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JSTnews最新号

JSTnewsは、国立研究開発法人科学技術振興機構(略称JST)の広報誌です。

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2024年4月号

特集
昆虫-大腸菌実験共生進化系を確立 生命現象と進化の謎の解明目指す
AI技術が変える家事・育児・介護 日英共同研究で無償労働の未来探る

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P.03特集 1― 昆虫-大腸菌実験共生進化系を確立 生命現象と進化の謎の解明目指す

昆虫-大腸菌実験共生進化系を確立 生命現象と進化の謎の解明目指す

生物の共生関係は、宿主の生存や進化に関わる重要な機能を担っており、その解明は医療や健康をはじめとする幅広い分野への貢献が期待されている。産業技術総合研究所生物プロセス研究部門の深津武馬首席研究員は、独自に開発したカメムシと大腸菌による「昆虫-大腸菌実験共生進化系」を駆使して、共生進化機構の総合的かつ多角的な理解、さらには昆虫から哺乳類に至る腸内共生機構の多様性および共通性の解明を目指している。

P.03-07をPDFで読む(PDF:1.6 MB)

P.08特集 2― AI技術が変える家事・育児・介護 日英共同研究で無償労働の未来探る

AI技術が変える家事・育児・介護 日英共同研究で無償労働の未来探る

人工知能(AI)などの技術の進展により、将来的に人々の働き方が大きく変わると予想されている。では、家事や育児、介護など、従来は女性が担うことの多かった家庭内の無償労働の未来は、それらの技術によってどのように変わるのだろうか。女性の就業や家族制度を専門とするお茶の水女子大学基幹研究院の永瀬伸子教授は、英オックスフォード大学と共同で、テクノロジーが無償労働の未来と、人々の働き方を変容させる可能性についての調査研究を行っている。

P.08-11をPDFで読む(PDF:1.8 MB)

P.12新事業紹介― 戦略的創造研究推進事業ALCA-Nextが発足 基礎研究から革新的技術シーズの創出へ

新事業紹介

JSTは、日本の将来の産業成長と2050年カーボンニュートラルを達成するために「戦略的創造研究推進事業ALCA-Next」を開始した。ALCA-Nextは「革新的GX技術創出事業(GteX)」と連携して研究開発を進める。2事業の全体統括を務める魚崎浩平プログラムディレクターとALCA-Nextの各領域のプログラムオフィサーのメッセージとともに、今後の方針や展望を紹介する。

P.12-13をPDFで読む(PDF:1.2 MB)

P.14NEWS & TOPICS

NEWS&TOPICS
研究成果
信号処理技術で地震動を精密評価
研究成果
人工生体膜上に細胞骨格を形成
研究成果
膵臓がんを血中酵素活性異常で早期発見
研究成果
水分・塩分過剰摂取を抑制する制御メカニズムの解明

P.14-15をPDFで読む(PDF:1.1 MB)

P.16さきがける科学人― 生物学×化学で気孔の開閉メカニズムを解明 異分野の融合が引き出す植物のポテンシャル

材料の電磁場や電荷を原子レベルで観察 電子顕微鏡で新たな「目」を作り出す

名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所
特任講師

相原 悠介

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ISSN 1349-6085

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