門のスタッフにより施行されています。術後も早期の退院のための工夫により入院期間の短縮がなされています。ちなみに年間の手術件数は約1,600件です。
特殊検査・先進医療
- 真珠腫性中耳炎の病因・治療についての研究、各種中耳疾患に対する聴力改善手技の開発
- 滲出性中耳炎の成因と治療に関する研究、中耳腔や耳管の生理的機能の研究
- 慢性副鼻腔炎とくに難治性副鼻腔炎の病態の解明、各種副鼻腔疾患・下垂体疾患および頭蓋底の疾患に対する内視鏡下鼻内手術手技の開発
- 鼻アレルギーのワクチン療法や疫学的な研究
- 動揺病の機序と治療に関する研究
- 音声・嚥下障害に対する改善手技の開発
- 睡眠時無呼吸症候群の病態と治療の研究
- 頭頸部腫瘍に対する低侵襲手術手技の開発や遺伝子治療の研究
外来担当医表
初診の時点で検査を施行あるいは予約し、結果の判定は紹介時に指定されました医師や判定の医師、あるいは各疾患の専門外来で行い、治療方針を決定しております。
初診担当医が毎日おりますので、初診は月から土曜日のどの曜日でも結構です(原則として午前中)。初診に際しては、できるだけ紹介状をお持ち下さい。なお判定、再診や専門外来は予約制になっております。